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メキシコ・中米・カリブニュース
メキシコ・中米・カリブニュースの11です
メキシコ中銀が25bpの利上げ、インフレ高進に対応
[メキシコ市 30日 ロイター] - メキシコ中央銀行は30日の政策決定会合で、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ4.75%とした。利上げは予想通りで、3会合連続。ただ決定は4対1で、全会一致ではなかった。
ロイターが実施した調査では、アナリスト22人全員が4.75%への利上げを予想していた。
中銀は声明で「物価押し上げにつながっている衝撃は一過性のものと見られるものの、その種類、規模、影響の範囲を踏まえると、価格形成とインフレ期待に対するリスクになる可能性がある」とし、こうしたリスクを回避するために利上げが必要と判断したと説明した。
メキシコの9月前半の消費者物価の前年比での上昇率は5.87%。中銀目標(3%の上下1ポイント)を大きく上回っている。
中銀は第4・四半期の物価見通しについて、総合インフレ率は6.2%、コアインフレ率は5.3%とし、それぞれ5.7%と5.0%から上方修正した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/284aea262f1a29f3ea1ff560731fec705c91d9fe
悪臭漂う世界有数のビーチリゾート、カリブ海で「海藻」が爆発的増加
メキシコのビーチリゾートでは、観光客がタオルの置き場所を見つけるのに悪戦苦闘している。というのも、海岸に悪臭を放つ海藻があふれかえっているからだ。砂浜に漂着する海藻の量は増える一方だという。
メキシコのキンタナ・ロー州沿岸やカリブ海一帯で、2011年以降、サルガッサムという海藻が爆発的に増加。なぜ海藻が増え続けているのか―。専門家は、気候変動が影響しているとみている。
海藻の調査を行うロドリゲス博士
「パーフェクト・ストームの状態だ。
サルガッサムがいる場所には栄養分があり、海水が温かく、それが海藻の繁殖を助けた。
サルガッサムの繁殖は非常に速く、20日間で生物量を倍増させることができるため、どんどん成長し、繁殖していく」
それにつれて悪臭も強くなっている。海岸に漂着すると黒く変色し、観光客の気分が悪くなるほど。下水のような強烈な悪臭を放つ。その臭いが虫をひきつけ、かつてターコイズブルーだった海は、病的な茶色に変わった。
地元では浄化作戦を開始。観光地カンクンやトゥルムがあるキンタナ・ロー州では、メキシコ海軍が動員され、海藻3万7000トン以上を除去した。海藻の爆発的な増加と除去に伴う、環境への影響はまだわかっていない。
転んでもただでは起きない地元のビジネスマンたちは、海藻を家畜の餌や燃料、建築資材などに利用できないか研究している。さらにカンクンの高級ホテルでは、「海藻カクテル」まで登場した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/971561f15e43100a2d2f89f2920e1bea6bac5258
ハバナのビーチ再開 ただしマスク着用で キューバ
【ハバナAFP時事】新型コロナウイルスの感染拡大で閉鎖されていたキューバの首都ハバナのビーチやプールの利用が29日、約9カ月ぶりに再開された。
当局が国営メディアを通じて発表した。当面は利用人数を定員の半分とし、遊泳時を除いてマスク着用が義務付けられる。
このほか、ジョギングや釣り、憩いの場として地元民に親しまれている海岸沿いの「マレコン通り」も再開された。キューバでは先週、飲食店の営業が全15県のうち8県で再開されるなど、規制緩和が進んでいる。「過去8カ月間で感染者数が継続的に減少し、ワクチン接種が進んだため」(国営メディア)で、公式データではハバナの人口の7割以上がワクチン接種を受けている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f417984be7bffe6030685c5e70eadaa7ef58e111
アングル:エルサルのビットコイン「実験」、国内の格差映し出す
[サンサルバドル/ボゴタ(エルサルバドル) 30日 トムソン・ロイター財団] - エルサルバドルの首都・サンサルバドル。ベルティラ・ガルシアさん(65)は40年も前からこの街の一角に露店を構え、菓子を売ってきた。国は9月、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを法定通貨にしたが、ガルシアさんは現金以外で代金を受け取ったことはないし、今後もそのつもりは一切ない。
エルサルバドルの動きは、世界初の画期的な政策対応だった。だが、多くの一般市民は自分の生活にどう降りかかってくるのか、理解しあぐねている。
「さっぱり分からない」と語るガルシアさん。9月7日に新法が施行されて以来、客からビットコインで支払いたいと言われたことはないという。
スマートフォンを持っていないガルシアさんは、政府が導入した電子財布「CHIVO(チボ)」をダウンロードすることが、そもそもできない。
先端技術に通じたブケレ大統領(40)は20日にツイートで、これまでに約640万人の国民の4分の1がチボを使い始めたことを明らかにした。
ブケレ氏は、ビットコインの法定通貨化によって国民は送金手数料を年間約4億ドル節約できると説明する。しかし、専門家はデータ保護やビットコイン相場の急変動などの点に懸念があると指摘。特に高齢者が、置き去りにされる恐れがあると分析している。
太平洋に面した海岸沿いの地域では、約3年前から観光客のほか、レストランやホテルの若いオーナーがビットコインを使っている。サーフィンの街、エル・ゾンテは「ビットコイン・ビーチ」として知られ、「ビットコイン受け付けます」のデジタル表示が見られる。
その他の地域でも、政府が設置したビットコイン自動支払い機の前に長い列ができている所がある。ただ、中には、チボに登録した人に給付される30ドル相当のビットコインを現金化するためだけに並ぶ人々もいるようだ。
<実験台>
ブケレ大統領は、ビットコインの採用によって米ドルへの依存が減り、銀行口座を持っていない人々も金融サービスにアクセスしやすくなって、経済の発展につながると訴えてきた。
だが、高齢者や農村部市民の間で、チボを普及させるのは難しいかもしれない。農村部は自動支払い機やインターネットアクセスが少ない上、現金文化が根付いている。
世界銀行によると、エルサルバドル国民の半分はインターネットにつながっていない。
最貧困層やスマホを持たない人々、デジタルに疎い人々が、ビットコインに飛びつくのも難しい。
ウォータールー大学(カナダ)のジャンポール・ラム准教授は、エルサルバドルのビットコイン法定通貨化を「他国が見守る小さな室内実験」になぞらえる。
ブケレ氏は、出稼ぎのために外国に住む国民からの送金手数料が節約できる利点も強調している。世銀によると、主に米国からのこうした送金は昨年、エルサルバドルの国内総生産(GDP)の25%余りに上った。
北東部モラサン県の農村部に住むイスラエル・マルケスさん(53)は、米国に住む兄弟や友人から年に数回、100ドルの送金があるが、ビットコインを試すのは気が進まない。
「チボをダウンロードして(給付金の)30ドルだけ使い、あとはチボをお払い箱にするという人々もいるが、自分はそれさえしたくない」という。
セントラル・アメリカン大学が今年8月に1281人を対象にした調査では、エルサルバドル国民の間でビットコインへの不信感が強いことが示された。10人中9人はビットコインを明確に理解していないと答え、8人は利用に際して「信用できない」、もしくは「ほとんど信用できない」とした。
9月15日には「ビットコインにノーを」の横断幕を掲げた街頭デモも実施され、自動支払機に火が点けられる騒ぎとなった。
<合点がいかない>
小規模なコーヒー農園を営むマルケスさんが、最も心配するのはビットコインの乱高下ぶりだ。「どうしてあんなに値上がりするのか。合点がいかない」──。
米国の汚職監視組織、グローバル・ファイナンシャル・インテグリティのジュリア・ヤンスラ氏は、先端技術に詳しいエルサルバドル国民でさえ「事実上、一夜にして」ビットコインが法定通貨に採用されたことには、疑念を抱いて当然だと言う。
拙速に採用したため、政府は規制の枠組みを整える時間がなく、チボに登録する際に個人が入力したデータを保護する仕組みも間に合わなかったはずだとヤンスラ氏は指摘。「この情報はどのように保管され、だれがアクセスすることができ、何に使われ得るのか」と疑問を呈した。
人々がどのくらいビットコインを日常使いするようになるかは、究極的にはビットコインの変動率が縮小するかどうか次第であり、エルサルバドル政府には手の打ちようがない、との指摘もある。
(Anna-Catherine Brigida記者、Anastasia Moloney記者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4296ad87ab359f959a90c75dcdc16ea7c5378214
リゾートの島炎上 ホンジュラス
【テグシガルパAFP時事】中米ホンジュラス北部沖にあるリゾート地グアナハ島で2日、大規模な火災が発生し、400人が避難した。
火災の原因は分かっていない。海岸沿いの住宅群から未明に出火し、瞬く間に燃え広がった。
警察や軍も出動して消火に努め、昼になって記者会見した当局は「もう大丈夫だ」と強調。「90戸が焼け落ち、120戸が何らかの被害を受け、火災の直接的な被害者だけで2500人に上る」と被害状況を説明した。島の人口6000人の大半が観光関係者。教会や学校が臨時の避難所となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dbf6f7bdcabba2b76ffd88937caadb2e93eccf5
キューバ代表の若手野球選手11人、メキシコで失踪 集団亡命か
ハバナ(CNN) キューバ代表の野球選手11人がメキシコで失踪したとして3日、同国の国営メディアが非難した。同国史上最大級の集団亡命と思われる
キューバ代表チームの若手選手11人は、9月から始まった23歳以下のチームのトーナメント大会中に姿を消した。残る選手は4日に帰国を予定している。
スポーツ・体育・レクリエーション庁(INDER)は声明を発表し、失踪した選手たちの「道徳心と倫理感の弱さ」を非難した。
キューバ当局者はさらに、米国の規制のせいで、キューバ人選手が米大リーグでプレーするために亡命を強いられていると非難している。
キューバでは通常、政府に対する忠誠心が強いとみなされた選手のみが選ばれて海外に遠征できる。亡命を防ぐため、遠征には政府関係者が同行して選手たちを監視する。
キューバは新型コロナウイルスで経済的に大きな打撃を受けている。訪れる観光客は激減し、国際便が制限されて国民の多くは出国できない状態にある。
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35177520.html
米・メキシコ麻薬対策で連携、初の安保対話開催
米メキシコ両政府は8日、メキシコ市で初の「ハイレベル安全保障対話」を開催し、メキシコから米国に流入する麻薬や国境を越えて活動する犯罪組織などに連携して対処するとの共同声明を発表した。
ブリンケン米国務長官は対話の冒頭、麻薬や犯罪組織について「国家の安保問題だ」と危機感を示し、対策が急務だと訴えた。メキシコ側からはエブラルド外相らが参加した。
両国政府は、米当局が昨年10月に麻薬取引に関与した疑いでメキシコの前国防相を一時拘束したことで冷却化した関係の改善を進めている。安保対話もその一環とみられる。
共同声明などによると、両国はメキシコで相次ぐ麻薬組織の抗争、犯罪の原因となっている格差や汚職、薬物依存などへの対策でも協力し、米国からメキシコに密輸されている銃の問題に取り組むことでも一致した。(共同)
https://www.sankei.com/article/20211009-C7R5HNCISZJBPEK6X7ZXPDOIWQ/
逃走劇の末…“麻薬”モーターボートを海軍が拿捕
モーターボートの逃走劇の末、2トン以上の薬物が押収されました。
メキシコ海軍のヘリコプターが追うその先にあるのは、水しぶきをあげながら猛スピードで進む1隻のモーターボートです。
逃げ切ろうとするも、追ってきた海軍の船に追い付かれます。
ロイター通信によりますと、メキシコ海軍は7日にバハ・カリフォルニア州沖で航行していたモーターボートから2.4トンの覚醒剤や7キロの大麻などを押収しました。
海軍は5人を乗せた不審な動きをするモーターボートを発見し、ヘリコプター2機、複数の船舶で取り押さえることに成功しました。
薬物の他にも3600リットルものガソリンが押収されたということです。
テレビ朝日
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca6efb69d56ef4e73f8327978a3d068f2ba584c4
メキシコ当局密航者を発見 トレーラー6台に652人
シウダー・ビクトリア、メキシコ、10月11日(AP)― メキシコ当局は10月7日夜、同国北東部タマウリパス州の検問所で、トレーラー6台に乗った652人の中南米出身の密航者を発見し、4人の密輸斡旋業者を逮捕した。
米国への密航者が見つかったのは、同州の中部のシウダー・ビクトリアと、ヌエボ・レオン州モンテレイを結ぶ国道に設置された軍の検問所で、そのまま国道を北上すれば、テキサス州ラレドに着く。
密航者の大半はグアテマラ人で、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグアやベリーズからの移民希望者もいた。半数以上が子どもで、そのうち200人近くは親ないし保護者がいなかったという。
トレーラーはメキシコ南部のプエブラ州から、米国との国境近くで拠点となっているモンテレイに向かっていたものと、当局はみている。プエブラ州は地理的に中米に近いため、米国に向かう密航者の主要ルートとなっている。
メキシコ赤十字によれば、652人のうち40人が脱水症と栄養失調と診断され、9人が新型コロナウイルスに感染していたという。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5bad930eadef12cf92495520f10e1cf9c4de057
カリブの島国バルバドス、エリザベス英女王を君主とする「立憲君主制」を廃止
【リオデジャネイロ=淵上隆悠】カリブ海の島国バルバドスが来月、エリザベス英女王を君主とする立憲君主制を廃止し、共和制に移行する。英国の旧植民地による君主制廃止は29年ぶりだ。ほかの旧植民地国でも移行の機運が勢いづく可能性がある。
バルバドスは、英国からの独立55周年となる11月30日をもって共和制に移行し、憲法で「女王の代理人」とされていたサンドラ・メイソン総督が初代大統領に就任する見通し。「王立バルバドス警察」といった組織名も変更される。
君主制廃止は、過去の植民地支配に対する認識の見直しを反映した動きだ。ミア・モトリー首相は下院審議で「我々は次のステージに進むのだと世界に伝えよう」と訴えた。ただ、既に女王に実権はなく、移行は象徴的な意味が大きい。
インドや南アフリカなど旧英植民地の多くは1970年代までに君主制を廃止しており、インド洋の島国モーリシャスが1992年に共和制に移行して以降は事例が途絶えていた。
英国以外で今もエリザベス女王を元首とする国にはカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどがあり、バルバドスが抜けて14か国となる。
そのうち8か国は中米・カリブ海に集中し、ジャマイカなどでも君主制廃止を巡る議論がある。セントビンセント・グレナディーンでは2009年に君主制廃止の是非を問う国民投票が行われ、その際は反対多数で否決された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b50c85a77e3f01416fd5266d5d37eb80114cdcb
メキシコ大統領、米の国境再開を称賛 対象コロナワクチン拡大要請
[メキシコ市 13日 ロイター] - メキシコのロペス・オブラドール大統領は13日、米政府が新型コロナウイルスワクチンの接種完了を条件に外国人のメキシコ国境からの入国制限を11月に解除する決定を下したことを称賛した。国境再開は18カ月超ぶりとなるが、中国とロシアのワクチンを接種したメキシコ人数百万人は対象外になる可能性があるという。
メキシコ国境は世界で最も往来の多い陸路で、コロナ禍前は1日に100万人近くが越境していたが、昨年3月以来不要不急の旅行が禁止されていた。
大統領は定例記者会見で、「米国境再開が実現し、通常使用となる」と述べた。
国境再開の具体的な日程は両国間で協議中。
米国は、接種完了と認めるワクチンの対象を世界保健機関(WHO)が承認したものに限定する方針で、オブラドール大統領はWHOに、一般使用されているほかのワクチンをすべて承認するよう求めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/641d6222f5ae29ed5efe85236e4f2f9d56023b29
動画:紀元前1万年の中米に「飼い犬」 顎骨の化石調査が示唆
https://www.afpbb.com/articles/-/3371008?page=2
【10月15日 AFP】コスタリカで発見された顎骨(がくこつ)の化石により、家畜化された犬が1万2000年前の中米に存在していたことが証明されるかもしれない──。中南米の科学者が研究を進めている。
化石が犬のものと確認されれば、当時のコスタリカでは、犬とその飼い主が古代の巨大動物と共に生きていたということになる。
化石は、コスタリカ北東部のナカオメ(Nacaome)で1978年に見つかった、後期更新世(Late Pleistocene)時代の骨の堆積から出土した。1990年代に行われた発掘作業では、体の大きなウマ属の動物種やグリプトドン(glyptodon)、マストドン(mastodon)の化石が出土し、その中に今回の研究対象となった顎骨もあった。発見当初、顎骨はコヨーテのものと考えられた。
しかし、コスタリカの研究者ギジェルモ・バルガス(Guillermo Vargas)氏は、顎骨を更新世のコヨーテのものとした当初の分類に疑問を抱いた。
「その骨を調べると、犬に見られるような特徴があることに気が付いた」とバルガス氏は述べる。「さらに調査を続け、骨をスキャンした。その結果、1万2000年前にコスタリカで人間と暮らしていた1匹の犬であることが示された」
犬の存在は、同じ場所に人間が定住していたことの証しとなる。
