レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
南米ニュース 13
南米ニュースの13です
カラカスのクリスマス
12/31(火) 5:21配信Bloomberg
Bloomberg
カラカスにクリスマスが戻ってきている。月額最低賃金の12倍を超える100ドルのクリスマスツリーを買うため、人々が行列をつくっている。アレックス・バスケス記者がベネズエラの首都から動画でリポートする。カラカスのクリスマス
12/31(火) 5:21配信Bloomberg
Bloomberg
カラカスにクリスマスが戻ってきている。月額最低賃金の12倍を超える100ドルのクリスマスツリーを買うため、人々が行列をつくっている。アレックス・バスケス記者がベネズエラの首都から動画でリポートする。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00000211-bloom_v-int
ボリビア、メキシコ大使とスペイン外交官らに国外退去命じる
【AFP=時事】ボリビアのヘアニネ・アニェス(Jeanine Anez)暫定大統領は30日、駐ボリビアのメキシコ大使と2人のスペイン外交官の計3人を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し72時間以内の国外退去を命じると発表した。これを受けてスペイン政府も同日、駐スペインのボリビア外交官3人に国外退去を命じた。
アニェス氏は、外交官らが「ボリビアの国民と政府の主権と尊厳を深刻に損なった」と非難した。メキシコ外務省は、ボリビア政府の措置は「政治的」だと非難し、大使に帰国を指示したと述べた。
ボリビア政府は、スペイン大使館職員らが27日に、指名手配されているエボ・モラレス(Evo Morales)前大統領の元側近を引き取ろうと、覆面の男らと共にボリビアの政府所在地ラパス(La Paz)にあるメキシコ大使館への潜入を試みたと非難していた。
モラレス氏は10月の大統領選で4選を果たしたものの不正があったと広く非難され、数週間の抗議デモを経て11月に辞任し、現在はアルゼンチンにいる。同氏には、ボリビアで扇動とテロの疑いで逮捕状が出ている。
スペインとメキシコは27日の事案について、スペインの代理公使がメキシコ大使を短時間訪問した際のものだと説明した。モラレス前大統領政権の関係者を9人ないしはそれ以上保護したメキシコ大使館は、現在の外交摩擦の焦点となっている。スペイン政府は、モラレス氏元側近を引き取ろうとしたとの疑いを強く否定している。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00000007-jij_afp-int
ティティカカ湖の旅、最大の島でインカに触れる
喧騒を忘れ、神話・歴史・自然に浸れる「太陽の島」。魅力を存分に楽しむポイント
ボリビアのティティカカ湖に浮かぶ「太陽の島」は、風光明媚で知られる。丘の斜面の段々畑、そして古代の遺構から望む広大な湖面は、この世のものとは思えない絶景だ。島は、「最初のインカ人」と伝わるマンコ・カパックとママ・オクリョが誕生した場所であり、その神話や、風雨にさらされた遺跡、湖岸沿いの小道は、ハイカーや歴史マニアに人気だ。星降る夜空を体感しながら天体観測を楽しみたい人、休暇を現代社会から切り離されて過ごしたい人にも、お勧めの旅行先だ(インターネットにつながる環境は期待しない方がいい)。
8300平方キロメートルの湖面をもつティティカカは、南米最大の湖だ。そして「太陽の島」は、この湖、最大の島で、紀元前3000年紀から人が住んでいた。そのことを示す痕跡は島内至るところにある。古代から踏み慣らされた石畳の通りから神殿跡まで、島の豊かな歴史を物語る。
現在、島に暮らす人はわずかで、農業や漁業で生計を立てる。今も伝統的な民族衣装を身にまとう人たちが多い。島には車も舗装道路もないため、住民や旅行者が、起伏に富む地形を移動するのに頼りになるのは自分の足だけだ。水辺に出れば、桟橋のたもとには絶滅危惧種のティティカカカイツブリなどの水鳥が集い、湖岸をロバやラマが退屈そうに歩く。お腹がすいたら、島の食堂で一番人気のレイクトラウトのフライを試してみるといい。
「太陽の島」の名の通り、この島は灼熱の太陽に容赦なくさらされ、背の高い草木は育たない。島を取り囲む湖面は、陽の光を反射してきらめくばかりだ。
旅のヒント
太陽の島へは長旅を覚悟してほしい。島に一番近い、ボリビアの事実上の首都ラパスからバスで4時間、さらにその後、ティティカカ湖を臨むコパカバナの街から船に乗り換えて1時間半かかる。島を存分に体験したいなら、ぜひ1泊はしたい。
島には、エコロッジと呼ばれる環境に配慮した宿泊施設が数多くあり、雄大な景色を楽しみながら滞在できる。湖を一望できるカバニャス・エコロヒカス・サント・カンポでは、人懐こい亭主が家庭料理で客をもてなし、島の見どころを教えてくれるはずだ。島やティティカカ湖周辺の住民は英語を話さないので、事前にスペイン語を練習しておくといいだろう。
ボリビアは現在、政情不安に揺れており、この島への観光にも十分に注意が必要だ。状況次第では、より危険になる可能性もある。だが、政治的な緊張が収まれば、観光業も息を吹き返すだろう。都市の喧騒や政治のいざこざから遠く離れたティティカカ湖周辺は、ボリビアでも指折りの魅力的で変わった旅先として、冒険好きの心をくすぐっている。「太陽の島」に行くなら一つだけアドバイス。日差しが強く日焼け止めは必須。たっぷり持って行こう!
文=NATHAN STRAUSS/訳=ルーバー荒井ハンナ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200101-00010001-nknatiogeo-s_ame
動画:ミツバチが癒やす内戦の傷、養蜂で復興目指すコロンビアの村
【1月5日 AFP】コロンビア北部モンテスデマリア(Montes de Maria)の山岳地域にあるチェンゲ(Chengue)村で、防護服に身を包んだジーナ・オルティス(Yina Ortiz)さん(33)がのぞき込むのは、村内に数百と置かれた養蜂箱だ──。内戦中、凄惨(せいさん)な残虐行為があったこの村では現在、人々が過去に受けた傷を癒やすのにミツバチが一役買っている。
18年前のある深夜、オルティスさんの村は右翼民兵組織に襲撃された。左翼ゲリラと共謀したと非難され、27人が山刀で殺害された。
事件発生当時、オルティスさんはまだ未成年だった。自らは助かったが、家族や親友ら数人が命を落とした。
今でもその時の記憶はしっかりと残っている。事件翌日に見た、道に横たわる遺体の記憶は特に鮮明だという。「とても恐ろしい光景だった。多くの遺体が重なるように地面に横たわっていて、親族らが捜しにきていた」
その襲撃がきっかけで100世帯以上が村から逃げ出し、村は廃虚と化した。
だが、20年近くが経過し、荒れ果てた村には人が戻り始めている。その理由の一つはミツバチだ。オルティスさんと地元の女性グループが協力し、村で養蜂を行うプロジェクトを立ち上げたのだ。今のところ、プロジェクトは順調に進んでいる。
「養蜂のおかげで人々は団結した。村に戻り、ミツバチの世話を楽しんでいる」と、オルティスさんはミツバチをおとなしくさせるための薫蒸器を使いながら話した。
この1年間、チェンゲで暮らす159家族は農作業と養蜂を交互に行っている。500個の養蜂箱は、内戦の生存者を対象とする共同プログラムの一環として政府と国連(UN)から寄付された。
オルティスさんは、「私たちには傷を癒やす必要があった。そして、今はミツバチのおかげで人々は戻り、ミツバチの世話を楽しみ、その生態を研究している」と村の現状について話した。
映像は2019年8月撮影。(c)AFP/Diego LEGRAND
https://www.afpbb.com/articles/-/3256250?cx_part=top_latest
ベネズエラ野党グアイド氏と与党パラ氏、共に国会議長選出を宣言
【AFP=時事】南米ベネズエラで野党が唯一主導権を握る国民議会で5日、与党・統一社会党(PSUV)のルイス・パラ(Luis Parra)議員が、新たな国会議長に選出されたと宣言した。野党側は「議会クーデター」と非難し、これまで国会議長を務めてきた野党指導者で、暫定大統領として50か国以上から認められているフアン・グアイド(Juan Guaido)氏(36)を別の投票で再選した。
これに先立ち、国会に到着した青いスーツ姿のグアイド氏は警察に妨害され、議場に入れなかった。同氏は柵を乗り越えて入場を試みたものの、機動隊に押し戻されてしまい、4時間ほど国会の外に待機した後、野党議員らとともに反政府系の地元紙ナシオナル(Nacional)の社屋へ移動。そこで野党主導の採決を実施し、国会議長に再選された。
ベネズエラ国会は定数167議席で、うち112議席を野党が占める。汚職疑惑のあるパラ氏は記者団に、議員140人が審議に出席し、81票の賛成を得て自分が国会議長に選出されたと主張した。
左派政権を率いるニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領はテレビ演説で、パラ氏を新たな国会議長として支持すると表明。「グアイド氏は、自身が属する野党の投票で国民議会から追い出された」と述べた。
一方、野党側はこの動きを「議会クーデター」だと非難。実際は150人の議員が出席していたため、パラ氏が選出されるには84票が必要だったと主張している。国民議会は「票数も定数も足りていないのに、PSUVの議員が偽物の議長に就任しようとしている」とツイッター(Twitter)に投稿した。
グアイド氏は、議員100人近くから票を得たとされる。この中には、マドゥロ政権の弾圧を逃れるため昨年中に他国や国内在外公館へ避難を余儀なくされた議員らの票も含まれる。
再選に当たりグアイド氏は、国会議長と暫定大統領の両役を担い、憲法を「執行する」と宣言した。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-00000017-jij_afp-int
グアイド氏、国会入場できず 野党側「議会クーデター」と非難 ベネズエラ
【AFP=時事】南米ベネズエラで5日、野党指導者の国会議長フアン・グアイド(Juan Guaido)氏が国民議会への入場を治安要員から阻止され、グアイド氏の政敵が自らを国会議長と宣言した。野党側はこれを「議会クーデター」と非難している。
国営テレビVTVが放送した映像には、グアイド氏の政敵であるルイス・パラ(Luis Parra)氏がメガホンで自らを国会議長だと宣言する様子が捉えられている。一方グアイド氏をはじめとする野党議員らは国会への入場を阻止された。
グアイド氏は5日の採決で国会議長に再選されるとみられていたが、国会内に入場が認められたのは、政権側の議員とグアイド氏に批判的な野党議員だけだった。
グアイド氏は政敵による議長宣言に先立ち、多くの議員や記者の国会への入場を阻止したとしてニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領政権を強く非難。ツイッター(Twitter)で「現在、ベネズエラ議会の合法的な開会の阻止に手を貸している者は、独裁政権の共犯者とベネズエラ国民の弾圧者になろうとしている」と述べた。国民議会は野党が唯一掌握する権力機構。
この1年国会議長を務めてきたグアイド氏だが5日朝、国会前に到着すると、警備中の警察によって入場を阻止された。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-00000000-jij_afp-int
グアイド氏、国会議長に再選 ベネズエラ与党も独自選出
【サンパウロ共同】南米ベネズエラからの報道によると、野党連合が多数を占める国会は5日、反米左翼マドゥロ大統領に対抗して昨年1月に暫定大統領就任を宣言したグアイド氏を国会議長に再選した。この日は警察の妨害でグアイド氏や野党議員の多くが議場に入れず、選出の投票は首都カラカス市内の野党系新聞社の社屋で行われた。
議場ではこれに先立ち、マドゥロ政権与党の統一社会党(PSUV)や野党の一部が、かつて野党に属していたルイス・パラ議員を国会議長に選出した。野党連合側は「議会クーデター」と非難し、選出は定足数に満たない状態で行われたとして無効を主張した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-00000007-kyodonews-int
動画:チリ伝統の芸術祭開幕、巨大恐竜のパペットが通りにぎわす
【1月7日 AFP】チリの首都サンティアゴで4日、芸術祭「サンティアゴ・ア・ミル(Santiago a mil)」が開幕し、オープニングに巨大恐竜アルゼンチノサウルスのパペット「ピチントゥン(Pichintun)」が登場した。パペットは、十数人がかりで操られた。
この歴史ある芸術祭は、毎年1月に開催されている。チリでは政情不安が続いているが、主催者側はサンティアゴの街中で開催できるようプログラムの調整を行った。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3262434?cx_part=top_latest
米、ベネズエラへの追加制裁を検討=担当特使
[ワシントン 6日 ロイター] - 米国のベネズエラ担当特使、エリオット・アブラムズ氏は6日、ベネズエラに対する圧力を強めるため、米政府が追加制裁を検討していると明らかにした。
ベネズエラでは、マドゥロ政権与党の統一社会党(PSUV)が5日の国会で、かつて野党に所属していたルイス・パラ議員を国会議長に選出した。一方、野党勢力は議場から閉め出された。
マドゥロ大統領に対抗して昨年1月に暫定大統領就任を宣言したグアイド氏などの野党議員らはこれに反発し、即座に新聞社の社屋で投票を行い、グアイド氏を国会議長に再選。大統領に続き国会議長も正統性を主張する2人が並立するという事態となっている。
アブラムズ氏は記者団に「追加制裁を検討している。個人を対象にした制裁や経済制裁など、ベネズエラへの圧力を一段と強める措置を検討している」と語った。
また、民主的な野党勢力を支援するため、かなりの予算を議会が割り当てたとし、どのように活用するかを考え、他国の支援を取り付けることを試みると説明した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00000016-reut-s_ame
世界遺産を守れ、マチュピチュ遺跡に100万本植樹 ペルー大統領
【1月10日 AFP】南米ペルーのマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡を豪雨災害や森林火災から守るため、マルティン・ビスカラ(Martin Vizcarra)大統領は9日、世界遺産(World Heritage)に登録されている歴史保護区3万5000ヘクタールに100万本の植樹を行うプロジェクトを立ち上げた。
マチュピチュはインカ(Inca)帝国時代の城塞(じょうさい)都市の遺跡で、人気の観光地。マチュピチュ歴史保護区は農業区域、居住区域、宗教施設に分かれており、スペイン征服前に南米西部の広大な地域を1世紀にわたって支配したインカ帝国の最も特徴的な複合遺産となっている。
ビスカラ大統領は、「マチュピチュ遺跡周辺の保護区に、100万本の木を植える活動を今ここに開始する」と宣言。100万本という野心的な目標について、「世界の奇跡たるこの遺跡を守りたいと願う政府、州当局、地元自治体、国民すべての決意」だと述べた。
マチュピチュ遺跡は、冬は豪雨による土砂災害に、夏には森林火災の危険にさらされている。ペルー政府は昨年5月、遺跡を劣化から守るため、太陽の神殿(Temple of the Sun)、コンドルの神殿(Temple of the Condor)、インティワタナ(Intihuatana Stone)の3か所への観光客の入場制限を実施していた。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3263004?cx_part=top_latest
