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南米ニュース 13

1taro:2019/11/19(火) 05:28:52
南米ニュースの13です

169taro:2020/04/07(火) 04:09:22
アルゼンチン、ドル建て内国債でデフォルトへ-新型コロナ危機

アルゼンチンは、自国の法律に基づき発行したドル建て債券でデフォルト(債務不履行)を計画している。債務の支払いを年末まで先送りする。同国は深刻なリセッション(景気後退)に陥っており、海外の債権者との再編協議は進んでいない。

  同国政府は元本と利息の支払いを12月31日まで延期すると発表した。持続可能な債務計画策定での進展を踏まえ、正当化されると経済省が判断した場合、支払いの早期再開もあり得ると明らかにした。

  アルゼンチンは海外での支払い義務を維持し、再編協議に着手したものの、既にペソ建て国債の支払いを一方的に先延ばししている。自国の法律に基づき発行した債券の扱いを、国際法に基づく債務と区別していることが鮮明になった。

  「アルゼンチンの法律に基づきドル建てで発行された国債の差し迫った支払いは、公衆衛生の緊急事態による社会および経済情勢の悪化を増幅させる」と同国政府は説明した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-06/Q8DCETDWRGG601

170taro:2020/04/07(火) 04:50:46
路上に放置された遺体の数々…新型コロナまん延のエクアドル、副大統領が謝罪
4/6(月) 10:30配信AFPBB News

(c)AFPBB News

【4月6日 AFP】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、南米でも最悪レベルの被害を受けたエクアドルの港湾都市グアヤキル(Guayaquil)で、多数の遺体が路上に放置されていたことを受け、同国のオットー・ラモン・ソネンオルスネル・スペル(Otto Ramon Sonnenholzner Sper)副大統領が4日、謝罪した。

 新型ウイルスへの恐怖で覆われたグアヤキルの住民らは、路上に捨てられた複数の遺体を捉えた動画をソーシャルメディア上で公開。

 同国で感染症への対応を率いるソネンオルスネル副大統領は4日、地元メディアが放映した演説で、「決してあってはならない映像を目にした。皆さんの公僕として謝罪する」と表明した。

 当局は今週、少なくとも150人分の遺体を路上や民家から収容したものの、そのうち新型コロナウイルスの犠牲者が何人だったかについては確認しなかった。

 エクアドル政府は感染拡大を食い止めるため、緊急事態宣言を発令し、夜間の外出禁止措置を導入している。

 映像は3日撮影・提供。(c)AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00010001-afpbbnewsv-int

171taro:2020/04/07(火) 05:00:14
【今日の1枚】ハトも人恋しい…封鎖下のコロンビア

【AFP=時事】コロンビア・ボゴタで、閑散としたボリバル広場(Bolivar Square)の階段に腰かけた人に、餌を求めて群がるハト。普段は観光客から餌をもらえることが多い。

 中南米で3番目に人口の多い同国では、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)を抑え込もうと、19日間の強制的な都市封鎖が実施されている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000013-jij_afp-int

172taro:2020/04/08(水) 05:06:51
ウルグアイ沖クルーズ船でコロナ感染81人 船内に200人以上残る

【AFP=時事】南米ウルグアイ沖に停泊中のオーストラリアのクルーズ船「グレッグ・モーティマー(Greg Mortimer)」の船内で、新型コロナウイルスの感染が発生した。主に高齢の乗客と乗員計81人に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状が出ている。クルーズ船の運航会社とウルグアイ当局が6日発表した。

 ウルグアイ保健省によると、乗客乗員計6人が「致命的な」重症で、治療を受けるためすでに船外へ移動された。船内には乗客乗員200人以上が残っており、感染者数は増加の恐れがある。現在90人が検査結果を待っており、45人前後にはすでに陰性結果が出ている。

 昨年建造された全長約104メートルの最先端のクルーズ船は、6日の時点でウルグアイの首都モンテビデオの港から約24キロ離れたラプラタ川(Rio de la Plata)に停泊している。オーストラリアの旅行会社オーロラ・エクスペディションズ(Aurora Expeditions)が企画したツアーで先月15日にアルゼンチンのウスアイア(Ushuaia)を出港。南極と南大西洋上の英領サウスジョージア島をめぐる旅を予定していた。

 乗客の大半はオーストラリア、英国、ニュージーランド人だといい、ウルグアイ当局は「新型コロナウイルスに感染していない人、また軽症および無症状の人」を空路帰国させる「人道回廊」の開設を検討している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000018-jij_afp-int

173taro:2020/04/09(木) 04:48:40
汚職で前大統領に禁錮8年 エクアドル
4/8(水) 8:44配信時事通信
 【サンパウロ時事】南米エクアドルの最高裁は7日、汚職の罪に問われていたコレア前大統領に禁錮8年と25年間の参政権停止の有罪判決を言い渡した。

 2007〜17年まで左派政権を率いたコレア被告は退任後、ベルギーで暮らしている。

 AFP通信によると、コレア被告は13年の選挙の際、複数の企業から巨額の資金を受け取り、見返りに国の事業を受注させた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200408-00000036-jij-int

174taro:2020/04/11(土) 04:00:20
道に遺体が放置される南米エクアドル、遺族の怒り爆発
4/10(金) 12:58配信ロイター
【閲覧注意】の場面が含まれています

 新型コロナウイルスの感染が急速に広がった南米エクアドルでは、遺体がビニールにくるまれただけの状態で歩道に放置されている。大統領は当局による遺体の取り扱いについて調査を行う考えを示したが、遺族からは怒りの声が上がっている。

 南米エクアドルの歩道に、ビニールにくるまれたまま放置される遺体。継ぎ足した荷台まで一杯になった棺を運ぶトラック――。

 こうした光景は、新型コロナ感染が急速に広がる他の中南米諸国にとって他人ごとではない。

 エクアドルのモレノ大統領は8日、当局が新型コロナで死亡した人の遺体を不当に扱っていないか、調査すると述べた。だが遺族は政府の対応は遅すぎるし、不十分だと批判。

 家族2人を失った男性はSNSで怒りをあらわにした。

 「このいまいましい政府こそが諸悪の根源だ! なぜ顔を見せないのか」

 エクアドルでは新型コロナが急速にまん延し、 医療崩壊を招いただけでなく、葬儀場や墓地までもパンク状態になった。

 病院は混乱し、遺族に遺体を迅速に引き渡せなかったり、取り違えた事例などが相次いでいる。当局によれば、医師など少なくとも1600人の医療従事者が感染し隔離措置を受けている。

 こうした中、保健省の職員が公立病院で死亡した人の遺体を引き渡すことと引き換えに、遺族に金銭を要求したとして大臣から免職処分を受ける事態まで起きた。

 一方墓地では、死者数の増加に墓石が間に合わず、棺にセメントがかけられている。病院の外には仮設の遺体安置所が設けられた。

 ある遺族は、当局に電話したもののつながらず、仕方なく自分たちで墓を掘った経験をSNS上で告白していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00010006-reutv-s_ame

175taro:2020/04/11(土) 04:15:22
チリ最高裁、容疑者を出国禁止に 筑波大生不明事件
4/10(金) 7:19配信時事通信
 【サンパウロ時事】フランス東部ブザンソンに留学中の筑波大生、黒崎愛海さん(東京都出身)が2016年12月に行方不明となった事件で、チリ最高裁は9日、元交際相手ニコラス・セペダ容疑者(29)に出国禁止と週1度の警察署出頭を命じた。

 逃亡防止のための措置。

 仏検察当局は、黒崎さんが消息を絶った直後にチリに帰国したセペダ容疑者が、恋愛感情のもつれから黒崎さんを殺害したとして国際手配。チリ最高裁は2日、仏検察当局の身柄引き渡し要請を認めた。容疑者側は7日、異議を申し立てていた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000016-jij-int

176taro:2020/04/12(日) 05:12:56
ペルーで足止めの邦人第3陣出国 なお100人、現地に
4/11(土) 9:31配信共同通信
 【サンパウロ共同】南米ペルー政府が新型コロナウイルス対策で国境を閉鎖したため日本人旅行者らが足止めされた問題で、現地旅行代理店が手配したチャーター便が10日、長期滞在者らも含む邦人約90人を乗せて出国した。在ペルー日本大使館が明らかにした。3月下旬にも2機のチャーター便で出国しており、現地に残る旅行者らは約100人となった。

 10日の便は首都リマからメキシコ市に向かい、その後は各自で日本への帰国手段を確保する。

 国境封鎖措置に伴い、3月17日から国際線の運航が停止した。封鎖は今月26日まで続く。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00000025-kyodonews-int