バルガス氏は、「標本がコヨーテと分類されたのはおかしいと思っていた。コスタリカにコヨーテが入ってきたのは20世紀になってからだ」と語った。
コヨーテは家畜化した犬と同じイヌ属だが、異なる顎を持ち、歯はよりとがっている。
「犬は人の残した食べ物を食べる。その歯は生き延びるために決定的に重要ではない」とバルガス氏は説明する。「犬は人と連れだって大きな獲物を追う。標本にもこの違いは現れている」
https://www.afpbb.com/articles/-/3371008?page=2
■アジアからの移民ともに米大陸へ
人類は大氷河時代に、シベリア(Siberia)からアラスカまでベーリング海峡(Bering Strait)を渡り南北アメリカ大陸に移住したと考えられている。
メキシコ国立自治大学(National Autonomous University of Mexico)の学者ラウル・バラデス(Raul Valadez)氏(生物学、動物考古学)は、「家畜化した犬が初めて米大陸に移入したのは、およそ1万5000年前。アジアから人がベーリング海峡を渡った結果だ」と話す。
AFPとの電話取材で同氏は「人間なしで犬が存在したことはない」と述べた。
後期更新世に人類が存在していたことは、北米の南端であるメキシコ、そして南米のチリやパタゴニア(Patagonia)で証明されている。しかし、中米ではこれまで証拠が見つかっていなかった。
「(化石は)南北アメリカで見つかった最古の犬の骨に違いない」とコスタリカの研究者バルガス氏は言う。
これまでに確認されている最も古い犬の骨は、アラスカで見つかった1万150年前のものだ。ただ、専門誌による検証がないと、コスタリカで見つかった化石が1万2000年前の犬のものであるとは認められない。
英オックスフォード大学(University of Oxford)は、化石の動物の遺伝子情報を得るためのDNA検査と、生存していた年代を特定するための炭素測定を申し出ている。
バルガス氏は、もし犬であると確認されれば、当時の社会は「犬を飼育でき、食べ物が豊富で、好んで犬を飼っていたということになる」と述べ、また「人を傷つける目的で飼われていなかったということも分かる」と付け加えた。
映像は顎骨をスキャンする様子と研究を続けているバルガス氏。顎骨の映像は7月撮影・10月11日提供。バルガス氏の映像は9月撮影。(c)AFP/David GOLDBERG
失踪者が10万人近いメキシコ 今もどこかで肉親を捜す捜索隊
テテルシンゴ、メキシコ、10月15日(AP)― メキシコでは、10万人近い失踪者が国家行方不明者捜索委員会に公式に登録されている。
娘や兄弟など肉親を捜す消息不明者の家族が10月11日、第6次行方不明者捜索隊を結成するため、全国からメキシコ中部モロレス州のテテルシンゴに集まってきた。
捜索隊はマチェットや熊手、シャベルなどを手に手に川底、草むら、共同墓地、洞窟などを6時間にわたって捜索したが、1日目に見つかったのは、イヌの顎の骨とウシのあばら骨だけだった。
メキシコではどこの州でも10年、さらにそれ以上も暴力問題を抱えており、この問題がすぐに解決するとは誰も思っていない。
首都メキシコシティの南に位置するモロレス州は、人口200万人の小さな州だが、それでも2600人の住民が行方不明者として登録されている。
メキシコには、行方不明となっている家族を捜そうというグループが全国に160以上も存在し、今日もどこかで、そんな捜索隊が失踪した肉親を捜しているのだろう。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/92ec78824d766d7ffbe87fea98ab8ab1dad73986
ハイチ、米宣教師ら15人誘拐
【ポルトープランスAFP時事】カリブ海の島国ハイチで16日、米国人宣教師とその家族約15人が誘拐された。地元治安当局者が明らかにした。
当局者によると、子供を含む宣教師グループは、首都ポルトープランスの東方約30キロにある児童養護施設からの帰路で武装したギャングにさらわれた。この地域はギャングの支配下で、複数の自動車が乗っ取られたという。ハイチ人も誘拐されたが人数は分かっていない。
10/17 17:59 時事通信社
https://article.auone.jp/detail/1/4/8/217_8_r_20211017_1634461452599378
ビットコイン法定通貨化のエルサルバドル 個人情報盗難700件超
世界で初めて仮想通貨(暗号資産)「ビットコイン」を法定通貨にした中米エルサルバドルで、専用アプリの個人情報が盗まれたとの訴えが相次いでいる。現地メディアによると、被害は700件を超え、検察当局は捜査に乗り出した。
地元紙エル・ディアリオ・デ・オイなどによると、14日までに地元の人権団体に届いた訴えは717件。アプリを起動するため身分証明書の番号を入力した際、情報を盗まれたなどの声があるという。被害はさらに多いとみられ、少なくとも2000件に上るという試算もある。
エルサルバドルでは9月7日にビットコインが法定通貨となった。利用者はアプリ「Chivo(チボ)」を通じて商品やサービスをビットコインで支払える。登録するだけでビットコイン30米ドル(約3430円)分も付与されている。
ブケレ大統領は今月3日、ツイッターに「(人口の約46%に当たる)300万人がチボを使っている」と投稿した。しかし、地元シンクタンクの調査では、87%が9月に買い物の支払いでビットコインを使わなかったと回答した。【サンパウロ中村聡也】
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf1f22e7315d98d3289778bc9f46e45dbbe1bcf4
米国とカナダの宣教師団体17人、ギャング団が誘拐 ハイチ
(CNN) カリブ海の島国ハイチで16日、米国人とカナダ人の宣教師団体17人が何者かに誘拐された。キリスト教支援団体が明らかにした。
同団体の17日の発表によると、誘拐された17人のうち16人は米国人、1人はカナダ人。男性が5人、女性7人で、5人は子どもだった。
関係者によると、ハイチの治安当局は地元のギャング団の犯行とみて捜査を進めている。ジョゼフ外相はCNNに対し、誘拐事件について米国務省と連絡を取っていると語った。
宣教師の一行は16日、首都ポルトープランスの北東部クロワデブーケにある児童養護施設を訪問した後、同市北郊の村に車で移動する途中で拉致された。
同団体の元関係者によると、誘拐犯から同団体に接触があったという。
米紙ワシントン・ポストによれば、拉致された米国人宣教師の1人はメッセージングアプリのワッツアップで助けを求め、「どうか私たちのために祈ってください。私たちは人質にされています。運転手が誘拐されました。祈りを、祈りを、祈りを。私たちはどこへ連れて行かれるのか分かりません」と訴えていた。
CNNはこのメッセージの信ぴょう性について独自に確認できていない。
米国務省報道官は16日遅く、報道については認識しているとしたうえで、「海外にいる米国市民の安全は国務省の最優先事項の一つだ」とした。
米当局者によると、拉致された一行の居所は分かっておらず、解放に向けて米連邦捜査局(FBI)や国務省が対応に当たっている。カナダも地元当局や非営利組織(NGO)と連携して情報を収集していることを明らかにした。
ハイチでは2021年を通じて誘拐事件が急増し、件数は7月以来、約4倍に増えている。ハイチの人権団体の統計によると、今年1月以来発生した少なくとも628件の誘拐事件のうち、29件は外国人が被害者だった。
https://www.cnn.co.jp/world/35178178.html
ハイチで進むギャング支配 身代金目的の誘拐急増
モイーズ大統領が7月に暗殺されたカリブ海の島国ハイチで政情不安に伴う治安の悪化が深刻になっている。首都ポルトープランスでは16日に米支援団体のキリスト教宣教師ら17人が誘拐され、17日にはアンリ首相の式典出席中に発砲事件が起きた。いずれの事件でもギャングの関与が疑われており、首都の半分がギャングの支配下に入ったとの見方もある。
米メディアによると、7月の大統領暗殺事件と8月に2200人超の死者を出した地震の後に警察力の低下が顕著となった。ギャングの活動領域が拡大し、首都にも深く浸透してきた。
「西半球の最貧国」とされるほどに経済状況が悪い中、急増しているのが身代金目的の誘拐だ。9月末までにハイチ全土で外国人29人を含む628人が拉致された。人権団体によると、報復を恐れて届け出ないケースもあり、実際の被害件数はさらに多いという。
16日のポルトープランスでの誘拐事件では、キリスト教系の米支援団体が孤児院を訪問した帰途に標的となり、子供を含む米国人16人とカナダ人1人が連れ去られた。関与が疑われるギャング「400マオゾ」は今年4月にも別の支援団体の7人を誘拐したほか、ギャング間の抗争や警官の拉致などでも恐れられている。
17日の発砲事件は、フランスからの独立を1804年に宣言した「建国の父」ジャン=ジャック・デサリーヌの命日に合わせた式典中に発生した。アンリ首相が献花しようとした際に発砲があり、式典は取りやめになった。この数年、首都近郊で試みられたモイーズ氏による献花もギャングの発砲で中止されており、今年は首都中心部に会場を移していた。
モイーズ氏の暗殺事件は未解決。アンリ氏自身が関与を疑われるなど政治の混乱が続き、11月に予定されていた大統領選は無期限延期となった。安定を求め、周辺国への移住を目指す国民が増えているという。(ニューヨーク 平田雄介)
https://www.sankei.com/article/20211019-POM7EBXMQZK7LCKPCRG6UIYRYQ/
米のエネルギー転換、メキシコでEV関連雇用創出=ケリー氏
[メキシコ市 18日 ロイター] - ケリー米大統領特使(気候変動問題担当)は18日、米国の脱化石燃料に向けたエネルギー転換について、メキシコの製造業は電気自動車(EV)関連の雇用創出などで恩恵を受ける立場にあるとの見方を示した。
訪問先のメキシコで森林再生事業を視察後、ロペスオブラドール大統領と並んで記者に語った。
「メキシコの産業基盤は既に北米の他の地域と深く統合されており、エネルギー転換の恩恵を確実に受ける立場にある」と述べた。「われわれがガソリン車からEVにシフトすれば、自動車産業および2国間のつながりが既にあるため、メキシコで賃金の高い仕事が多く生まれるだろう」との見方を示した。
北米の自動車生産は米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)によって高度に統合されている。
ケリー氏は、10月末から11月にかけて英グラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)を前にメキシコを訪問。ロペスオブラドール大統領やメキシコ外相はCOP26に出席しない見込み。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d637ff5763b452ce8959d341d97e3d1f33f0850
ハイチの米国人宣教師ら誘拐、FBIが捜索協力 現地でデモ
[ポルトープランス 18日 ロイター] - ハイチを訪れていた米国人とカナダ人の宣教師の一団が誘拐され行方不明となった事件で、米ホワイトハウスの報道官は18日、現地の外交官チームによる捜索に連邦捜査局(FBI)が協力していると明らかにした。
FBIは声明で、宣教師らの安全確保に向けて協力していると確認した。米国務省のプライス報道官は、宣教師らの捜索と解放を支援するために少人数のチームをハイチに派遣したと明らかにした。
ハイチでは18日、当局が宣教師の誘拐事件について沈黙を守る中、誘拐多発に抗議する市民のデモが各地で繰り広げられた。首都ポルトープランスでは運送業界幹部がストライキを呼び掛けたのに応じ、小売り店舗や学校がこの日閉鎖された。民間企業は、日常的な誘拐の発生と政府の対応能力の欠如に抗議してストに加わる構えを示している。
宣教師らは米オハイオ州が拠点のキリスト教援助団体「クリスチャン・エイド・ミニストリーズ」に所属し、ハイチの児童養護施設を訪れていた。米国人16人とカナダ人1人が誘拐された。治安問題の専門家らはハイチのギャング「400マオゾ」による犯行だと指摘している。
現地の政治・経済情勢が混乱を極める中、誘拐事件はここ数カ月に一段と増えている。ハイチの人権団体「人権分析研究センター(CARDH)」によると、今年1─9月に誘拐は628件以上に上った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e31a0b06c71f5ebe5f11a1b0f5a3e942c72151a
騒然 海の上に巨大な竜巻 「大きくなってる!」被害はあった? キューバ
空を覆う真っ黒な雲。
地上に向かって伸びている。
これは、「水上竜巻」と呼ばれる現象。
カリブに浮かぶ島国・キューバの沖で発生した。
突然現れた竜巻に、街は騒然。
見る見る巨大な竜巻に成長した。
街に被害はあったのだろうか。
現地のメディアによると、水上竜巻は陸地に達することはなく、被害も報告されていないという。
竜巻は夕方ごろ発生し、10分ほどで消えたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6f85adb17d46418488d758c2af29e399e79fde2
ハイチでゼネスト 治安悪化で誘拐多発に抗議
【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチで18日、急速な治安悪化に抗議するゼネストが行われた。16日には米国とカナダの宣教師ら17人がギャングに誘拐される事件が起きたばかり。
西半球の最貧国ハイチでは7月、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が暗殺され、政情不安が続き混乱状態に陥っている。
個人事業主・運転手組合(Association of Owners and Driver)のシャンジュー・メフ(Changeux Mehu)組合長はAFPに対し、「われわれが助けを求めてから数か月が経過したが誘拐の恐れはなくなっていないため、国民に対し全活動を中止するよう呼び掛けた」と述べた。
「誘拐、レイプなどギャングはやりたい放題だ」と語った。「もうたくさんだ」
地元メディアは首都ポルトープランスで18日、店舗や政府機関、学校が閉鎖されたと報じた。
パトカー数台が幹線道路沿いを中心に巡回していたが、街は比較的静かだった。AFPカメラマンによると、ある通りではタイヤのバリケードが燃やされた。
ポルトープランスの中心部にいた20代の男性は「家族や友人、知り合いが誘拐されたと毎日聞かされている。やっていられない」と語った。
企業団体などは先週からゼネストの決行を呼び掛けていたが、16日に米国人16人、カナダ人1人がギャングに誘拐された事件を受け、賛同の声が高まった。
米国を拠点とする援助団体クリスチャン・エイド・ミニストリーズ(Christian Aid Ministries)は、宣教師らが孤児院を訪れた帰りにポルトープランス東部で誘拐されたとしている。この中には子ども5人も含まれているという。
ポルトープランスの貧困地区を長年牛耳ってきた武装集団は、同市と周辺地域での支配を強化しており、誘拐事件が急増している。
人権分析研究センター(CARDH)によると、同国の今年1〜9月の誘拐事件の発生件数は前年同時期の231件から600件以上に大幅に増加した。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a831d7f1bbe19a65628bbfd33ab9860a9a5b6a
宣教師団17人誘拐、ギャング団が身代金20億円要求 ハイチ
https://www.cnn.co.jp/world/35178281.html
ハイチ・ポルトープランス(CNN) カリブ海の島国ハイチで米国人とカナダ人宣教師の一行17人が誘拐された事件で、ハイチ司法相は19日、犯行グループが人質1人につき100万ドル(約1億1000万円)の身代金を要求していることを明らかにした。
米国人16人とカナダ人1人の一行は16日、首都ポルトープランス近郊のクロワデブーケにある児童養護施設を訪問後、強い勢力をもつギャング団「400マオゾ」に誘拐された。
ハイチは政情不安に陥って治安が悪化、質の高い医療も受けられず、極度の貧困状態にある。そうした中で無差別的な誘拐事件が多発していた。
同国のリスト・キテル司法相はCNNの取材に対し、犯行グループが17人を解放する条件として1700万ドル(約20億円)を要求してきたと語った。
宣教師らが所属する米国のキリスト教支援団体によると、誘拐された一行は男性5人と女性7人、子ども5人で構成される。5人の子どもは生後8カ月の乳児と3歳、6歳、13歳、15歳で、大人は18〜48歳だった。
キテル司法相によると、ハイチ警察と米連邦捜査局(FBI)が同団体に助言しながら交渉を続けている。FBIは現地に捜査員を派遣して捜査を支援しているが、交渉は主導しておらず、犯人グループとの直接的な交渉も行っていないという。
人質は、ギャング団が支配するクロワデブーケ郊外のどこかに拘束されていると司法相は述べ、「誘拐犯は人質に危害を加えると警告している」と語った。
ハイチ治安当局の関係者によると、現時点で人質は全員が無事で、当局が接触しているギャング団のメンバーも冷静で苛立った様子は見せていないという。
誘拐された宣教師団は8月の大地震で被災した人たちのための再建プロジェクトにかかわるなど、現地で支援活動を続けていた。
ポルトープランスの人権団体CARDHによると、ハイチで急増する誘拐事件の大部分は400マオゾが関与している。ギャング団のメンバーは日常的に警察との衝突を繰り返しているという。
治安部隊の関係者が17日にCNNに語ったところによると、400マオゾはこの3年の間に勢力を拡大してメンバーは最大で150人に増え、クロワデブーケを実質的に支配するようになった。
CARDHによれば、400マオゾの犯行はかつては自動車泥棒が中心だったが、今はバスや車から大勢の集団を誘拐する犯行を繰り返すようになった。
被害者の大部分はハイチ市民で、同国の誘拐事件は今年7月以来、ほぼ4倍に増えている。今年1月以来発生した少なくとも628件の誘拐事件のうち、29件は外国人が被害者だった。400マオゾが要求する身代金は通常、2万ドル前後だという。
キリスト教支援団体の関係者は宣教師団について「非常に献身的で、自分たちの命を危険にさらしてきた。自分たちの身に降りかかる危険は承知の上だったか、少なくとも何が起こり得るかは認識していた」と話している。
グアテマラで退役軍人が暴動 車に放火 内戦従軍補償拒否に怒り