アルゼンチン債務再編が最初の正念場、迫る26日の州債返済期限
[ブエノスアイレス/ロンドン 9日 ロイター] - アルゼンチンの債務再編交渉は今月、最初の正念場を迎える。2021年満期のブエノスアイレス州債に、金利や分割償還として2億7700万ドルの支払いが発生するためだ。同債を巡る協議は、フェルナンデス新政権が債権者をどう扱うかを探る手掛かりになるとみられている。
この支払い期限は26日。ブエノスアイレス州のキシロフ知事は昨年12月、返済義務を完全に履行できる状況ではなくなったとして、債券保有者に「一時的な支払い免除」のための話し合いを要請した。
昨年に債務危機に陥り、景気後退局面も続いているアルゼンチンは、総額で1000億ドルを超える債務の再編交渉に乗り出しつつある。対象には国際通貨基金(IMF)からの多額の融資も含まれる。
一方で大統領が保守派のマウリシオ・マクリ氏から中道左派のアルベルト・フェルナンデス氏に交代し、一部の投資家の不安を誘った。過去にはアルゼンチンの債務再編が投資家に深刻な痛手をもたらしたこともある。ただフェルナンデス氏とグスマン経済相は懸念払しょくに動いたため、債券価格は値上がりしている。
事情に詳しいあるファンドマネジャーは、ブエノスアイレス州債、他の州債、ソブリン債の区分で3つの債権者委員会が既に形成されたと説明。ブエノスアイレス州債の協議が最優先で事態がどうなるかの試金石になるとした上で、現在は友好的かつ建設的に話し合われており、今後数カ月中に再編案がまとまる可能性があるとの見方を示した。
同マネジャーによると、ブエノスアイレス州債は、他の全ての州債の合計よりも規模が大きいため協議の行方は関心を集めているという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200110-00000049-reut-s_ame
マチュピチュ神殿内に排せつ物、旅行者6人逮捕
【AFP=時事】南米ペルーの有名なマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡で、神殿内で排せつに及ぶなどして文化遺産に損害を与えたとして、フランスなどからの旅行者6人が逮捕されたと、地元クスコ(Cusco)警察が13日、発表した。国営アンデス通信(Andina)が伝えた。
管理職員らと警察は12日、インカ(Inca)帝国の城塞(じょうさい)都市マチュピチュの中で重要な「太陽の神殿(Temple of the Sun)」内の立ち入り禁止区域に6人が侵入しているのを見つけ、逮捕した。
警察によると、当局が石に「ひび」が入っているのを発見。この石が「壁から剥落」したことで「床に亀裂が入った」としている。
クスコの文化当局は、太陽の神殿内で排せつ物も見つかったと明かした。
警察は容疑者らの国籍について、フランス人の女1人、ブラジル人2人、アルゼンチン人2人、チリ人1人だとしている。
容疑者らがペルー国内の遺産損壊で有罪と認められた場合、4年以上の禁錮刑が科される。
1438〜71年に在位したインカ皇帝パチャクテク(Pachacuti)の時代に、緑豊かな山の頂に建設されたマチュピチュは、1911年に米探検家のハイラム・ビンガム(Hiram Bingham)氏が再発見した。1983年には、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)に登録された。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000035-jij_afp-int
ベネズエラのインフレ率、7000%超に「鈍化」 物資不足は依然深刻
【サンパウロ時事】南米ベネズエラの国会は13日、2019年のインフレ率が7374.4%だったと発表した。同国は独裁的なマドゥロ政権の失政などの影響で経済が破綻状態にあるが、18年の約170万%からは大幅鈍化した。
国際通貨基金(IMF)は当初、1000万%と予測しており、政府の物価コントロールはある程度成功した。ただ、米政府の制裁などの影響で物資不足は依然深刻なまま。政府は今月、1カ月の最低賃金(食券含む)を30万ボリバルから45万ボリバルに引き上げたが、実勢レートでは600円弱。地元紙によると、購入できる食料は肉なら約1キロ、チーズなら約2キロにすぎない。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020011400448
ガラパゴス諸島で火山噴火、生態学上の重要地域に溶岩流出
【1月14日 AFP】南米エクアドル領ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)の無人島で火山が噴火し、生態学上重要な環境に溶岩が流出している。エクアドル当局が明らかにした。
ガラパゴス国立公園局(PNG)は、フェルナンディナ(Fernandina)島のラクンブレ(La Cumbre)火山で12日夜、噴火が始まったと発表した。同島はガラパゴス諸島の中で最も新しく形成された島の一つ。
標高1467メートルのラクンブレ火山から「溶岩が沿岸部に流れ下っている」という。
イグアナやペンギン、ガラパゴスコバネウ、ヘビ、固有種のネズミなど、多様な動物が生息するフェルナンディナ島は、生態学上「非常に重要」な価値を有していると、同局は説明している。
エクアドル地球物理学研究所(IGEPN)によると、噴火の前にはマグニチュード(M)4.7の地震が検知され、余震も29回発生したという。ラクンブレ火山は2018年6月にも噴火している。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3263467?cx_part=top_latest
ゾウガメ「ディエゴ」、繁殖役退任へ 子孫800匹、絶滅から救う エクアドル
【サンパウロ時事】南米エクアドル沖に浮かぶガラパゴス諸島で、驚異的な繁殖力でエスパニョラゾウガメを絶滅の危機から救ったオスの「ディエゴ」が役目から解放され、3月に繁殖施設から自然に帰されることになった。
AFP通信が伝えた。
エスパニョラゾウガメは半世紀前、乱獲や人間がもたらした環境変化によりオス2匹、メス12匹にまで激減。現在、推定100歳のディエゴは米サンディエゴ動物園から連れて来られ、1960年代半ばから繁殖事業が始まった施設で「種カメ」の任を担ってきた。現在、2000匹まで生息数が回復したカメのうち、800匹はディエゴの子孫という。
ガラパゴス公園局はディエゴの業績をたたえた上で「故郷に戻すことができそうでうれしい」とコメントしている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000064-jij-int
米、ベネズエラに追加制裁 7個人が対象
[ワシントン 13日 ロイター] - 米政府は13日、ベネズエラのマドゥロ大統領の指示に従って民主的な手続きを阻止しようとしたとして、同国の政治家7人に制裁を科した。
ベネズエラでは今月、野党勢力が国会の議場から閉め出され、与党・統一社会党(PSUV)がルイス・パラ議員を国会議長に選出。野党指導者フアン・グアイド氏など野党議員はこれに反発し、グアイド氏を国会議長に再選した。
ムニューシン米財務長官は、パラ氏など7人に制裁を科すと発表。7人が保有する米国の資産を凍結し、米国人が7人と事業を行うことを禁止した。
パラ氏は「精力的かつ断固として」制裁に反対すると表明。海外政府がベネズエラの国会運営に介入することは許されないとの声明を発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000054-reut-s_ame
米国、ブラジルのOECD加盟支持 アルゼンチンより優先=関係筋
[ブラジリア 14日 ロイター] - 複数の関係筋によると、米国は、ブラジルがアルゼンチンよりも先に経済協力開発機構(OECD)に加盟する動きを支持する計画だ。
従来は次の加盟国としてアルゼンチンを支持する意向を示していた米政府の方針転換は、極右のボルソナロ・ブラジル大統領にとって追い風となる。
この計画は最初に同国のフォリャ・ジ・サンパウロ紙が報じた。在ブラジル米国大使館からのコメントは得られていない。
OECDへの加盟は、政権や経済への投資家の信頼感を高める上で重要となる。
アルゼンチンの大統領選で左派のフェルナンデス元首相が勝利したことが、ブラジルの加盟を優先的に支持する方針につながったとみられる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00000066-reut-s_ame
ベネズエラと国交断絶 グアテマラ
【サンパウロ時事】中米グアテマラの右派アレハンドロ・ジャマティ新大統領は16日、反米左派のマドゥロ大統領が独裁的に権力を振るう南米ベネズエラとの国交断絶を宣言した。
国営通信が伝えた。ジャマティ氏は14日に就任したばかり。
ジャマティ氏は「外相に、ベネズエラにただ一人残っている大使館員の引き揚げを命じた。マドゥロ政権との関係をきっぱり断絶し、大使館を閉鎖する」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00000030-jij-int
パラグアイ刑務所から「非常に危険な」受刑者76人脱獄、トンネル掘って逃走
【1月20日 AFP】南米パラグアイの警察当局は、ブラジルとの国境付近にある刑務所から19日、受刑者76人が脱獄したと発表した。脱獄囚の多くが麻薬や武器の違法取引に関わるブラジルの巨大犯罪組織のメンバーで、「非常に危険な」者たちだという。
警察によると、ブラジル人とパラグアイ人の受刑者たちは、国境沿いに位置するペドロフアンカバジェロ(Pedro Juan Caballero)市にある刑務所から、トンネルを掘って脱獄したという。
当局によると、脱獄囚はブラジル人40人、パラグアイ人36人の計76人。
セシリア・ペレス(Cecilia Perez)法相は今回の事件について激しく非難。トンネルをつくるのに「2、3週間」はかかったはずだったと報道陣に述べ、「(刑務所)職員は何も知らず、何もしていないことは明白だ」と語った。
事件により、刑務所長は解任され、看守数十人が逮捕された。
脱獄囚の多くが、「州都第一コマンド(PCC)」として知られる、ブラジルの最も強力な犯罪組織の一つに所属している。
警察によると、脱獄囚の中には昨年6月にサンペドロ(San Pedro)刑務所で発生した大量殺害事件に関わった者もいたという。
さらに、囚人たちは「映画で目にするように、内部に照明を備えた」トンネルを掘ったとし、トンネルは刑務所内のトイレから延びており、トンネルから最も近い監視所までは25メートルしか離れていなかったと明かした。
捜査官らはこれまでに数百個の砂袋を発見している。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3264371?cx_part=top_latest
ベネズエラのグアイド氏がコロンビアに到着、米国務長官と会談か
[ボゴタ 19日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は19日、ベネズエラのマドゥロ政権に反対して暫定大統領就任を宣言した野党指導者のグアイド国会議長と20日にコロンビアで会談するのを楽しみにしていると述べた。
グアイド氏は19日、テロ対策の地域会合が行われるコロンビアに到着したことを明らかにしていた。
ポンペオ長官は、ベルリンからの機中、記者団に「(グアイド氏が会合に)出席することを願う。同氏と会談するのを楽しみにしている」と語った。
グアイド氏は19日、コロンビアのドゥケ大統領と会談するとの意向を示した。ただ、ポンペオ長官には言及しておらず、グアイド氏の広報担当者はポンペオ長官との会談についてのコメントを控えた。
グアイド氏はツイッターで、ドゥケ大統領の支援に感謝していると述べ、今回のコロンビア訪問で「われわれを自由に導く環境を整えてくれるだろう。良いニュースをたくさん持ち帰れると保障する」と投稿した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200120-00000047-reut-s_ame
ベネズエラのグアイド議長、ダボス会議へ 最高裁の禁令破り出国
【サンパウロ時事】ベネズエラの独裁的な反米左派、マドゥロ大統領に対抗して暫定大統領を名乗るグアイド国会議長が、21日にスイス東部ダボスで開幕する世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に参加することが20日分かった。
グアイド氏に近い野党議員の話としてAFP通信などが報じた。
グアイド氏は体制側の最高裁から「治安を乱した」などとして出国を禁じられているが、現在、隣国コロンビアに滞在中。コロンビアを訪問中のポンペオ米国務長官と20日に会談し、支援継続の約束を取り付けた。ダボス会議ではマドゥロ政権打倒に向けた協力を各界の指導者に呼び掛けるとみられる。
マドゥロ政権はグアイド氏の議長再選を妨害するなど反体制派への弾圧を強化しつつあり、同氏が帰国する際には緊張が高まる可能性がある。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-00000050-jij-int
コロンビア駐在の米外交職員、ボート事故で死亡か 米国務長官が発表
(CNN) 南米コロンビアを訪問中のポンペオ米国務長官は20日、同国に駐在していた米外交職員が先週末のボート事故で行方不明となり、死亡したと推定されると明らかにした。
ポンペオ氏は首都ボゴタで臨んだドゥケ大統領との共同会見で、ボート事故が18日に起き、乗客にはほかの米政府職員も含まれていたと語った。
同氏によると、職員らのうち数人が軽傷を負い、1人は空路米国の病院へ搬送された。行方不明になった職員の家族には連絡したが、プライバシーに配慮して名前の公表は控えているという。
米国務省の報道担当者がCNNに語ったところによれば、この職員は臨時の任務でボゴタの米大使館に派遣され、コロンビア北岸のカルタヘナへ観光に出かけていた。
同国駐在または訪問中の職員らとともに乗ったボートが転覆した。本人以外は現地の民間人やコロンビア軍部隊に救助された。
コロンビア海軍は20日、ボート事故はカルタヘナ沖のロザリオ諸島付近で発生し、乗客12人のうち11人は助かったと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-35148261-cnn-int
アルゼンチンの州政府、債務返済先延ばし巡り債権者の回答期限延長
1/23(木) 16:29配信ロイター
[ブエノスアイレス 22日 ロイター] - アルゼンチンのブエノスアイレス州政府は22日、2億5000万ドルに上る債券の返済先延ばしの可否を巡る債権者からの回答期限を延長すると発表した。これを受けてアルゼンチン国債や地方債の価格が下落した。
当初の回答期限は現地時間22日午後1時(1600GMT、日本時間23日午前1時)だったが、期限が過ぎた数分後、州政府は31日の同時刻まで回答期限を延期すると発表した。
1月26日となっていた返済期日を先延ばしするには、元本の75%に相当する債券の保有者から同意を得る必要がある。
州政府のパブロ・ロペス財務相は「これまでにかなりの数の債券保有者の同意を得ている。われわれは機関投資家との対話を継続する。機関投資家の同意が得られれば望ましい結果にたどり着ける」とする声明を発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00000079-reut-s_ame
南米ペルー ガス漏れ出し・・・ タンクローリー炎上 50人超死傷