177taro:2020/04/13(月) 05:01:45
アサンジ被告、籠城中に女性弁護士との間に2児もうける

 米国で機密暴露などの罪に問われた内部告発サイト「ウィキリークス」創設者で、英国内で収監中のジュリアン・アサンジ被告(48)が、在英エクアドル大使館での約7年の籠城中、女性弁護士(37)との間に男児2人をもうけていたと、12日付の英紙メール・オン・サンデーが報じた。

 女性は南アフリカ出身のステラ・モリスさん。弁護士として面会するうちに「恋に落ちた」といい、2017年に婚約した。ロンドンの病院で生まれた子供は2歳と1歳。

 被告は保釈中の12年にロンドンのエクアドル大使館に逃げ込み、籠城生活を始めた。昨年4月に出頭拒否容疑で英警察に逮捕されて有罪判決を受けた。米政府が被告の引き渡しを求め、英裁判所で移送の是非を巡る審理が続いている。

(ロンドン 共同)

https://www.sankei.com/world/news/200412/wor2004120016-n1.html

178taro:2020/04/14(火) 04:33:50
アルゼンチン、ロックダウンを26日まで延長 大都市圏のみ対象

[ブエノスアイレス 10日 ロイター] - アルゼンチンのフェルナンデス大統領は10日にテレビ演説し、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため3月20日に開始したロックダウン(都市封鎖)を26日まで延長すると発表した。大都市圏のみが対象。

アルゼンチンでは、国民の大半がブエノスアイレスやメンドサなどの大都市圏に居住している。

大統領は、「すべての大都市で現状が維持される」とした。そのうえで、「われわれはかろうじて、新たな感染拡大のカーブを横ばいにすることができた」として、封鎖はウイルス拡大の抑制につながっているとの見解を示し、依然として最良の抑制策と付け加えた。

公式統計によると、同国でこれまでに確認された感染者は1975人、死者は82人。

大統領は「封鎖をしなければ現時点までに4万5000人の感染者が出ていた可能性がある。封鎖は無駄になってはいない」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000045-reut-s_ame

179taro:2020/04/14(火) 04:36:53
エクアドル当局、家々から800体近い遺体収容 新型コロナ流行地で

【AFP=時事】南米エクアドルの当局は12日、同国で新型コロナウイルス流行の中心地となっている港湾都市グアヤキル(Guayaquil)の家々から、警察などがここ数週間で800人近くの遺体を収容したと発表した。同地では感染拡大が、救急サービスや病院、葬儀業者の対応能力を超えてしまう事態となっている。

 グアヤキルの葬儀業者らは埋葬が間に合っておらず、住民たちは路上に放置されている数々の遺体を撮影し、ソーシャルメディアに投稿。埋葬の支援を求めるメッセージを発信した。

 新型コロナウイルスがもたらした大混乱への対応を支援するために、政府は警察と兵士から成る部隊を設置。部隊を率いるホルヘ・ワテ(Jorge Wated)氏は、「この特別部隊が人々の住宅から収容した遺体の数は700体を超えた」と報告した。

 ワテ氏はその後12日に、合同特別部隊は過去3週間にわたる活動で、住宅から771体、病院からは631体の遺体を収容したとツイッター(Twitter)で発表。病院の遺体安置所は満杯状態となっている。

 ワテ氏は収容した遺体の死因については詳述しなかったが、収容された死者のうち600人は現在当局によって埋葬されている。

 エクアドルでは2月29日に同国初の新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、感染者数は7500人に上っている。

 政府によると、感染者のうち70%超が太平洋に面したグアヤス(Guayas)県で確認されており、県都グアヤキルの感染者数は4000人に上る。

 1日15時間の外出禁止令が敷かれる中、グアヤキルの埋葬システムは崩壊し、法医学的な業務や葬儀場では遅滞が発生。その3週間後に、軍と警察は各戸からの遺体収容に乗り出した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000031-jij_afp-int

180taro:2020/04/14(火) 04:37:58
エクアドル、大統領給与5割カットへ 新型コロナ対策で閣僚、議員も
4/13(月) 14:23配信時事通信
 【サンパウロ時事】南米エクアドルのモレノ大統領は12日、新型コロナウイルスの感染拡大に対処する資金を捻出するため、大統領や閣僚、国会議員らの月給を5割削減する方針を明らかにした。

 同国では12日までに7466人の感染が確認され、333人が死亡している。

 エクアドル政府は感染拡大防止のため厳しい外出規制などを敷いているが、第2の都市グアヤキルでは葬儀業者などが営業を自粛したため、引き取り手のない遺体が路上にまで放置される事態が発生。政府は厳しい批判を受けている。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000034-jij-int

181taro:2020/04/15(水) 04:23:39
イランとベネズエラ、大統領が電話会談 米の制裁を非難

[13日 ロイター] - イランのロウハニ大統領は13日、ベネズエラのマドゥロ大統領と電話で会談し、両国に対する米国の制裁は不当と非難した。

米国は2018年、イランと主要国の間で2015年に結んだ核関連合意から離脱し、制裁を再開した。

イラン当局者は、米国の制裁により国内での新型コロナウイルス対策が妨げられていると主張している。

ロウハニ大統領のウェブサイトによると、大統領は「イランとベネズエラの原油生産に対する米国の残虐かつ違法な制裁は、国際的な取り決めや人道の原則に抵触する」と述べた。

大統領はまた、「われわれは、減産と価格安定の回復に向け、協力を継続する必要がある」と付け加えた。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は12日、5─6月に日量970万バレルの減産を行うことで最終合意した。これは、世界の原油供給の約10%に当たる。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000084-reut-s_ame

182taro:2020/04/17(金) 04:52:34
作家ルイス・セプルベダさん死去 チリ出身、新型コロナ感染
4/16(木) 21:38配信共同通信
 【パリ共同】小説「カモメに飛ぶことを教えた猫」などの作品で知られるチリ出身の作家ルイス・セプルベダさんが16日、スペイン北部オビエドの病院で死去した。70歳だった。2月末から新型コロナウイルス感染による肺炎で入院していた。スペイン通信が伝えた。

 1949年、チリ中部生まれ。青年期に社会主義運動に参加、70年代のピノチェト軍事政権下で逮捕・投獄され、釈放後に国を離れた。80年代末に出版した小説「ラブ・ストーリーを読む老人」で世界的に有名となり、90年代半ばからスペイン北部で暮らしていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000204-kyodonews-int

183taro:2020/04/22(水) 19:26:04
国連「今年の中南米経済、1930年の大恐慌を超える歴代最悪」

国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(CEPAL)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中南米地域に1930年の大恐慌を上回る歴代最悪の景気沈滞が訪れるという見方を示した。

CEPALは21日(現地時間)の報告書で、新型コロナの影響で今年の中南米経済は5.3%のマイナス成長になると予想した。これは1930年の大恐慌当時のー5%、第1次世界大戦が始まった1914年の-4.9%を超える過去最悪の数値。これに先立ち国際通貨基金(IMF)も今年の中南米経済は5.2%後退すると予想し、2015年から10年間にわたり経済成長がないと予告した。

CEPALはこの日、新型コロナ危機が貿易減少と原材料価格の下落、国際金融環境の悪化、観光需要の減少などにつながり、中南米経済に深刻な影響を及ぼすと予想した。これを受け、貧困率は30.3%から34.7%に高まって3000万人が貧困層に転落し、失業率も昨年の8.1%から11.5%に上昇すると予想した。

国別には数年前から経済問題が続いているベネズエラの経済が18%後退し、最も大きな打撃を受けると予想される。メキシコ、アルゼンチン、エクアドルは-6.5%、ブラジルは-5.2%、チリ、ペルーは-4%の成長率予測値が提示された。油田開発で56.4%の経済成長が予想されるガイアナのほか、ドミニカ共和国(0%)だけがマイナス成長予測を免れた。

6大陸のうち最も遅い2月26日に新型コロナ感染者が初めて確認された中南米地域では最近、感染者数が10万人を超えた。19日の米ジョンズ・ホプキンス大の統計と各国保健当局の発表を総合すると、この日までに中南米およそ30カ国の新型コロナ感染者数は計10万2600人。中南米で感染者数が最も多い国は計3万8654人のブラジルで、ペルーが計1万5628人で2番目に多い。中南米の死者数は計5000人を超えた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000039-cnippou-kr

