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一極集中について語るスレ3

361名無しさん:2010/04/11(日) 21:53:17
国際戦略港湾に名乗り上げた「京浜港」は見劣り感、提案の具体化急ぐ
2010年4月11日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1004110004/

 「京浜港」が、試練の時を迎えている。東アジアのハブ(拠点)港として国が集中整備する「国際コンテナ戦略港湾」に名乗りを上げたが、検討委員会で「提案内容に具体策が示されていない」など手厳しい指摘を浴びた。ライバルに比べて精彩を欠いた「東の横綱」は、攻勢に転じるため態勢固めを急いでいる。

 国土交通省が今月2日に開いた有識者による検討委員会。京浜港を代表する立場で運営計画を説明した林文子横浜市長は険しい表情となった。終了後、記者団に「厳しくご意見いただいた。検証したい」と話すのが精いっぱい。「京浜港は九分九厘、選ばれるだろう」(横浜港関係者)との甘い期待は打ち砕かれた。

■裏付け不十分

 コスト低減策として打ち出したコンテナターミナル改革。しかし横浜港埠頭(ふとう)公社を民営化させ東京港埠頭株式会社と統合させる時期が、国の目標である2015年に間に合わない。15年に神戸、大阪港の両公社を統合すると明言した「阪神港」と比べ、見劣り感は明白だった。

 京浜港だけでなく東京湾全体を一体経営する将来像も盛り込んだが、検討委員からは「では(京浜3港の)連携によるメリットは何なのか」という根本的な質問も出たという。

 国交省は、国際競争力を強めるための具体策を選定基準の一つに掲げている。

 京浜港は首都圏の経済規模を生かし、15年のコンテナ取扱高を08年の1・5倍に当たる約1千万本(うち北米航路分約260万本)にする数値目標を表明。青森県の八戸港との連携による内航海運強化策を提案したものの、川崎市のある幹部は「裏付けとなる具体的な施策を十分に盛り込めなかった」と明かす。

■生き残り懸け

 応募したのは京浜港のほか3港湾。選に漏れれば国の予算が重点投下されなくなるため、どこも懸命だ。

 「阪神港」は規制緩和や減税が享受できる戦略港湾総合特区を創設する策を提案した。「伊勢湾」はコンテナターミナルの自動化や、福井県の敦賀港と連携し日本海側の荷物を集める戦略を披露。「北部九州港湾」は韓国や中国に近い好立地をアピールした。

 修正した事業計画の再提出期限は5月7日。国交省は「連携での応募は“仲良しクラブ”ではあってはならない」(港湾経済課)とくぎを刺しており、提案の具体性や各港の役割分担の明確化を求めている。横浜市の金井良樹港湾局長は「提案の具体化を含め、京浜3港で連携して事業内容を充実させたい」としている。

 ◆国際コンテナ戦略港湾 国際的な競争力を持つ東アジアのハブ港を育成するため、国が予算を重点的に投下して整備を進める。前原誠司国交相が2009年10月に方針を打ち出した。京浜港(東京港・川崎港・横浜港)のほか、伊勢湾(名古屋港・四日市港)、阪神港(大阪港・神戸港)、北部九州港湾(博多港・北九州港)が応募しており、6月中に1、2カ所に絞り込む。


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