南米ペルーでタンクローリーから積み荷のガスが漏れ、爆発する事故があり、周囲にいた2人が死亡、およそ50人が負傷しました。
ペルーの首都、リマの住宅街を走る白いタンクローリー。突然停止し、直後に白い気体が漏れ出しました。周囲の人も異変に気づき、慌てた様子。すると・・・。漏れたガスに引火し、激しく燃え上がる炎。その後、タンクローリーが炎上・爆発します。
ロイター通信が伝えた目撃者の話によりますと、タンクローリーは道路にあいていたくぼみにより破損し、積み荷のガスが漏れ出したとみられています。この爆発により、少なくとも2人が死亡。また、運転手も死亡したとみられ、周辺住民などおよそ50人が負傷する大事故となりました。(24日15:24)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200124-00000080-jnn-int
アニェス氏、大統領選出馬 ボリビア
【ラパスAFP時事】南米ボリビアのアニェス暫定大統領は24日、演説を行い、5月3日投票の大統領選に出馬すると表明した。
「出るつもりはなかったが、票も候補者も割れている。私は決意した」と語った。
最近の世論調査の支持率では、11月の政変で失脚したモラレス前大統領の与党だった社会主義運動(MAS)の候補が20.7%で、アニェス氏はそれに続く15.6%の2位だった。3位はメサ元大統領の13.8%で、混戦に勝機を見いだした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00000075-jij-int
フジモリ派、勢力後退 ペルー国会議員選
南米ペルーで26日、国会(130議席)解散に伴う議員選が投開票された。地元調査会社のサンプル集計によると野党ながら議員数が最多だったフジモリ元大統領(81)派政党「フエルサ・ポプラル」は、元大統領の長女で党首のケイコ容疑者(44)の汚職疑惑などの影響で勢力が後退。2021年の大統領選での勝利を狙うフジモリ派にとって、厳しい結果となった。
サンプル集計(開票率約95%)では伝統政党の人民行動党が得票率10・1%で首位、フエルサ・ポプラルは6・9%で6位。
元大統領は在任中の人権侵害事件で服役中で、大統領選での不正資金疑惑で捜査を受けるケイコ容疑者は政治活動を休止。18年6月に国会での票買収疑惑で議員資格を停止された次男ケンジ氏(39)も政治から遠ざかっている。解散は政権と激しく対立するフエルサ・ポプラルに業を煮やしたビスカラ大統領が、昨年9月に断行した。(共同)
https://www.sankei.com/world/news/200127/wor2001270016-n1.html
ペルー国会議員選、分断鮮明に 中道右派が最多獲得も単独過半数なく
[リマ 26日 ロイター] - 南米ペルーで26日、国会(定数130)の解散に伴う議員選挙が行われた。国内メディアが報じた調査会社イプソスの集計によると、中道右派が最多の24議席を獲得したものの、10の党が乱立し、どの政党も過半数に届かず、議会の分断を浮き彫りにした。
フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が率いる最大野党「フエルサ・ポプラル」は、得票率が10%未満にとどまり、2021年の大統領選を占う上で厳しい結果となった。
議員選は、汚職取り締まりを巡り野党と激しく対立してきたビスカラ大統領が昨年9月に国会の解散を宣言したことを受けて実施された。[nL3N26M12Q]
新たな議会の勢力図は、汚職撲滅に向けた政治改革を推し進める機会を大統領に与える可能性がある半面、立法手続きが難航する可能性も示している。
イプソスによると、得票率5─10%の政党すべてが議席を獲得する見通しだが、最多を獲得するのは中道右派勢力という。
大統領は代表する政党を持たないが、一般的に中道派および左派が大統領の政策を支持してきた。
今回選ばれる議員の任期は来年の大統領・国会議員選まで。
「フエルサ・ポプラル」は、2011年と16年の過去2回の大統領選でケイコ氏を擁立し、次点となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000062-reut-s_ame
フジモリ派野党、ペルーで議席大幅減 大統領の思惑通り
1/27(月) 21:23配信朝日新聞デジタル
南米ペルーで26日、ビスカラ大統領が解散した国会の議員選があった。解散前は最大野党で、政治に大きな影響を与えてきたフジモリ派の政党「フエルサ・ポプラル」は、汚職疑惑もあり、議席を大幅に減らす見通しだ。政権に反対するフジモリ派の弱体化を狙ったビスカラ氏の思惑通りの結果となった。
開票速報では、フジモリ派の得票率は7%ほどで6位。130議席のうち、12議席程度にとどまる見通しだ。フジモリ派は、アルベルト・フジモリ元大統領の支持層だった低所得者層を中心に根強い人気があり、解散前は54議席あった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000062-asahi-int
腹部が透明な「ガラスガエル」、18年ぶりに発見 ボリビア
【1月28日 AFP】ボリビア・アンデス山脈東部に生息する珍種のカエルがこのほど、18年ぶりに発見された。調査チームがAFPに明らかにした。
このアマガエルモドキ科のカエルは、腹部が透明なことから「ガラスガエル」の愛称で親しまれている。腹部からは、心臓と消化管の一部が確認できる。
調査チームは今月8日、同国第4の都市コチャバンバ(Cochabamba)東方に位置するカラスコ国立公園(Carrasco National Park)で、カエル3匹を発見。園内で進行中の水力発電事業で生息を脅かされている、爬虫類や両生類の保護活動中だったという。
ガラスガエルの体長はわずか19〜24ミリ、重さはわずか70〜80グラム。ボリビア西部のラパス(La Paz)、中部のコチャバンバ、東部のサンタクルス(Santa Cruz)、南東部のチュキサカ(Chuquisaca)などに生息している。
調査チームは発見したカエルについて、「胸元は白色だ。オスの鳴嚢(めいのう、鳴き袋)と骨は濃い緑色だ」と説明した。
3匹のガラスガエルは、アルシド・ドルビニ自然史博物館(Museo de Historia Natural Alcide d’Orbigny)のカイラ両生類保全センターで管理され、専門家らが保護戦略の一環として繁殖を試みる。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3265508?pid=22070830
ケイコ・フジモリ氏、不正献金疑惑で再び身柄拘束 フジモリ氏は動画で非難 ペルー
【1月29日 AFP】ペルーの裁判所は28日、不正献金疑惑の渦中にある野党党首のケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏(44)について、公判開始まで15か月間の身柄拘束を命じた。フジモリ氏はブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)から不正献金を受けた疑いで13か月拘束されていたが、昨年11月に釈放されていた。
フジモリ氏は首都リマの裁判所に出廷し、10時間にわたる審理の後、判事から決定を言い渡されるとその場で拘束された。
フジモリ氏は2011年の大統領選でオデブレヒトから120万ドル(約1億3000万円)を不正に受け取った疑いが持たれており、公判前の拘束として13か月にわたり収監されていた。釈放後、検察は憲法裁判所による釈放決定に異議を申し立て、上訴していた。
オデブレヒトは2004年から少なくとも2900万ドル(約32億円)を複数のペルー公人に支払ったほか、ペルー元大統領4人に賄賂を渡したと認めている。
映像前半は裁判所に出廷したフジモリ氏。後半はフジモリ氏のフェイスブック(Facebook)に投稿された、事前に収録された動画。動画の中でフジモリ氏は「政治的な報復であり、これは正義ではない」などと非難している。(c)AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00010004-afpbbnewsv-int
アルゼンチン中銀、12月以降で5度目の利下げ 政策金利48%に
[ブエノスアイレス 30日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行は30日、政策金利を50%から48%に引き下げたと発表した。昨年12月以降で5度目の利下げとなる。
昨年12月に発足したフェルナンデス政権は景気浮揚を狙い利下げを進める方針を示してきた。
中銀は「後退傾向にある最近の景気状況に配慮し、景気回復につながる金利の道筋を明確にするため」利下げを決定したと表明した。
同国はリセッション(景気後退)に陥っており、インフレ率は年率50%を上回る水準で推移している。
政府は約1000億ドルに上る債務の再編を急いでおり、景気回復を果たして初めて債務返済が可能になるとの立場を示している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200131-00000032-reut-s_ame
独りじゃなかった?ロンサム・ジョージ
【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米エクアドル・ガラパゴス諸島のイサベラ島北部で、絶滅した「ピンタゾウガメ」に似たカメが見つかった。別の島で唯一生き残り、2012年に推定約100歳で死んだ「ロンサム・ジョージ」(ひとりぼっちのジョージ)と同じ種が生存している可能性が取り沙汰されている。
ガラパゴス国立公園局が1月31日に発表した。今回、見つかったカメは若いメスだ。ガラパゴス諸島では様々な種のゾウガメで交雑が進んでいるが、国立公園局は「ピンタゾウガメの遺伝的要素を強く持っている」として、純血種が生存している可能性を指摘している。
ジョージは、イサベラ島から約80キロ離れたピンタ島で生存していた。イサベラ島ではかつて、海賊船や捕鯨船の乗組員らが、別の島で捕獲したゾウガメを捨てていた歴史があるという。国立公園局の探索チームは今回、イサベラ島北部で、絶滅したとされる「フロレアナゾウガメ」に似た個体も保護した。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20200203-OYT1T50143/
【映像】「ロンサム・ジョージ」の子孫か 南米ガラパゴス諸島で発見
2/3(月) 13:04配信AP通信
イサベラ島、ガラパゴス諸島、2月3日(AP)― 絶滅したはずの巨大ゾウガメ「ロンサム・ジョージ」などの子孫とみられる30体のゾウガメが、ガラパゴス諸島のイサベラ島で発見された。
南米エクアドルのガラパゴス国立公園と、ガラパゴス諸島の保全を専門とする米非営利団体「ガラパゴス・コンサーバンシー」が、イサベラ島のウルフ火山周辺で、同諸島ピンタ島固有のピンタゾウガメ直系の子孫であるメスを発見した。
2012年6月に100歳で死んだ有名な「ロンサム・ジョージ」が、最後に生存していたピンタゾウガメということになっているが、このメスはジョージの直系の子孫だと考えられている。
この他にもイサベラ島では、同諸島のフロレアナ島固有のゾウガメの子孫と考えられるメス11体とオス18体が見つかっている。
合計30体のゾウガメは、かつて海賊船や捕鯨船の乗組員によって他の複数の島から持ち出されて、イサベラ島の火山周辺に捨てられたカメの子孫とみられている。
同コンサーバンシーは、ガラパゴス諸島には今でも、2万から2万5000体の野生のゾウガメが生息しているのではないかと推測している。
編集注:本文中の脱字を訂正しました。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00010000-aptsushinv-s_ame
フジモリ元大統領、また入院 ペルー
2/4(火) 8:56配信時事通信
【サンパウロ時事】在任中の人権侵害を問われ、ペルーの首都リマにある警察施設に収監されているフジモリ元大統領(81)が3日未明(日本時間同日午後)、呼吸困難などを訴えてリマ市内の病院に入院した。
主治医が明らかにした。元大統領は近年、心臓の不調などで繰り返し病院に緊急搬送されている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000035-jij-int
ボリビアで邦人旅行客3人隔離 新型ウイルス予防で
【サンパウロ時事】南米ボリビアの保健省は4日、新型コロナウイルス感染の予防措置として、南西部ポトシ県の観光地ウユニ湖で体調を崩した日本人観光客3人を検査のため隔離したと発表した。
県知事によると、3人はウユニ湖畔のホテルに滞在中に発熱や風邪の症状を呈したため、4日、ウユニ市内の病院に搬送された。ただ、保健省は「3人の症状は新型コロナウイルスの定義には当てはまらない」と説明している。
地元報道によれば、3人はいずれも20代前半の男性。在ボリビア日本大使館が確認を急いでいる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020020500740&g=int
「社会主義国家を打倒して」ベネズエラ暫定大統領、突如登場…一般教書演説
【ワシントン=金子靖志】トランプ米大統領が4日に行った一般教書演説では、政情不安が続く南米ベネズエラでマドゥロ政権打倒を目指す野党指導者、グアイド国会議長(36)が、予告のない「サプライズゲスト」として登場した。
トランプ氏は昨年1月、グアイド氏による暫定大統領の就任宣言を承認し、ベネズエラ政府の全資産を凍結する大統領令に署名するなど、グアイド氏による政権交代を後押ししてきた。
しかし、政権交代の機運はしぼみ、ロシアや中国から支援を受ける反米左派のマドゥロ大統領が政権を維持している。
トランプ氏が演説の中でグアイド氏を紹介し、「ベネズエラの人々が自由のために闘っていることを我々は支持する。どうか社会主義国家を打倒してください」と呼び掛けると、会場から10秒近い拍手が続いた。グアイド氏は立ち上がって手を振り、ガッツポーズで応えた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200205-OYT1T50131/
トランプ大統領、ベネズエラのグアイド氏を前に「マドゥロ独裁政権をつぶす」
米国のドナルド・トランプ大統領は4日(火)、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を念頭に置き、同国の「専制政治をつぶす」と発言した。
トランプ米大統領は一般教書演説の中で、「米国が主導となり世界59か国がベネズエラの社会主義的独裁者であるマドゥロ氏に反対の立場を唱えている。マドゥロ氏は非合法な支配者であり、独裁者であり、国民に対し残酷な態度をとっている。しかしマドゥロ氏の独裁政権はつぶされ、壊されるだろう」と述べた。
その後トランプ大統領は、会場にいたベネズエラのフアン・グアイド野党指導者に呼びかけ、同氏こそアメリカが考える「真の合法的な大統領」であると述べた。海上の米国議員らは同氏を大きな拍手で迎えた。
グアイド氏の米国訪問は事前に公表されていなかった。
ベネズエラ情勢
2019年1月23日深夜から翌24日にかけて、ベネズエラではクーデターが試みられた。 ベネズエラ野党の指導者、フアン・グアイド国会議長はカラカスの路上で何万人もの支持者を前に集会を行った。米国は、ニコラス・マドゥロ大統領に対する反対運動のリーダーとなった、つい最近までほとんど世界に知られていなかった35歳のグアイド国会議長を支持している。カラカスでの反体制派によるデモンストレーションは、1958年に独裁者のマルコス・ペレス・ヒメネスがその座を追われた日にあわせて行なわれた。
https://jp.sputniknews.com/politics/202002057077312/
ボリビア、中国経由してない日本人観光客を隔離…検査は陰性