184taro:2020/04/24(金) 04:44:08
ベネズエラ大統領、価格統制再開を警告 ガソリン不足で物価急騰

[カラカス 22日 ロイター] - ベネズエラのマドゥロ大統領は22日、新型コロナウイルス感染拡大と急激なガソリン不足でインフレが加速しているとして、生活必需品などへの厳格な価格統制を再開する可能性を警告した。

政府は昨年、約20年間続いた価格統制を緩和した。米国が大統領の人権侵害を非難して制裁を実施したため、輸入や販売面での民間部門の役割を拡大するためだ。しかし石油輸出国機構(OPEC)加盟国でありながら長年にわたり製油所の定期修理や投資を怠った結果、制裁の影響もありガソリン不足で輸送網が混乱し、ここ数週間で物価が急上昇している。

ベネズエラでは、6年目に入るハイパーインフレで経済が崩壊状態にある。

政府当局は20日、農業生産者の代表と会談、費用構造と食品消費価格を評価する作業部会の設置を通知した。大統領は、「民間部門は真剣にならなければならない」とけん制した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000101-reut-s_ame

185taro:2020/04/24(金) 04:45:27
アルゼンチン、22日に利払い実行せず 30日猶予期間内の債務再編目指す

[ブエノスアイレス 22日 ロイター] - アルゼンチン政府は、22日に期限を迎える国債の利払い約5億ドルを実行しなかったことを明らかにし、30日間の猶予期間(グレースピリオド)を活用してデフォルト(債務不履行)回避と債務再編を目指す方針を示した。

同国の経済省は、声明で「グレースピリオドに入ることを決定した」と表明した。

市場では政府のこうした動きが予想されていたことから、国債価格が急落し、リスクスプレッドは拡大した。

アルゼンチンは、これまでに650億ドル相当の債務再編を提案している。

しかし、債権者からの反応はこれまでのところ否定的で、再編交渉の行方は不透明な情勢だ。

コンサルティング会社セイドのディレクター、ガブリエル・ゼルポ氏は「30日以内に再編がまとまる見込みはないようだ」と述べた。

JPモルガン新興国市場債券インデックス・プラス<11EMJ>によると、アルゼンチン国債の米国債とのスプレッドは240ベーシスポイント(bp)拡大した。店頭取引での価格は2.2%下落した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000036-reut-s_ame

186taro:2020/04/25(土) 04:22:55
中南米産油国、原油価格低迷で海外勢の資金引き揚げ顕著

[ブラジリア 23日 ロイター] - 中南米産油国の金融市場からの資金流出が、ここ数週間で記録的な水準に達している。新型コロナウイルス感染拡大に原油価格の急落が加わり、投資家が一段とリスクを回避する姿勢を見せているためだ。

中でもメキシコ、ブラジル、コロンビアの株式・債券市場からの資金流出が顕著となっている。

民間金融機関の国際団体、国際金融協会(IIF)と大手銀行のデータで明らかになった。

全ての資金流出が原油価格の動向を直接反映したものではないが、メキシコのペメックス[PEMX.UL]やブラジルのペトロブラス<PETR4.SA>など、国営石油会社の株式や債券の下落幅はかなり大きい。

IIFの南米担当者は「南米石油輸出国の市場からの、非居住者資金の流出リスクは高まっている。かなり早く実現する可能性がある」と話した。また、こうした国は財政面で対外資金への依存度が高く、一段の資金流出に対して特にぜい弱だと指摘した。

<メキシコ>

IIFによると、海外投資家は3月に債券ファンドから51億5000万ドルの資金を引き揚げた。これは2009年の統計開始以来、最大の流出額となる。また債券ファンドは7週連続で流出超となっている。

<コロンビア>

債券・株式を合算した3月の資金流出額は6億04000万ドル。過去20年で3番目に大きな額だった。

<ブラジル>

1─3月期の株式市場からの資金流出額は138億ドル。金融危機にあった2008年8月─2009年2月の131億ドルを上回り、2000年の統計開始来、最大となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000085-reut-s_ame

187taro:2020/04/25(土) 04:26:06
受刑者3千人一時釈放 フジモリ元大統領は対象外 ペルー

 【サンパウロ時事】ペルー政府は23日、過密状態にある刑務所内での新型コロナウイルスまん延を防ぐため、受刑者を一時的に釈放すると発表した。

 対象者は約3000人。同国の刑務所では約500人が感染し、13人が死亡している。同様の措置はコロンビアやチリでも取られている。

 カスタニェダ法相は「受刑者の健康と生命、(ウイルスに)弱い人々のことを考慮した」としている。対象となるのは妊娠中の女性や、禁錮4年以下の比較的軽い刑の服役囚、重罪を犯していない60歳以上の受刑者ら。

 在任中の人権侵害で服役中のフジモリ元大統領(81)については、自身も汚職の疑いで拘束されている長女のケイコ氏が釈放を求めているが、当局は「感染の可能性は高くない」として拒否。今回の措置でも「重罪」に当たるため対象外になる見込み。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000074-jij-int

188taro:2020/04/26(日) 04:13:34
警官千人が新型コロナ感染、内相辞任 ペルー

 【リマAFP時事】ペルーのモラン内相は24日、辞任した。警官約1300人の新型コロナウイルス感染が最近、確認されたばかりで、国家警察出身のガストン・ロドリゲス氏が後任となった。

 ペルーの感染者は2万1000人を超え、600人以上が死亡した。閣僚ではイノストロサ保健相も3月、辞任している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042500393&g=int

189taro:2020/04/26(日) 04:22:56
新型コロナで米、ベネズエラに圧力

反米左翼のマドゥロ政権と、欧米の支持を受けたグアイド“暫定大統領”(国会議長)派との対立が続くベネズエラで、新型コロナウイルス禍を契機に政治的膠着状態に変化が訪れようとしている。

■ 国民の窮乏生活は一層悲惨に

ベネズエラで新型コロナの感染者が最初に確認されたのが3月13日。本稿執筆の時点(4月23日)で感染者数は公式には311人とされている。しかし、国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)の専門家は「実際の感染者ははるかに多く、感染が爆発的に増える恐れがある」と懸念する。

ベネズエラ情勢に詳しい米紙「マイアミ・ヘラルド」は中南米専門家の話を引用、ベネズエラの多くの病院では長年、設備投資が不十分な上、医薬品や医療器材が慢性的に不足し、医師も大量に移住しているため、新型コロナによって極めて深刻な危機に陥りうる“最有力候補”国であると報じている。

同国では以前から、ハイパーインフレと食料・医薬品の欠乏で国民生活が困窮し、人口の15%に当たる500万人近くが難民として国外へ流出する中、今度は新型コロナ禍に見舞われたわけで、ベネズエラは一層悲惨な状況に直面している。



■ 米が矢継ぎ早に「最大限の圧力」

ベネズエラでの新型コロナ感染拡大と時を同じくして、米トランプ政権がマドゥロ政権退陣に向けた方策を矢継ぎ早に打ち出している点が注目される。3月末、米司法当局はマドゥロ大統領らを麻薬密輸などの罪で起訴、同大統領の身柄拘束につながる情報には高額の報償金を支払う方針を表明した。これに続き米国務省はベネズエラの民主主義実現を目指し、マドゥロ大統領の権力放棄を前提に同国の与野党が参加する「移行政権」樹立案を提示し揺さぶりをかけた。

4月に入るやトランプ大統領はベネズエラ周辺のカリブ海に展開する米軍の増強方針を発表。新型コロナの感染拡大に伴う混乱に乗じて米国への麻薬の密輸が増えるのを阻止するためとされているが、マドゥロ政権に対する「最大限の圧力」(米国務省高官)の一環であるのは疑いない。トランプ政権の圧力強化はさらに続く。

米財務省は今月21日、ベネズエラで操業を続けている米石油大手シェブロンの事業の段階的縮小を命じる措置を講じた。これにより、シェブロンはベネズエラでの原油掘削と輸送が禁止される。米国による対ベネズエラ制裁が強化される中、シェブロンは例外的に操業継続が認められ、同社とベネズエラ国営石油会社(PDVSA)との合弁事業で同国の石油生産(今年3月末時点で日量70万バレル)の約4分の1を占めていた。