中米グアテマラで退役軍人が内戦時代の補償金を求め、車に放火するなど暴動が起きました。
議会裏の駐車場で激しく燃える車。1960年から96年まで政府軍と左派勢力などの間で内戦が続いたグアテマラでは、これに従軍した退役軍人に対して1人およそ170万円の補償金を支払う法案が議会で否決されたことを受け、数百人規模の退役軍人が怒りの抗議デモを行いました。
退役軍人の一部は棒やなたで武装したり、ガラス瓶を投げつけるなどして議会の門を突破。駐車場に乱入すると、議員や職員が出られないように建物の扉を鎖や南京錠で封鎖し、複数の車に放火したということです。
現場に出動した警官隊は催涙ガスでデモ隊の解散を図り、議会内にいた全員を避難させたということで、この騒乱で少なくとも5人が軽いけがを負ったということです。(20日17:57)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6a42190a22ce55fb39da885a11d4f999392b2c7
英エリザベス1世の顧問が使用した「霊視鏡」、アステカ起源と判明
https://www.cnn.co.jp/fringe/35177691.html
(CNN) 英女王エリザベス1世の顧問、ジョン・ディーが16世紀に使用していた「霊視鏡」はアステカ文化の産物であったことが、新たな研究で明らかになった。大英博物館に所蔵されている黒曜石の鏡など4点を分析したところ、メキシコ由来のものと判明した。
ジョン・ディーはエリザベス1世が女王に即位した1558年から1570年代末まで顧問を務めた。占星術師として女王に仕えたほか、科学に関する相談相手にもなっていた。論文を執筆した英マンチェスター大のスチュアート・キャンベル教授によると、ディーは新天地発見のための航海や植民地の設立、航法の改善などを提言したという。
キャンベル氏はメールで、「ジョン・ディーは並外れた歴史上の人物といえる。天文学や錬金術、数学に関心を寄せたルネサンスの碩学(せきがく)で、エリザベス1世の相談相手になっていた」と説明。後年は占いやオカルトにかかわり、鏡や水晶を使う占い師を通じて天使に話しかけようと試みたこともあると指摘した。
この鏡がアステカ文化のものであることは以前から疑われていたものの、どのような経緯でディーの所有物になったのかを示す記録はなかった。
研究チームは今回、地球化学分析を駆使して、黒曜石製の遺物4点にX線を照射。照射により遺物からX線が放出され、黒曜石に含まれる元素が明らかになったことから、これを手がかりに遺物の組成を決定した。ディーの鏡以外にもアステカ製の鏡2点や、黒曜石の長方形の石版を調べた。
分析の結果、4点はいずれもメキシコの黒曜石を素材としていることが判明した。ディーの鏡とそれに類似した鏡はメキシコのパチューカ、3枚目の鏡と石版はウカレオの黒曜石で作られていた。
研究結果は6日付の考古学誌「アンティクイティー」に発表された。
研究者の推定では、ディーの鏡は500年ほど前の品とみられ、スペインによる1521年のメキシコ征服を控えた最後の10年間につくられた可能性が高い。
「スペインの征服者エルナン・コルテスは時折、スペインの宮廷に送る品をアステカの職人に注文していた」とキャンベル氏。「そのため、ジョン・ディーが持っていたような円形の鏡の一部は、欧州に送る目的で、アステカ帝国征服時にアステカの職人によって特別に製造された可能性もある」という。
キューバ、債務の返済猶予で債権国と合意=外交筋
[ハバナ 20日 ロイター] - キューバは、主要債権国で構成するパリクラブと、11月が期限となっている年間の債務支払いについて、1年延期することで合意した。複数の外交筋が明らかにした。キューバは深刻な外国為替危機に陥っている。
歴史的な2015年の合意では、1986年にデフォルト(債務不履行)となった対キューバ債権111億ドルのうち85億ドルの放棄を決定。キューバが残りを2033年までに返済することとした。しかし、19年に一部が返済されただけで、昨年はデフォルトとなっていた。
複数の外交筋によると、今年6月の協議で合意の枠組みが修正され、22年の返済再開と返済日程の調整が決まった。
キューバは今年の返済分も含めて約2億ドルの支払いが滞っているという。
同国は外貨獲得や債務返済のために観光業に大きく依存している。外交筋の1人は「かなり多くの観光客が戻れば他の経済活動にも影響を与え、22年の支払い見通しは幾分改善するはずだと期待している」と話した。
キューバは過去10年にわたり、ロシアや中国、日本などとも通商債務の再編を行っている。別の外交筋は「私の理解では、こうした支払いの多くも保留されている」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44a9fd96b52eedbfaa65142760691809014fdefe
米国人宣教師ら17人誘拐のハイチギャング、「身代金払わなければ頭撃ち抜く」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/10/17-28.php
<誘拐のみならずガソリンの流通を妨害するなど市民の生活を苦しめるギャング組織「400マウォゾ」>
10月16日にハイチでアメリカ人の宣教師ら17人が誘拐された事件で、犯行グループであるギャング組織が、要求どおりに身代金が支払われなければ、人質の頭を撃ち抜くと脅していることが分かった。AP通信が報じた。
問題のギャング組織「400マウォゾ」のリーダーは、21日にインターネット上に動画を投稿。この中で、人質殺害も辞さないと、ハイチのアリエル・アンリ首相とレオン・シャルル国家警察長官に行動を迫った。
ハイチ当局は今週に入ってから、400マウォゾが人質1人あたり100万ドルの身代金を要求していることを明らかにしていたが、人質に含まれる5人の子どもも身代金要求の対象になっているかどうかは分かっていなかった。AP通信によれば、誘拐されたのはアメリカ人16人とカナダ人1人、それに彼らの運転手を務めていたハイチ人1人だ。
青のスーツに大きな十字架のネックレスを身につけ、手に青い帽子を持った同組織のリーダー、ウィルソン・ジョセフは動画の中で、「要求どおりのものが得られなければ、これらのアメリカ人の頭に銃弾を撃ち込む」と宣言している。
またAP通信によれば、ジョセフの後ろには、蓋を開けた状態の複数の棺が置かれていた。棺には、最近殺害された400マウォゾのメンバーの遺体が入っているとみられる。ジョセフは動画の中で、「お前たちは私を悲しませている。私が流す涙は水だが、お前たちには血の涙を流させてやる」と述べている。
以下にAP通信の報道を引用する。
「誘拐犯のためにも祈りを」
誘拐された宣教師たちが所属するキリスト教援助団体「クリスチャン・エイド・ミニストリーズ」(米オハイオ州)は、ギャング組織のリーダーの動画がネット上に投稿される前に、記者会見を開いた。
同援助団体の広報担当であるウェストン・ショウォルターは、人質はアーミッシュ派やメノー派など保守的な再洗礼派の宣教師やその家族で、オハイオ州とミシガン州、ウィスコンシン州、テネシー州、ペンシルベニア州、オレゴン州の6州とカナダのオンタリオ州から現地を訪れていた。人質の家族たち(名前は明かされなかった)はショウォルターに託した手紙の中で、「神は我々の愛する者たちに、敵を愛せよという神の御意思を実行する、またとない機会を与えてくれた」と述べた。
クリスチャン・エイド・ミニストリーズは人々に、誘拐犯のためにも、誘拐された宣教師たちのためにも祈って欲しいと促し、またこのような状況への「対処について知識と経験がある人々」からの支援に感謝を表明した。ショウォルターは「人質の家族たちのために祈りましょう」と述べ、こう続けた。「彼らはつらい状況に置かれている」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/10/17-28_2.php
ハイチの市民保護局(行政監察機関のような役割)が発表した声明によれば、400マウォゾは、宣教師たちを誘拐したのと同じ日に、ハイチ人の大学教授1人も誘拐していた。またこの声明によれば、10月に入ってから誘拐されたハイチ人の牧師は、身代金を支払ったのにまだ解放されていないという。
「この犯罪集団は、何の処罰を受けることもなく、社会のあらゆる人々を無差別に襲っている」と同局は述べている。
こうしたなか、ハイチの首都ポルトープランス近郊では、深刻な燃料不足や治安の悪化に抗議するデモが行われ、大勢の人々が、道を塞いだり、タイヤを燃やしたりして不満を表明し、アンリ首相の辞任を要求した。
400マウォゾは誘拐のほか、ガソリンの流通を妨害したり、供給用トラックをハイジャックしたりしており、これが燃料不足を招いていると当局者たちは言っている。数多くのガソリンスタンドが長く営業を停止しており、通信大手デジセルのハイチ支社は20日、同国内にある1500の基地局のうち150カ所がディーゼル燃料不足のために機能していないと明らかにした。
「ないものだらけ」の悲惨な状況
21日の抗議デモに参加したデービッドソン・メウスは、「何もかもが機能していない!」と不満を訴え、「私たちは、とても苦しんでいる」と語った。デモ参加者たちが掲げていたプラカードには、「高い生活コストをなんとかしろ」と書かれたものもあった。
一部の地域では、デモ隊と警察が衝突。警察が催涙ガスを発射し、一方のデモ隊は、バリケードとして使われていたタイヤを燃やすなどして抵抗した。
英語とフランス語の教師をしているアレクサンダー・サイモン(34)をはじめとする複数のデモ参加者は、ハイチ人が悲惨な状況に直面していることに抗議の声を上げている。
「食べることもできない人々が大勢いる」と彼は述べ、さらにこう続けた。「仕事もない。ここは、ないものだらけだ」
ハイチ ユニセフ支援の病院が電力不足に
【ニューヨーク=平田雄介】国連児童基金(ユニセフ)が支援するカリブ海の島国ハイチの病院が電力不足に陥った。自家発電用の燃料を届ける業者が「治安上の懸念」から契約を破棄したためだ。燃料や運転手を狙うギャングの襲撃を恐れたとみられ、ユニセフ現地事務所は24日、「通常の救命措置ができず、妊婦や新生児が危機にさらされている」と声明を出した。
ロイター通信によると、燃料を調達できなくなったのは、首都ポルトープランスと8月にマグニチュード(M)7・2の地震が起きたハイチ南部の病院。国全体が電力不足で、停電が頻繁に起きる中、発電機を動かす燃料が不足している。
燃料の調達に苦しむのは一般企業も同じで、携帯電話サービスも数日中に停止する可能性があるという。
燃料の運搬が「危険すぎる」(運送業界関係者)業務となったのは、首都の半分近くを支配したとの見方もあるギャングの誘拐事件が相次ぐためだ。今月16日に米支援団体のキリスト教宣教師ら17人を拉致したギャング「400マオゾ」は身代金1700万ドル(約19億円)を要求した。
ハイチの治安は7月のモイーズ大統領暗殺事件に伴う政情不安と8月の地震による混乱で悪化している。
https://www.sankei.com/article/20211025-SCLSWQ52CZIJFLK46HY3A7ZOAU/
「死者の日」向けマリーゴールド摘み取り メキシコ
【10月25日 AFP】メキシコ中部アトリスコ(Atlixco)で、来月1、2日の「死者の日(Day of the Dead)」の祭壇や墓の飾りに使われるマリーゴールドの摘み取りが行われている。
マリーゴールドには死者の魂を祭壇に導くという言い伝えがある。映像は22日撮影。(c)AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/78f65bb5ee7eda8a02d8cf340d883b61fc222f51
メキシコ南部に新たな古代遺跡群 調査団発見、配置が暦と関連か
マヤ文明とオルメカ文明が栄えたメキシコ南部で、紀元前1100年から同400年ごろに造られたとみられる特徴的な478の遺跡群を発見したと、国際調査団が25日付英科学誌に発表した。団長の猪俣健・米アリゾナ大教授によると、多くの人が集まる祭礼の場だったと推定される。さらに、遺跡の配置が暦と関連するとみられ「この地域の文明の起源解明につながる」と指摘している。
https://mainichi.jp/articles/20211025/k00/00m/030/310000c
メキシコ、自動車貿易巡る米との対立で専門委に仲裁要請へ=関係筋
[メキシコ市 26日 ロイター] - メキシコは米国およびカナダと結んだ貿易新協定「米国・メキシコ・カナダ協定」(USMCA)の域内の自動車部材調達比率に関する原産地規則の解釈について米国との対立が解消しないため、専門家委員会に仲裁を要請する考え。事情に詳しい関係者が26日、明らかにした。
この問題で強硬姿勢を取っているメキシコ経済省にコメントを求めたが、まだ回答はない。
専門家委が仲裁に入ることになれば、同規則を巡る対立がさらに激化するとみられる。
メキシコは自動車関連の規則について、米国よりも柔軟な解釈を求めている。
メキシコ政府は8月に、この問題に関する正式協議を米国に要請した。
USMCAは、協議要請から75日間経過しても問題が解決しない場合は専門家委に付託すると規定している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9b9c745171dabac6d5a839a7d72d5a2f843445
メキシコから越境図る移民の死亡最多、年間557人 米
(CNN) 米税関・国境警備局は30日までに、メキシコから越境を試み死亡した移民は計557人に達し、過去最多になったと報告した。死亡者数は先月に終了した2021会計年度内の記録。
20会計年度は254人、19会計年度は300人だった。越境件数に関する記録収集は過去30年続き、死亡者の場合は1998年から開始した。
同局によると、国境線での移民の死因の大半は熱波に過度にさらされたことで、危険な経路を選んだり、途中で道に迷ったりすることが背景要因となっている。
記録された死亡者数の拡大には複数の要因が絡むが、越境者の増加や税関・国境警備局が他の法執行機関と協力し、越境の試みに関するデータ収集を強化していることも一因。
死亡者のデータ収集は要員が遺体を見つけたり、緊急事態への対応を迫られたりした場合が対象となっている。
把握した死亡者のデータが必ずしも正確とは言えず、同局が関与せずに他の州や地方当局の機関が遺体を収容する事態も考えられ、実際の死者数がより高い可能性もある。
バイデン政権は対メキシコ国境線で不法越境を試みる移民のかつてない増加への対策に苦慮している。収容場所の確保などにも困り、新型コロナウイルスの感染拡大のリスクも抱えている。
2021会計年度内の逮捕件数は約166万件で、会計年度としては過去最多。救出のための出動は1万2854件で、過去の4会計年度の水準をはるかに上回った。この件数は今年6月に急増したが、密航業者が途中の遠く離れた危険な地点に移民を置き去りにする事例が目立ったことが原因でもあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c4f4db5b970b74dc21b599a55347714416a4e56
マヤ文明時代のカヌーか メキシコ・ユカタン半島の水中洞窟で発見
メキシコ・ユカタン半島の水中洞窟で、1,000年以上前に作られたとみられる木製のカヌーが発見された。
船体は、全長1.6メートル・幅80cmで、これほど完全な状態で発見されたのは初めてだという。
カヌーは、マヤ文明の時代に水をくむためか、儀式で使われたものとみられ、今後、木材を調べて、作られた年代などを分析することにしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/adb3034d8f5840c7442e56a2c8a800c5be0bb221
字幕:長寿地域「ブルーゾーン」 コスタリカ・ニコヤ半島の暮らし
https://www.afpbb.com/articles/-/3373661?cx_part=common_focus
【11月1日 AFP】94歳のサトゥルニーノ・ロペス(Saturnino Lopez)さんは、毎日早起きしてまきを割り、長い距離を散歩する。ここ、コスタリカのニコヤ(Nicoya)半島は90歳を超える人が1010人も住む、いわゆる「ブルーゾーン(Blue Zone)」と呼ばれる世界でも特に平均寿命が長い5地域の一つだ。
「この年になっても元気なのは、神様が楽に歩ける力を与えてくださっているからだ。1キロでも、4キロでも、問題なく戻ってこられる」とロペスさんは話す。
「ドゥルセノンブレ(Dulce Nombre、甘い名前の意)」という名の村にある自宅は、まるで自然の中の隠れ家だ。
木やコンクリート、棒と泥などでできた村の家々は緑に囲まれ、辺りにはセミの声が絶え間なく響く。
「日中は、中庭を掃除しなければならないときは掃除をし、まき割りをしなければならないときはまき割りをする。なんでもやる」とロペスさんは語った。
■長寿の秘密
「ブルーゾーン」という名は、イタリアの医師ジャンニ・ペス(Gianni Pes)氏が、長寿が多いイタリア・サルデーニャ(Sardinia)島のバルバリア(Barbalia)地方に青色マーカーで地図に印をつけたことに由来する。
2005年には米誌ナショナルジオグラフィック(National Geographic)のフェローで作家のダン・ベットナー(Dan Buettner)氏が、米カリフォルニア州ロマリンダ(Loma Linda)、ギリシャのイカリア(Ikaria)島、日本の沖縄、そしてコスタリカのニコヤ半島でも長寿が多いことを発見した。
これら「ブルーゾーン」の長寿の秘密は何だろうか。
「主食は米と豆。肉を少し、あとは果物やアボカドを食べる。この食事がいいと言われている」とロペスさん。
隣人のクレメンティーナ・エスピノサ(Clementina Espinoza)さんは91歳、夫のアグスティン(Agustin Espinoza)さんは100歳だ。2人も同じような食生活を送っている。
クレメンティーナさんは子どもが18人おり、うち6人よりも長生きしている。歩く速度はゆっくりだが、足取りはしっかりしている。ニワトリに餌のトウモロコシをまき、食事の支度と後片付けをする。
■高齢者人口減少の可能性も
世界保健機関(WHO)によると、世界の平均寿命は72歳、コスタリカは80歳だ。
ニコヤ郡社会保障局のアレイダ・オバンド(Aleyda Obando)氏は「健康に年を取るには目標を持つことが重要だ」と述べた。長寿の人は「生きていることを神に感謝し、何かを植えたり、友人と会ったりといった計画を立てる」
また、社会的支援ネットワーク、運動、健康な食事、ストレスを最小限に抑えることも重要だ。
104歳のホセ・ビジェガス(Jose Villegas)さんは、ロペスさんの村に隣接するサンフアンデケブラダオンダ(San Juan de Quebrada Honda)の生家に、8人いる娘の1人と一緒に住んでいる。