2/5(水) 20:02配信読売新聞オンライン
【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米ボリビアのラソン紙などによると、南部ウユニを訪れていた日本人観光客3人が4日、新型コロナウイルスに感染している疑いがあるとして、医療機関に隔離された。検査の結果は陰性で、保健省は「国内から疑わしい事例を排除し、国民に冷静でいてもらうための措置だった」と強調した。3人は米国、ペルーを経由してボリビアに入国したといい、中国には立ち寄っていない。微熱があったという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00050235-yom-int
トランプ氏とベネズエラ野党指導者が初会談 マドゥロ大統領退陣に向け協議
2/6(木) 14:26配信毎日新聞
トランプ米大統領と南米ベネズエラの野党指導者グアイド国会議長が5日、米ホワイトハウスで初めて会談した。米国は、反米左派マドゥロ大統領の退陣を求めるグアイド氏を暫定大統領として承認している。2人はマドゥロ氏退陣に向けた方策を協議した。
グアイド氏は会談後のツイッターへの投稿で、独裁色を強めるマドゥロ政権の統治から「(国民を)解放する」ため、トランプ政権と「共同行動の強化を図っている」と主張。また、自身を支持する約60カ国による国際的連携を主導するトランプ氏と米政府全体の支援に謝意を示した。
トランプ氏は、グアイド氏を招いた前日の一般教書演説で「専制政治の支配は破壊されるだろう」と述べ、マドゥロ政権打倒に向け圧力を強化する考えを強調。ベネズエラのアレアサ外相は5日、「高慢な人物で、介入主義者だ」とトランプ氏を非難した。【サンパウロ山本太一】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000040-mai-int
新型コロナ? ボリビアのウユニ塩湖で日本人3人を搬送→陰性で解放
南米ボリビアの観光地・ウユニ塩湖で4日、日本人観光客3人が体調を崩したため、現地当局に新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして病院に搬送された。3人の検査結果は陰性で同日中に解放された。外務省関係者が10日、明らかにした。
ウユニ塩湖は塩で覆われているが、雨期に湖面の一部に水が張ると、空の上に浮かぶような写真が撮れる「インスタ映え」の観光地として知られるが、高地のため高山病にかかる人も少なくない。3人は発熱などの症状があったという。【田所柳子】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00000047-mai-int
元麻薬王の殺し屋元締、がんで死亡 コロンビア
2/9(日) 16:08配信CNN.co.jp
(CNN) 南米コロンビアの矯正施設管理当局は9日までに、同国の麻薬王として知られた故パブロ・エスコバルの下で殺し屋を束ねる元締として働いていたジョン・ハイロ・ベラスケス受刑者が死亡したと発表した。
声明によると、「ポパイ」の異名も持っていた同受刑者は今月6日、コロンビアの首都ボゴタにある国立のがん研究所で死亡した。昨年12月31日から同所に入院し、胃がんの治療を受けていたという。
ベラスケス受刑者はエスコバル配下の殺し屋の中で最も恐れられていた1人で、300人以上の殺害も告白していた。
麻薬密輸の罪で23年間服役した後の2014年8月に釈放されたが、18年5月に恐喝の罪で再度逮捕されていた。
コロンビアの検察当局は、ベラスケス受刑者が同国大統領選の候補者と支持者を再三脅した容疑で捜査を開始。17年12月に大物の麻薬密輸業者が催した豪華な誕生日パーティーの会場で同受刑者を見つけ、保護観察処分の条件を破ったとして拘束していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-35149163-cnn-int
ベネズエラのグアイド氏、強行外遊から帰国…拘束は免れる
2/12(水) 22:43配信読売新聞オンライン
【リオデジャネイロ=淵上隆悠】ロイター通信などによると、南米ベネズエラの野党指導者、グアイド国会議長が11日、出国禁止命令を無視して強行した約3週間の外遊を終え、帰国した。反米左派のマドゥロ政権による拘束の可能性もあったが、免れた。
グアイド氏は1月中旬から欧米を訪問し、マドゥロ政権打倒のため、ジョンソン英首相やトランプ米大統領らと会談して直接支援を求めた。帰国時には拘束される恐れもあったが、米政府高官が「(グアイド氏の)入国を妨げれば重大な結果を招く」などとマドゥロ政権をけん制していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00050178-yom-int
全長3mの巨大ガメの甲羅、南米で化石発見 ワニと格闘の痕も
(CNN) 今から500万年から1000万年前、南米の淡水の沼地に生息していた巨大ガメの化石が、ベネズエラとコロンビアで発掘された。コロンビアのロサリオ大学などの研究チームが12日の科学誌に発表した。
発掘されたのは、「ステュペンデミス」と呼ばれる史上最大級のカメの化石で、甲羅の全長は約3メートル、重さは1100キロ以上あった。
甲羅と下あごの化石を調べた結果、オスの甲羅には頭蓋骨(ずがいこつ)を守るための角状の突起があったことが分かった。しかし、甲羅には巨大な噛み跡が残っていて、巨大なワニに襲われたカメが、この甲羅でも身を守り切れなかったことを物語っていた。
ステュペンデミスは1976年、古生物学者のロジャー・ウッド氏が最初に報告していた。しかし今回新しい化石が見つかったことで、その大きさと、首の周りの部分が角状に突き出した甲羅の形状が明らかになった。
この角は、オス同士が争う際に巨大な頭蓋骨を守る役割も果たしていた。メスの甲羅に角はなかった。
一方、下あごの化石の発見は、餌について解明する手がかりとなり、ステュペンデミスがさまざまな魚やワニ、ヘビ、軟体動物を餌にしていたことが分かった。
化石が見つかった場所は、今ではほとんど砂漠と化しているが、数百万年前は淡水の沼地で多様な生物が生息しており、カメが巨大化する完璧な環境が整っていたと研究者は解説する。
ステュペンデミスが絶滅した理由は分かっていない。ただ、アンデス山脈が隆起してアマゾン川とオリノコ川、マグダレナ川が分かれたことで、生息地は破壊されていた。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35149355.html
筋肉自慢が集結! コロンビアでボディービル大会
【2月16日 AFP】コロンビア・メデジン(Medellin)で14日、ボディービルの大会「オリンピア・アマチュア2020(Olympia Amateur 2020)」南米大会が開幕し、出場者らがステージ上で、鍛え抜かれた筋肉を披露した。大会は16日まで開催される。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3268547?cx_part=top_latest
「インパクトある動画」狙いスラムへ 日本人、襲われる
南米アルゼンチンのブエノスアイレスで17日、スラム街を訪れた日本人男性が強盗被害にあったと、在アルゼンチン日本大使館が公表した。男性は「ユーチューブにインパクトのある動画を投稿したかった」と説明したといい、大使館はスラム街に不用意に近づかないよう呼びかけている。
大使館によると、男性は観光客で、ブエノスアイレス市中心部に近いスラム街「ビシャ31」に17日夕に向かった。近くの駅で知り合った現地女性の案内で、スラム街の路地に入ったところ、突然現れた男1人に後ろから首を絞められ、前から現れた別の男にパスポートや現金、航空券などの入った肩掛けバッグを奪われた。女性と男2人はそのまま逃げたという。
ビシャ31は、ブエノスアイレス最大のスラム街で、近くでは強盗事件などが多く起きている。大使館の担当者は「犯罪に巻き込まれる危険があるため、スラム街には不用意に近づかないようにしてほしい」と話した。(サンパウロ=岡田玄)
https://www.asahi.com/articles/ASN2N32V2N2NUHBI001.html
米、露石油大手ロスネフチを制裁 ベネズエラ政権支援で
【ワシントン=平田雄介】米財務省は18日、南米ベネズエラの反米左派マドゥロ政権を原油取引を通じて支援したとして、ロシアの石油大手ロスネフチのスイスを拠点とする子会社とその代表者を制裁対象に指定したと発表した。ロイター通信によると、露外務省は「ベネズエラとの取引を抑制しない」と反発。ベネズエラのアレアサ外相は「米国の制裁は一方的で攻撃的」と非難した。
制裁の対象となったのはロスネフチの子会社「ロスネフチ・トレーディング」と同社のカシミロ取締役会長兼社長。トランプ政権高官によると、同社はベネズエラ産原油の約70%の輸送に関与。既に米制裁の対象となっている国営ベネズエラ石油(PDVSA)に代わり、ベネズエラ産の石油を西アフリカに輸出するなどしたとされる。
今回の制裁で、ロスネフチ・トレーディングとカシミロ氏の米国内の資産は凍結され、米国人との取引も禁じられる。
米国は、ベネズエラでマドゥロ政権の正統性を認めず、親米派野党連合のグアイド国会議長を支持。マドゥロ大統領や政権の閣僚、軍高官、国営石油会社の幹部らに制裁を科し、圧力を強めている。
https://www.sankei.com/world/news/200219/wor2002190019-n1.html
アルゼンチン債務は持続不能 民間に協力要請 IMF
2/20(木) 10:31配信時事通信
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は19日、アルゼンチンの債務が「持続不可能」と認める声明を発表した。
民間債権者の「大きな貢献」が必要になると明記し、協力を要請した。IMFはこれまで同国債務を「持続的」と判断していた。大規模な債務再編は避けられない情勢だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000043-jij-int
3度目の拘束 ケイコ・フジモリ氏は大統領になれるか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00000013-mai-int
1月26日に投開票された南米ペルーの国会議員選(1院制、定数130)でアルベルト・フジモリ元大統領(81)の長女ケイコ氏(44)が率いる最大野党「人民勢力党」が惨敗した。党首ケイコ氏の汚職疑惑に揺れ、汚職対策に消極的な人民勢力党の姿勢に、有権者が厳しい判断を突きつけた。【サンパウロ特派員・山本太一】
ケイコ氏が有力候補と見られていた2021年の大統領選や人民勢力党の行く末はどうなるのか。政界に影響力を誇ってきたフジモリ家の動向やペルー政治の展望を探ってみた。
中道右派の人民勢力党は、16年の国会議員選で過半数を超える73議席を確保し、議会の主導権を握った。だが今回は、人民勢力党の得票率は4位で15議席にとどまり、大きく退潮した。10議席が未確定となっている1月31日時点の中間集計だが、惨敗という結果は変わりようがない。別の中道右派政党が最多の25議席を獲得したが、いずれの政党も過半数に届かなかった。人民勢力党など主要政党への批判票が分散して小政党が躍進し、議会の構成勢力が細分化された形だ。
人民勢力党の敗因は、ケイコ氏への汚職捜査が進んでいることに加え、ビスカラ大統領が進める政治改革を妨害していると受け止められたことだ。
18年3月に汚職疑惑でクチンスキ前大統領が辞任したのを受け、副大統領から昇格したビスカラ氏は汚職一掃を図る改革を優先事項に掲げた。だが、人民勢力党は国会でことごとくビスカラ氏の提案に反対。改革は行き詰まり、政治は停滞した。
ビスカラ氏は19年9月、「抵抗勢力」と位置づける人民勢力党の弱体化を狙って国会解散に踏み切った。国会は憲法に反する強引な解散だとして法廷闘争に持ち込んだが、憲法裁判所は20年1月14日、解散は合憲との判決を出した。
国会議員選は5年に1度の大統領選と同時に行われてきたが、今回、初めて単独実施となった。ビスカラ氏は、「ペルーに利益をもたらすコンセンサスを模索し、責任を持ち、成熟した」国会にしたいと述べていた。その思惑通りの結果になったと言える。
16年の選挙でクチンスキ氏が党首を務めた中道右派政党「変革のためのペルー国民」の副大統領候補として当選したビスカラ氏だが、クチンスキ氏辞任後に党は分裂。残った勢力も改革路線への反発を強めたため、ビスカラ氏には与党と呼べる勢力がない。今回の選挙でも特定政党に肩入れすることを避けたビスカラ氏は、改革に前向きとされる中道、左派政党に協力を求めようとしている。ただ、ビスカラ氏は選挙結果を「改革賛成の民意だ」と強調するものの、不逮捕特権など国会議員の優遇措置縮小や政治資金の透明性確保を狙った法整備などに反発が出るのは必至だ。
◇ケイコ氏への汚職捜査進展
人民勢力党惨敗の衝撃が広がる中、裁判所は1月28日、15カ月間のケイコ氏の身柄拘束を認め、ケイコ氏は即日、拘束された。ケイコ氏は18年10月〜19年11月にも途中で短期間の釈放をはさんで計13カ月間、拘束された。ペルーでは判決を待たず、裁判所は検察の要請に応じ、最長36カ月間の「予防的」拘束命令を出すことができる。弁護側の異議申し立てが認められて19年11月末に2回目の釈放となったものの、2カ月での再収監となった。
ケイコ氏は、3回目の拘束にあわせフェイスブックに投稿した動画で「政治的迫害に対し、政治的な対応をとる。持っているすべての力を出す」と表明した。政治的対応の詳細は不明だが、不正を否定するケイコ氏は「政権主導の不当な捜査」だと強調した。ケイコ氏は2回目に釈放された後には「家族への献身」を理由に国会議員選中も含め、表だった政治活動を控えていた。動画の表明は、拘束中の身ながら政治活動の再開宣言とも受け止められた。
ケイコ氏は10年、翌年の大統領選をにらんで政党「フエルサ2011」(12年に人民勢力党に名称変更)を結成。大統領選で上位2位による決選投票に進んで敗北した。16年の大統領選の決選投票で0・24%の小差でクチンスキ氏に敗れ、フジモリ家の悲願である親子2代の大統領就任にあと一歩のところに迫った。
調査会社イプソスによると、21年4月の大統領選を想定した世論調査で首位だったケイコ氏の支持率は、18年10月に初めて拘束された後、下落した。検察はケイコ氏が約120万ドル(約1億3000万円)の政治資金を不正に受け取ったにもかかわらず、出所を偽装したマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いを持っている。
◇フジモリ家の大統領選出馬困難
1年余り後に迫る次期大統領選では、10年ぶりにフジモリ家から候補者が出ない公算が大きくなっている。
拘束されたケイコ氏は立候補を見送るとの見方が一般的だ。ペルー・カトリカ大のダビッド・スルモント教授(政治学)は毎日新聞の取材に「人民勢力党は国会議員選で壊滅的な危機に陥り、ケイコ氏の出馬はほぼ不可能だ」と話した。政治アナリストのアルトゥーロ・マルドナド氏は地元有力紙コメルシオに寄せたコラムで「出馬は非常に難しい」と指摘した。
逃走や証拠隠滅の恐れから「予防的」に拘束されているケイコ氏は、今の拘束状態が続いても法的に立候補は可能だ。検察は大統領選前後までの訴追を目指し裏付け捜査を進める予定で、政治情勢に加え、捜査の展開も出馬の判断に影響を及ぼす。
姉とは不仲で、大統領選出馬を目指しているとみられていた次男ケンジ氏(39)は政界を引退した状態だ。人民勢力党の国会議員だった18年3月、国会での投票買収疑惑に絡んで所属議員を引き連れて離党し、党の分裂を招いた。同年6月に国会から議員資格停止処分を受け、今回の国会議員選には出馬しなかった。
スルモント氏によると、人民勢力党の強い支持層といえるのは今回選挙の得票率と同じ約10%だという。