ベネズエラ原油生産は米制裁の強化に原油価格急落が加わり大幅に低下しているが、今回の措置によって一層減少するのは必至で、マドゥロ政権にとっては大きな痛手となろう。

190taro:2020/04/26(日) 04:23:09
■ マドゥロ政権は支配強化の構え

マドゥロ大統領が麻薬密輸などで起訴されたことに関し、中南米の専門家の間では「1980年代末起きた米軍のパナマ侵攻を想起させる」(ペルー・カトリカ大政治学者)との声も聞かれる。パナマの軍事独裁者として君臨していたノリエガ将軍が1988年に麻薬密輸などの容疑で米国で起訴され、翌年末の米軍侵攻によって身柄を拘束され、その後、米国などで獄中生活を送った一連の出来事は、中南米での米国の“力”を象徴するものとして記憶されている。

ただし、今回のカリブ海での米軍増強について米南方軍のフォーラー司令官は4月17日、国務省主催の“電話記者会見”で「米軍のベネズエラ侵攻の前兆か」との質問に対し、そうではないと明確に否定している。一方、マドゥロ大統領は米国の「移行政権」提案を即座に拒否するなど相変わらず、政権維持へ強硬姿勢を示す。カラカスの有力紙「エル・ナショナル」によれば、マドゥロ大統領は新型コロナがもたらした状況を利用して、支配態勢を強化しようとしているという。マドゥロ政権は3月上旬、非常事態宣言を発令、集会の禁止や外出禁止などの措置を講じるとともにグアイド氏側近らの身柄を拘束するなど、反政府派への締め付けを強める構えだ。

■ 反政府勢力と妥協図る動きも

しかし、マドゥロ政権側が新型コロナによる新たな窮状と米国の圧力強化に動揺しているとの情報も数多くある。例えば、ベネズエラの隣国コロンビアの有力紙「エル・ティエンポ」は「マドゥロ政権内で軍人や官僚の忠誠心が崩れ始めており、彼らの一部は水面下で反政府勢力との妥協策を探っている」と伝えた。

グアイド“暫定大統領”はマドゥロ大統領を排除した形で、新型コロナに対処するための「非常事態政府」の樹立を与党側に提案している。こうした中、ベネズエラの独立系ネットメディア「エフェクト・コクヨ」は今月23日、米政府のエイブラムズ・ベネズエラ問題特使が同メディアとのインタビューで「マドゥロ政権内部および外部の多くの人々が米国提案の『移行政権』樹立案について検討し始めていると語った」と報じた。ベネズエラ情勢をめぐり再び、内外の動きが活発化してきたのは間違いないようだ。

(了)

山崎真二(時事通信社元外信部長)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200425-00010001-jindepth-int

191taro:2020/04/28(火) 03:21:12
火葬したのに意識回復…?! エクアドルの病院、コロナ死者取り違え

【4月27日 AFP】南米エクアドルで、新型コロナウイルスにより死亡したと考えられていた高齢女性が、病院で突如意識を取り戻した。親族は、別人の遺体を女性と思い込んで既に火葬していたため、女性の生存を知って喜び、安堵(あんど)している。

 亡くなったと思われていたのは、アルバ・マルリ(Alba Maruri)さん(74)。先月、発熱と息苦しさを訴え、新型ウイルスにより同国で最も甚大な被害が出ているグアヤキル(Guayaquil)の病院に入院した。


 親族によると、マルリさんは意識不明に陥って3週間後の先月27日、死亡したと告げられたという。

 その1週間後、家族は安置所で遺体と対面したものの、感染の恐れから近寄ることはできなかった。遺体は横向きに寝かされており、家族から見えたのは顔ではなく背中だけだったという。

 マルリさんのおいのハイメ・モルラ(Jaime Morla)さんは、この遺体がおばだと思い、病院関係者にそう伝えたという。

 AFPの取材に対し「顔を見るのが怖かった」と明かしたモルラさんは、遺体確認を行ったのは1.5メートル離れた場所からで、「髪も同じ、肌の色も同じだった。おばが最近つくった傷と同じような傷さえあった」と説明した。遺体は葬儀場に移され、火葬された。

 しかし本物のマルリさんは23日に意識を取り戻し、医師らに自分の名前を告げ、マルリさんの姉妹のアウラさんに電話をかけるよう頼んだという。

 マルリさんの別のおいのフアン・カルロス・ラミレス(Juan Carlos Ramirez)さんによると、「医師らは裏付けを取るためおばの家へ行き、取り違えを認めた」ものの、「おばの家にある遺灰が誰のものかはまだ把握できていない」という。

 マルリさんの家族は、火葬にかかった費用を回収し、取り違えによって生じた苦痛に対する慰謝料を求め、病院を訴える意向を示している。

 アウラさんは現地メディアの取材に対し、24日に病院関係者らの訪問を受け、マルリさんは元気で、もうすぐ退院できると言われたと話した。

 アウラさんはこう語っている。「これは奇跡。1か月近く、彼女は死んだものと思っていたのです。想像してみてください。しかも私は誰か知らない人の遺灰を持っているのです」 (c)AFP

http://www.tenki.jp/forecast/7/37/6710/34462-1hour.html

192taro:2020/04/28(火) 03:34:32
麻薬王がのこした「コカイン・カバ」 自然環境に貢献?

南米コロンビアにすみついたカバが劇的に増えている。環境に良いのか、悪いのか
 南米コロンビアで、「麻薬王」の悪名で知られたパブロ・エスコバル。彼が1993年に銃殺されたとき、コロンビア政府は、同国北西部にあったエスコバルの高級不動産を差し押さえた。敷地内には私設動物園があり、大半の動物はほかへと移されたが、エスコバルが特に気に入っていた4頭のカバだけはそのまま池に放置された。そして今、そのカバは100頭近くまで増えている。

 10年ほど前から、コロンビア政府はカバの個体数を抑える方法を模索している。動物保護の専門家らは政府の方針を支持するが、一方で、カバが有害であるとの直接的な証拠がない限り、数を減らしたり、別の場所へ移したりする必要はないという意見もある。

カバが自然に与える影響
 エスコバルの私設動物園を抜け出したカバもいて、カバはコロンビア最大の川、マグダレナ川をすみかにしている。生息域は徐々に広がっており、正確な個体数はわかっていない。米カリフォルニア大学サンディエゴ校でカバの研究をするジョナサン・シュリン氏は「80〜100頭ほどだと思われる」と話す。

 2年前に比べ、カバの数は数十頭以上増えたようだ。1993年に4頭だったことを考えると、個体数は飛躍的に増加している。「2、30年以内には、数千頭になっている可能性もありますよ」とシュリン氏は話す。

 コロンビア政府にとって、カバは頭の痛い問題だ。環境監督局「コルナーレ」の研究員、デビッド・エチェベリ氏は、本来の生息地がアフリカであるカバは外来種であり、カバがコロンビアの在来種に影響を与えることは間違いないと述べている。

 このまま放置すれば、カワウソやマナティーといったコロンビア在来の動物たちは、カバに取って代わられるだろうと、同氏は考えている。カバは攻撃的でなわばり意識が強く、地元の住民にとっても危険な存在だ(幸いなことに、これまでのところ、カバによる重傷者や死者は出ていない)。

 2009年、頭数管理のために1頭のカバが駆除された。この時は、市民から激しい抗議の声が上がった。このため政府はカバの駆除計画を断念。その後、カバに不妊処置を施すか、飼育施設に入れる方法を探ってきたと、エチェベリ氏は言う。だが、体重1トンを超えるカバをほかの場所に移したり、不妊治療を行ったりするのは難しい。カバは人間に触れられるのを好まないから、作業には危険が伴うし費用も安くない。2018年9月に、若い個体を1頭、動物園に移すことができたが、費用は1500万ペソ(約45万円)と安くはないのだ。

 科学者や保護活動家にとって、最大の関心事は、外来種であるカバがコロンビアの自然環境にどんな影響を与えているかだ。そもそも、本来の生息地であるアフリカでも、カバは自然に影響を及ぼしている。カバは陸上でエサを食べるが、排泄は水の中で行うからだ。つまり、栄養分が陸上から水中へと送り込まれることになる。

 カバがすむ範囲を広げれば、水質は化学的にも変わり、水質の変化に耐えられない魚は水面近くへと追いやられて捕食者に狙われやすくなるなどの影響が出る可能性がある。ほかにも、カバは体が大きいため、泥地を移動するだけでも、水が流れる溝を作り出し、湿地の構造すら変えることもある。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200427-00010000-nknatiogeo-s_ame

193taro:2020/04/28(火) 03:35:09
カバで湖のどこが変わる
 カバが環境に与える影響を正確に知るために、シュリン氏はコロンビア教育工科大学のネルソン・アラングレン=リアーニョ氏と協力して、ナショナル ジオグラフィックが支援するプロジェクトに取り組んだ。彼らは、カバがやってくる人工湖と、あまり来ない人工湖とを比べ、生態学的な多様性や環境中の微生物などについて詳しく調査したのだ。