ビジェガスさんは自分の年齢について「大したもんだ。神様が長い人生を与えてくださった。素晴らしいとは言えないが、悪くもない人生だった」と語った。
コスタリカ大学(University of Costa Rica)で人口統計学を専門とするヒルベルト・ブレネス(Gilbert Brenes)氏は、「ブルーゾーン」の高齢者人口は今後20〜30年でピークを迎えた後、減少する可能性があると指摘する。若い世代は食生活が変化しており、肥満症や糖尿病などの疾病にかかりやすいためだという。
映像は7月に取材したもの。(c)AFP/David GOLDBERG
メキシコ伝統の「死者の日」 30万人が首都のパレード見物
メキシコシティ、メキシコ、11月1日(AP)― 死者を偲び、感謝の気持ちを伝えるメキシコの伝統文化「死者の日」を祝うパレードが10月30日、今年はメキシコ各地で華々しく再開された。
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でパレードは中止となったが、ハリウッドスタイルのパレードの沿道、首都のレフォルマ通りには、30万人を超える観客が所狭しと詰めかけた。ワクチン接種率が高いメキシコだけに、観客の多くがマスクを着用していた。
メキシコ人の死者に対する接し方は古くから、世界の他の国々に比べ独特で、ある意味社交的で開放的でさえある。
死者の日の祝いは、カトリックの「聖人の日」に当たる11月1日を中心に、前日のハロウィンと11月2日に行われる。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/277aa42fb29771f25cca1946cecbd90a261cfe7a
ガスの違法抜き取りで大爆発 メキシコ中部で10人超死傷
プエブラ、メキシコ、11月1日(AP)― メキシコ中部プエブラの住宅街で10月31日午前3ごろ、ガス管から違法にガスを抜き取ろうとしてガス管が爆発、少なくとも1人が死亡、11人が負傷、54軒の住宅に被害が生じた。負傷者のうち2人は重体と伝えられている。
3回にわたる爆発の後も、周辺にはガスの匂いが立ち込めていたことから、近隣住民約2000人が安全な場所に避難した。
また、近くの病院から患者37人が安全な場所に避難したが、数時間後には全員が病院に戻った。
プエブラ州当局によれば、同市のガス配送会社から道路を隔てた反対側の住居に、ガスを抜き取る装置が仕掛けられており、タンクローリー1台とガスボンベ25本が発見されたという。
メキシコでは、パイプラインから石油やガスを違法に抜き取る事例が多発しており、3月には4000バレルの原油が抜き取られた。
また、抜き取り最中の事故も発生しており、2019年にはメキシコシティの北にあるトラウエリルパンで起きた爆発で、134人が死亡した。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c98cc7b7c9e20a10830d1af965458e1349642e6
泳いで国境越えようとした女性死亡、メキシコ国籍の36人拘束 米国境警備局
(CNN) 米国とメキシコの国境を泳いで渡ろうとした女性が意識不明の状態で発見され、10月30日早朝、死亡が確認された。女性は米国への移民を目指すグループの一員だったと思われる。
米税関・国境警備局(CBP)の発表によると、29日深夜、メキシコ・ティフアナと米サンディエゴの国境を隔てる海上のフェンスを約70人が泳いで越えようとしているとの通報があった。
この集団の一員だったと思われる女性は、意識不明の状態で発見され、蘇生させることができなかった。遺体はサンディエゴの検視官が引き取った。
CBPは、泳いで国境を越えたメキシコ国籍の36人を拘束した。このうち13人は海上で米沿岸警備隊に救助されていた。36人は全員が国境警備隊の施設に連行された。
国境警備隊が発表した統計によると、2021会計年度(20年10月1日〜21年9月30日)は米南部の国境で命を落とした移民の数が、これまでで最も多かった。
同年度の死者は557人に上り、20年度の254人、19年度の300人に比べて大幅に増加。過去30年の中でも突出して多かった。
ただ、国境で死亡した移民については州や自治体が遺体を回収して国境警備隊が関与しないケースもある。このため実際の死者の数はさらに多いと思われる。
国境警備隊によると、国境で命を落とす移民の死因は熱中症関連の症状が大部分を占める。米国を目指す途中で険しい地形に阻まれて道に迷うこともある。
死者の報告数が増えたのは、国境を越える移民が増えたことや、国境警備隊が司法当局と連携して身元確認などを行っていることによる。
https://www.cnn.co.jp/usa/35178841.html
さまよう4歳と6歳の姉妹、米国境警備隊が発見し保護 アリゾナ州
(CNN) メキシコと接する米アリゾナ州の国境地帯で、さまよう幼い姉妹2人が発見され、米国境警備隊が家族と再会させる努力を続けている。
孤立した4歳と6歳の姉妹は12日、同州ユマのコロラド川沿いの湿地帯で、2人の係官によって発見された。同地区を担当する国境警備隊の部隊はフェイスブックへの投稿で、モレロスダムの南に位置するこの地域は、「同伴者のいない移民の子どもが頻繁に利用する入国地点」だと指摘している。
また「ユマ地区の係官は、2人の安全を懸念し、すぐに姉妹と接触を試みて、安全な場所へと連れ添った」と説明。姉妹はおばへの連絡情報を含むメモを携えていた。
投稿によると、「姉妹は保護施設に入っており、家族との再会が試みられることになる」という。
同部隊は姉妹の今後について詳細を明らかにしていないが、過去に起きた同様の事例に基づけば、まず米税関・国境警備局の保護施設に収容される。その後、厚生省が運営するシェルターに移送され、米国内で暮らす保護者に引き渡されるまで収容される。
厚生省によると、保護者は米国に居住する親や親類である場合が多い。
https://www.cnn.co.jp/usa/35178135.html
ガスの違法抜き取りで大爆発 州兵1000人規模で生存者捜索
プエブラ、メキシコ、11月2日(AP)― メキシコ中部プエブラの住宅街で10月31日午前3時ごろ、パイプラインから違法にガスを抜き取っていた最中にガスが爆発し、少なくとも1人が死亡、14人が負傷、54軒の住宅に被害が生じた。負傷者のうち8人は、重度のやけどで重体と伝えられている。
ガスの匂いがするという通報で、近隣住民約2000人が安全な場所に避難した直後に爆発が3度続いたという。
爆発による火災は夜まで燃え続いたが、夜中に降った大雨で自然に鎮火した。
漏れていたガスは午後7時ごろ、ガス会社によって止められた。
プエブラ州当局によれば、同市のガス配送会社から道路を隔てた反対側の住居に、ガスを抜き取る装置が仕掛けられており、タンクローリー1台とガスボンベ25本が発見されたという。
政府は州兵1400人の他に警察官、消防士、救助隊員を現地に派遣する一方で、重機複数台と捜索犬4頭を投入して、生存者の捜索と救助活動、さらに死者の収容に当たらせるとしている。
(日本語翻訳・編集 アフロ
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f147258dcad27171b615d50a4e293e22ab009db
メキシコ 中国のTPP加盟を「歓迎」外相会談で表明
中国の王毅外相とメキシコのエブラル外相が会談し、メキシコ側はTPP(環太平洋経済連携協定)について「中国の加盟を歓迎する」と述べたということです。
会談は10月30日、G20(主要20カ国首脳会議)が開催されたローマで行われました。
中国外務省の発表によりますと、この席でエブラル外相は「メキシコは中国のTPPへの加盟を歓迎する」と表明しました。
また、台湾問題などを念頭に「『一つの中国』政策を断固実行し、内政不干渉の原則を堅持する」と述べました。
TPPには日本やメキシコを含む11カ国が参加していて、中国は今年9月に加入申請を行い、交渉入りに向けて各国への働き掛けを強めています。
一方、台湾もTPP加盟を申請していますが、中国が強く反発しています。
テレビ朝日
https://news.yahoo.co.jp/articles/82abe2d3b05a66e4c90cc3354cb11f57d7b78ad1
マヤ文明の遺跡400ヶ所、空からの測量で一挙発見 日本人考古学者率いる米チーム
──自動運転でも使われるLIDARによる測量が、考古学の常識を変えつつある
メキシコ南部、サン・ペドロ河流域に位置するアグアダ・フェニックス遺跡で、草木に埋もれた古代都市の姿が浮かび上がった。調査は米アリゾナ大学の猪俣猛教授(考古学、古代マヤ文明)が主導し、10月25日付で学術誌『ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビア』に掲載された。
調査に活用されたのは航空LIDAR(ライダー)と呼ばれる技術だ。航空機またはドローンからレーザーパルスを照射し、反射波が戻るまでの時間差を測定することで地表面の高低差を導き出す。こと草木に埋もれた現地においては、藪に分け入らずとも広範囲を調査できることから、考古学の調査手法に革命的な変化をもたらしている。
研究チームはメキシコ国営の統計機関が公開しているLIDARデータを精査し、478点にのぼる構造物を新たに発見した。それぞれ盛土で囲まれた広場状の空間となっており、いずれも長方形をしている。多くは長辺の片側を構成する盛土に切り込みが入り、片側10ヶ所、計20ヶ所の区画に分割されている。
構造上、巨石人頭像が発掘されたことで知られるサン・ロレンソ遺跡と共通する特徴を有しており、文化的影響を強く受けていたことを示唆する重要な手がかりになるとみられる。
■ 文字以前に確立していた20日単位の暦
遺跡を構成する20の盛土は、マヤ暦のひとつである20日周期の暦に通じる。このことから、今回発見された500点近くの遺構は、いずれも儀式に用いられる集会所だったと考えられている。また、多くが同じ方角に向けて建てられており、その方角はこの地域で太陽が天頂を通過する5月10日の日の出の方角と一致する。
さらに、この原則に当てはまらない遺構についても、いくつかの特定の方角に分類できることがわかってきた。それらは5月10日を基準とし、その40日前・60日前・80日前・100日前など、20日単位で日の出の方角と向き合うように設計されている。各遺構を構成する20区画の盛土とあわせ、20という数字に人々が特別な意味を見出していたことをうかがわせる。
放射性炭素年代測定により、遺跡は紀元前1000年から同800年のあいだに建造されたものと推定されている。マヤのピラミッドよりも、さらに1500年ほど前の年代だ。今回の発見は、まだマヤ文明が文字をもたなかった当時において、すでに20日単位の暦が確立していたことを示唆するものだ。
■ 貴重な発見が続くアグアダ・フェニックス遺跡
教授らのチームは昨年、同じアグアダ・フェニックス遺跡において、長さ1キロ以上にわたる大規模な台地状の遺構を発見している。遺跡は粘土と土でできており、幅400メートル、長さ1400メートルの規模だ。盛り土の高さは10〜15メートルほどとなっている。グリッド状に走る9本の主要な道が台地へとつながっており、周囲には溜池がいくつか設けられていた。
この人工の台地に人々が集まり、儀式を行っていたのではないかというのが猪俣教授の見立てだ。ヒスイでできた手斧など象徴的なものを台地中央に祀った可能性もあると教授は考えている。
調査チームは、英科学誌ネイチャーに掲載された2020年当時の論文のなかで、「我々が知る限り、これはマヤ一帯で発見されたうち最古の儀礼用の建造物であり、この地域のプレヒスパニック期(スペインが征服する以前の時代)を通じて最大のものです」と述べている。
英ガーディアン紙は「マヤ文明最古かつ最大の構造物が発見された」と報じ、「総体積では古代エジプトのギザの大ピラミッドを凌ぐ」と伝えている。
■ LIDARが変える考古学調査
猪俣教授は「水平方向にとても大きいため、(遺跡の)上を歩いても、ただの自然の風景のように思えるでしょう。しかしLIDARによって、その姿をはっきりと確認できるのです」と、その有効性を語っている。LIDARは自動運転車が周囲を認識する手法として利用されているが、考古学においても大きな前進をもたらしている。
米CNNは昨年、台地の発見を報じた記事のなかで、LIDARなどのリモート・センシング技術は「革新的存在」だと伝えている。
記事は米ノースカロライナ大学チャペルヒル校のパトリシア・マカナニー教授(考古学)によるコメントを引用し、「一回の飛行で得られるLIDAR画像は、数十年にわたる従来の考古学調査を超える情報をもたらすことがあります」としている。鉈で森を切り拓きながら進む従来のフィールドワークとは、効率の点で大きな差を生んでいる。
ただし、より詳細な調査には、現地での発掘作業が欠かせない。今後の考古学調査のあり方としては、マヤ文明誕生の地といわれる広大なマヤ低地のなかから遺跡が集中する地点をLIDARで絞り込み、そのうえで集中的に現地調査を行うスタイルが主流となるかもしれない。
アリゾナ大学が発表したリリースのなかで猪俣教授は、「この現場の発掘を続け、(当時の社会階級など)こうした疑問への答えを見出すのには、さらに長い時間を要することでしょう」と述べ、研究はまだ始まったばかりだとの認識を語った。
青葉やまと
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d7208aa59a867fad83e0f3241b24b9265a652a
人気リゾート地で薬物売人組織が銃撃戦、2人死亡と当局 メキシコ東岸
(CNN) メキシコ東部の海岸で4日、敵対する薬物の売人グループの銃撃戦が発生し、当局によると2人が死亡した。近くには米国人旅行者に人気のホテルがあり、事件当時は宿泊客の間に混乱が広がった。
キンタナロー州の検察当局はツイッターで、プエルトモレロスにあるビーチで売人グループ同士が衝突したと発表。メンバー2人が現場で死亡したと明らかにした。
他に重傷者は報告されていないという。地元の公安当局も、重傷を負ったり拉致されたりした旅行者はいないと説明した。
メキシコ東岸のプエルトモレロスは観光客に人気のエリアで、カンクンの南約25キロの地点に位置する。
銃撃戦の現場に近いホテルの複数の宿泊客はCNNの取材に答え、脅威が迫っているとの理由から屋内退避を指示されたことを明らかにした。このうちの1人は、プールエリアにいたところ銃声が聞こえたと証言。すぐに従業員が身を隠すよう呼び掛けたという。
当該のホテル企業の広報担当者は、現地の従業員が法執行機関と連携していると明らかにした。
メキシコ市にある米大使館の報道官はCNNに対し、銃撃戦の報告は受けており、メリダにある領事館が事件を調べていると述べた。
https://www.cnn.co.jp/world/35179031.html
“死のジャングル”を命がけで進むハイチ難民の家族に密着 道なき道の先に希望は・・・【SDGs】
大きな地震や大統領の暗殺など、政情不安が続くカリブ海の島国ハイチの難民。“死のジャングル”と呼ばれる危険地帯を、小さな子どもを連れて進みます。家族を待ち受けていたものとは?(05日23:58)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbbcb5af10f0dffa52f8c778d74418dd1a4d3f86
ニカラグア、左派政権続投へ 通算5期目、7日に大統領選
【サンパウロ共同】中米ニカラグアで7日、大統領選が行われる。左派の現職ダニエル・オルテガ大統領(75)ら6人が立候補するが、独裁色を強める政権は野党の有力候補を事前に拘束するなど露骨に選挙に介入。オルテガ氏の連続4選、通算5期目入りが確実な情勢だ。
左翼ゲリラ組織サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)出身のオルテガ氏は1979年に革命を成功させ、84年の大統領選で初当選し1期務めた。2006年大統領選で返り咲き、現在は連続3期目。14年の憲法改正で、無期限の長期政権に道を開いた。
18年には反政府デモを武力で封じ、市民ら300人以上が死亡した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/835b4f84bf7b47b79808d229b7392d5b7448d710
ニカラグア大統領選、現職オルテガ氏が4期連続当選確実
【11月8日 AFP】中米ニカラグアで大統領選が行われ、現職のダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)氏(75)が8日、4期連続の当選を確実にした。今回の大統領選では、オルテガ氏が「テロリスト」と呼ぶ対立候補の大半が投獄されたり亡命したりしており、米国はこれを「茶番」と非難していた。
中央選管が公表した暫定中間集計によると、開票率49%の時点でオルテガ氏は75%を得票した。
6月以降、対立候補と目された7人が拘束されており、同氏の連続4期、通算5期目の当選は以前から確実視されていた。任期は5年。
実際に出馬した5人に対しては、体制支持者との批判が出ていた。
米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は7日、声明を出し、選挙は「茶番」であり、結果はずっと前から「不正操作」されていたと非難した。
今回の選挙の国際監視団はおらず、海外メディアのほとんどは入国が認められなかった。
シド・ギャラップ(Cid-Gallup)の世論調査では、回答者の3分の2が対立候補に投票しただろうと答えていた。
米国や欧州は、オルテガ氏の親族や支持者らに対して制裁を科している。(c)AFP/Maria Isabel Sanchez
https://www.afpbb.com/articles/-/3374887?cx_part=top_topstory&cx_position=2
左派オルテガ氏連続4選 ニカラグア大統領選
中米ニカラグアで7日大統領選が投開票され、左派のダニエル・オルテガ大統領(75)の連続4選、通算5期目入りが確実となった。国内外のメディアが8日報じた。他の候補者5人は知名度が低く、オルテガ政権は野党の有力者ら7人を事前に拘束して立候補を阻止するなど露骨に選挙に介入。国際社会から非難の声が上がった。
独裁色を強める政権に経済制裁を科す米国は追加制裁を検討。バイデン大統領は7日、「自由でも公正でも民主的でもない。選挙日の前から結果が操作されていた」と批判する声明を発表した。
選挙管理当局の発表によると、開票率約50%時点でオルテガ氏の得票率は約75%、2位の候補は約14%だった。投票率は65%以上としているが、現地メディアは実際には8割以上が棄権したと報じた。