大統領在任中(1990〜00年)の汚職や人権侵害で禁錮25年の有罪判決を受けて服役中のアルベルト氏には、「腐敗」「強権主義」とマイナスイメージが強い。その半面、カリスマ的指導力で格差是正や経済成長を成し遂げた業績を記憶している国民は多い。
ケイコ氏はアルベルト氏が築いた貧困層を中心とする岩盤支持層を引き継ぐ。スルモント氏は「名前という看板で票が取れる政治家はこの十数年間、ケイコ氏しか現れていない。フジモリ・ブランドはまだまだ健在で、基盤はそう簡単に壊れない」と話す。
マルドナド氏は、ケイコ氏がまだ40代と若く、支持率回復に向けた時間があることから、「次の次」となる26年の大統領選での勝機は十分にあると見る。コメルシオのエリック・サブリッチ編集長はコラムで「ケイコ氏が政治的迫害と表現するものが党を結束させるのに役立つ」と指摘した。捜査が進むにつれ、ケイコ氏の無罪主張を信じる党内や支持者の団結力が強くなるという見立てである。
ペルー、インカ帝国の歴史を記した貴重な写本公開
【AFP=時事】ペルーはこのほど、インカ帝国の指導者らの回顧録などを含む貴重な写本を公開した。この写本はチリ、ペルー、ボリビアが争った1879〜84年の太平洋戦争(Pacific War)中に行方不明になっていた。
「Memories of the Peruvian monarchy or outline of the Inca's history(ペルーの帝国の回顧録またはインカ帝国の歴史の概要)」の写本は、インカ帝国の皇帝ワイナ・カパック(Huayna Capac、1493〜1525年)の子孫であるフスト・アプ・サウアラウラ・インカ(Justo Apu Sahuaraura Inca、1775〜1853年)によって1838年に書かれたもの。
ペルーの首都リマにある国立図書館の蔵書保護部門長であるヘラルド・トリージョ(Gerardo Trillo)氏はAFPに対し、「この文章の価値は計り知れない」と述べている。
インカ帝国の首都だったクスコの先住民の貴族階級に属していたサウアラウラは、自らを「インカ皇帝最後の子孫」と呼び、インカ帝国の歴史の保護に力を注いでいた。
写本は、今では消滅してしまった文章も参考にしながら、スペインによる征服前までのインカ帝国の歴史をたどっている。写本にはスペイン人を父に、インカの貴族を母に持ち、アメリカ大陸初の混血とされるインカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガ(Inca Garcilaso de la Vega)に関する記述や、スペインによるクスコ征服の記録、インカの年表などが含まれている。
トリージョ氏によると写本は太平洋戦争中にリマを占領したチリによって、ペルーの国立図書館から盗まれたという。チリは、占領中に同図書館から持ち出した書籍4500冊以上を返却している。
だが、この写本は1970年代にブラジルの個人収集家の手に渡っていた。10年に及ぶ交渉の末、この個人収集家は昨年11月、正当な所有者に返却することに合意したという。
返却後はデジタル化され、オンラインで閲覧できるようになっている。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200224-00000007-jij_afp-int
ベネズエラのマドゥロ、資金源として金を乱掘で密貿易か
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200225-00213645-hbolz-int
マドゥロの側近がマドリードに持ち込んだ謎のトランク
先月ベネズエラの暫定大統領フアン・グアイドーがヨーロッパのEU各国の首脳と会談した後、マドリードを訪問した。
しかし、その前に、マドゥロ政権の副大統領デルシー・ロドリゲスが不意を衝くかのようにマドリード空港に到着していた。その訪問の目的のひとつは、グアイドーとスペインのサンチェス首相が会談をもたないようにと説得する為であった。それが功を奏したのか否か、サンチェス首相はグアイドーとは会談をもたなかった。その代りにアランチャ・ゴンサレス外相が応対した。
デルシー・ロドリゲスがマドリード空港に到着した際に、40個のトランクを税関のコントロールを通過することなく在マドリードのベネズエラ大使館が用意した大型車の中に積み込んで空港を跡にしたことが今も話題になっている。
つまり、その中身は何だったのか? という疑問が浮上しているのである。
トランクの中身は「金塊」!?
デジタル紙『ペリオディスタ・ディヒタル(Periodísta Digital)』は、ベネズエラ大使館に近い筋から得た情報だとして、ひとつは高額の紙幣で、もう一つは金塊だ、と伝えている。
記事によれば、マドリードのベネズエラ大使館に勤務しているスタッフは、マドゥロ政権の資金難が理由で給与も受け取れない状態が続いていたということ。同様に、その資金の一部はスペインの左派政党に渡されるものだという。
スペインの左派政党で現在マドゥロ政権と親密な関係にあるのはスペイン共産党と左派連合だ。更に、その資金の中からスペインにて広報も兼ねてマドゥロ政権を擁護してくれている俳優のウイリー・トレドやカタルーニャの政治学者アランチャ・ティラドに報酬として支払われるものだとしている。
もう一方の金についてはマドリードで同大使館が引き取った40個のトランクの中にも入っているが、その多くはロドリゲスが搭乗して来たダッソー・ファルコン900LXに積まれたまま、それをトルコにもって行ったということも明らかにされている。というのも、この飛行機はトルコのチャーター便で、マドリードを離陸した後にトルコのイスタンブールまで向かったことも明らかになっている。一方、彼女はマドリードから別の飛行機でカタールに向かった。
マドリードで積み下ろした金以外に残りの金をトルコまで運んだのは、カナリア諸国連合の議員アナ・オラマスも明らかにしたように、トルコで金のインゴットにするためである。制裁を受けているマドゥロ政権は当初スイスでインゴットにしていた。しかし、マドゥロのベネズエラが米国から制裁を受けてから、スイスの精錬企業がその取扱いを拒否したため、トルコをメインに送るようになっているのだという。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200225-00213645-hbolz-int&p=2
原油も金もある国が経済破綻という皮肉
ベネズエラは石油以外に金の産出国でもある。皮肉なことに、原油の埋蔵量は世界一、更に金、銅、ダイヤモンド、コルタン鉄などを産出する国が今、世界で超インフレで経済は破綻して極度の食料難、医薬品と医師の不足などから普通の生活さえできないとして500万人が国外に脱出しているという状態にある。
チャベスとマドゥロの二人の国家指導者のボリバル革命と称した社会主義改革を実現させようとし、結局独裁化してしまったの成れの果て現在の破綻したベネズエラだ。
資金難にあるマドゥロ政権は原油が制裁で思うように輸出できないとして、現在金を無秩序に採掘して密貿易で資金を稼いでいる。採掘される金の内の80トン(およそ4000億円)が密貿易によるものだとされている。その主要ルートは先ずトルコに送ってインゴットにした後ロシア、ヨルダン、アラブ首長国連邦、セーシェル諸島に送って捌いて資金にしている。
或いは、カリブ海のABC諸島のアルバ、ボナイレ、キュラソーのそれぞれの島を起点に中東、米国、ヨーロッパでインゴットにしたり、コロンビアとブラジルの国境を通過してインゴットにする先まで送る別ルートもあるのだそうだ。
マドゥロ政権の金採掘にはロシアも出資
オリノコ流域のアルコ・ミネロ地域での金の採掘はマドゥロ政権を支持する軍人がコントロールしてゲリラ組織コロンビア民族解放軍、解散したコロンビア革命軍の残党、更にハマスやヒズボラなどが発掘に金稼ぎに集まった労働者を使って酷使している。
ロシアも金の10億ドル(1080億円)を投じて採掘に出資していることも明らかになている。ロシアからの投資はマドゥロ政権を支える重要な要素になっている。
発掘は91%がコントロールなく採掘されている。マドゥロ政権そのものが資金欲しさから採掘のための規制も存在していない。金、銅、ダイヤモンド、コルタン鉄などが1900か所で無秩序に採掘が行われているという。そこをコントロールしているひとりがマドゥロの息子ニコラス・マドゥロ・ゲッラだ。(参照:「prensa minera」)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200225-00213645-hbolz-int&p=3
労働者を暴力的に使役して採掘
採掘した金を労働者が盗もうものなら、そこを仕切るシンジケートのリーダーによって損傷を受けることは明白で、腕などが切断されたり殺害される場合もあるそうだ。少年でも12時間労働を強いられている。採掘現場では身体に有害な水銀に侵される場合もある。そしてマラリアに感染する危険性も高い。それが一度ではなく、何度も感染させられる場合も頻繁に起きているという。しかも、その薬を手に入れるのに2グラムの金に相当する100ドル近くの費用がかかってしまうのだ。(参照:「Infobae」)
これらの鉱物資源の密売によって得た資金はマドゥロを囲む側近らが恩恵を受けるだけで軍人の大半は今も苦しい生活を余儀なくさせられている。今も彼らは軍の上層部からの脅威と恐れから忠誠を誓っているだけだ。それが永遠に続くわけではない
<文/白石和幸>
【白石和幸】
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身
ハーバー・ビジネス・オンライン
ペルーのナスカ地上絵に新展望台 日本人有志や日系団体など援助
【サンパウロ共同】動物や幾何学模様など不思議な線画で知られる南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」を観光客らが鑑賞できる新たな展望台がこのほど、日本人の有志や地元日系団体などの援助で完成した。
従来の展望台(約14m)は考古学者の故マリア・ライヘ氏が地上絵のある砂漠を走る高速道路脇に1970年代後半に建設したが、老朽化が目立っていた。そこで地上絵の保護活動にかねて取り組んできた埼玉県新座市の会社社長田島陽志さん(39)が2014年から、ペルー文化省などと新設計画を進めてきた。
旧展望台の向かい側に位置し、高さ約20m。「トカゲ」などの地上絵を鑑賞できる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000082-kyodonews-int
ウルグアイ新大統領が就任
南米ウルグアイで1日、ラカジェ・ポウ新大統領(46)が就任した。昨年11月の決選投票に勝利した右派のラカジェ・ポウ氏の就任で、ウルグアイは15年間続いた左派政権と決別する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00010004-jij_graph-int
アルゼンチンとチリで感染確認 地球の裏側へ 新型肺炎
【サンパウロ時事】南米のアルゼンチンとチリ両政府は3日、新型コロナウイルス感染者を国内で初めて確認したと発表した。
両国は中国から地球の正反対に当たる。アルゼンチンの感染者は男性(43)で、イタリア北部の旅行から帰国したばかり。チリは男性医師(33)。最近までシンガポールなどを訪れていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000010-jij-int
ロナウジーニョ氏がパスポート偽造で逮捕 パラグアイで発覚
元ブラジル代表のロナウジーニョ氏が、偽造パスポートを使用したとしてパラグアイで逮捕された。5日にブラジルメディア『veja』が報じている。
4日にチャリティイベントに参加したロナウジーニョ氏は、パラグアイの首都アスンシオンのホテルに滞在しようとした際に偽造パスポートを提示したため、地元警察に逮捕されてしまった様子。ロナウジーニョは過去にブラジルでパスポートを押収されており、今回出国のために偽造パスポートを製造。国籍を記載する欄がブラジルからパラグアイに偽装されていた。
現地ラジオのインタビューに応じたパラグアイのユークリデス・アゼベド内務大臣は「彼が文書を偽造したという情報がある」と発言しており、単なるゴシップではないことが明らかになった。
今後、ロナウジーニョ氏は警察から許可を得てホテルに一晩滞在し、本日未明にパラグアイ地元公務員の代表から取り調べが行われる。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/17917022/?__twitter_impression=true
悲しみ広がるデクエヤル氏の死去 故郷ペルー「国に生涯ささげた」
【サンティアゴ、ニューヨーク共同】冷戦末期に2期10年にわたり国連を率いたハビエル・ペレス・デクエヤル元国連事務総長が4日、故郷の南米ペルーで老衰のため100歳で死去したことについて、地元などでは悲しみや惜しむ声が広がった。
パニアグア暫定政権下の2000〜01年に首相兼外相も務めた同氏の死去に、ペルーのビスカラ大統領は4日、ツイッターに「国を偉大にするために全生涯をささげた著名なペルー人。全ての国民の名を借り、ご遺族にお悔やみを表明する」と書き込んだ。
同国外務省も声明で「ペルーと国際社会のために誠実さと模範的な決意を持って重責をこなした」とたたえた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000124-kyodonews-int
新型コロナ、中南米で初死者 アルゼンチン
3/8(日) 11:28配信時事通信
【ブエノスアイレスAFP時事】アルゼンチンで7日、新型コロナウイルスに感染した64歳の男性が死亡した。
同国保健省が声明で発表した。中南米で初の死者となった。
男性は2月25日に欧州から帰国し、発熱やせきの症状を訴えて3月4日に医療機関を受診。糖尿病や高血圧、慢性気管支炎、腎障害などの基礎疾患を持っていたという。アルゼンチンではこのほかに8人の感染が確認されている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000027-jij-int
中南米で初の死者 アルゼンチン人男性
南米アルゼンチンからの報道によると、新型コロナウイルスに感染した同国人の男性(64)が7日、首都ブエノスアイレスの病院で死亡した。中南米で初の死者となった。
男性は2月25日にパリから帰国。3月5日に発熱やせきなどの症状を訴えて病院を訪れ、検査の結果、7日に感染が判明した。糖尿病や高血圧などの持病を抱えていたという。
アルゼンチンでの感染確認者は7日時点で男性を含め10人。(共同)
https://www.sankei.com/world/news/200308/wor2003080005-n1.html
国際空港で13億円強奪 チリ
3/10(火) 14:38配信時事通信
【サンパウロ時事】南米チリの首都サンティアゴで9日、武装グループが白昼に国際空港の貨物倉庫を襲撃し、地元紙メルクリオによると約1300万ドル(約13億4000万円)相当の現金が強奪された。
武装グループは7〜10人で、2台の車に分乗して空港ターミナル敷地内に侵入。自動小銃などで従業員らを脅し、外国から届いたばかりの1200万ドル(約12億3000万円)と100万ユーロ(約1億1000万円)を奪って逃走した。
チリは中南米で最も治安が良い国の一つだが、同空港では2014年8月にも現金60億ペソ(約7億3000万円)が強盗団に奪われている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000096-jij-int
動画:アルゼンチン・パタゴニアの生活を一変させたシェールガス採掘
【3月11日 AFP】アルゼンチン・パタゴニア(Patagonia)西部にある、広大なバカムエルタ(Vaca Muerta)鉱区は、世界第2位のシェールガス埋蔵量を誇る。石油埋蔵量は世界第4位だ。経済危機に苦しむ中、採掘を推し進めた結果、世界中の石油会社が注目する場所となった。