 2020年1月下旬、この研究は学術誌「Ecology」に発表された。それによると、「カバがいる湖は、カバのいない湖とは化学的にも、生物学的にも異なっている」(シュリン氏)ことが分かった。大きな違いを生んだ原因は、カバの排出する糞だ。カバが頻繁に訪れる水場は富栄養化が進む。こうした余分な栄養分が藻類を増殖させ、水中の酸素を減らして水生生物を全滅させる可能性もある。

 シュリン氏らは今後、最近カバがすみついたマグダレナ川の氾濫原にある湖を調べたいとしている。カバが水場に与えている影響はささやかではあっても、軽視すべきではないと、シュリン氏は言う。「カバが比較的少ない今の時点でも、観察可能な違いがあるということは、カバの頭数がもっと増えたら、その影響はもっと大きくなるということです」

絶滅した古代の動物の代わりに?
 ただ、別の見方もある。水場の栄養分が多くなり水中の酸素が乏しくなれば、水中の生態系にも影響を及ぼし、川の中に違った生息環境を作り出して、カバが種の多様性を増加させているとも考えられるからだ。魚の大量死でさえ、腐肉食の動物たちにとっては安定した食料供給源となる可能性もある。

 カバが生息する湖には、一般に藍藻(シアノバクテリア)が多いことが判明している。無脊椎動物や動物プランクトンの量や種類には、カバの影響は現れていない。

 デンマーク、オーフス大学の生物学者、イェンス=クレスチャン・スヴェニング氏は、最悪の事態を想定する必要はないと考えている。2017年に学術誌「Perspectives in Ecology and Conservation」に掲載されたレター論文の中で、スヴェニング氏らは、エスコバルのカバは、同じく南米に導入された幾つかの種と共に、今は絶滅してしまった大型草食動物が提供していた「生態系サービス」に貢献できる可能性があると述べている。

 カバが提供する「生態系サービス」には、陸上の栄養素を水中に集める、湿地の構造を変える、食べることによって草本植物を抑制する、などが挙げられる。

 南米にはかつて、半水生だったと思われるカバに似た動物トクソドンや、水を好むバクなど、たくさんの大型草食動物がいた。ただ、いずれも過去2万年の間に絶滅した動物だ。バクの仲間は、今も数種が生き残ってはいるものの、頭数は減少傾向にある。「カバはそうした絶滅の影響を部分的に回復させ、生物多様性全体に利益をもたらすと考えられます」と、スヴェニング氏は言う。当面カバを放置しつつ、問題が起きないよう監視を続ければよいと、同氏は考えている。

 シュリン氏は、別の可能性も示唆する。かつて南米に生息していた大型哺乳類が植物の種子を拡散していたように、カバも同様の役割を果たす可能性があると指摘する。「カバの糞に、どんなものが含まれているかを調べる予定です」と、シュリン氏は言う。

 だが、数千年以上も放置されてきた役割を、カバが担う可能性があるからといって、カバがこの地域にとって本当に望ましい存在かは不明だ。カバの「再野生化」が進めば、マナティーやカメ、カワウソなどの在来種がどんな影響を受けるかは、誰にもわからないのだ。カバの頭数が増えれば、人間との遭遇も増えてトラブルも起こるだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200427-00010000-nknatiogeo-s_ame&p=2

194taro:2020/04/28(火) 03:35:41
生き残りの物語
 オーストラリア、シドニー工科大学の生態学者、アリアン・ワラック氏は、絶滅した動物の抜けた穴をカバが完全に埋められるかどうかは重要ではないと断じる。絶滅危惧種であるカバが、アフリカ以外の地で、集団で保護されていることに大きな意味があると、同氏は考えているからだ。「南米に野生のカバがいるという事実が、すばらしい生き残りの物語なのです」

 カバを歓迎しているのは、ワラック氏だけではない。カバには多くのファンがいる。「カバに価値を見出し、ここに留まってほしいと望む地元の人たちがいます」(シュリン氏)。エチェベリ氏も「人を引き付けるカバの魅力と、彼らが非常に有名な動物であるという事実が、事態を複雑にしています」と述べている。

 カバは、観光による利益を呼び込んでくれることは間違いない。エスコバルの私有地を改装したテーマパーク「アシエンダ・ナポレス」には、毎年5万人を超える観光客が訪れるそうだ。

 現在のところ、カバをほかの場所に移動させたり、不妊処置を施したりといった計画はないことから、カバは今後も自然の中で暮らし、数を増やしていくことになるだろう。シュリン氏は、今後もカバがいることの長期的な影響を研究したいと考えている。「これは大規模な実験なのです。その結果は、これから明らかになるでしょう」

文=CHRISTIE WILCOX/訳=北村京子

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200427-00010000-nknatiogeo-s_ame&p=3

195taro:2020/04/29(水) 04:48:36
アルゼンチン、返済猶予策打ち出したがデフォルト寸前

【経済着眼】コロナ危機で新たな「失われた10年」に陥る恐れ
 アルゼンチン政府は4月9日(木)、今後10年のうちに元利払いが起きる830億ドルに及ぶ債務の再編(リストラクチュアリング)案を発表した。

 中身をみると、
1) 債権者は今後三年間にわたって元利払いを停止する。元本返済は2026年まで猶予する。
2 )利払い分について平均62%のヘアカット(削減)をする。これにより総額380億ドルの利払いを減免する。
3 )2023年から利払いを再開する。但し初年度の2022年度は0.5%で徐々に4.5%まで引き上げることとする。また債務額面を5.4%カットする。

 となっている。到底、債権者が応諾するとは思われないアルゼンチンに都合の良いものだ。

 グスマン経済相は「アルゼンチンは経済再建のために数年間の債務返済猶予が絶対に必要だ」として今後20日間程度で債務交渉を決着させたいとしている。
 
 アルゼンチン政府としては4月22日には5億ドルの債務返済を迎えるので30日のグレース・ピリオド(猶予期間)が到来する前に交渉を終わらせておきたい。しかし、それが実現する可能性は乏しいと言わざるを得ない。

 アルゼンチン経済は50%を超える高インフレとマイナス成長に陥る苦境にある。さらにコロナウィルス感染の問題が起きて景気は一段と落ち込む見通しであり、実質GDP は2018年の-2.5%、2019年の-2.2%に続き、世銀見通しでは2020年も-5.2%と三年連続でマイナス成長となる見通しだ。

 アルゼンチンを含む中南米経済は長年の低成長、生産性の低さ、対外ポジションの悪化に加えてコロナショックも加わって「新たな失われた10年に陥る恐れがある」(IMF)。

 ちなみにアルゼンチンのコロナウィルス感染者数は4月18日段階で感染者2,598名、死者数115名である。政府は旅客機の運航停止、国境の閉鎖、外出禁止などを命じた。同時に貧困層に対する一時金の支給、1,000億ペソに及ぶ公共投資の追加などを発表した。

 基礎的財政収支は2019年にGDP比-0.4%とIMFと合意した見通し(-0.0%)を下回った。コロナウィルス対策などで財政赤字はさらに拡大するものとみられている。

 フェルナンデス大統領は2019年12月に就任して経済改革と対外債務支払いの優先をスローガンに掲げて出発した。しかし、当初からこの公約は疑いの目で見られていた。一つの理由として副大統領に就任したクリスチーヌ・フェルナンデス元大統領(現大統領と姻戚関係はない)が元々極左の国内志向であり、前回のデフォルトが彼女の大統領時代である2014年に起きているからだ。

 ちなみに今回デフォルトすれば建国以来200年で9回目のこととなる。

 今回の発表について、市場筋では「政府案に乗るのか乗らないのか」といったアルゼンチン側の強硬姿勢がデフォルトにつながる恐れを指摘する声が大きい。しかし、一方で「対外強硬派のフェルナンデス副大統領一派におもねた政治的な発表であり大統領はこれで乗り切れるとは思っていない。

 民間債権者との妥協に応じる用意もあるのではないか」との観測もある。また債務減免に焦点を当てて償還満期の延長に触れていないことも交渉のカードをまだ保持しておきたいとの表れとの見方もある。

 しかし、債券市場における国債流通価格をみると、マクリ前大統領が国際金融市場に復帰して発行した100年債(2117年満期)で3月初めから35%下落して額面1ドルに対して26セント、来年満期の国債価格も同じく40%ダウンしている。

