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大阪スポーツ関連スレ part2

1000名無しさん:2010/07/28(水) 19:44:09
本日も熱戦、ベスト8出そろう 目立つ公立勢の活躍

http://mytown.asahi.com/areanews/osaka/OSK201007270212.html

 高校野球大阪大会第15日の27日は、3球場で5回戦8試合があり、ベスト8が出そろった。交野、桜塚、箕面東、桜宮の公立4校は、すべて3点以上の差をつけて勝利。大体大浪商、近大付は逆転勝ちし、履正社、金光大阪は無失点で快勝した。準々決勝4試合は29日に2球場である。

■闘志貫いた元エース 門真なみはや・岩佐選手 

(金光大阪10―0門真なみはや 5回コールド)

 この日の万博球場は第1試合で桜宮、第2試合では交野が勝利。次々と公立勢が8強に名乗りをあげた。

 早々に球場入りし、様子を見ていた門真なみはやの右翼手、岩佐優人(3年)は闘志を燃やしていた。

 「オレらも負けへんで」

 実力校の金光大阪は1回から次々と出塁してきた。2回1死二塁のピンチ。岩佐は右翼への打球を捕ると、本塁へ矢のような球を投げた。捕手の中川翔太(同)がそれを受けて、本塁へ駆け込んだ二塁走者をアウトにした。その後2死満塁となり、また右翼に打たれた。しかし、岩佐の返球で今度も二塁走者が本塁上でアウト。好プレーにスタンドがわいた。

 府立の門真と門真南が2001年に統合してできた門真なみはや。同年にできた野球部にとって初めての5回戦進出。「8強まで進んで、『なみはや旋風』を起こそう」と部員らで話し合ってきた。

 岩佐は遠投115メートルで、その強肩は「岩佐レーザービーム」と呼ばれてチームメイトからも頼りにされている。普段通りの得意なプレーを見せ、みんなに「お前ら、ちょっと固くなってるでえ」とメッセージを送ったつもりだった。

 1年秋から昨秋まで背番号「1」のエースだった。秋の府大会にひじの痛みが悪化。2回戦で敗退した。「チームに迷惑をかけてしまった。もう限界です」。監督の光永幸之助(47)に謝った。以来、エースナンバーを池脇昂利(2年)に譲って外野を守り、時にリリーフする役割を与えられていた。

 8点差がつき、光永は4回、先発の池脇に代わり、岩佐をマウンドへ送った。「オレが抑える」。二塁打を浴びたが、0点にしのいだ。一方的な試合展開でも、放っておくつもりはない。

 すると、直後の5回にチャンスが来た。先頭の岩佐から連続四球。「絶対打ってやる」と次打者の池脇が、快音を響かせた。痛烈な当たりだ。しかし、相手の二塁手のグラブにすっとボールが吸い込まれた。塁を飛び出た岩佐らが連係プレーで次々とアウトにされた。三重殺で一気に好機を失った。

 5回裏、あと2点でコールドだが、相手は容赦なかった。岩佐は先頭打者を空振り三振にしたものの、四球の後、暴投で進塁を許し、味方の失策と2安打……。

 「リリーフの役割を果たせなかった」。試合後、岩佐は3年生の部員と一緒にトンボを持って球場のグラウンド整備をした。土をなぞり、マウンドに近づいた。こんな悔しいことは一生忘れない。でもそんな気持ちも本気でやってきたからだ。「野球、ほんとうにありがとう」=敬称略(宮崎勇作)


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