一方、バカムエルタ鉱区の一部は、先住民マプーチェの居住区でもある。マプーチェの人々は、先祖代々の土地でのフラッキング(水圧破砕法)による採掘は違法である上、フラッキングによる汚染に毎日対処しなければならないと主張している。
バカムエルタ鉱区の町アニェロ(Anelo)は、数年前までヤギを放牧する小さな村だったが、今では人口8000人を抱える石油産業の中心地へと発展を遂げた。労働者のためのホテルや店舗、巨大なカジノも建設された。
アレン(Allen)やフェルナンデスオロ(Fernandez Oro)のような近隣の町でも、石油会社の事業拡大に伴い、果物の収量が減少している。
コマウエ大学(National University of Comahue)農業科学部のアグスティン・ゴンザレス(Agustin Gonzalez)氏によると、過去30年間で2万ヘクタールの生産地が失われた。リンゴの木は1ヘクタールあたり年間1200キロの炭素隔離作用を持つため、この消失は地球温暖化にも影響を及ぼした。
フェルナンデスオロのマリアノ・ラビン(Mariano Lavin)町長は、石油とガスの採掘に強く反対している。フェルナンデスオロでは昔から、リンゴやナシ、ホップ、ブドウなどを栽培している。
ラビン氏は「石油採掘活動が始まってから、大地はもはや回復不能になった」と話す。同氏は掘削の場所や条件を定めた、新しい土地利用規約の制定に取り組んでいる。シェールガス産業は非常に特殊な活動で、フラッキングでしか採取できないため、規制が必要なのだという。
業界は採掘を行う対価を州や地方自治体に支払っている。しかしラビン氏は、環境への代償が大きすぎると指摘する。「われわれはナシやリンゴ、ワイン、ビールの方を大事にしたい」とラビン氏は語った。
映像は2019年11月撮影。(c)AFP/Nina NEGRON
https://www.afpbb.com/articles/-/3272788?cx_part=top_latest
ロナウジーニョ 刑務所でフットサル大会に参加
ロナウジーニョが拘束されるパラグアイの刑務所で今週フットサルの大会が行われた。
『UOLEsporte』によれば、このイベントは3月10日に実施され、ロナウジーニョも参加したという。
「ロナウジーニョが参加するとは思わなかったが、彼に是非参加して欲しいと思っていた」と刑務所の責任者ブラス・バラ氏はパラグアイの地方紙のインタビューに語った。ちなみに同刑務所では半年に一度フットサルの大会が開催されているという。
半年に一回の大会がロナウジーニョの収監時期と重なったのはラッキーだった。
現在この刑務所には194名の受刑者による10のチームが存在し、刑務官はチームメンバーには加わっていないという。
ロナウジーニョは3月6日に偽造パスポートで兄ロベルト・デ・アシスと共にパラグアイに入国しようとしたところを逮捕された。パラグアイの裁判官は一時的な刑務所への収監を決定したが、今後の展開によっては収監期間は最大6か月まで延長される可能性がある。
SPORT.es
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00010009-sportes-socc
クルーズ船の1300人隔離 英国人男性に陽性反応―チリ
【サンティアゴAFP時事】南米チリ保健省は14日、南部パタゴニア地方沖を航行していたクルーズ船に乗っていた英国人男性(85)から新型コロナウイルスの陽性反応が出たのを受け、同船を含むクルーズ船2隻の乗客ら計1300人以上を隔離したと発表した
この男性は南端のカレタトルテルの港でクルーズ船「シルバー・エクスプローラー」から下船後、感染の症状を示して病院に搬送された。同船は南部カストロ沖で隔離されている。
クルーズ船対策に限界 「プリンセス」下船、ほぼ完了―米カリフォルニア州
当局は別のクルーズ船「アザマラ・パシュート」についても、新型ウイルスに感染した疑いのある人を乗せているとの理由で南部チャカブコ港での下船を禁止した。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020031500205&g=int
南米に国境封鎖の波 高貧困率、懸命の水際対策 ブラジル大統領「ヒステリック」
【サンパウロ時事】新型コロナウイルスが最も遅く到達した地域の一つである南米では感染者が急拡大中で、17日までに700人以上の感染者が確認され、少なくとも5人が死亡した。
貧困率が高く公衆衛生が未発達の各国は、水際で大流行を食い止めようと、相次いで国境封鎖に踏み切っている。
感染者数は56人と少ないながらも、既に2人が死亡したアルゼンチン。フェルナンデス大統領は15日、「自国民と在留外国人以外の入国を禁じる」と発表した。ペルー政府も同日、全土に15日間の国家緊急事態令を布告。16日から全ての国境を封鎖するとともに、国民に不要不急の外出を禁じた。156人の感染者を抱えるチリも、18日からの国境封鎖を宣言している。
経済破綻にあえぐ南米最貧国ベネズエラでは、13日に初感染例が確認されたが、16日までに33人に急増。強権的なマドゥロ大統領は首都と6州での「社会的集団隔離」実施を宣言し、軍を動員して市民の外出を禁じた。同国では食料や飲料水、医薬品が欠乏しており、感染が拡大すれば多くの死者が出る恐れがある。
一方で、最多234人の感染者が出ているブラジルは、周辺国に比べると政府の危機感は薄い。入国者に自主的な隔離を要請しているものの、「国境封鎖に法的根拠はない」(ボルソナロ大統領)として他国のように厳しい入国制限は設けていない。
ボルソナロ氏は側近に何人も感染者が出ているものの、不特定多数の支持者らとの握手を続行。経済を重視して、自治体が進めるスポーツやイベント自粛の対策を「ヒステリックだ」と切り捨て、物議を醸している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000146-jij-int
IMF、ベネズエラの支援要請拒絶 政権の正統性に疑義 新型コロナ
3/19(木) 22:03配信時事通信
【サンパウロ時事】国際通貨基金(IMF)は19日までに、新型コロナウイルス対策のため、南米ベネズエラから要請されていた50億ドル(約5500億円)の緊急融資を拒絶した。
支援を求めた独裁的なマドゥロ政権の正統性を疑問視した。
マドゥロ氏は2018年の大統領選で再選を果たしたが、選挙の公正性が担保されなかったなどとして日本や欧米、南米諸国は結果の受け入れを拒否。50カ国以上が反体制派のグアイド国会議長を暫定大統領と認めている。
AFP通信によると、IMFは融資の前提となるマドゥロ政権の国際的な正統性について「現時点で明確な承認がない」と指摘した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200319-00000158-jij-int
チリが「大災害」宣言 ペルーも夜間外出禁止令 新型コロナ
3/19(木) 7:45配信時事通信
【サンパウロ時事】南米チリのピニェラ大統領は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため「カタストロフィー(大災害)事態」を宣言した。
期間は90日間。地元紙によると、各地域の責任者として派遣された軍人が必要な措置を取れるようになるほか、集会や市民の外出などを政府が制限できる。
一方、隣国ペルーのビスカラ大統領は同日、午後8時から午前5時までの夜間外出禁止令を出すことを明らかにした。軍と警察が全土で警戒を行うという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200319-00000030-jij-int
チリ、国民投票を10月に延期 感染拡大防止が理由
3/20(金) 20:55配信共同通信
【サンパウロ共同】南米チリからの報道によると、同国主要政党は19日、ピノチェト軍事独裁政権下で制定された憲法に代わる新たな憲法制定の是非を問う国民投票を、当初予定の4月26日から10月25日に延期することで合意した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。
チリでは昨年10月半ばから社会格差への抗議デモが続き、新憲法制定はデモ参加者らの主要な要求の一つだった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000127-kyodonews-int
チリ、国民投票を10月に延期 感染拡大防止が理由
3/20(金) 20:55配信共同通信
【サンパウロ共同】南米チリからの報道によると、同国主要政党は19日、ピノチェト軍事独裁政権下で制定された憲法に代わる新たな憲法制定の是非を問う国民投票を、当初予定の4月26日から10月25日に延期することで合意した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。
チリでは昨年10月半ばから社会格差への抗議デモが続き、新憲法制定はデモ参加者らの主要な要求の一つだった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000127-kyodonews-int
外出禁止破り邦人逮捕、バイクで大陸横断の旅行中
南米アルゼンチンのペルフィル紙(電子版)によると、新型コロナウイルス対策として全国に外出禁止令が敷かれた初日の20日、理由なく禁止令を破った疑いで、バイクで米州大陸縦断の旅をしていた日本人の男性(63)が逮捕された。
首都ブエノスアイレスにある高速道路の料金所で警察の検問に止められた。8日前にアルゼンチン入りして南部から北上中だったという。19日に発表された外出禁止令のことを知らなかったとみられる。
政府や治安、医療関係者らを除く一般市民は、31日までスーパーや薬局などへの買い物以外は基本的に外出が認められていない。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/202003210000201.html
全国で2週間の隔離措置、1日24時間の在宅要請 南米ボリビア
(CNN) 南米ボリビアのヘアニネ・アニェス暫定大統領は21日、新型コロナウイルス対策として全国規模で2週間にわたる「全面的な隔離措置」を22日から開始すると発表した。
国営のABI通信が伝えた。アニェス氏は、国民は「1日24時間、在宅すべきだ」と主張。家族の1人のみが1回、家を離れて買い物出来るとし、公共や民間の輸送手段も停止されると述べた。
ただ、薬局、病院や公衆衛生センターなどは通常通りの業務を続けるとし、これら施設の職員らには就労のための許可証が出されるとした。
ボリビアでは昨年10月に実施された大統領選でエボ・モラレス前大統領の不正選挙疑惑が発覚し、同氏の亡命後、暫定政権の統治が続いていた。モラレス氏は、自らはクーデターの被害者と主張している。
新たな大統領選は今年5月3日に予定されているが、今回の隔離措置の実施で必要な事前準備が整わないとして新たな投票日の設定を求める声も出ている。
https://www.cnn.co.jp/world/35151162.html
邦人230人、ペルーで足止め 新型コロナで空港封鎖
新型コロナウイルスの感染拡大によるペルー政府の空港封鎖措置を受け、観光で同国を訪れていた日本人約230人が出国できずにいることが23日、分かった。外務省関係者が明らかにした。
ペルーでは17日から国境を閉鎖。邦人はホテルなどに待機を余儀なくされているという。日本政府は現地大使館を通じて情報提供などを行うとともに、今後の対応についてペルー側との調整を進めている。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020032300872
新型コロナで受刑者が暴動 コロンビアの刑務所で23人死亡
南米コロンビアの刑務所で新型コロナ対策の対応をめぐり、受刑者らの暴動が起き、23人が死亡した。
警察と激しく衝突し、泣き叫ぶ女性たち。
刑務所に収容されている家族の状況が知りたいと訴えている。
コロンビアの首都ボゴタの刑務所で、21日、新型コロナウイルスの衛生対策が不十分だと訴えた受刑者らの暴動が起き、23人が死亡した。
これに対し、政府は、「脱獄の企てがあった。刑務所内には衛生上の問題はないし、感染者もいない」と発表している。
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学のまとめによると、コロンビアでの新型コロナウイルスの感染者数は、231人で死者数は3人となっている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00010006-fnnprimev-int
ボリビア、やり直し大統領選を延期 新型コロナ拡大で
3/23(月) 21:34配信時事通信
【サンパウロ時事】南米ボリビアからの報道によると、同国暫定政府は23日までに、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、5月3日に予定していた大統領選挙を無期限で延期すると発表した。
ボリビアでは2019年10月の選挙で左派のモラレス大統領が4選されたが、開票の不正が発覚した。反政府活動が高まる中、モラレス氏は辞任に追い込まれて亡命。アニェス氏が暫定大統領に就いている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00000130-jij-int
苦悩するボリビアの売春婦、夜間外出禁止令で客足が止まる
3/24(火) 12:08配信ロイター
新型コロナウイルスが世界を駆け巡り、多くのビジネスが影響を受けている。それは性風俗業も例外ではない。南米ボリビアでは夜間の外出が禁止され、この時間帯に仕事をする売春婦たちを直撃している。
南米ボリビアの売春婦は、商売あがったりだ。アニェス暫定大統領は新型コロナ対策として、午後6時から午前5時まで外出禁止を命じた。許可制の売春宿は、この時間帯が営業時間だ。
感染の危険性があるにもかかわらず、女性たちは仕事を続けている。
「仕事をしなければいけないからね、働いているよ」と売春婦の「グリセル」さん。「でも新型コロナが流行する前から、体の注意をするようにはしてきた。お客さんには清潔にしてほしい。この仕事を始めてからずっとジェルタイプの消毒液を使っている。消毒液3本とトイレットペーパー、救急箱、芳香剤は必ず持っている」
だが稼ぎは入ってこない。
外出禁止に加え、ベネズエラからの売春婦との競争が激しくなっていることが背景にあると、グリセルさんは言う。
性風俗従業員組合の代表者は、売春婦が家族を養うことは厳しさを増しており、 許可された売春宿以外で商売を始める女性たちが増えるだろうと警告する。
「店の外で商売を始める性風俗従業員が増え、新型コロナだけでなく性感染症やHIVの感染が拡大することが問題だ」とボリビア性風俗従業員組合のリリー・コルテス氏は話す。「私たちは従業員に対し売春宿で教育を行い、従業員は健康診断に応じている。だが店の外では誰も検査を行う人がいない」
売春宿は夜間の営業を停止しているものの、スーパーや病院、銀行、薬局といった基幹産業は通常通り営業を続けている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00010007-reutv-s_ame
外出禁止だからバーチャル結婚式 アルゼンチン
3/24(火) 12:18配信AFPBB News
(c)AFPBB News
【3月24日 AFP】アルゼンチン人のディエゴ・アスピティア(Diego Aspitia)さん(42)とソフィア・クッジーノ(Sofia Cuggino)さん(32)は1年前に婚約し、3月に結婚式を挙げる予定だった。だが世界の多くの人と同様、新型コロナウイルス感染症による外出禁止令の影響で式を中止せざるを得なくなった。