 IMFは2018年のアルゼンチン通貨危機の際に440億ドルを融資してきた。しかし、今年2月のIMF4条協議を終えてアルゼンチンの債務返済は持続的ではないと明らかにした。このため持続可能性の回復に向けて欧米の投資ファンドなどの民間債権者たちに債務削減などを通じての貢献を求めた。

 IMFは2021年から始まる自らへの融資返済のために財政支出の改善、所要外貨準備の回復を図りたいところだ。言うまでもなく欧米の投資ファンドは多額の損失を強いられるため一斉に反発を示している。

 今後の見通しは全く不透明である。アルゼンチンの支払い能力からみて、債務の再編は不可欠である。債務の削減、と償還の延長、猶予期限の設定などの組み合わせで債務削減を図っていくことになる。しかし、債務交渉が決裂して9回目のデフォルトを迎える公算も大きくなっていると言えそうだ。

俵 一郎 (国際金融専門家)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00010000-socra-int

196taro:2020/04/29(水) 04:50:37
アルゼンチン、デフォルト不可避

新型コロナウイルスでアルゼンチン経済が一層悪化している。同国政府が経済再建を目指し、このほど発表した債務再編案の行方次第では再びデフォルトに陥るのは不可避な情勢である。

◇3年連続のマイナス成長

アルゼンチン政府の債務再編案は総額662億ドル超の外貨建て債券を対象とし、3年間の支払猶予期間を設けるとともに、利払いの62%カットと元本の5.4%削減を求める内容。利払いを約380億ドル、元本を36億ドルそれぞれ減らし、債権者に大幅譲歩を迫るものだ。

フェルナンデス同国大統領は「わが国は事実上のデフォルト(債務不履行)状態にある」と述べ、現状では債務返済が不可能であると強調した。

フェルナンデス政権は昨年12月発足したが、前政権下で膨らんだ財政赤字に加え、インフレ高騰、同国通貨ペソ安など“負の遺産”を引き継いだ。さらに外貨準備の大幅減少で債務状況が極度に悪化。同国の2020年の債務返済額は約490億ドルと、国内総生産(GDP)の13%に達するという厳しい事態に直面し、国際通貨基金(IMF)からの440億ドルの融資を含め当面約1000億ドルの政府債務の再編を最優先課題として取り組むことを余儀なくされた。

そこに今度は新型コロナに襲われた。アルゼンチン政府は他の南米諸国に先駆け国境封鎖や外出禁止令などの手段をいち早く取ったことから、感染拡大は比較的抑えられたものの、経済活動が事実上ストップ、経済苦境が一層深刻化する状況に。

世界銀行はこのほど発表した最新経済報告の中で、今年のアルゼンチンの経済成長率が新型コロナの流行によりマイナス5.2%に落ち込むとし、当初のマイナス1.3%の予測を大幅に下方修正した。2018年が2.5%減、2019年が2.2%減で、今年で3年連続のマイナス成長になるのは確実な見通しだ。

◇債務交渉は難航必至

債務再編に関してアルゼンチン政府は当初、3月末までに債権者側との交渉を終えたい意向だったようだが、新型コロナ対策もあって交渉が遅れたという経緯がある。今後最大の焦点は今回の債務再編案について債権者側の同意を得られるか、どうかだ。

アルゼンチン経済省高官は現地メディアに対し「新型コロナによるわが国への打撃を考慮し、経済回復を目指す“アグレッシブ“な案」と説明した。しかし、「アルゼンチン政府の一方的な提案であり、多くの債権者にとっては到底受けれ難い内容」(ロンドンを本拠とする中南米投資の有力会社)という声が上がるなど、国際金融界では不安が高まっている。

アルゼンチン国内でも、政府が提案した債務再編案には否定的な意見が多い。

ブエノスアイレスの有力経済紙「アンビト・フィナンシエロ」は「債務再編案は債権者の求めていたものから程遠い」「この再編案で合意が成立するとは信じ難い」といった専門家の意見を紹介。現地の経済アナリストの間でも債務再編交渉がアルゼンチン政府にとって厳しいものになり、難航は必至との見方が多い。

「債権者は元本の削減には応じないだろう。交渉の余地があるとすれば、3年間の支払い猶予期間ぐらいではないか」(ブエノスアイレスの投資コンサルタント)という意見もある。中南米の金融・投資市場の動向をカバーしている「ラテンファイナンス」誌(ネット版)最新号は「欧米の3つの債権者グループが4月20日、アルゼンチン政府の債務案を拒否し、修正を求めた」と伝えた。

◇IMFの関与がカギか

こうした中、アルゼンチンにとって最大の債権者であるIMFの関与にフェルナンデス政権が期待しているとの見方も出ている。

IMFは今年2月、ブエノスアイレスにミッションを派遣、アルゼンチン経済当局と協議した。その結果IMFは、アルゼンチンの債務水準が持続不可能との見解を表明、同国の債務の持続性を回復させるためには民間債権者の「意味ある貢献」が必要との声明を発表した。

これは、IMFがアルゼンチンに対し緊縮財政の実施を義務付けず、債権者に対する大幅な債務減免を事実上容認するものと、現地では受け取る向きが多い。

英紙「フィナンシャル・タイムズ」はIMFとアルゼンチンの協議に関し「IMFがフェルナンデス政権側についたのではないかとの不安が広がった」などと報じた。一方、ニューヨークの有力投資銀行エコノミストは「IMFがこの債務再編案を最終的に認めるか否かが、アルゼンチン政府と債権者側との交渉のカギになる」と指摘する。

5月下旬が双方の交渉期限とされており、それまでに合意が成立するか否か、2001年に続きアルゼンチンがデフォルトを避けられるかどうかの重大局面が迫っている。(了)

山崎真二(時事通信社元外信部長)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200428-00010000-jindepth-int

197taro:2020/05/04(月) 03:56:54
刑務所暴動で多数死亡 コロナ対策に不満、脱走図る

 南米ベネズエラの刑務所で新型コロナウイルスの感染対策などへの不満をきっかけに暴動が起こり、少なくとも46人が死亡しました。

 ベネズエラ西部ポルトゥゲサ州の刑務所で1日に暴動が起こり、一部の受刑者が武装して脱獄を図ろうとしたため、治安当局が応戦し、銃撃戦となりました。CNNによりますと、手投げ弾の爆発によって被害が広がり、少なくとも46人が死亡したということです。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために刑務所が家族らからの差し入れを禁止して食料が不足していたことや刑務所内の過密状態が暴動につながったとみられています。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200503-00000027-ann-int

198taro:2020/05/05(火) 03:58:07
「雇われテロリスト」がスピードボートで上陸 ベネズエラ、8人死亡

 南米ベネズエラの反米左翼マドゥロ政権によると、首都カラカス近郊の北部マクトの海岸に3日未明、反政府武装集団がスピードボートで上陸したが、治安部隊が8人を殺害し、2人を拘束、武器などを押収した。

 政権は武装集団を、政権転覆を企てて隣国コロンビアから侵入した「雇われテロリストたち」と説明。亡命したベネズエラ軍兵士らが含まれていたとみられる。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/200504/wor2005040003-n1.html

199taro:2020/05/05(火) 04:11:08
ベネズエラ、政権転覆もくろむ「傭兵」の上陸阻止 コロンビアと米国を非難

【AFP=時事】ベネズエラ政府は3日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の左派政権の転覆を狙った「テロ行為」をもくろんで海岸から侵入しようとしたコロンビアからの「傭兵集団」を阻止し、8人を殺害したと発表した。一方、コロンビア政府は一切の関与を否定している。

 ネストル・レベロル(Nestor Reverol)内相によると、「傭兵集団」は首都カラカス北方のラグアイラ(La Guaira)州マクト(Macuto)の海岸に高速艇で近付き、未明に上陸しようとしたが、ベネズエラ軍と警察の特殊部隊が撃退した。現在、陸海空から大規模な残党の捜索を行っているという。

 レベロル氏は、侵入作戦に使用された高速艇とライフル10丁、マシンガン2丁は、2019年4月にベネズエラ軍の兵器庫から盗まれたものだとしている。

 また、ベネズエラ与党・統一社会党(PSUV)のディオスダド・カベジョ(Diosdado Cabello)副党首は、今回の衝突で8人を殺害したほか「2人を拘束した」と発表。襲撃は、米政府と米麻薬取締局(DEA)が「画策」し、米国の忠実な同盟国であるコロンビアが支援した作戦だったと非難した。