政権は2018年に起きた反政府デモを武力弾圧して300人以上が死亡、10万人以上が国外に逃れている。(共同)
https://www.sankei.com/article/20211108-FC4W6N4BFFLMPBU5GLFVSY6HCE/
ニカラグア大統領5選へ 野党候補ら拘束に「見せかけの選挙」批判も
中米ニカラグアで7日、大統領選が実施され、現職で4期連続、通算5期目をめざす左派のダニエル・オルテガ大統領(75)の当選が確実な情勢だ。この間、オルテガ政権は野党勢力を弾圧して有力候補を排除しており、バイデン米大統領は「見せかけの選挙だった」と批判した。
与党系メディアが報じた選管発表では投票率は65%で、開票率49%の段階で、オルテガ氏が74%を得票した。最終的な開票結果は15日に発表するとしている。
オルテガ氏は自ら投票した後、「多くのニカラグア人が戦争やテロではなく、平和を求めて投票している」と演説した。大統領の次の任期は2022年1月からの5年となる。
選挙を前に野党陣営の有力候補7人を含む39人が拘束され、多くの野党政治家や支持者が亡命に追い込まれたため、野党やカトリック教会は投票のボイコットを呼びかけた。司祭らがSNSに人通りのない街中の写真を投稿するなどし、選挙は支持されていないと訴えた。野党側は独自の調査として、推計投票率は18・5%だったと発表した。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce420f99926b58041ea46f4cc2167db0e1cd5923
ニカラグア大統領選、左派オルテガ氏が4期連続当選へ
[サンホセ 7日 ロイター] - 中米のニカラグアで7日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。現職のオルテガ氏(75)は、反体制派を拘束するなどして有力候補を選挙から排除しており、同氏の4期連続当選が確実となった。
現地時間午後6時に投票は締め切られた。首都マナグアでは朝方、一部の投票所で有権者の列ができるところもあったが、投票率は予想通り歴史的低水準となった。
オルテガ氏は右派のソモサ独裁政権を打倒した1970年代後半の革命の指導者。1980年代に大統領を務めたが、90年には選挙に敗れて大統領からいったん退いた。その後、2007年に大統領に返り咲いた。17年からは妻のムリジョ副大統領(70)と共に統治している。
ニカラグアの国家警察は5月以降、立候補を予定していた対立候補やジャーナリストなど反体制派を相次ぎ拘束。オルテガ氏の対抗馬は、与党サンディニスタ民族解放戦線寄りの政党の無名候補者5人だけとなった。
オルテガ氏は7日国営テレビで、選挙は多くのニカラグア国民によりもたらされたテロに対する勝利だと強調した。
一方、バイデン米大統領は選挙結果を前に声明を発表し、オルテガ氏とムリジョ氏はソモサ一族と何ら変わりないと批判。選挙は自由でも公平でもなく、民主的ですらないパントマイムだと糾弾した。
多くのニカラグア人が亡命しているコスタリカでは、約2000人の反オルテガ派が首都サンホセでデモ行進した。参加者の一人は、ニカラグアはキューバやベネズエラのような独裁国家になってしまったと語った。
国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の米州部門幹部はツイッターへの投稿で、今回の選挙を「茶番劇」と批判。オルテガ氏が抑圧や検閲で支配力を強めることへの懸念を示し、政治犯の釈放を求め、ニカラグアに民主主義を取り戻すため国際的な圧力を強めることが重要だと強調した。
ニカラグアでは18年に歳出削減に抗議する平和的なデモが起きたが、治安部隊とデモ参加者が衝突し、数カ月で約300人が死亡した。
与党は昨年、経済や社会秩序に害を及ぼすとオルテガ氏が判断した言論を禁止する法律を制定した。
海外のジャーナリストはここ数カ月、入国を禁止されている。欧州連合(EU)や米州など国際選挙監視団も不在の中で選挙は実施された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00a87c2f974b9d1224b537ca9f9661e0dcb9f6f7
米とメキシコの国境、20カ月ぶりに再開 越境者想定下回る
[ティフアナ/シウダードファレス(メキシコ) 8日 ロイター] - 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で閉鎖していたメキシコと米国の国境が8日、20カ月ぶりに再開された。ただ越境する人は予想されていたほど多くなく、国境付近で交通渋滞などの混乱はみられなかった。
米国との国境沿いにあるメキシコのティフアナの交通当局によると、メキシコとサンディエゴとの間の交通量は予想よりも35%ほど少なかった。
ティフアナでは7日、数百台の車が何キロもの列を作っていたため、国境再開で大きな混乱が生じるとの懸念が高まっていた。
米テキサス州エルパソの対岸の町、メキシコのシウダードファレスでは8日早朝、約20人の人が列を作り、その後国境を越え家族との再会を喜んだ。
米国とメキシコでは、新型コロナのワクチンに関する規則が異なる。中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)製ワクチンや、ロシア製ワクチン「スプートニクV」など、世界保健機関(WHO)の承認を受けていないワクチンを接種した人はすぐに米国に入国できないこともある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2abb2f7720cf8ae54d0b05e6da5c01af3ba2c154
アメリカとメキシコ・カナダ間、ワクチン完了で陸路往来可に
アメリカは新型コロナワクチン接種を条件に外国人の入国を認めることになり、隣接するメキシコ、カナダとの間も陸路で行き来できるようになりました。
アメリカと隣接するメキシコやカナダとの間では感染対策として、去年3月から陸路の国境は観光など不要不急の用事では往来が認められませんでしたが、8日からはワクチン接種を条件に行き来できることになりました。
メキシコ側のゲートにはアメリカに向かう車の長い列ができたほか、徒歩で国境を越える人たちの姿も見られました。
アメリカとメキシコは観光だけでなく、買い物などで日常的に行き来していた人も多く、メキシコ国境沿いのカリフォルニア州サンディエゴの国境検問所では、新型コロナの大流行前には1日平均でおよそ7万台の車が出入りしていたことから経済の活性化も期待されています。(09日18:23)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa3d659507ab306b77bd6a2fd6354fbd3f8c7a42
選管「オルテガ氏が76%得票」 投票率に食い違い 中米ニカラグア
【サンパウロ時事】中米ニカラグアの中央選管当局は8日、前日に投開票が行われた大統領選で4回連続、通算5度目の当選を決めた現職の反米左派ダニエル・オルテガ氏(75)が暫定集計で75.92%を獲得したと発表した。
計6人が出馬したが、政権が有力な反オルテガ派の政治家を排除したため、同氏以外は泡沫(ほうまつ)候補。2位の得票率は14.15%だった。
オルテガ氏は8日夜、副大統領続投が決まった妻のムリジョ氏を伴い、首都マナグアで支持者の集会に参加。地元メディアによると、オルテガ氏は勝利宣言で「主権は売り渡すこともできなければ、放棄することもできない」と繰り返し、選挙の正統性を否定する国内反体制派や欧米諸国の政府を批判。国民に自身の下での結束を求めた。
選挙をめぐっては、隣国に逃れた反体制派などが市民に投票ボイコットを呼び掛けていた。中央選管の発表によると投票率は65.23%だったが、市民選挙監視団体は有権者の81.5%前後が棄権したと指摘。両者の主張は大きく食い違っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0393d4fbc2ed7228bcb2fe11477261956eacf114
欧米から非難の嵐 ロシアやキューバは擁護 ニカラグア大統領選
【マナグア、モスクワAFP時事】中米ニカラグアの大統領選に対し、欧米各国から8日、激しい非難が浴びせられた。
2007年から権力を握り続けるオルテガ大統領は、少しでも有望そうな対立候補は6月以降、次々逮捕して7日の投票日を迎えた。国際監視団もいなかった。外国の報道機関も取材を拒否された。
オルテガ氏の当確が伝えられると、スペイン政府は8日、「反民主主義の茶番劇」と非難した。英政府も「名前だけの選挙だった」と切り捨て、ブリンケン米国務長官は「オルテガ大統領・ムリジョ副大統領夫妻の反民主的活動に手を貸した者たち」への制裁を警告した。
中米では隣国コスタリカが「信頼できるとか、(政府の)干渉を受けていないとか、自由で公正で包括的だとか」そうした要素を全く見いだせないと嘆いた。南米ではウルグアイとコロンビアが、発表された選挙結果を認めないと表明した。
これに対し、ロシアのラブロフ外相は8日、モスクワで記者会見し「ニカラグアの選挙を否定した米国は他の国にも同じことをするよう呼び掛けている。許し難いと考えるし、こうした姿勢を強く非難する」と反発した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c54ba7c0e846326743690ff6e8872d2056557190
米・カナダ・メキシコの北米首脳会議 18日に開催
アメリカ政府はおよそ5年ぶりにカナダとメキシコとの首脳会議を開催すると発表しました。中国を念頭に北米地域の連携を強化したい考えです。
ホワイトハウスは10日、バイデン大統領がカナダのトルドー首相とメキシコのロペス・オブラドール大統領を18日にホワイトハウスに招き、北米首脳会議を開催すると発表しました。
2016年以来、およそ5年ぶりとなります。
北米首脳会議では、新型コロナの収束や気候変動を含む競争力などの分野でさらなる連携への道筋を示すと同時に、強固な結束を再確認するということです。
ホワイトハウスは声明で「北米が世界で最も競争力があり、精力的な地域だという揺るぎないビジョンを確認する」と述べ、対立を深める中国を念頭に北米地域の連携強化を目指す考えです。
テレビ朝日
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f547c70d7ecfd9620bc99719cd4660922f36ac9
中米ホンジュラス大統領が台湾訪問へ 13日に蔡総統と会談
中米ホンジュラスの大統領府は11日、エルナンデス大統領が12日から3日間の日程で台湾を訪問し、蔡英文総統と会談すると発表した。台湾からの招待を受け、エルナンデス氏は10日、外遊先の米首都ワシントンを出発したという。
発表された日程によると、エルナンデス氏は呉釗燮(ご・しょうしょう)外交部長(外相に相当)の出迎えを受け、蔡氏とは13日に会談する。
ロイター通信によると、台湾は15カ国と外交関係を樹立しており、ホンジュラスは今年で関係樹立から80年を迎える。
ホンジュラスは28日に大統領選を実施する。野党候補の一人が、当選した場合は台湾との外交関係を破棄し、中国と国交を樹立すると発言している。
現在2期目のエルナンデス氏は今回立候補していない。来年1月の退任を前に、台湾への関与強化を求める声が超党派で高まるワシントンから訪台することで、政府与党の対米重視の姿勢を内外にアピールした形だ。
大統領府によると、エルナンデス氏は、蔡総統との会談で8年間の在任中に台湾から受けた支援への感謝を伝えるという。(ニューヨーク 平田雄介)
https://www.sankei.com/article/20211112-36B2DNTX75M47CSNMVKUOC43GM/
メキシコ中銀が5%に利上げ、4会合連続 インフレ高進を警戒
[メキシコ市 11日 ロイター] - メキシコ中央銀行は11日に開催した金融政策決定会合で、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、5.00%とした。利上げは予想通りで4会合連続。決定は4対1と、全会一致ではなかった。
中銀は声明で「インフレ増大につながっている衝撃はおおむね一過性と考えられているものの、影響が及ぶ可能性のある範囲は不明」と指摘。かなりの規模の影響が幅広い商品に及ぶ恐れがあり、価格形成プロセスやインフレ期待へのリスクになるとし、目標を超えて推移するインフレに懸念を表明した。
第4・四半期の総合インフレ率見通しは6.8%、コアインフレ率見通しは5.5%とし、前回見通しの6.2%、5.3%からそれぞれ引き上げた。
今後の会合では「インフレ圧力の動向およびインフレ見通しやインフレ期待に影響を及ぼす全ての要因を徹底的に精査する」とした。
さらに暫定データからは、メキシコ経済が第3・四半期に縮小した可能性が示されているとしつつも、第4・四半期から回復が始まると予想。「セクター間に大きな格差が存在する中、不透明な環境が続き、停滞した状況が想定される」とした。
10月のインフレ率は前年比6.24%に加速し、中銀目標の3%(プラスマイナス1%ポイント)を大幅に上回った。
キャピタル・エコノミクスの新興市場担当首席エコノミスト、ウィリアム・ジャクソン氏は、メキシコ中銀は25bpの利上げを継続し、政策金利が6%に達した時点で引き締めサイクルを終了させる可能性が高いと指摘した。
その上で、メキシコ中銀は、他の中南米諸国の中銀のように引き締めペースの加速にさほど積極的ではないとの見方を示した。
ブラジル中銀は10月下旬の会合で金利を150bp引き上げた。3日に公表された議事要旨では、中銀が150bp以上の利上げを検討していたことが明らかになった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba0caaeb2bd6d4cc2c3fe43fd37c7398dd8fc8af
台湾訪問中のホンジュラス大統領、支援を改めて表明
【11月13日 AFP】台湾を訪問中の中米ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernandez)大統領は13日、台湾への支援を改めて表明した。
エルナンデス氏は「困難な時にこそ、友のことがよく分かる」として、「この地域で緊張が高まっている今、ホンジュラスはここにいる。わが国は常に台湾に寄り添う」と述べた。
しかし、エルナンデス氏は3日間の台湾訪問を終えると、数週間後には退任する。
最大左派野党のLIBREから大統領選に出馬しているシオマラ・カストロ(Xiomara Castro)氏は、台湾と断交して中国と国交を結ぶ考えを表明している。
現在、台湾と正式な外交関係を結んでいるのはホンジュラスを含む15か国のみ。
1949年に内戦が終結して中国と台湾が別々に統治されるようになってから、中南米は中台関係の主戦場となってきた。
台湾はこのところ、中国が中南米諸国に新型コロナウイルスワクチンを提供して「ワクチン外交」を展開し、台湾から同盟国を奪おうとしていると非難している。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3375740?cx_part=top_topstory&cx_position=1
“死のジャングル”に2万人の子ども達が…ハイチ難民を取り巻く危機【前編】
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a0ac9c6035a65c9830daeb3565505a201da319d
■「世界で最も危険なジャングル」
南米コロンビアと中米パナマの国境に広がるジャングルがある。南米と北米をつなぐ地峡「ダリエン・ギャップ」。そこは険しい地形に加えマラリアや毒蛇、さらにはギャング組織の支配により「世界で最も危険なジャングル」の一つとされる。“死のジャングル”とも呼ばれている。100キロ以上に及ぶ密林の中に道はなく、これまで米国を目指す中南米の人々にとって「壁」となってきた。ところが今年に入って、このジャングルを2万人近いハイチ難民の子ども達が渡っているという。いったい、何が起きているのか。
■小さな港町に難民が殺到
コロンビア北西部のネコクリに入った。人口7万人ほどの小さな港町だ。蒸し暑い。少し歩いただけで汗が噴き出る。気温は30度を超える程度だが、赤道に近いためか日差しも強い。
海岸を見渡すと、黒いビニールで覆われたテントが数多く立ち並んでいた。この町に、今年からハイチ出身の難民が押し寄せている。常に2万人を超える人が滞在しているという。なぜ集まるのか。南米から米国を目指す難民が「ダリエン・ギャップ」のジャングルに入るためには、この町からボートに乗り、湾の対岸に渡る必要がある。ここが「ジャングルへの拠点」となっているのだ。ただ、あまりに難民が殺到しているため、隣の都市のメデジンに難民の一部が留め置かれる事態となっているという。メデジンは、かつての麻薬王、パブロ・エスコバル率いる「メデジン・カルテル」で有名だった都市だ。
■幼い姉妹、サライカとマリアの家族
この町で、ジャンさん家族に出会った。6歳のサライカと2歳のマリアの姉妹。そして父親のジュニオールさん(26)、母親のマリエさん(25)の4人家族。ハイチの人々が置かれている現状を日本に伝えたいと説明したところ取材を快諾してくれた。カメラでの撮影を望まない人も多い。家族の承諾に感謝するとともに、慎重に取材を進めることとした。
「ハイチの状況は良くありません。仕事も教育も十分な環境にないのです」。ジュニオールさんは嘆いた。
2010年、ハイチを大地震が襲った。死者は30万人を超え、国は危機的な状況に陥った。その3年後、ジュニオールさんは仕事を求めて単身ブラジルに渡る。ショッピングモールで職を得て結婚、2人の子どもにも恵まれて暮らしが安定してきたころに去年のコロナ禍で突然解雇された。ライドシェアの運転手など職を転々とする中、生活が成り立たなくなった。
母国ハイチでは今年7月に当時のモイーズ大統領が暗殺され、今も政情不安が続く。誘拐や殺人も多発し、極度の治安悪化も伝えられる。幼い子どもとともに混迷するハイチに戻るという選択肢は無かった。そこで米国移住を決意し、8月初めにブラジルを発ちバスを乗り継ぐなどして、9月末にコロンビアのネコクリに到着したという。
「娘たちには、厳しい国で苦労してきた私たちのような人生を歩んで欲しくないのです。そのために、より良い人生を探し続けています」。娘の将来への強い思い。彼はまた、今もハイチに残る家族や親戚を助けたいとも語った。
あえて、ジュニオールさんに訊いた問いがある。米国などで難民に対し「自分の国に帰れ」などと排斥する動きがあるが、どう考えるのか?