政府が先週、全国的な外出禁止措置を発表したため、2人は結婚式をどうするかという選択を迫られた。そこで思い付いたのが、バーチャル結婚式だった。牧師、友人、家族全員に、インスタグラム(Instagram)とフェイスブック(Facebook)を通じて参加してもらうことにしたのだ。
新居に引っ越したばかりの2人は今月20日、隣人に借りたWiFiを使って、福音派教会の牧師と約400人の「招待客」を式につなげた。
「結婚式は人生で最も大事なイベントの一つだけど、2人で夢見ていた通りにはできないのだという現実を受け入れるまでには結構時間がかかった」と、アルゼンチンのコルドバ(Cordoba)にあるドラッグストアで働くアスピティアさんは話す。
「社会全体のことを考えて自分たちの夢は諦めた。2人で家にいて、外出禁止措置に従うことにした。そのことは全く後悔していない」
2人は遠距離恋愛で、クッジーノさんは交際期間の大半は、スペインで研究生活を送っていた。
コルドバ大学(Cordoba University)農学部教授のクッジーノさんは、「すべての計画がダメになったとき、2人で一番大切なことだけ考えるようにした。それは、他の人たちにも証人としてずっと式に参加してもらい、祝福してもらうことだった」と話す。「それだけ。パーティーもごちそうもドレスもなし。それでおしまい!」
披露宴は11日間が予定されている外出禁止令が終わるまで延期した。
「披露宴は先延ばしにした。来てくれる人たちみんなでハグして踊って笑ってお互いの目を見たいから。そして一緒に飲みたい」とクッジーノさんは語った。
アルゼンチンの新型コロナウイルス感染者数は23日時点で200人を超え、死者は4人となっている。
映像は21日撮影・提供。(c)AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00010000-afpbbnewsv-int
外出制限のチリ首都サンティアゴに野生のピューマ出没
3/25(水) 23:48配信読売新聞オンライン
【リオデジャネイロ=淵上隆悠】チリ紙メルクリオ系ニュースサイトなどによると、首都サンティアゴに24日早朝、野生のピューマが出没した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限で人けが減った住宅街で餌を探していたとみられる。
午前5時頃、住民から「ピューマが道を歩き回っている」と通報があり、駆け付けた当局者らが約4時間後、麻酔を使って捕獲した。体重約35キロのオスで、近くの動物園に運ばれた。今後、野生に戻されるという。けが人は確認されていない。
チリ政府は22日以降、午後10時から午前5時までの外出を禁止している。ピューマは、南北アメリカ大陸に広く生息しており、捕獲に当たった農牧庁幹部は「人の気配がないので、街中を自由に探検ができると思ったのだろう」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00050236-yom-int
ペルーで日本人250人足止め コロナで非常事態宣言
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、南米ペルーを旅行などで訪れていた約250人の日本人が出国できず、足止めされている。ペルーが非常事態宣言を出し、出国や国内移動ができないためだ。在リマ日本大使館によると、多くの人はホテルなどで過ごしているという。
ペルーでは新型コロナウイルスの感染を防ぐため、15日に非常事態宣言が出された。アジアや欧州の国際線の発着が全面的に停止されたほか、バスや船舶などの陸路、水路での出入国も禁じた。ペルーは、世界遺産のマチュピチュなどがある人気の観光地で、日本人だけでなく、多くの観光客が足止めされている。
在リマ日本大使館によると、足止めされている日本人のうち、約120人が首都リマに、約80人がマチュピチュに近い観光地のクスコにいる。これまでのところ、新型肺炎への感染や、健康上の大きな問題がある人は確認されていないという。ただ、足止めされている人の中には高齢者もいるほか、クスコは標高が3千メートル以上の高地のため、大使館は、現地の医療機関に緊急時の対応を依頼するなどしている。また、大使館はチャーター便による帰国も検討しているという。
外出禁止はいまのところ30日までの予定だが、大使館の担当者は「延長の可能性も否定できない。ペルーだけでなく、すべての国への旅行者は、大使館と連絡を取れるようにしてほしい」と話した。(サンパウロ=岡田玄)
朝日新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000004-asahi-int
ペルーで足止め 日本人観光客 チャーター機手配で出国へ
2020年3月26日 11時26分
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国際便の運航を停止している南米ペルーで現地に足止めされている日本人観光客およそ230人に対し、現地の日本大使館は、今月27日以降にチャーター機を手配し、希望者を先着順で出国させることを明らかにしました。
南米のペルーでは、今月15日に非常事態が宣言されて以降、国際便の運航が停止され、世界遺産のマチュピチュなどを観光していた多くの日本人が出国できなくなってホテルに足止めされていました。
現地の日本大使館によりますと、手配するチャーター機は、ペルーの都市クスコから中米メキシコの首都メキシコシティまでの運航で、そこから日本までの帰国便は各自で手配してもらいたいとしています。
チャーター機がペルーを出発する詳しい日程については、調整を続けているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350941000.html
米国、ベネズエラ大統領を「麻薬テロ」で起訴 懸賞金16億円
【3月27日 AFP】米司法省は26日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の起訴と、同大統領の拘束につながる情報の提供に対する1500万ドル(約16億円)の懸賞金を発表した。
司法省はマドゥロ大統領について、米国がテロ組織に指定した麻薬密売組織「太陽のカルテル(Cartel of the Suns)」の首領だと主張。同組織は元左翼ゲリラ組織のコロンビア革命軍(FARC)と協力し、数百トンに上る麻薬を密輸していたと指摘している。
この他にも、マドゥロ政権の高官ら14人が起訴または訴追された。この中にはベネズエラの軍当局者や最高裁判所長官も含まれる。
各人に対する起訴状や訴追状はニューヨーク、フロリダ州マイアミなど複数の管轄地域で出され、罪状には「麻薬テロ共謀」やマネーロンダリング(資金洗浄)などが含まれる。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3275546?cx_part=top_latest
ペルーに足止めされている日本人の一部が出国します。
国境が封鎖されたペルーには、日本人旅行客ら約260人が出国できずにいます。茂木大臣は現地28日と29日に民間チャーター機2機が運航され、日本人合わせて115人程度が搭乗する予定だと明らかにしました。運賃は自己負担となります。マイアミとメキシコシティまで運航する予定で、日本までの帰国便は各自で手配します。
https://www.youtube.com/watch?v=9FAYIGyXoAo
ペルー足止め邦人28日から出国 チャーター便で
3/27(金) 11:38配信共同通信
【サンパウロ共同】南米ペルー政府が新型コロナウイルス対策で国境を閉鎖したことで日本人旅行者ら約260人が足止めされた問題で、28日にも一部がチャーター便で出国できる見通しとなったことが26日、分かった。現地関係者が明らかにした。
在ペルー台湾代表部が手配した28日のチャーター便に日本人も同乗できることになった。日本人の搭乗人数は不明。南部クスコに足止めされている人たちを乗せて首都リマに向かい、リマでさらに旅行者らを乗せて米マイアミに向かう。
これとは別に在ペルー日本大使館が支援し、現地旅行代理店が計画するチャーター便も29日に飛ぶ見通し。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000080-kyodonews-int
中南米経済3.8%縮小の見通し、第2次大戦以降最悪=ゴールドマン
3/28(土) 0:40配信ロイター
[ブラジリア 27日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは27日、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の混乱で中南米経済が3.8%縮小し、第2次世界対戦以来の最も深刻なリセッションに陥る可能性があるとの見通しを示した。
ゴールドマンはノートで「中南米のマクロ経済と金融環境の悪化が続いており、歴史的に前例のないペースでの悪化となっている」とした。
国別ではブラジル経済が3.4%、メキシコが4.3%、アルゼンチンが5.4%それぞれ縮小すると予想した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000004-reut-s_ame
チリに入港拒否された米クルーズ船で高齢者4人死亡…新型コロナ感染疑い
3/28(土) 19:07配信読売新聞オンライン
【リオデジャネイロ=淵上隆悠】米国の客船会社ホーランド・アメリカ・ラインは27日、中米パナマ沖で停泊中だったクルーズ船で、高齢者4人が死亡したと発表した。新型コロナウイルス感染が疑われており、ほかに乗員乗客計約140人が体調不良を訴えているという。今月7日に約1800人を乗せてブエノスアイレスを出発し、21日にチリ中部の港に入る予定だったが、国境封鎖措置に伴って入港を拒否されていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00050225-yom-int
ウルグアイサッカー協会、指揮官らスタッフ400人を一時解雇
【3月29日 AFP】ウルグアイサッカー協会 (AUF) は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により全世界的にスポーツが凍結状態となる中、オスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督を含むほぼ全スタッフを一時解雇したと発表した。
AUFは27日、「執行委員会はすべての活動停止をもたらした現在の健康危機のため、協会の今後の機能を保護すべく、一連の厳しい決定を下さざるを得なくなっていることを通知する」と発表した。
主な措置は、2006年から代表指揮官を務めるタバレス監督ら「すべてのスタッフを失業保険に加入させるため」のものだとしている。
国内メディアによると、この決定は400人に影響を与えるものになるという。
AUFによると、全スタッフだけでなく「すべてのカテゴリーの外部契約を停止し」、「協会の基本的なニーズ」に「必要不可欠」な業務のみを継続していくという。
AUFの発表文は「近いうちに、ボールは再び転がり始めるだろう」と締めくくられている。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3275879?cx_part=top_latest
ペルーから一部邦人出国 台湾手配のチャーター便に同乗 国境閉鎖で足止め
南米ペルー政府が新型コロナウイルス対策で国境を閉鎖したために日本人旅行者ら約260人が足止めされた問題で、うち29人が28日、在ペルー台湾代表部が手配したチャーター便に同乗し、出国した。在ペルー日本大使館が明らかにした。
チャーター便は南部クスコに足止めされている人たちを首都リマに運び、リマでさらに旅行者らを乗せて米マイアミに向かった。マイアミからは各自で日本への帰国手段を確保する。日本大使館が支援し、現地旅行代理店が手配したチャーター便も邦人約120人を乗せて29日に出国する見通し。 両チャーター便とも運賃は自己負担。リマとクスコ以外の各地には邦人約60人が取り残されているが、国内移動も制限されており、日本大使館がペルー政府に出国に向けた働き掛けを続けている。
ペルー政府は今月17日から国境を閉鎖し国際線の運航が停止。閉鎖は4月12日まで続く。(共同)
https://www.sankei.com/world/news/200329/wor2003290011-n1.html
ペルー国境閉鎖で「帰れない」…日系学生に特別便搭乗を許可 日本政府が方針転換
南米ペルー政府が新型コロナウイルス禍で国境を閉鎖し、日本から現地を訪れていた日系3世の男子大学生が日本政府のチャーター機への搭乗が認められず帰国できずにいた問題で、日本政府は30日までに男子大学生を含む日系人2人について、チャーター機への搭乗を許可した。外務省南米課が西日本新聞の取材に明らかにした。
男子大学生は早稲田大4年の日系ペルー人、ジャンコ・ペレス・ベラスコ・サンチェスさん(24)。5歳から日本で育ち、永住権を持っている。今春から進学する早大大学院の研究でペルーを訪れていたが、コロナ禍で同国政府は緊急事態宣言を出し、16日までに国境を閉鎖した。
当初は、在ペルー日本大使館などから「日本国籍があるか、日本人の家族が同伴していないと、空席があっても乗せられない」と政府チャーター機への搭乗を断られた。ジャンコさんは「このままではいつ帰国できるか分からない」と西日本新聞「あなたの特命取材班」にSOSを寄せ、本紙が窮状を報じていた。
ペルー政府は現地時間26日に緊急事態宣言を延長。27日にも再び日本政府チャーター機への搭乗を断られたが、同日夕方に「国籍を理由に搭乗を断っていた人の、搭乗を許可する」という連絡があったという。
外務省南米課によると「生活基盤が日本にあり、帰国困難となっている日系人2人をチャーター機に乗せた」という。ジャンコさんは現地時間の29日に出国し、メキシコ経由で31日に帰国する見込み。費用は計約3400米ドル(約36万5千円)掛かるという。
ジャンコさんは「帰国のめどが立たず不安だったが、新聞報道のおかげで自分の置かれた状況を知ってもらえた。日本大使館や友人らの助けもあって帰国できることになり、とても感謝している」と話した。
ペルーは世界遺産のマチュピチュなどがある人気の観光地。外務省領事局海外邦人安全課によると、ペルーでは一時、旅行客など約260人の邦人が取り残された。台湾政府や日本政府のチャーター機で計133人が帰国できる見通し。運賃は自己負担という。
NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)によると、国籍を理由に旅先などに取り残された外国人はほかの国にもいるという。移住連の担当者は「日本に生活の拠点がある外国人に対し、国籍が理由で差別されたり、日本に戻れなかったりすることがないよう、政府などへ対応を求めていく」と話した。
同様の事例への対応について、外務省は「状況に応じて判断する」としている。(押川知美)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00010008-nishinpc-int
南米の左翼ゲリラ、新型コロナで一時停戦 人道的立場
南米コロンビアの左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)は30日、国内での新型コロナウイルス流行を受け、4月1日から30日まで人道的立場から一方的停戦を宣言すると発表した。
かつての左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)と政府は2016年に和平で合意し内戦が事実上終結したが、ELNは現在もテロ活動を続けている。(共同)