 カベジョ氏によれば、死者のうち1人はベネズエラ軍の退役将軍でマドゥロ政権を批判しているクリベール・アルカラ(Cliver Alcala)氏とつながりのある元ベネズエラ陸軍将校ロベルト・コリーナ(Roberto Colina)氏で、拘束したうちの1人はDEA捜査官だという。

 アルカラ氏は3月、コロンビアで米DEA捜査官らに投降し、マドゥロ氏を含む10人余りと共に麻薬密売罪で起訴された後、米ニューヨークに移送されたことが報道されていた。

 コロンビアのイバン・ドゥケ(Ivan Duque)大統領は、マドゥロ氏を「独裁者」だと公然と非難しており、両国は昨年から国交を断絶している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00000021-jij_afp-int

200taro:2020/05/06(水) 06:15:12
ベネズエラ大統領、米国人2人逮捕発表 「侵略」未遂で

【AFP=時事】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は4日、暫定大統領への就任を宣言したフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長が手引きしたという「侵略」未遂に関連し、米国人2人が逮捕されたと発表した。

 マドゥロ氏はテレビ演説で軍最高司令部に対し、拘束された2人は米治安要員のルーク・デンマン(Luke Denman)容疑者(34)とアイラン・ベリー(Airan Berry)容疑者(41)だと明言。また国営テレビ局VTVを通じて、2人のパスポートやその他の書類を提示した。

 同日、この発表に先駆けてベネズエラの司法長官は、グアイド氏が侵略を主導するために米国の特殊部隊と共謀し、傭兵を雇ったと糾弾していた。マドゥロ政権はこの傭兵らを撃退したと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200505-00000026-jij_afp-int

201taro:2020/05/06(水) 06:17:07
ペルー野党フジモリ党首、3か月で保釈 新型コロナ感染を主張

【AFP=時事】不正献金疑惑で公判開始まで15か月間の予備的拘束を命じられた南米ペルーの野党「フエルサ・ポプラル(FP)」のケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)党首(44)が4日、拘束からわずか3か月で保釈された。ペルーの首都リマにある女性専用の拘置施設から出るところを、現地のAFP記者が目撃した。


 マスクと白い手袋を着用して施設を後にしたフジモリ被告は事前にツイッター(Twitter)で、釈放されたら帰宅前に新型コロナウイルスの検査を受けに行くことを明かしていた。

 裁判所はこの4日前、7万ソル(約220万円)の保釈金によってフジモリ被告の保釈を認めていた。フジモリ被告は拘置所内で新型コロナウイルスに感染した恐れがあるとして釈放を要求していた。

 フジモリ被告は、13か月にわたる公判前拘束から釈放されて2か月後の今年1月、再び公判前拘束を命じられ、南部チョリヨス(Chorrillos)の女性拘置施設に収容された。

 かつてペルーで最も人気のある政治家だったフジモリ被告は、2011年の大統領選のためにブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)から120万ドル(約1億3000万円)の違法な資金を受け取った罪で起訴されている。

 オデブレヒトは広範な不正疑惑の渦中にあり、うまみのある契約を獲得するために数億ドルもの賄賂を12か国の当局者に支払っていたことを認めている。同社によると2004年以降、歴代大統領4人を含むペルー当局者らに対し、少なくとも2900億ドル(約31億円)の賄賂を支払ったという。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200505-00000011-jij_afp-int

202taro:2020/05/07(木) 04:56:27
ペルーで感染者5万人突破 チリも2万人超―新型コロナ

 【サンパウロ時事】ペルーのビスカラ大統領は5日、新型コロナウイルスの累計感染者が5万1189人、死者が1444人に達したと発表した。感染者数は約11万5000人のブラジルに次ぎ南米2番目。
【新型コロナウイルス 世界各国の状況】

 ビスカラ氏は「これから1カ月半もすれば冬になる。寒い季節に入るのでよりいっそうの注意が必要だ」と国民に警戒を呼び掛けた。
 隣国チリも4日に感染者数が2万人を突破している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050600254&g=int

203taro:2020/05/08(金) 04:19:42
逮捕の米国人ら「政権転覆作戦を自白」 ベネズエラ大統領が動画公開

【AFP=時事】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は6日、米国を後ろ盾とする野党勢力の支援する傭兵(ようへい)集団によるマドゥロ政権転覆の企てを阻止した際に逮捕した米国人2人について、自白動画を公開し、ベネズエラ国内で裁判にかけると発表した。

 マドゥロ大統領は国営テレビで、ルーク・デンマン(Luke Denman)容疑者(34)とアイラン・ベリー(Airan Berry)容疑者(41)のパスポートを提示。「2人は有罪だ。既に自白しており、現行犯逮捕され、わが国の司法長官と民事裁判所によって裁かれる。その司法プロセスは完全に保証され公正なものとなる」と述べた。

 米メディア報道によると、米軍は2人が米治安部隊にかつて所属していたことを認めている。

 マイク・ポンぺオ(Mike Pompeo)米国務長官は6日、「あらゆる手段を使って2人を連れ戻す」と表明した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は転覆未遂事件への米国の関与を一切否定しており、米政府はマドゥロ大統領が「偽情報キャンペーン」を開始したと非難している。

 マドゥロ大統領は6日のテレビ演説で、トランプ氏が今回の転覆未遂を直接的に支援したと改めて非難し、傭兵部隊の訓練のために元米軍医のジョーダン・グドロー(Jordan Goudreau)氏と契約したと主張した。

 マドゥロ大統領が公開した動画では、デンマン容疑者が転覆作戦のためグドロー氏に雇われたと語っている。作戦では、ベネズエラの首都カラカスにある国際空港の掌握を目指していたという。

 カナダ生まれでイラクとアフガニスタンに従軍経験のあるグドロー氏は、別の動画で転覆作戦の存在を認め、自身が運営する民間警備会社「シルバーコープUSA(Silvercorp USA)」がベネズエラの野党勢力と契約したと主張。先に暫定大統領就任を宣言したフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長の署名した契約書だとする書類を提示した。

 グアイド氏の広報チームはこの動画が公開された直後、シルバーコープUSAとの合意事項は一切ないと反論している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00000020-jij_afp-int

204taro:2020/05/08(金) 04:23:40
ベネズエラ当局が米国人逮捕、マドゥロ氏の米国移送を計画

[カラカス 6日 ロイター] - ベネズエラ当局は4日、マドゥロ政権転覆を計画していたとして米国人男性2人を含む13人を逮捕した。逮捕された米国人の1人は6日、米国の警備会社から雇われ、カラカス空港を制圧し、マドゥロ大統領を飛行機に乗せて米国に移送する任務を負っていたと証言した。

トランプ米大統領は関与を否定。トランプ政権の高官は、政権は引き続き「ベネズエラの平和的な民主制移行の達成」に注力していると述べた。

ベネズエラ当局によると、カラカス空港の西約60キロメートルの町の海岸に3日、武装集団のボートが上陸、治安部隊がこのうちの8人を殺害した。

国営テレビが放映した取り調べで、元軍人の米国人は、もう1人の米国人とともに米フロリダ州の警備会社シルバーコープUSAと契約していて「ベネズエラ人が自国を取り戻す支援をしていた」と証言。今回の作戦のために、1月からコロンビアでベネズエラ人の訓練をしていたという。また、シルバーコープがベネズエラの野党指導者フアン・グアイド氏とマドゥロ大統領失脚を目指す契約をしていたと述べた。

シルバーコープを経営する米陸軍退役軍人のジョーダン・グドロー氏は、3日のメディアのインタビューで、自身がこの作戦の調整役を担っていたと確認。4日、ロイターに逮捕された2人の米国人が自社の人間だと述べた。

クアイド氏の陣営は今週、シルバーコープを含む「いかなる警備・防衛関連会社とも関係はない」との声明を発表していた。しかしグアイド氏の顧問は6日、米CNNに対し、自身が仮契約にサインしたと明らかにしたものの、契約は確定しておらず、野党陣営は襲撃計画を支持しないと語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00000086-reut-s_ame

205taro:2020/05/09(土) 03:50:38
ベネズエラで「第二のピッグス湾事件」? 元米軍人訓練の部隊が政権転覆図り失敗

 【ワシントン=黒瀬悦成】南米ベネズエラからの報道によると、反米左翼のマドゥロ大統領は6日、政権転覆を目的に同国北部の海岸から上陸を試みた武装集団17人を拘束し、その中に米国人2人がいたことを明らかにした。米国人の1人は国営テレビの映像で「首都カラカス近郊の国際空港を制圧してマドゥロ氏を拘束し、空路で米国に連行する計画だった」と証言。マドゥロ氏は「計画の直接の首謀者はトランプ大統領だ」と主張し、2人を国内で裁判にかける方針を明らかにした。

