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スレッドを立てるまでもない質問・雑談レス part29

247会津にこらんしょ@会津:2021/01/10(日) 17:02:31 ID:l3Gi6loI0
人工呼吸器、暗に断念迫られ コロナで死亡の高齢男性


リハビリのため大阪府内の病院に入院中だった80代の父親を、新型コロナウイルス感染により今月16日に亡くした兵庫県阪神地域の50代女性が30日、神戸新聞社の取材に応じた。重症者病床が逼迫(ひっぱく)する中、女性は人工呼吸器を父親に使うかどうか病院側から7回も問われた。「年齢もお高い」と暗に断念を迫られたことも。「私が『要らない』と言えば父は死ぬ。元気だった父がコロナになり、人工呼吸器を使うことはそんなに悪いのか」と声を震わせた。(霍見真一郎)

 人工呼吸器の使用確認が初めてあったのは翌11月21日。転院に際した意向確認との趣旨だった。本人も周囲も強く使用を希望した。


 府内の中等症以下に対応する病院に移ると、転院先の医師から再び呼吸器の確認があった。父も女性も使用を望んでいるのに、その後も病院側から何度も確認され、「(父親が)不使用を承諾した」と迫る医師も。病状は徐々に悪化し、女性も追い詰められた。「『ほかの人に譲れ』と言われているようで、電話が怖くなった。でも電話を取らないと、お父さんが死んじゃうことになる」



 12月1日、女性が「『もう使わなくてもいい』と言ってしまうかも」と漏らすと、未成年の娘が「おじいちゃんとやりたいことがある。

振り袖姿を見せたいし一緒にお酒も飲みたい」と猛反対した。


その日、病院の協力で、携帯電話の画面越しに病室の父と話した。酸素マスクを着けており聞き取れたのは「世話になった」という言葉。女性は言葉が出ず、「お父さん、お父さん」と呼び続けた。


同日、重症者用の病院に再び転院した後ようやく人工呼吸器が装着された。


亡くなったのは12月16日。

未明の電話で病院に駆け付け、やせ細った父の姿をガラス越しに見た。

「お父さん来たよ、ここにいるよ」


退院してもいいはずだった日は、命日となった。

www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202012/sp/0013976178.shtml

youtu.be/UfBo4SftF2o


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