南米コロンビアの左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)は30日、国内での新型コロナウイルス流行を受け、4月1日から30日まで人道的立場から一方的停戦を宣言すると発表した。
かつての左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)と政府は2016年に和平で合意し内戦が事実上終結したが、ELNは現在もテロ活動を続けている。(共同)
ベネズエラ民主化へ新枠組み 米国務長官が提案
【ワシントン=住井亨介】ポンペオ米国務長官は3月31日、国務省で記者会見し、混迷が続く南米ベネズエラ情勢に関して、与野党各党の代表らからなる暫定的な「国家評議委員会」を設立し、半年から1年以内に大統領選と国会議員選を実施するなどとした同国民主化に向けた枠組み提案を公表した。評議委が設立され、公正な選挙が実施されれば米国の制裁を解除するとしている。
トランプ政権が制裁に基づく圧力強化政策を見直す姿勢を示した形だが、AP通信によると、反米左翼、マドゥロ政権のアレアサ外相は「マドゥロ氏が国民の負託を裏切ることはない」と反発した。
枠組みの名称は、「ベネズエラのための民主的移行の枠組み」。米国務省によると、評議委は現政府に代わって選挙までの移行期間中の行政を担い、暫定大統領を選出。ベネズエラに駐留する外国の治安部隊を撤退させれば、政府や「国営ベネズエラ石油」(PTVSA)への制裁を解除する
さらに、選挙が公正に行われたと国際的に認知されれば、米国はすべての制裁を解除するとしている。
ポンペオ国務長官は記者会見で「すべてのベネズエラ国民にこの枠組みについて慎重に、また真剣に考えてもらいたい」と述べた。野党出身のグアイド国会議長はツイッターに「機は熟しつつある。ベネズエラを救うため適切な手段を取ろう」と投稿した。
ベネズエラでは、マドゥロ政権打倒を目指して野党出身のグアイド氏が2019年1月に暫定大統領就任を宣言。米国など50カ国以上からの承認を受けて政権と対立を深めている。政権交代が実現しない中、グアイド氏が呼び掛けるデモの動員数は減少し、野党側には停滞感が漂っている。
https://www.sankei.com/world/news/200401/wor2004010022-n1.html
アルゼンチン、31日の期限後も債務再編交渉を継続=経済相
[ 1日 ロイター] - アルゼンチンのグスマン経済相は31日、同国の830億ドルに上る外貨建て債務の再編を巡り、債権者との合意期限である31日以降も交渉を継続する方針を示した。
アルゼンチンは3月末までに債権者との合意をまとめる方針だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で交渉が中断。同経済相は、具体的に新たな合意期日を示さなかった。
フェルナンデス大統領は債務の条件変更について「複数の組み合わせ」を検討していることを明らかにした。経済省によると、償還期限の延長や「大幅な」表面利率引き下げ、元本減免の可能性などが含まれるという。
経済相によると、利率を経済成長に連動させることも検討している。また、政府は債務再編後のソブリン債の価値についての市場予想である「エグジット・イールド」も考慮に入れて交渉を行っていくという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000102-reut-s_ame
米、対ベネズエラ政策転換 与野党協力し暫定政権樹立なら制裁解除
[ワシントン 31日 ロイター] - 米政府は31日、ベネズエラのマドゥロ大統領率いる与党と野党が協力し、マドゥロ氏を退陣させたうえで暫定政府を樹立し、政権移行に道筋をつければ、米国の制裁を解除するとの新たな提案を発表した。これまでの圧力政策を転換させた。
ポンペオ国務長官がベネズエラのための「民主主義への移行の枠組み」を公表、同国の石油部門などを対象とする厳格な米制裁を順次解除する道筋が初めて示された。米圧力政策に加え、原油安や新型コロナウイルス感染拡大の問題で苦境に立つベネズエラに対し、早期の公正な選挙実現に向け、米側が態度を軟化させた格好となった。
提案によると、マドゥロ氏だけでなく昨年に暫定大統領就任を宣言した野党指導者のグアイド国会議長も退陣し、暫定政権に加わることはできない。野党が掌握する国会は「主要な勢力が受け入れられる包摂的な暫定政府を選出」するよう求められている。ポンペオ氏は、新たな選挙は6─12カ月以内に実施されるのが望ましいとの考えを示した。
ただ、野党に歩み寄るようマドゥロ政権側を説得するのは困難が予想される。米国をはじめとする複数の国はグアイド氏を暫定大統領として認めている。
それでもなお、ベネズエラ問題を担当する米国のエイブラムス特別代表は先に、ロイターに「マドゥロ政権は過去最大の圧力にさらされている」と指摘。「この圧力が政権内の真剣な話し合いにつながるかもしれない」と期待感を示した。
一方、ベネズエラの外務省は米国の提案は「世界を脅かす(新型コロナ)のパンデミックの最中に、地政学的な優位性を得る狙いがある」と批判した。
エイブラムス氏は、マドゥロ氏は退陣する必要があるが、今回の提案は同氏に国外追放を迫るものではないと述べ、「理論上は出馬も可能」と語った。
ポンペオ氏は、「マドゥロ氏がベネズエラを統治することは二度とない」と強調し、マドゥロ政権側が米国の提案を真剣に受けとめることを願うと述べた。
「外国の治安部隊の撤退を含む条件が満たされれば、残る米制裁を全て解除する」とした。
政権移行の鍵となるのは、与党・統一社会党(PSUV)の指導部がマドゥロ氏に反旗を翻すことができるかどうかだ。提案によると、これまで米制裁の対象に指定されたベネズエラ政府当局者は、政権移行に向けて役職を放棄すれば制裁が解除される。
エイブラムス氏によると、ベネズエラの石油部門や国営石油会社PDVSAに対する制裁を含む経済制裁は、マドゥロ氏が退陣し、キューバの治安部隊やロシア軍部隊が撤退して初めて、解除される。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000095-reut-s_ame
ベネズエラ検察、反体制派議長召喚 「クーデター企てた疑い」
【サンパウロ時事】ベネズエラのサーブ検事総長は31日、クーデターを企てた疑いがあるとして、暫定大統領を名乗る反体制派のグアイド国会議長に召喚状を出した。
4月2日に検察庁へ出頭するよう求めている。
サーブ氏は、隣国コロンビアで最近発見された大量の武器をめぐり、グアイド氏が購入を指示し、ベネズエラに不法に持ち込まれる予定だったと主張。「召喚はクーデターと要人暗殺を計画していた疑いがあるため」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000042-jij-int
仏へ容疑者引き渡し認める チリ最高裁、筑波大生不明
2016年にフランス留学中の筑波大生、黒崎愛海さんが行方不明になった事件で、チリ最高裁は2日、フランス検察当局が殺人容疑などで請求した元交際相手のチリ人の男の身柄引き渡しを認める決定をした。決定には異議申し立てが可能。
男はニコラス・セペダ容疑者(29)。フランス東部ブザンソンに留学していた黒崎さんは16年12月、容疑者と夕食を共にした後に行方不明となり、容疑者は直後に帰国した。(共同)
https://www.sankei.com/world/news/200403/wor2004030003-n1.html
同居5歳児の腹・腰をベルトで殴る、ペルー人の女逮捕…男児は死亡
2020/04/02 15:04読売新聞
同居していたブラジル人の男児(当時5歳)に暴行を加えたとして、三重県警は2日、同県鈴鹿市、ペルー人の無職の女(38)を暴行容疑で逮捕した。男児はその後、外傷性脳障害で死亡した。
発表によると、女は昨年10月10日頃、同県亀山市の自宅アパートで、男児の腹や腰などを複数回、ベルトで殴った疑い。同月15日、室内で倒れている男児を女が見つけ、内縁の夫でメキシコ人の男性(41)が病院に運んだが、28日に死亡した。
病院から「虐待の恐れがある」と通報があり、県警が捜査していた。女は調べに「しつけのためにやった」と容疑を認めているという。
男児は両親と離別し、兄(9)とともに父親の知人の男性に預けられ、女の子ども2人と6人で暮らしていたという。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200402-567-OYT1T50222.html
麻薬取り締まりで米軍増派 ベネズエラ反米政権に圧力
【ワシントン時事】エスパー米国防長官は1日、ホワイトハウスでの記者会見で、麻薬密輸の取り締まり強化のため、カリブ海に米軍部隊を増派すると発表した。
米政府が新型コロナウイルスの感染対策に追われる隙に乗じ、中南米の麻薬カルテルやベネズエラのマドゥロ政権が密輸活動を活発化させるのを防ぐのが狙い。
エスパー氏は駆逐艦や哨戒機などを派遣し、カリブ海で麻薬対策に従事する戦力をほぼ倍増すると表明した。その上で「マドゥロ政権は麻薬取引から得た利益で圧政を行い、権力にしがみついている」と批判。取り締まりを強化することで「米国への違法薬物の持ち込みや敵の資金調達を防ぐことができる」と語った。
ロイター通信によると、米軍艦艇はベネズエラ近海に派遣される見通し。米国が正統性を否定するマドゥロ政権に政治的、軍事的圧力をかける狙いがあるとみられる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000067-jij-int
遺体を埋葬できず、路上に放置 感染拡大のエクアドル
南米エクアドルで新型コロナウイルスの感染が急速に広がり、死者の火葬や埋葬が追いつかない状態となっている。
なかには、遺体が路上に放置されるケースもあり、警察が回収を進め始めている。
「路上に遺体が置かれるなんて、これまで見たこともなかった。医療システムだけでなく、葬儀の仕組みも崩壊した」。エクアドル葬儀社協会のセバスチャン・バロナ代表は1日、朝日新聞の電話取材に語った。
エクアドルは人口1700万人ほど。同国保健省の発表によると、1日午後までに確認された新型コロナウイルスの感染者は2758人で、98人が死亡した。商業都市のグアヤキルのあるグアヤス県だけで、死者は63人にのぼる。
https://news.livedoor.com/article/detail/18059592/
人の消えた街にクーガー えさを求めて徘徊
南米チリの首都サンティアゴ市内に大型のネコ科動物のクーガー(ピューマ)が現れた。いつもは賑わいを見せている都市だが、現在は移動規制により、人の姿はない。
クーガーが見つかったのは、この1週間ほどで2頭目。
専門家によると、周辺での深刻な干ばつによって、クーガーは食料を求めて既に、近くまで来ていた可能性が高い。
政府関係者は「現在のように世界がマヒしたことはない。ここではクーガーのようなケースがみられるが、他の国では、別の動物が都市にやってくる。人はいないし、騒音もない」と話している。
先週には、サンティアゴの高級地区を歩き回っていたクーガーが捕まった。それは、ハッピーエンドに終わった。獣医が健康状態をチェック、良好だったため、数日後に野生に戻された。
今回のクーガーは、健康状態をチェックするため、メトロポリタン公園動物園に移送された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00010009-reutv-s_ame
ペルー、男女別の外出規制 違反の逮捕者3万6千人
4/3(金) 10:56配信時事通信
【サンパウロ時事】南米ペルーのビスカラ大統領は2日、接触による新型コロナウイルスの拡散を防ぐため、性別で外出できる日を分けると発表した。
男性は月、水、金曜日に限定。女性は火、木、土曜日だけとなり、日曜日は誰も外に出られない。屋外でのマスク着用も義務化された。
ペルーでは非常事態が宣言されており、政府は生活必需品購入などの目的以外での外出を厳しく制限。しかし、違反者は後を絶たず、累計3万6000人が逮捕されている。ビスカラ氏は「男女で分ければ見た目で(違反を)判断でき、コントロールしやすくなる」と効用に期待を示した。
同国では2日時点で1414人の感染が確認され、55人が死亡。観光旅行などで訪れた日本人の短期滞在者約130人が国境封鎖のため足止めされ、ホテルなどでの缶詰め生活を余儀なくされている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00000050-jij-int
ベネズエラ海軍船がクルーズ船に体当たり、自らが沈没
(CNN) 南米ベネズエラの北部沖合で、同国海軍の小型船がクルーズ船に繰り返し体当たりして損傷し、浸水により沈没する出来事があった。
体当たりを受けたのはドイツのクルーズ船「RCGSレゾリュート」。所有会社によると、3月31日午前に公海上で整備を行っていたところ、接近してきた海軍の武装船から針路変更を命じられた。
その後事態は海軍船が発砲する事態となりエスカレート。海軍船は135度の角度で右舷に急接近してきて、故意に衝突したという。
コロンビア・クルーズ・サービス社は声明で、海軍船は右舷船首への体当たりを繰り返したと説明。「ベネズエラ領海の方向に針路を向けさせる狙いだったとみられる」と述べた。
ただ、RCGSレゾリュートには海氷の中を航行できるように、鉄板による強化が施されている。
RCGSレゾリュートは軽微な損傷を受けたものの、安全に航行する能力には影響が出なかった。一方、海軍船の側は、耐氷強化を施したRCGSレゾリュートの船首に接触したことで「大きな損傷」を被り、浸水する結果となったという。
RCGSレゾリュートには船員32人が乗っていたが、乗客はいなかった。ベネズエラ海軍によると、沈没船の船員は無事救助された。
海軍は事案の発生は認めたものの、経過の説明は異なっている。
ベネズエラ側は、今回の事案は31日未明、トルトゥガ島付近の領海内で発生したと発表。一方、コロンビア社は発生場所をキュラソー島ウィレムスタット付近の公海上としている。
ベネズエラ国防省はRCGSレゾリュートについて、同国への攻撃準備をした傭兵(ようへい)を運んでいた可能性を示唆した。マドゥロ大統領は米国やその同盟国が政権転覆を図っていると批判することが多い。世界の多くの国々が反体制派のグアイド国会議長を支援している。
https://www.cnn.co.jp/world/35151872.html
路上に放置された遺体の数々…新型コロナまん延のエクアドル、副大統領が謝罪
【4月5日 AFP】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、南米でも最悪レベルの被害を受けたエクアドルの港湾都市グアヤキル(Guayaquil)で、多数の遺体が路上に放置されていたことを受け、同国のオットー・ラモン・ソネンオルスネル・スペル(Otto Ramon Sonnenholzner Sper)副大統領が4日、謝罪した。
新型ウイルスへの恐怖で覆われたグアヤキルの住民らは、路上に捨てられた複数の遺体を捉えた動画をソーシャルメディア上で公開。
同国で感染症への対応を率いるソネンオルスネル副大統領は4日、地元メディアが放映した演説で、「決してあってはならない映像を目にした。皆さんの公僕として謝罪する」と表明した。
当局は今週、少なくとも150人分の遺体を路上や民家から収容したものの、そのうち新型コロナウイルスの犠牲者が何人だったかについては確認しなかった。
エクアドル政府は感染拡大を食い止めるため、緊急事態宣言を発令し、夜間の外出禁止措置を導入している。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3277237?cx_part=top_topstory&cx_position=3
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板