「私は気にしません。難民をどう思うかは人それぞれです」「私の人生は、いつも困難な状況にありました。もしハイチが経済的に安定した国なら、私が母国を離れる理由はありません。私はハイチを出て新たな人生を探しているのです」。彼が着ているTシャツの胸には、「ハイチを愛している」というロゴが入っていた。彼は決して祖国を捨てたわけではない。やむを得ない決断だった。
結った髪の先につけた水色やピンクのビーズの飾りは、姉妹を一層かわいらしく見せる。2歳のマリアは言葉を口にし始めたところ。5歳のサライカは少しはにかみながら、こんな夢を語った。「私の夢はバレリーナになること。バレリーナが大好きなの。きっと実現するわ」。
■“死のジャングル”を前に募る不安
一方、姉妹の母、マリエさんはジャングルに入る不安を口にした。
「実は、私はちょっと怖いんですよ。何が起きるかわからないし、どこに危険があるかわからない」。そして、こう続けた。「それでも行くって決めましたから。アメリカに行けば、ハイチより、いい人生が待っているのよ。私たちはきっとうまくいくわ」。自分に言い聞かせるようだった。
父、ジュニオールさんは周囲の人から聞いた情報を気にしていた。
「多くの人が途中で歩けなくなったり、体調を壊したり、ケガをしたり、実際にジャングルで亡くなった人もいると聞きました。今は、ジャングルの中の道のりが一番心配です。みんなが口を揃えて難しいって言いますから」。
私たちは地元関係者から、ジャングルの危険性を知らせる数枚の写真を見せられた。発見された遺体の写真だ。一枚は、5歳くらいの少女だろうか。半裸で仰向けに倒れている。浅い川をうつぶせの状態で漂う大人の遺体の動画もあった。川の水かさが増し、流された可能性があるという。目を背けたくなるが、これが“死のジャングル”と言われる現実でもある。
南米から米国を「ビザ無し」で目指す難民が陸地を移動するには、この危険な密林を横断せざるを得ない。しかし歩いて抜けるには6日以上かかるとされ、困難を極める。今年だけで子どもを含め、50人以上の遺体が確認された。国際移住機関などによると、転落や心筋梗塞などによる死者は200人以上と推定される。また感染症や毒ヘビ、武装組織による略奪、レイプなども多数報告されている。こうした危険があるにもかかわらず、ジャングルを渡る難民は急増。去年の8594人から、今年は10倍以上にあたる約9万5千人にも達した。そのほとんどがハイチ出身の人々。うち2万人近くが子どもなのだ。
それでもジャンさん家族はジャングルへ向かった。想像を超える、難しい旅の始まりだった。
(続く)
取材:ニューヨーク支局長 萩原豊(13日13:30)
「人生は家族一緒に」ハイチ難民 ある家族の肖像
「クリスマスを家族みんなで祝いたい」。ささやかな夢を叶えるため、人々は100kmを超す危険なジャングルを歩き続ける。南米コロンビアの小さな港町から“夢の国”アメリカを目指すハイチ難民の今を取材した。
(取材日:2021年10月23日―27日)撮影:市川正峻(ニューヨーク支局)山口貴史(サンパウロ通信員)
南米・コロンビアの北部に位置する町、ネコクリ。人口7万人ほどの小さな港町の海岸沿いには無数のテントが立ち並ぶ。カリブ海の島国・ハイチからやってきた難民たちの住処だ。
2010年に起きた大地震、そしてその後の貧困と治安の悪化で、多くのハイチ人がブラジルなど南米の国へと逃れた。しかし、コロナ禍の影響で職を失うなど生活は困窮。生き抜くために、陸路でアメリカへの移住を決意したハイチ難民がこの町に殺到している。
■劣悪な生活環境、それでも母国には帰らない
ハイチ難民のニクソン・チャーレスさん(43)
「大統領も殺され、状況は最悪です。生活できる環境ではないです」
一家でネコクリに住むニクソン・チャーレスさん(43)は、母国・ハイチの状況をそう語る。今年7月にモイーズ大統領が暗殺されるなど、治安の悪化が深刻なハイチ。今の状況下で、母国へ戻る選択肢はない。
しかしこの町での生活環境も到底良いとは言えない。狭い部屋に8人で寝泊まりし、庭で汲んだ水を飲む毎日。幼い娘は体調を崩し、点滴を打つ事態にもなった。
■“死のジャングル”を渡る
チャーレスさん(43)
「ジャングルの中を急ぐと苦しくなって、歩けなくなり死んでしまうこともあるでしょう」
チャーレスさん一家がアメリカを目指す中で、必ず通らなければならない場所がある。
それが“死のジャングル”と呼ばれる、100キロ以上にわたる密林だ。ビザの関係から、海路や空路で北中米の国に入ることのできないハイチの人々は、陸路で国境を越えていくしかない。それはとても過酷で、危険な旅だ。今年に入って、200人以上がこの死のジャングルで亡くなったと推定されている。
チャーレスさん(43)
「ほかに道がないので行くしかないです。この道しかないのですから」
そう語るチャーレスさんの表情には、決意とある種の諦めが入り混じる。
■「人生は家族一緒に」
チャーレスさんの長女・ジュサーラさん(13)は、父が死のジャングルを渡る旅について十分な説明をしてくれないことに不安を覚えている。しかしそれでも、命の危険があるこの旅を乗り越えて、叶えたい夢がある。
チャーレスさんの長女ジュサーラさん(13)
「家族がいつもそばにいて、クリスマスは家族みんなでお祝いするの」
アメリカでしっかりとした生活を築いて、いつの日かハイチに残った家族も良い生活ができるようになるのが彼女の一番の夢なのだ。ジャングルで命を落とすかもしれない境遇にある彼女が、明るく笑いながらこう続けた。
チャーレスさんの長女ジュサーラさん(13)
「“人生は家族一緒に”。父はいつもこう言っているわ。それが私の叶えたい夢。その夢が叶ったら他のことはきっと何とかなるの」
この家族もまた「難民の暮らす街町」を出発した。(13日09:00)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d393c35303295b9bc4cbe61f49114a4c22c42fd5
消費回復へ メキシコで“大規模セール”
コロナ禍で落ち込んだ消費を取り戻すため、メキシコの店では、アメリカにならい、“ブラックフライデー”のセールを始めました。
◇
384万人以上が感染したメキシコ。(感染者 384万5733人 死者 29万1147人 米ジョンズ・ホプキンス大 15日午後5時時点)
店には多くの買い物客の姿がありました。タブレットを吟味する人や、大きなテレビを購入する人もいます。実は、コロナ禍で落ち込んだ消費を取り戻すため、店ではアメリカにならい、ブラックフライデーのセールを始めたといいます。
買い物客
「私も仕事を失ったので来ました。前に進むためにはお互いに助け合わなければなりません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e36097703c42f42303476591eb0fb8516b461b8e
うっかりミス? トラックの荷台がぶつかり歩道橋が倒壊 メキシコ
メキシコ首都郊外の道路で信号待ちをする乗用車の列。 そこに大型トラックがやってくると・・・
コンクリート製の歩道橋が崩れ落ち、トラックを直撃しました。あたりは土煙に包まれ、隣の車線の車も巻き込まれたように見えます。
実はこのトラック、荷台をあげたまま走行していたため、歩道橋の下をくぐり抜けられず、橋の一部が崩落しました。
トラックと乗用車あわせて2台が押しつぶされましたが、2台とも運転席部分は直撃を免れ、トラック運転手はけがはしたものの命に別状はないということです。(15日16:30)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0a29742d0da19507eda838d069bc6eefa5f6100
キューバ、反政府デモ抑え込み リーダーは自宅囲まれ外出できず
カリブ海の社会主義国キューバで15日、反体制派がデモを計画したが、政府は首都ハバナに警官を配備するなどして、この動きを抑え込んだ。政府は事前にデモを禁止する措置を取っており、反体制派はそれを押し切る形でソーシャルメディアを通じて国内10カ所でデモを呼び掛けていた。ロイター通信などが報じた。
ハバナでは人が集まりそうな場所に警官などが配置され、主催団体のリーダーで脚本家の男性は当局者らに自宅周辺を囲まれ外出すらできなかった。他にも反体制派の一部が当局者らの監視対象になった。直前にはスペイン通信の記者らが取材許可証を取り消される事態も起きた。
キューバでは7月、新型コロナウイルス対策への不満や食料不足、政府の強権ぶりなどを非難するデモが40都市以上で発生した。政府は弾圧に乗り出し、亡命者の人権団体「キューバレックス」によると、1000人以上が拘束された。
今回のデモを巡り、キューバ政府は体制転換を狙う米国が関与したと主張している。一方、ブリンケン米国務長官は14日の声明で、キューバ政府が事前にデモを禁止したことなどについて「こうした威嚇戦術を強く非難する」と述べた。【サンパウロ中村聡也】
https://news.yahoo.co.jp/articles/715b333473f189e018e4ddd197505ea9caa14226
【写真特集】出口なきエルサルバドルの闇
<暴力と恐怖が支配するギャングの世界に一度足を踏み入れれば、もう出口はない>
ギャングによる殺人やレイプが蔓延する中米エルサルバドル。幼少期から暴力や貧困と隣り合わせの日常は、絶望した若者たちをギャングの道へと引きずり込む。新入りメンバーは殴打やレイプの洗礼を受け、逃げ出そうとする者には死が待ち受ける。
写真家のタリーク・ザイディは、ギャングが恐怖によって同国を支配している様子を写真集『シン・サリダ』にまとめた。「(ドナルド・)トランプ前米大統領が中米からの移民を『犯罪者』と呼んだとき、彼らがどんな生活から逃れようとしているのかを知ろうと思った」とザイディは言う。
3年がかりで撮影したのが、同国で二大勢力とされるギャンググループのマラ・サルバトルチャ(MS-13)とバリオ18のメンバー、そしてその恐怖支配の現場だ。
8〜9歳でギャングに入る子供もおり、一度入ると精神的にも肉体的にも抜け出すことは困難だ。絶望的世界への入り口は曖昧で、一度入ると出口はない。彼らの支配下に生きる多くの人々にもまた、出口は見えない。
Photographs from “Sin Salida“ by Tariq Zaidi, published by GOST Books
撮影:タリーク・ザイディ
ロンドン大学で理学修士号を取得後、企業幹部を経て写真家となる。世界各地の社会問題、不平等、存続の危機に瀕するコミュニティーなどをテーマに、欧米の主要メディアで活躍中。本作は新刊写真集『シン・サリダ』(英ゴスト・ブックス社刊)からの抜粋
Photographs by TARIQ ZAIDI
https://news.yahoo.co.jp/articles/5db0c9c0d755f88de7fbbb8686dd6cde0b274443
キューバ当局がデモ阻止 反体制派計画、観光は再開
【サンパウロ共同】カリブ海の社会主義国キューバの当局は15日、反体制派が同日計画していたデモを抑え込んだ。治安要員が参加者の外出を妨害した。スペイン通信などが報じた。政府は同日、新型コロナウイルス対策で制限していた海外からの観光客受け入れを本格的に再開した。
デモを呼び掛けた脚本家の男性は14日に自宅を出ようとしたところ、当局者に阻まれ15日も外出を断念。ほかの参加者も外出を妨害されたり、インターネットへの接続を制限されたりした。スペイン通信の記者らも取材許可証を取り消されるなどした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e5a2e662207390e1750754b29a2f3aebc007aca
中米ホンジュラス大統領選で波紋 有力候補が中国重視
【ニューヨーク=平田雄介】台湾と外交関係を持つ中米ホンジュラスの大統領選(28日投開票)で、「中国と外交・通商関係を結ぶ」と訴えた野党候補が世論調査で首位に立ち、波紋を広げている。中台を不可分の領土だとする中国との国交樹立は台湾との断交を意味する。中国の孤立化工作で外交関係を維持する国が15カ国にとどまる台湾は、ホンジュラス引き留めに躍起になっている。
台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統は13日、ホンジュラスとの外交関係が80年を迎えたことを祝してエルナンデス大統領を総統府に招き、一層の関係強化を確認した。
しかし、ホンジュラスでは中国との関係を重視する野党リブレのシオマラ・カストロ氏(62)が10月の民間世論調査で支持率38%と首位に立つ。当初は来年1月に任期満了となるエルナンデス氏の後継として、与党・国民党が擁立した首都テグシガルパ市長のナスリ・アスフラ氏(63)が優勢だった。別の野党を率いるテレビ司会者が10月に選挙戦撤退とカストロ氏支援を表明し、野党連合ができたことで情勢が一変。アスフラ氏が支持率21%で追う事実上の一騎打ちとなっている。
ホンジュラスでは昨年、新型コロナウイルスや2度のハリケーン被害で、経済成長率がマイナス9%を記録。投票時に失業問題を重視する人は7割、貧困を問題視する人は5割に上る。カストロ氏の訴えの中心は「貧困と格差の是正」で、6月に中国重視の姿勢を打ち出したのも、自国を「世界で最も成長している市場に組み込む」ためだ。
カストロ氏は野党連合結成後、中国との国交樹立について明言していないが、中国は9月、「『一つの中国』原則を支持する全ての動きを歓迎する」(汪文斌(おう・ぶんひん)外務省報道官)と好意的に受け止めている。
中国は、「独立派」とみなす蔡氏が台湾総統に就いた2016年以降、インフラ建設など経済支援を武器に台湾と外交関係を保つ国々を切り崩す動きが目立つ。中米・カリブ海では17年にパナマ、18年にエルサルバドルとドミニカ共和国がそれぞれ台湾と断交し中国と国交を樹立した。
今年は、これらの国々に新型コロナの中国製ワクチンが供給される一方、5月にホンジュラス、同じく台湾との外交関係を維持するグアテマラでのワクチン不足が伝えられた。切羽詰まったエルナンデス氏は中国製ワクチン入手に向け「必要なら中国で通商代表事務所を開設する」と演説。支援に回すワクチンのなかった台湾は窮地に陥った。
米国はワクチン外交をしないとしながらも、ホンジュラスやグアテマラにワクチンを分配し、台湾を側面支援。6月以降、ホンジュラスに計387万回分、グアテマラに計450万回分提供し、現地の状況は大幅に改善したとされる。
https://www.sankei.com/article/20211117-TEXRTGMVANLABFKTEA2BDBJFFI/
フリーダ・カーロの自画像、40億円で落札 中南米の芸術家で過去最高値
メキシコの画家、フリーダ・カーロによる自画像が16日、ニューヨークでのオークションで3490万ドル(約40億円)で落札された。中南米の芸術家の作品としては史上最高額となる。
当該の自画像「ディエゴと私」の落札額は、従来の記録だった980万ドルを3倍以上上回る。この時の作品を描いたのはカーロの夫で、作品にも影響を及ぼしたディエゴ・リベラ。2019年の競売で落札されていた。
オークションを手掛けたサザビーズは声明で、今回の落札額により「フリーダ・カーロが偉大な巨匠の居並ぶ美術史の舞台の中央に立った」と述べた。一般のオークションに出品されたカーロ作品のこれまでの最高落札額は16年の800万ドルだった。
サザビーズの中南米美術担当幹部、アンナ・ディスタジ氏はオークション後の声明で「この絵が描かれたのと同じ年、作者の愛するディエゴは、友人でメキシコ映画黄金時代を代表する女優だったマリア・フェリックスとの浮気に走った。この力強い自画像は、作者自身の苦痛と悲しみを絵画で明確に表現したものだ」と語った。
「今夜の結果を究極の復讐(ふくしゅう)と呼ぶこともできるだろうが、実際にはカーロの並外れた才能と世界的な訴求力とをこの上ない形で証明したものに他ならない」
「『ディエゴと私』は美しい肖像画という枠をはるかに超え、カーロの情熱と痛みのすべてを絵画に集約している。画家がありのままの感情を訴えた大傑作で、本人はこの時、創造力の絶頂期にあった」(ディスタジ氏)
カーロはキャリアを通じて胸から上の自画像を描き続けた。現在、それらはカーロ作品の中でもっとも有名な部類となっている。こうした形式が最初に人気を博したのはルネサンス期にさかのぼる。
亡くなる5年前の1949年に完成した「ディエゴと私」は、40年代にカーロが描いた最後の自画像だ。
カーロと壁画家のリベラは39年に1度離婚したものの翌年再婚。その2度目の結婚の後、カーロはアステカ文明や東洋の神話、医学、植物学に至るあらゆる題材から影響を受けた。また悪化する自身の健康やリベラとの険悪な関係も描き、作品を通じて自分自身の図像を生み出していった。
リベラと出会ったカーロは、自分の作品を批評することを求めた。2人の関係の紆余(うよ)曲折はその後、カーロの芸術にとっての重要な題材となった。
「ディエゴと私」に描かれるカーロはウイピルをまとっている。これはブラウスの一種で、メキシコ南部のテワンテペク地峡に暮らす女性たちの伝統的な衣装だ。カーロはこの赤いウイピルを代表的な自画像の多くで着用している。ハンガリー系米国人の写真家、ニコラス・マーレ―が撮影した有名な一連の肖像写真でもそうだ。
たいていはきつく束ねられているカーロの髪はここではほどかれ、首を絞めようとしているかに見える。頬を赤く染め、涙を浮かべながらこちらを見つめている。
額の中央には、リベラの頭部と肩が浮かび上がっている。心の中心にリベラが存在していることの象徴だ。そのリベラの額には第3の目が描かれている。
ディスタジ氏はオークションを伝える9月の声明で、「フリーダ・カーロは現代美術の世界的なアイコンであり、その作品は世界中で愛されている」「『ディエゴと私』には細部に至る表現へのこだわりが凝縮している。複雑な図像ときわめて個人的な物語とが、カーロ絵画の成熟を裏付けている」と指摘した。
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35179629.html
ニカラグアが米州機構脱退手続き開始 大統領選「正当性ない」に反発
中米ニカラグアの地元メディアなどによると、モンカダ外相は19日、米国など北米・中南米の全35カ国が加盟する米州機構(OAS)からの脱退に向けた手続きを開始したと明らかにした。7日の大統領選で、反米左派のオルテガ大統領が連続4選を果たしたことに関して、OASが「民主的な正当性がない」とする決議を採択したことに対する措置としている。
有力ネットメディアのコンフィデンシアルなどによると、モンカダ氏は19日の記者会見で、OASの事務局に脱退手続きを始めるための書簡を送付したとした上で「OASは介入主義で、米国によって支配されている」と批判。「我々は関係を断つ」と述べた。
ニカラグアの大統領選でオルテガ氏は、有力な野党候補らを事前に排除するなどして圧倒的な得票率で4選を決めた。OASは12日の総会で決議を採択し、「大統領選は自由も公平性も透明性もなかった」と指摘。「ニカラグアの民主的な制度は政府によってひどく弱体化している」と非難していた。
OASは1948年、南北アメリカ地域の安全保障強化などを目的に米国や中南米諸国が調印し、51年に発足した。社会主義国キューバも加盟国だが、62年の対キューバ制裁決議で排除された。決議は2009年に取り消されたものの、キューバは今も復帰を拒んでいる。【サンパウロ中村聡也】
https://news.yahoo.co.jp/articles/30c266f4ed4d3b2c32ad84a7e79441bf05f852ea
親中派に勢い、台湾断交も 28日に大統領選―中南米で外交戦激化・ホンジュラス
【サンパウロ、台北時事】中米ホンジュラスで28日、任期満了に伴う大統領選挙が実施される。15人が立候補する中、与党・国民党の首都テグシガルパ市長ナスリ・アスフラ氏(63)と、野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)による事実上の一騎打ちとなっている。同国は台湾と外交関係を結ぶ数少ない国の一つだが、やや優位が伝えられるカストロ氏は親中派。当選すれば台湾との断交に動く可能性がある。
カストロ氏は、左派政党リブレを率いるセラヤ元大統領の夫人。カストロ氏は9月、「当選すれば、すぐさま中国との外交、通商関係を結ぶ」と強調した。ただ、10月中旬に中道政党と野党連合を組んでからは、あからさまな親中発言は控えている。
ホンジュラスは援助も含めて政治・経済の対米依存度が非常に高く、外貨収入の柱は米国からの送金。現地外交筋は、台湾を後押しする米国との関係から、カストロ氏が勝っても当面は「様子見」を決め込む可能性を指摘している。
◇「経済」で中国攻勢
中南米には現在、台湾と外交関係を持つ15カ国のうち9カ国が集中。中国は経済協力を武器に切り崩しを進め、「中台外交戦争」の様相を呈している。
世界経済フォーラムによると、中南米の対中貿易額は2000年の120億ドル(約1兆3700億円)から20年には26倍の3150億ドル(約36兆円)に拡大した。中国は巨大経済圏構想「一帯一路」を旗印に情報通信分野を含めたインフラ投資を推進。最近では、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に乗じた「ワクチン外交」も目立つ。台湾と外交関係があるパラグアイでは今年3月、「中国政府と近い」と称する業者がワクチン提供の条件として台湾との断交を要求したとされる。
中国の動きが特に活発化したのは、16年に台湾で独立志向が強いとされる蔡英文政権が発足した後。中南米ではパナマ、ドミニカ共和国、エルサルバドルが台湾と断交し、中国と国交を樹立した。蔡政権は危機感を強めており、退任を控えたホンジュラスのエルナンデス大統領を今月12〜14日の日程で台湾に招き、手厚くもてなした。同行したロサレス外相に勲章を授与するなど、つなぎ留めに必死となっている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021111900823&g=int
