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別冊☆大阪百科☆ニュース6
1017
:
名無しさん
:2015/02/08(日) 04:18:09 ID:0BThCWB20
救急相談 119番を抑制
2015年02月03日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20150203-OYTNT50009.html
◇安心センター 利用府民「役立った」86%
府民を対象に、急な病気やけがに関する相談を受け付ける「救急安心センターおおさか」について、大阪市は、利用経験のある府民への意識調査を初めて行った。8割以上が「役に立った」と回答。「センターがなければ119番していた」という人は3割超おり、救急要請の抑制につながっている実態も明らかになった。ただ、取り組みが十分浸透しているとは言い難く、センターは周知に努めている。(清永慶宏)
同センターには救急隊OBや看護師、医師らが24時間体制で常駐。急なけがや病気などの電話相談に対応しており、症状を聞き取った上で救急出動につなげたり、休日・夜間に診療可能な救急病院を紹介したりしている。
2009年10月、大阪市内を対象に事業を開始。10年末からは府内全域に拡大しており、調査は同市が昨年9月、相談経験のある府民500人にインターネットで行い、86・6%の人が「役に立った」とした。
相談内容(複数回答)別では、「診察してくれる救急病院を教えてほしい」(59%)が最も多く、「病院へ行くか、様子を見るべきか、迷っているので教えてほしい」(47%)、「救急車を呼ぶべきか迷っている」(25%)と続いた。
仮にセンターがなかった場合の対応については、36%の人が「救急車を呼んだ」と回答した。
ただ、相談後の対応(複数回答)に関しては、「教えられた病院に自分で行った」が62%、「家で様子を見た」が28%となっており、相談者の症状などから、救急要請は必要ないと判断されたケースも少なくなかった。センターによると、13年の着信24万7488件のうち、救急車の出動につながったのは3616件(1・5%)にとどまったという。
相談者にとっては、緊急を要するケースも多いが、電話がつながるまでの時間は「30秒未満」が約6割を占め、相談員の対応はおおむね好評だった。
事務局を務める市消防局は「救急車を呼ぶべきかどうか、まずセンターに確認してくれる人が増えてきたようだ。調査結果を分析し、利便性をさらに高めたい」としている。
センターの電話番号は、#7119、または06・6582・7119。
◇知名度アップが課題
同様の事業を実施しているのは、東京や奈良など一部にとどまり、「#7119」の知名度アップは府内での課題となっている。
アンケートの中で、センターの存在を知ったきっかけについて尋ねたところ、「市区町村や区役所などの広報紙」(53%)が最も多く、「ポスターやパンフレットを通じて」(29%)と続いたが、多くの府民に知られているとは言い難い。
市消防局は「認知度はまだ十分ではない。もっと多くの人にセンターの役割を知ってもらい、いざという時には、迷わず相談してほしい」としている。市消防局では、防災訓練や救命講習会などの際に「#7119」を紹介するなどで、知名度アップを図っているという。
2015年02月03日
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