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食の都、大阪
120
:
よっさん
:2008/07/26(土) 18:38:57
日経ネット関西版より
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001001.html
<データ読解>はまち“西高東低”――回転ずしのネタ
2008/07/14配信
ガソリン価格の高騰で車での遠出にはブレーキ。家族そろっての外食という楽しみもちょっぴり減っているようだが、そんな中でも消費者の支持を集めて健闘しているのが回転ずしだ。関西を地盤に全国で「無添くら寿司」を展開するくらコーポレーションに売れ筋のすしネタの東西ランキングを聞いてみた。
東(関東圏)の横綱は「ビントロ」で西(関西圏)は「はまち」――。5月の販売皿数でみた東西の人気ナンバーワンだ。はまちは関東圏では7位にとどまったが、ビントロは関西でも3位に入っている。
「80種類以上あるネタのなかでのトップテン。1位と7位でも売れ行きの差はそれほど大きくない」(くらコーポ)というものの、改めて関東の消費者のマグロ好き、関西のはまち好きが浮き彫りになった。
関西ではベストテンの圏外だが、関東では人気が高く上位に顔を出しているのが「味付いくら」や「つぶ貝」だ。「関西に比べて関東は一目で高級感が実感できるネタが好き」(同)なようだ。ある回転ずしチェーンは「産地の名前を強調したネタや地物ネタなど説明書きの多いネタに飛びつくのは関東の消費者」と打ち明ける。
こうした食に対する志向を反映してか、ミツカングループ本社が今年1月に主婦を対象に実施した調査では、回転ずし1人当たりの出費額は関西圏が1265円。これに対して首都圏では1515円と250円も高いという結果が出た。
一方で魚介類を巡る環境は大きく変わっている。世界的に魚食ブームが拡大する一方、水産資源の枯渇懸念が広がっている。値段が上がったりコンベヤーから姿を消したりするネタが出てくると、消費者の好みとは別の要因でランキングが様変わりする可能性もありそうだ。
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