ニカラグア、米州機構の脱退を表明 大統領選を非難され反発
米州の国々でつくる国際機関「米州機構」(OAS)のアルマグロ事務総長は19日夜、中米ニカラグアの代表から脱退手続きを求める文書を受け取ったと明らかにした。オルテガ大統領が連続4選を決めた今月7日のニカラグア大統領選について、OASは「自由でも公正でもなく非民主的だった」との非難決議を採択し、反発するオルテガ政権は脱退を示唆していた。
現地メディアなどによると、ニカラグアのモンカダ外相は19日、「OASはラテンアメリカの国々に対する干渉を繰り返す米国の操り人形だ」などと述べ、脱退手続きを始めたことを明らかにした。
大統領選は7日投開票され、オルテガ氏が大差で通算5期目に当選した。だが、選挙に先立ち、有力な野党候補7人など計39人を拘束しており、OASは12日に非難決議を採択。米国もオルテガ氏や政府高官の米国への入国を禁じた。
OASには米国とカナダ、中南米の国々の計35カ国が加盟。1948年のボゴタ憲章に基づき設立され、ワシントンに本部を置く。当初は米国の影響が強く、キューバ危機の際にはキューバが除名されたが、70年代以降は中南米諸国が米国に圧力をかける場となってきた。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ad842a8b6a69203b4dac8318e5f6498418edce0
メキシコ、不法移民600人保護 トレーラー2台で移動
【AFP=時事】メキシコの移民当局は20日、南東部ベラクルス(Veracruz)州でトレーラー2台にすし詰め状態で移動していた12か国出身の移民約600人を保護したと発表した。
国家移住庁(INM)によると、移民の内訳は女性145人、男性455人。大半はグアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアなど中米諸国出身者だが、バングラデシュ人37人、ガーナ人6人、インド人1人、カメルーン人1人も含まれていた。
ベラクルス州人権委員会のトナティウ・エルナンデス(Tonatiuh Hernandez)委員長は、移民はトレーラー2台に「詰め込まれて」、中には子どもや妊娠中の女性、病人もいたと述べた。
現在数百人から成る二つの移民集団(キャラバン)が、メキシコ南部を移動中だ。メキシコは、中米から米国へ向かう通過点となっており、大勢の移民が流入している。
米国では、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前政権よりも移民に人道的な対応を取るジョー・バイデン(Joe Biden)政権下で、必要書類を持たない移民の流入が急増している。
2020年10月から21年9月までのメキシコからの不法移民の数は170万人と、同期間における過去最多を記録した。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/355d9271bd5e65ff875af17d99c76e9fdba7696c
エルサルバドル、「ビットコイン都市」建設を表明
【米州総局=清水孝輔】中米エルサルバドルのブケレ大統領は20日、戦略都市「ビットコインシティ」を建設する計画を明らかにした。2022年に10億ドル(約1140億円)分の暗号資産(仮想通貨)ビットコインに裏付けられた10年債を発行し、建設費をまかなう方針だ。消費税以外の税金を免除し、企業の投資を呼びかける。
ブケレ氏はエルサルバドル東部ラ・ウニオンにビットコインシティを作る方針だ。空港や居住スペース、商業施設などを建設する。ビットコインのデザインを模した商業施設が上空から見えるようにする計画だという。10年債で調達する10億ドルの半分はビットコインの購入に充てる。その後も新たな債権を発行していく方針だ。
エルサルバドルは9月にビットコインを法定通貨に採用した。多くの人が金融システムにアクセスできるようにして米国で働く親族からの送金を促している。ただ直後から政府が設けた電子財布(ウォレット)やATMでシステム関連の不備が発生。ブケレ氏は国民からの人気が高いが、ビットコインの導入を巡っては反政府デモなど反発も起きている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN214B30R21C21A1000000/
ハイチで誘拐された米宣教師らの一行、2人解放と発表
(CNN) カリブ海の島国ハイチで米国人宣教師らの一行17人が誘拐された事件で、宣教師らが所属する米キリスト教支援団体は21日、2人が無事に解放されたことが分かったと発表した。
同団体は、解放された2人が心身ともに元気で、必要な支援を受けていることは報告できると述べる一方、今も拘束されている15人を気遣った。
米国人16人とカナダ人1人の一行は先月16日、ハイチの首都ポルトープランス付近でギャング団「400マオゾ」に誘拐された。全員がアーミッシュ、メノナイトなど保守的なキリスト教アナバプテスト派の信者で、乳児から10代までの子ども5人が含まれている。
CNNは2人の解放についてハイチの警察や閣僚ら、米国務省などに確認を求めたが、回答は得られていない。
ハイチのキテル司法相によると、犯行グループは人質1人につき100万ドル(約1億1000万円)の身代金を要求していた。所属団体や米国とハイチの当局は交渉の経緯をほとんど公表していない。
ハイチでは身代金を目的とした無差別の誘拐事件が多発してきた。特に7月のモイーズ大統領暗殺以来、政情不安を背景に誘拐などの犯罪が急増している。
https://www.cnn.co.jp/world/35179778.html
エルサルバドル、ビットコインを法定通貨にすべきでない=IMF
[メキシコ市 22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は22日、エルサルバドルに対する2021年の4条協議(経済審査)の結果を発表し、「ビットコインを法定通貨として使用すべきでない」との見解を示した。
IMFは「ビットコイン相場の振れ幅の大きさを踏まえると、法定通貨としての使用により、消費者保護や金融の安定性に大きなリスクが生じ、(国家)財政に偶発債務も発生する」と指摘。
その上で「ビットコイン関連法の射程を狭め、新たな決済システムに対する規制と監督を強化するよう推奨する」と述べた。
エルサルバドルのブケレ大統領は2日前、ビットコイン建ての国債を発行して資金を調達し、世界初の「ビットコイン・シティ」を建設する計画を表明したばかり。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a371bcb670325cfb895a31032f1b8bb02fa490ed
“接種証明”提示のイベントで… メキシコ
8月をピークに感染者数の減少が続いているメキシコで、大規模な音楽イベントが開催されました。参加者にワクチン接種の証明か、陰性証明の提出を求めることになっていましたが…
◇
8月をピークに感染者数の減少が続いているメキシコ。検温を終えた人たちが向かったのは、大規模な音楽イベントです。参加者にワクチン接種の証明か、陰性証明の提出を求めることになっていましたが…
来場者
「昨日はほぼ何もチェックされませんでした。バンドは見ていますが、安全な距離を取っています」
対策に不安の声も上がっています。
AP通信によりますと、音楽イベントは2日間にわたって行われ、初日だけでおよそ5万9500人が来場したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6871d01fff651c56672803bf30cc851d74572ea2
「カストロ」文書館開設 名を冠した建物は初 キューバ
【11月26日 AFP】キューバ革命の英雄フィデル・カストロ(Fidel Castro)元国家評議会議長の死去から5年となるのに合わせ、首都ハバナに25日、カストロ氏の著作物などを保存する文書館「フィデル・カストロ・ルス(Fidel Castro Ruz)」が開館した。同国でカストロ氏の名を冠した唯一の建物となる。
キューバでは2016年にカストロ氏が死去すると、学校や広場、公園、道路などの公共施設に同氏の名前を付けることを禁止する法律が成立した。同氏の遺志を尊重し、記念碑、像、石碑を建てることも禁止された。ただ、カストロ氏の「思想や活動の研究・普及」を目的とする場合は例外が認められる。
25日の開所式には、ミゲル・ディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)大統領、カストロ氏の弟で元議長のラウル・カストロ(Raul Castro)氏が参加した他、ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の姿も見られた。マドゥロ氏のキューバ訪問は2019年12月以来。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3377821?cx_part=top_latest
強制結婚逃れた14歳少女、警察が一時拘束 メキシコ
少女は、南部ゲレロ(Guerrero)州ホヤレアル(Joya Real)の貧しいコミュニティーで暮らしていたが、約1万ドル(約115万円)で売られ、16歳の少年と結婚させられるところだった。
トラチノジャン人権センター(Tlachinollan Center of Human Rights)のアベル・バレーラ・エルナンデス(Abel Barrera Hernandez)代表によれば、警察は22日夜、少年の家族の要請を受けて少女をゲレロ州で拘束した。しかし、州検察などの当局の支援を受けた同センターの弁護団とコミュニティー関係者との交渉により、14時間後に解放された。
メキシコでは未成年者同士の結婚は2019年に法律で禁止されたが、先住民族コミュニティーでは伝統という名の下に続いている。女性の虐待につながり、新郎家族の経済的負担も大きいとして廃止を求める声が高まっている。
公式統計によると、人口1億2600万人の約10%を占める先住民族の7割近くが貧困状態にあり、基本的なサービスを受けられていない。こうした貧困が金銭と引き換えの結婚につながっている。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/009e5488cb242b45681f121dea3b46604526fc4d
中米3カ国から米への密航費、年22億ドル 大半は業者の懐に
(CNN) グアテマラなど中米3カ国の住民らが米国への移住の試みに支払っている年間の費用は推定で毎年22億米ドルに達し、大半は密航業者らの懐(ふところ)に入っているとの新たな報告書が27日までに公表された。
報告書の作成には米団体「移民政策研究所」、世界食糧計画(WFP)やマサチューセッツ工科大学(MIT)が参加。調査対象のほかの2カ国はホンジュラスとエルサルバドルで、これら諸国の数千規模の所帯の調査で過去5年に得たデータを基にした。
平均的な密航用の出費を割り出し、実際に移動した人数などを基にした推定データを算出した。米国への入国を求める動機や関連の費用などを詳細にわたって調べた。
報告書の発表に伴う声明でMITの准教授は、22億ドルは移民が自ら負担し、借金や個人的なリスクも背負っていると指摘した。
報告書によると、3カ国が米入国を目指し合法的な手段以外に支払う費用は毎年、約17億ドル。集団移動あるいは単独での試みには約2億3000万ドル要している。合法的なルートを通じた入国には約2億4000万ドルだった。
密航ビジネスに関する研究者たちは過去に、業界全体の規模を推定し、今回の報告書よりも高い出費額に言及していた。2018年の国連報告書では、メキシコあるいは米国への違法な送り出しを図る闇の商売は毎年約40億ドル規模ともしていた。
報告書によると、調査の対象者が密航業者に払った費用は約7500ドルとし、手数料に加え、食料や移動に必要な経費が含まれたとした。単独あるいは集団移動の場合の平均費用は2900ドルだった。
学生ビザ(入国査証)や難民としての移住など正規の入国手段を選んだ場合は4500ドルだった。
これら費用を支払っても米国入国に成功しなければ返済出来ない借金に直面する場合もあると付け加えた。
https://www.cnn.co.jp/world/35180046.html
旅客機の車輪格納部に隠れて密航か、男を逮捕 米マイアミ空港
(CNN) 米フロリダ州のマイアミ国際空港で27日、中米グアテマラから到着したアメリカン航空機の車輪格納スペースに男が隠れていたのが見つかった。
税関・国境警備局(CBP)は、格納スペースに隠れて当局の目を逃れようとした26歳の男を拘束したと発表した。
アメリカン航空は、同機が午前10時6分に着陸した際、「保安上の問題」で捜査当局者に迎えられたと発表し、捜査に協力していると述べた。
地元消防当局はCNNに、この男の健康状態を調べるため、近くの病院へ運んだことを確認した。
地元ニュースメディアがインスタグラムに投稿した動画には、ぼう然とした表情の人物が反射ベストを着た空港職員とともに飛行機の翼の陰に立つ姿や、ややバランスを崩した様子で地面に座り込む姿が映っている。
もうひとつの動画では、この人物が捜査当局者や救急隊員に囲まれ、水を与えられたり手当てを受けたりしている。
CBPは声明で、航空機などの閉鎖スペースに身を隠そうとする行為は極めて危険だと強調した。
https://www.cnn.co.jp/usa/35180052.html
バルバドスがエリザベス女王の君主制を廃止、大英帝国の名残、英連邦の歴史
英連邦王国ではなくなるが、英連邦には加盟し続ける、どういうこと?
1966年12月、カリブの島国バルバドスが独立すると、初代首相のエロール・バローは新たに加入した国連で「私たちはすべての国々の友人となるが、どの国の衛星国にもならない」と宣言した。
それから55年間、バルバドスは「英連邦王国(Commonwealth realm、コモンウェルス・レルム)」のひとつとして、エリザベス女王に忠誠を誓い続けてきた。英連邦王国とは、英国から独立しているものの、英国君主を国の君主としている国家を指し、これまで英国を含めて16カ国あった。
この16カ国のうちバルバドスが、11月30日、エリザベス女王を国家君主とする体制を廃し、共和制に移行する。今後は女王の承認を得ずに、独自に進路を定めることができる。
それでも、バルバドスと英国とのつながりが完全に途絶えるわけではない。バルバドスは、今後も「英連邦(Commonwealth of Nations、コモンウェルス)」の加盟国だ。英連邦は、旧英国植民地を中心に構成された組織で、加盟国は環境保護や貿易振興、民主主義の支援などさまざまに協力している。この組織の長もエリザベス女王だ。
これは、わかりにくい状況かもしれない。英連邦王国ではなくなるが、英連邦には加盟し続けるとはどういうことか? 英連邦の長である女王はどのような役割を果たしているのだろうか。
英連邦誕生まで
英連邦は、大英帝国のゆるやかな崩壊から生まれた。大英帝国は、絶頂期だった19世紀後半、世界の陸地の5分の1を占めるほど繁栄していた。
しかし、大英帝国が領土を拡大するにつれて、一部の植民地で不満が高まってきた。1864年には、現在のカナダにあった3つの英国植民地の代表が、合併してひとつの自治連合を形成する交渉を始めた。これらの植民地は、米国からの侵略を恐れて独自の防衛軍の設立を望み、南方の地域との自由貿易も求めていた。
100年ほど前の米国独立戦争のように、独立を巡って争い、敗北を繰り返すことを恐れた大英帝国は、1867年7月、植民地側の要求を受け入れた。だが、植民地の支配権は手放さなかったので、カナダは英国自治領(ドミニオン)となった。
これは、カナダは自治権を有するが、法体制は英国の監督を受ける、つまり、女王が自己裁量で法案を拒否できることを意味した。その後の数十年間で、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アイルランド自由国(現在のアイルランド共和国)など、他の植民地も次々に自治領となった。
ところが、第一次世界大戦後、英国と共に戦ってきた自治領で独立主義が台頭し、自治権以上を要求する動きが激しくなった。1926年、英国と各自治領は、「君主への共通の忠誠によって結ばれた」対等な立場であることに合意した。この宣言は、1931年のウェストミンスター憲章で正式なものとされ、ここに「英連邦(British Commonwealth of Nations)」が正式に誕生した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/226b6e1138e40d65546ea93488a28dade4ac1d7c
https://news.yahoo.co.jp/articles/226b6e1138e40d65546ea93488a28dade4ac1d7c?page=2
現在の形への歩み
だが、この英連邦が現在の形に進化するには、さらに20年の歳月を要した。この進化に大きな影響をもたらしたのは、インドの独立運動だった。インドは、1926年の交渉に参加していたが、英国を君主国として引き続き承認する協定には調印しなかった。逆にインドでは、植民地支配からの完全な独立を求める運動が、マハトマ・ガンジー主導のもとで展開された。
1947年、インドはついに英国からの独立を勝ち取ったが、英国と完全に断絶することはできなかった。主権国となったインドは、2年後に条件付きで英連邦への加盟を求めた。
その条件とは、インドは英国王ジョージ6世を英連邦の長としては認めるものの、国王への忠誠を誓わない、つまりインドの君主とはせずに加盟するという内容だった。
インドのネルー首相は、インド議会で、この決定について次のように説明した。「今日の世界では、非常に多くの破壊的な動きが生じており、私たちは幾度となく戦争の危機にさらされています。すでに構築した同盟関係から離脱することは、安全ではないと考えています」
この条件に同意した加盟国は、1949年に「ロンドン宣言」を発表し、インド、パキスタン、セイロン(現在のスリランカ)を「自由で対等な加盟国」として受け入れた。ロンドン宣言によって英連邦は改革された。名称はBritish Commonwealth of NationsからBritishが取れてCommonwealth of Nationsとなり、英国君主への忠誠を誓うことなく独立国家が加盟できる組織になった。
54カ国が加盟
現在、英連邦には54カ国が加盟し、貿易、環境保護、教育などに関する問題に取り組んでいる。加盟国は互いに義務を課せられることはないが、共通の価値観に基づいて団結しており、とりわけ、旧英国植民地としての歴史が強い絆となっている。
結成から70年以上が過ぎ、加盟国の顔ぶれも大きく変化した。アイルランドは、1949年に正式に共和国となって脱退した。また、フィジーやナイジェリアなどは、独裁体制が敷かれていた間、一時的に離脱した。モザンビークとルワンダは、大英帝国と歴史上のつながりはないが、それぞれ1995年、2009年に加盟した。両国は、加盟によって外交上、経済上の利益が得られることを期待している。
その他の多くの国々が、20世紀の半ばから後半にかけて、英国から独立後に英連邦に加盟し、大半がインドにならって、英国君主に忠誠を誓わないことを選択している。
しかし、今でも女王を君主として受け入れている加盟国もある。こうした加盟国は英連邦王国(コモンウェルス・レルム)と呼ばれており、アンティグアバーブーダ、オーストラリア、バハマ、ベリーズ、カナダ、グレナダ、ジャマイカ、ニュージーランド、パプアニューギニア、セントクリストファーネビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、ソロモン諸島、ツバル、英国、そしてまもなく離脱するバルバドスである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/226b6e1138e40d65546ea93488a28dade4ac1d7c?page=3
英連邦における英国君主の役割
英国君主は、自動的に英連邦の長に就くわけではない。エリザベス女王はジョージ国王から地位を継承したが、長の地位は世襲制ではなく、加盟国が選出する。2018年、英連邦は、エリザベス女王に続く長はチャールズ皇太子となることを発表したが、今後も、それが続くとは限らない。
いずれにしても、英連邦の長の役割は象徴的なものだ。日常業務を監督するのは事務局であり、エリザベス女王の主な役割は、定期的にロイヤルツアーに出かけ、加盟国間の結束を強化することにある。
一方、英連邦王国(コモンウェルス・レルム)では、君主の役割はやや異なっている。これらの国々は英国君主への忠誠を誓っているものの、英国の一部ではなく、選挙で選ばれた自国の政府がある。女王の代理を務めるのは総督で、法律の承認や大臣、大使、裁判官の任命など儀式的な仕事を行っている。
こうした役割はほぼ形式的なものだが、異例の状況下では、総督が政府をしのぐ権限を持つ場合がある。たとえば1975年、オーストラリアのジョン・カー総督が、当時のゴフ・ホイットラム首相を罷免した事件だ。これは、議会の行き詰まりを打開するためだったが、憲法を揺るがす問題となった。
現代の関係性
近年、一部の英連邦王国では、変革が始まっている。特に、カリブ海や太平洋の旧植民地では、若い世代が従来の体制を植民地時代の遺物と見なしている。
今回のバルバドスの決断を、共和主義志向の新たな流れと推測する見解もある。英キングス・カレッジ・ロンドンの帝国史学の教授、リチャード・ドレイトン氏は、2020年にニューヨーク・タイムズ紙で、「女王を国家君主から外すというバルバドスの決定は、ジャマイカやセントルシア、セントビンセント・グレナディーンなどにとって、大きな転換点となるかもしれない」と語っている。
一方、旧自治領だった国々も、英国王室との関係の変更を検討してきた。オーストラリアでは、1999年に行われた国民投票で、45%が、エリザベス女王を君主から外すことに賛成した。カナダでは、2021年2月の調査で、国民の55%が、英国王室はもう自分の生活とは関係がないと考え、半数は、女王を国家君主から外すべきだと回答した。
ただし、変化を模索する中でも、各国首脳はバルバドスのバロー初代首相やインドのネルー首相の考えに同意している。つまり、ますますグローバル化が進む世界では、たとえ相手が以前の植民地開拓国であったとしても、英連邦のような組織を通じて、同盟を維持することが重要だという見解だ。
「今後も英国君主との結びつきを維持したいと考えています」。10月、バルバドスのモトリー首相は、バルバドス議会でこのように述べ、君主制の廃止に至った考えについて次のように表現した。
「国民の将来を描き、あらゆる脅威から国民を守る権利は、不可侵の権利です。この権利を、私たちは国民を代表して、ここに要求します。いかなる困難にも負けず、可能性を認識し、結束の必要性を自覚し、12月1日から、世界で最新の共和国としてバルバドスが前進することを、揺らぐことのない確信をもって表明します」
文=AMY MCKEEVER/訳=稲永浩子
ホンジュラス大統領選 親中派が優勢
【ニューヨーク=平田雄介】中米ホンジュラスで28日、エルナンデス大統領の任期満了(来年1月)に伴う大統領選が行われた。選挙管理当局の29日までの中間集計によると、親中派で左派野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)が首位で優勢となった。当選すれば外交関係のある台湾と断交し、中国と外交・通商関係を結ぶと訴えていたことがあり注目されている。
15人が立候補し、開票率約51%時点でカストロ氏の得票率は約53%。中道右派与党のナスリ・アスフラ氏(63)が約33%で2位につけている。
カストロ氏は、2006〜09年の在任中に中南米左派政権との関係を強めたセラヤ元大統領の夫人。ロイター通信によると、開票速報を受け「『和解』の精神で新たな政府を発足させる」と勝利宣言をした。
対中関係について、公約集で「中国とより友好的な外交関係構築を探る」としている。既に活発化しているホンジュラスをめぐる米中台の外交戦が激しさを増しそうだ。
台湾の蔡英文総統は今月13日のエルナンデス氏との会談でホンジュラスの引き留めを図った。ロイター通信によると、米政府も先週カストロ、アスフラ両陣営と接触し、ホンジュラスと台湾の外交関係の維持を望む意向を伝えた。中国外務省は米国が「強い圧力」をかけたと批判した。
こうした中、カストロ氏の側近は対中関係に関する「最終的な決定はしていない」とロイターの取材に答えた。カストロ氏の側には米中のはざまでホンジュラスの利益を最大化する狙いがあるとみられている。
ホンジュラス新大統領の任期は4年で、来年1月27日に就任する。米欧メディアによると結果の確定まで数日かかる見通し。カストロ氏が当選すれば同国史上初の女性大統領となる。
台湾が外交関係を持つのは現在15カ国。このうち9カ国が中南米・カリブ海に集中しているが、17年にパナマ、18年にエルサルバドルとドミニカ共和国がそれぞれ台湾と断交して中国と国交を樹立するなど、中国の存在感が高まっている。
https://www.sankei.com/article/20211129-B3FRXU5XTJKRJIACF4OCQDMDAY/
ホンジュラス大統領選、新中派の元大統領夫人が勝利宣言
[テグシガルパ 28日 ロイター] - 中米ホンジュラスで28日、大統領選挙が行われ、左派野党候補のシオマラ・カストロ氏が勝利を宣言した。カストロ氏はセラヤ元大統領の妻で、勝利が確定すれば同国初の女性大統領が誕生する。
選挙管理委員会によると、開票率40%時点で、カストロ氏は53.5%を得票。与党候補で首都テグシガルパ市長のナスリー・アスフラ氏は34%。
カストロ氏は演説で、融和の政府を樹立し、国民投票の導入で直接民主主義制度を強化する方針を示した。
エルナンデス現大統領は、地元ギャングとのつながりが指摘され、米国が麻薬密輸関連で捜査対象としていた。カストロ氏は、反エルナンデス層を取り込み、世論調査でアスフラ氏にリードしていた。
ホンジュラスは台湾と国交がある数少ない国の一つだが、カストロ氏はマニフェスト(選挙公約)で、勝利すれば中国と国交を結ぶとしていた。ただ、選挙を目前に控えた先週、米政府高官が訪問した後、マニフェストを起草したカストロ氏の側近はロイターに、最終的な決定はしていないと語っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/115df215e3c999c678d0920186f4e2f16c9a0979
ホンジュラス大統領選 親中派が勝利
【ニューヨーク=平田雄介】中米ホンジュラスで11月28日に実施されたエルナンデス大統領の任期満了に伴う大統領選で、中道右派与党のナスリ・アスフラ氏(63)の陣営が30日、敗北を認め、親中派で左派野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)の勝利が確実となった。同氏は外交関係のある台湾と断交し中国と国交を樹立すると訴えたが、最近はトーンを弱めており対応が注目される。
与党・国民党幹部が同氏の勝利を認め「建設的な野党として新政権とともに働く」と声明を発表した。アスフラ氏もテレビ番組でカストロ氏を「次期大統領」と呼び、勝利を祝福した。
カストロ氏は来年1月27日、同国初の女性大統領に就任する。任期は4年。選挙戦では「貧困と格差の是正」や「汚職の撲滅」を訴えた。選挙管理当局(開票率52%)によると、カストロ氏の得票率は53%、アスフラ氏は34%。結果確定にはなお数日かかる見通し。
https://www.sankei.com/article/20211201-W74GLXD6CJIXLO4A3376HASPFI/
米裁判所、メキシコ「麻薬王」の妻に禁錮3年 麻薬取引や資金洗浄の罪
(CNN) 米首都ワシントンの連邦地裁は11月30日、メキシコの「麻薬王」と呼ばれたホアキン・グスマン受刑者(通称エル・チャポ)の妻に対し、夫が率いる組織の麻薬取引およびマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した罪で、禁錮3年および罰金150万ドル(約1億7000万円)などを命じる判決を言い渡した。
エマ・コロネル・アイスプロ被告(31)は今年6月の公判で罪を認めていた。
同被告は公判で判決が言い渡される前に、夫とその麻薬組織「シナロア・カルテル」との関わり、および自身が米国の市民に対して与えた可能性のある危害について深く後悔していると表明。自身の責任を全面的に認めるとともに、夫が収監されているためにすでに片親がいない、9歳になる双子の子どもたちの事情を考慮するよう、裁判官に対して懇願した。
同被告の弁護士も、被告の逮捕を受けた報道において、被告が米政府に協力して組織のメンバーらに不利を招いているとする匿名の政府情報筋の話が取り上げられたため、被告の身の危険が及ぶ可能性があることを考慮するよう裁判官に求めた。
同弁護士は、この報道について虚偽であると断固否定しつつ、同被告が組織の標的となり得るためにメキシコへ帰国することが出来ない可能性があると指摘した。
検察側は複数の要素を考慮し、量刑の最低基準を9カ月下回る禁錮4年、罰金150万ドルなどを求刑。連邦検察官は公判で、被告が犯した罪は重大だとしつつも、被告が犯罪で担った役割は最小限であり、「犯罪組織という非常に巨大な器械の歯車のひとつ」だったと指摘していた。
メキシコと米国の二重国籍を持つ同被告は今年2月、米ダレス国際空港で逮捕され公判中は勾留されていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6c2378228b8fd3db9a029c974cdc9d343febe99
メキシコで囚人9人が脱獄 1時間におよぶ銃撃戦の末
トゥーラ、メキシコ、12月2日(AP)― メキシコ中部、首都メキシコシティの北に位置するイダルゴ州で12月1日午前4時ごろ、犯罪組織の一味が車数台を刑務所に突っ込み、受刑者9人を脱獄させた。
州当局は声明で、約1時間におよんだ銃撃戦で、刑務官2人が負傷したと発表した。
脱獄と相前後して、同州のトゥーラで車が2台爆発・炎上した。
警察によれば、焼けただれた車の部品が周辺に散乱しており、1台の床には爆発でできたとみられる大きな穴があいていたといい、地元メディアは自動車爆弾だった可能性があると報じている。
メキシコで自動車爆弾が使われるのは非常にまれで、2010年に北部チワワ州のシウダー・フアレスで使われた際には3人が死亡した。
反対に、警察の注意を引くために車に火を付けた結果、燃料タンクが爆発するケースはよくあるという。
州当局は、脱獄に加担した犯罪組織の名前を明らかにしていないが、脱獄したのは組織のボスだった可能性があり、警察官、軍隊、州兵を投入して行方を捜している。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3fc5d99a6853965b78f1c29ae66df11060659d7
メキシコ初の女性中銀総裁、上院が指名承認 1月1日に就任
[メキシコ市 2日 ロイター] - メキシコ上院は2日、財務副大臣のビクトリア・ロドリゲス氏の中央銀行総裁指名を承認した。これにより、同国初の女性中銀総裁が誕生する。
ロペスオブラドール大統領は先週、エレラ前財務・公債相に対する指名を撤回、ロドリゲス氏を次期総裁に指名した。
この人事変更で市場は混乱し、中銀に対する政治介入への懸念が浮上した。ロドリゲス氏は1日、中銀の独立性維持と価格安定保証の責務に取り組んでいくと繰り返し議員らに述べた
就任は来年1月1日となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ba95f1191cc7f6790394546457335aa9f75692
「悪魔払い」で7人殺害、宗教団体メンバーに禁錮50年 パナマ
【12月4日 AFP】パナマ北東部チャンギノラ(Changuinola)の裁判所は3日、「悪魔払い」と称して子ども6人と妊婦1人を殺害した罪で宗教団体のメンバー7人に最高刑の禁錮50年、2人に禁錮47年の有罪判決を言い渡した。検察当局が明らかにした。
2020年1月、パナマの捜査当局は同国奥地で正体不明の教団を強制捜査し、その翌日、付近の村で7人の遺体が埋められているのを発見。遺体は1歳から17歳までの子ども6人と、このうち5人の母親で妊娠中の女性だった。
裁判所は、教団メンバー9人が「悪魔払い」の儀式で子ども6人と女性1人を縛り上げ、棒や聖書で殴り、マチェーテ(なた)で殺害したと認定。メンバーらは子どもたちの目の前で女性を殺害した後、子どもたちを殺害した。
脱出した数人の通報を受けて警察が駆け付け、教団施設に捕らわれていた15人が救出されている。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3379187?cx_part=top_topstory&cx_position=2
メキシコでも新変異株
メキシコの保健当局は3日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染者1人が同国で初めて確認されたと明らかにした。南アフリカ出身の男性(51)で、症状は軽いという。中南米ではブラジルでもオミクロン株の感染者が確認されている。
男性は11月21日にメキシコに到着。6日後に症状を訴え、その後の検査で感染が判明した。(共同)
https://www.sankei.com/article/20211204-4YBZPNFJ5RPDTKNON46VJU53OE/
ハイチで誘拐の宣教師一行、新たに3人解放 残る人質は12人に
(CNN) ハイチで10月に誘拐された米国やカナダの宣教師一行17人のうち、新たに3人が5日夜に解放された。宣教師が所属する米キリスト教支援団体が発表した。
同団体は「解放された人々は安全で、元気な様子だ。以前の解放時と同様、解放された人の名前や解放の状況などの詳細は公表できない」と声明で述べた。
本件に詳しい米当局者によると、解放された人の中には米国人の幼い子ども1人とその母親の米国人が含まれている。
米国務省は解放の報告を歓迎したが、作戦や安全への配慮から詳細なコメントはしなかった。
米国人16人とカナダ人1人は10月16日、ハイチの首都ポルトープランス北東部を車で移動中に、ギャング団「400マオゾ」によって誘拐された。全員がアーミッシュ、メノナイトなど保守的なキリスト教アナバプテスト派の信者で、人質には乳児、3歳、6歳、10代2人の計5人の子どもが含まれていた。
先月には人質2人が解放され、残る人質は12人となる。
身代金の支払いの有無に関する情報は出てきていない。ハイチのキテル司法相によると、誘拐犯は人質1人に100万ドル(約1億1000万円)を要求している。ギャング団のリーダーは要求したものが手に入らなければ人質を殺すと脅している。
ハイチでは身代金目的の誘拐が多発し、被害者の貧富や年齢にかかわりなく無差別に起きている。地元の人権団体によると、7月のモイーズ大統領暗殺後の数カ月で誘拐事件が急増した。
https://www.cnn.co.jp/world/35180456.html
悪魔を燃やしたらクリスマスシーズン グアテマラ
【AFP=時事】中米グアテマラでは、クリスマスシーズンの始まりに悪魔の人形を燃やす行事がある。聖母マリア(Virgin Mary)の「無原罪懐胎」の祭典の一環。首都グアテマラ市の歴史地区では悪魔をかたどった人形が売られている。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a6f0a981a5a3ffbf0df4fb238d8d1455e28ffd6
感染拡大と腐敗巡り“政府批判”グアテマラ
クリスマスシーズンに、家庭でいらなくなったものと一緒に悪魔の人形を燃やす恒例行事が行われる中米・グアテマラ。今年は“ある特徴”がありました。人形の手元には、注射器とたくさんのお札がありました。
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新規感染者、死者ともに減少傾向にある中米・グアテマラ。首都グアテマラシティーでは、街の至るところに悪魔の姿がありました。悪魔の表情も様々です。そして夜になると、なんと悪魔が火だるま状態に…
グアテマラでは毎年、クリスマスシーズンに「悪魔燃やし」として、家庭でいらなくなったものと一緒に、悪魔の人形を燃やす恒例行事が行われています。今年はある特徴がありました。人形の手元にあるのは、注射器とたくさんのお札です。
主催者
「これは政府に対する明確で簡潔なメッセージです。私たちは、パンデミックへの誤った対応と人々が苦しむ姿を見てきた。お金を握った悪魔の人形は、浪費と腐敗を表している」
ロイター通信によりますと、今年の悪魔の人形は、コロナ感染拡大と腐敗を巡る、グアテマラ政府の対応への批判を表しているということです。
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世界では2億6700万人以上が感染し、527万人以上が死亡 しています。(感染者 2億6785万7237人 死者 527万9714人 米ジョンズ・ホプキンス大 9日午後5時)
https://news.yahoo.co.jp/articles/17990b9a2cae685985ff87eacba79c3347695f9c
メキシコで邦人が暴行受け死亡か 「当局が捜査」と日本大使館
【ホノルル共同】メキシコ北西部シナロア州クリアカンで何者かに暴行を受けたとみられる日本人男性が病院に運び込まれ、その後死亡していたことが分かった。地元メディアが8日までに伝えた。在メキシコ日本大使館は「地元当局が捜査中で情報収集を進めているが、個人情報なので答えられない」としている。
男性は11月17日にクリアカンの病院に運び込まれ手当てを受けたが、今月死亡した。病院に到着した際には全身に殴られたような痕があり、意識不明の状態だったという。身元は明らかになっていない。
メキシコ最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」が拠点とするシナロア州は治安が悪い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/191b42447c58e01d63c68974e76210400c818153
邦人男性、殴られ死亡 大使館「当局が捜査中」 メキシコ
【サンパウロ時事】メキシコ北西部のシナロア州クリアカンで、日本人の男性(47)が何者かに殴られた末に死亡していたことが8日、分かった。
複数の地元関係者が明らかにした。現地在住者か旅行者かは不明。在メキシコ日本大使館は取材に対し「個人情報であり、地元当局が捜査中なので答えられない」としている。
関係者によると、男性は11月17日に知人を称する日本人男性に伴われてクリアカンの病院に入院。当初は意識があったものの、けががひどく重体に陥り、12月3日に死亡した。知人は姿を消したという。
クリアカンはメキシコ最大の麻薬密売組織「シナロア・カルテル」発祥の地で、治安は極端に悪い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2c7e94226695624217f10d444eaac0a9adbdf12
ニカラグア、台湾と断交 中国に乗り換え関係回復
【サンパウロ、台北、北京時事】中米ニカラグア政府は9日、台湾と断交した。新華社電によると、中国とニカラグアの政府代表は天津で共同コミュニケに署名。両国は国交を回復した。これにより、台湾と外交関係を持つ国は14カ国に減った。
ニカラグアのモンカダ外相は声明で「政府は、世界には『一つの中国』しかないと認識することを宣言する。中華人民共和国は中国を代表する唯一の正統な政府であり、台湾は中国の不可分の領土だ」と強調した。ニカラグアは中国と1985年に国交を結んだが、90年に断交して台湾と外交関係を樹立していた。
ニカラグアでは、反米左派のオルテガ大統領が政敵を排除して実施した11月7日の大統領選で、連続4選を果たした。国際社会はオルテガ氏の強権姿勢を非難。反発したオルテガ政権は米州機構(OAS)からの脱退手続きを開始するなど、国際的孤立を深めつつあった。
台湾外交部(外務省)は声明で「台湾は長期にわたりニカラグアの発展を援助し、顕著な成果と貢献を残した。オルテガ政権が友情をないがしろにしたことは、非常に残念だ」と表明した。一方、中国外務省は報道官談話で、ニカラグアの決定を「正しい選択であり、高く称賛する」と評価した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121000292
台湾断交のニカラグア 米に反発か 中国資本で運河建設も
【ニューヨーク=平田雄介、北京=三塚聖平】中米ニカラグアが台湾と断交し中国と国交回復したことは、「突然」の展開だったと関係者に受け止められている。ニカラグアの反米左派、オルテガ大統領が米国への反発を強める中、中国が米国主催の「民主主義サミット」開催に発表を合わせたとの見方も出ている。
ニカラグアの台湾断交について現地外交筋は「驚きだ」と語る。中南米はこれまで台湾が外交関係を持つ15カ国のうち、9カ国が集中。中国は切り崩しを進めていたが、ニカラグアは台湾と良好な関係を維持していたためだ。
背景として指摘されているのは、オルテガ氏が米国への反発を強めていたことだ。11月のニカラグア大統領選では治安当局が有力候補7人を拘束して出馬を阻止。強権政治への恐怖から「有権者の8割超が棄権した」(選挙監視団体)とされる中、オルテガ氏は勝利宣言した。
バイデン米大統領はこれを批判し、英国やカナダとともにニカラグアの政府高官らに制裁を科した。同国が加盟する米州機構(OAS)も非難決議を採択し、オルテガ政権は「中南米諸国への介入を伴う米国の覇権を助長している」とOAS離脱を発表した。
中国とニカラグアの接近の詳細は不明だが、中国天津市で行われた両国代表団の会談には、オルテガ氏の息子2人が参加した。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は10日、「民主主義サミットの反応として意図した」という、会談準備に関わった中国高官の見解を伝えた。中国当局者は「サミットへのプレゼント、米国と台湾への平手打ち」とした。
ニカラグアでは中国資本が関与する「ニカラグア運河」建設が計画中だ。最小水路幅は230メートルで、パナマ運河(最小水路幅192メートル)より大きな船舶を通すことが可能となる。米国の勢力圏にあるパナマ運河を通らずとも太平洋・大西洋間の航行がしやすくなる。
建設計画は地元住民らの反対で2020年運用開始の予定がずれ込み、現在も本格着工できていない。 米ブルームバーグ通信によると、建設を担う「香港ニカラグア運河開発投資」の中国人トップ、王靖氏はオルテガ氏に大統領再選の祝電を送り、「オルテガ氏の指導下でニカラグアが中国との絆を深めると信じている。運河計画(の成功)を信じる」と伝達した。ニカラグアと中国との関係強化が計画を促す要因となる可能性もある。
https://www.sankei.com/article/20211210-QONLEAR4PZNWHCTLELAOS4LANE/
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