 マドゥロ政権の発表では、ベネズエラ北部の海岸に3日未明、何者かに雇われた数百人の武装集団が上陸を図ったが、治安当局が8人を殺害して撃退し、武器などを押収した。

 国営テレビの映像によると、証言した拘束男性は34歳の元米海兵隊員。米国人2人は米南部フロリダ州の民間警備会社「シルバーコープUSA」と契約し、1月からコロンビア北部のベネズエラとの国境地帯で60〜70人のベネズエラ人を訓練していたと語った。

 シルバーコープは米陸軍特殊部隊グリーンベレー元隊員のジョーダン・グドロー氏が経営。AP通信によると同氏は人心掌握術や射撃、格闘術に長け、イラクとアフガニスタンでの戦闘での戦勲を評価され、銅星章を3回受章した。

 グドロー氏は、ベネズエラの野党勢力を率いるグアイド国会議長との間でマドゥロ政権を転覆させる契約を交わしたと明かしているが、グアイド氏は契約の存在を否定している。

 これに対し、ポンペオ米国務長官は6日の記者会見で「米政府は作戦に直接関与していない」と否定し、拘束された米国人について「あらゆる手段を使って帰国させる」と強調した。


 AP通信の取材によれば、米政府が計画に関与した形跡は見つかっていない。しかしマドゥロ政権は、ケネディ米政権下の1961年、在米亡命キューバ人の民兵部隊がキューバに上陸し、反米カストロ政権の転覆を図って失敗した「ピッグス湾事件」と同様、背後で中央情報局(CIA)が暗躍していると主張しているという。

https://www.sankei.com/world/news/200508/wor2005080014-n1.html

206taro:2020/05/10(日) 04:03:59
アルゼンチン、債務再編は不調 デフォルト回避へ交渉継続

 【サンパウロ共同】財政難に陥っているアルゼンチン政府が米国などの民間債権者と行ってきた計約650億ドル(約6兆9千億円)に上る債務再編交渉は、期限の8日までにまとまらず不調に終わった。地元メディアが報じた。22日が期限の利払いを実施しないとデフォルト(債務不履行)に陥るが、政府は債権者側と交渉を続ける意向を示している。

 政府側は3年間の返済猶予や元本の5.4%、利払いの62%削減を提案していたが、債権者の2割以下の賛成しか得られなかったとみられる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200509-00000036-kyodonews-int

207taro:2020/05/11(月) 04:27:21
「傭兵3人逮捕」 政権転覆計画で次々拘束 ベネズエラ

 【カラカスAFP時事】南米ベネズエラのマドゥロ大統領は9日、テレビを通じて演説し、今月初めに阻止したというベネズエラ侵攻計画に絡み「新たに傭兵(ようへい)3人を本日、逮捕した」と発表した。

 拘束者の総数は34人に上るとされ「関係者を慎重に捜してきている。全員、捕まえる」と宣言した。

 既に逮捕が公表されている米国人2人は「テロ、共謀、武装集団や犯罪集団のための兵器密輸」の罪で訴追された。禁錮25〜30年となる可能性がある。2人以外はベネズエラ人で、首都カラカス近郊マクトの海岸から、政権転覆を狙う武装集団を上陸させる計画だったとベネズエラ政府は主張している。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200510-00000040-jij-int

208taro:2020/05/12(火) 04:04:26
アルゼンチン大統領、債務再編交渉継続を表明 期限までに合意なく

[ブエノスアイレス 9日 ロイター] - アルゼンチンのフェルナンデス大統領は9日、対外民間債務650億ドルの再編に向けた債権者との交渉を続けると表明した。8日に政府の再編案に対する債権者側の回答期限を迎えたが合意はまとまらず、双方の主張は平行線をたどっているという。

同大統領はツイッターへの投稿で、維持可能な合意をまとめるために、グスマン経済相とともに債権者側と「誠意ある対話」を続けていると表明。

その上で、11日までは債務再編の提案が延長できるとし、「この期限を迎えれば、われわれは今後取るべき措置を明らかにする。これまでと同様、われわれの目標は実施可能な合意を結ぶことだ」とした。

同経済相もツイートで政府が示した提案を支持した債権者らに謝意を表明し、「アルゼン政府と債権者が維持できる合意を目指し、対話は続いている」とした。

大統領は地元ラジオ局に対し、政府案に対する債権者の回答期限が過ぎたため、債権者側が近く、対抗案を出す可能性があると指摘。ただ、政府側の方針を大きく変える意向がないことも示唆した。

「われわれの提案内容について私は確固たる意志を持っている」と強調。また、国際通貨基金(IMF)から「支持のようなもの」を得ているとした。

アルゼンチン政府の提案には3年間の返済猶予期間や利払いの大幅減額、償還の先送りが含まれている。同国による2001年の大型デフォルト(債務不履行)後に10年以上続いた債権者との対立がまだ記憶に新しい中、無秩序なデフォルトを回避する狙いがある。

今月22日には30日間の猶予期間が終わり、5億ドルの利払いが期限を迎える。支払いができなければデフォルトに陥る。

政府の債務再編案に対しては、主要な債権者グループのうち3つが既に拒否しているため、幅広い支持が得られるとの期待は薄い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-00000015-reut-s_ame

209taro:2020/05/12(火) 04:06:26
ベネズエラ、政権転覆狙った「テロリスト」さらに11人逮捕 計45人に

【AFP=時事】ベネズエラ当局は10日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の左派政権転覆を狙った海からの侵攻未遂事件に関与したとして、新たに「テロリスト」11人を逮捕したと発表した。この事件絡みの逮捕者は合わせて45人となった。

 ベネズエラ国軍のレミヒオ・セバジョス(Remigio Ceballos)司令官はツイッター(Twitter)への投稿で、首都カラカスから車で1時間ほどの距離にあるコロニアトバール(Colonia Tovar)で10日、「テロリストの傭兵(ようへい)3人を逮捕した」と発表した。

 その数時間後、国営テレビがさらに8人の「テロリスト」が北部海岸沿いのバルガス(Vargas)州で軍に捕らえられたと報じた。

 この事件では9日にも、マドゥロ大統領が「傭兵」3人を逮捕したと発表していた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-00000026-jij_afp-int

210taro:2020/05/12(火) 04:07:15
チリがコロナ回復証明発行中止 WHOが反対
5/11(月) 8:30配信共同通信
 【サンパウロ共同】南米チリ政府は10日、新型コロナウイルス感染症から回復した人たちに配布を予定していた証明書の発行を当面中止すると発表した。抗体保有者への「免疫パスポート」や「安全証明書」の発行は他国でも検討されているが、世界保健機関(WHO)は再び感染しない保証はないとして反対姿勢を示している。

 チリ政府は当初、カード保有者があらゆる行動制限を解かれ「社会に多大な貢献ができる」としていたが、WHOなどの反対を受けて発行を遅らせてきた。中止の表向きの理由としては、保有者と非保有者の間で雇用などの面で差別が生じる可能性があることを挙げた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-00000013-kyodonews-int

211taro:2020/05/13(水) 05:15:43
ベネズエラのクーデター未遂はマドゥロ政権によるやらせ説
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200512-00010004-newsweek-int

<「主たる任務はベネズエラの解放とマドゥロの身柄拘束だった」と逮捕された米軍特殊部隊出身の首謀者は語ったが......>
ベネズエラで5月4日、マドゥロ大統領打倒を図った容疑で拘束された13人の中に、2人の元米軍特殊部隊兵士が含まれていた。この政権転覆作戦を仕組んだとされるのが、フロリダの民間警備会社シルバーコープ。同社は首都カラカスへの侵入作戦の模様をツイッターで実況していた。

「コロンビア国境からカラカス中心部に向けて大胆な急襲作戦を開始」と、創設者のジョーダン・ガウドローは3日の動画で語っていた。

だが動画が投稿された時点で、8人の工作員がベネズエラ軍に迎撃され、殺害されていた。4日には別働隊のボートも拿捕された。

どうやらベネズエラ当局は既に計画を察知していたようだ。AP通信も攻撃3日前の時点で、作戦の詳細を報道していた。

マドゥロにとって、このクーデター未遂事件はプロパガンダに利用できる絶好のネタだろう。逆に野党指導者のフアン・グアイド国会議長にとっては最悪の展開だ。グアイドはアメリカを含む60カ国から、ベネズエラの正当な指導者として承認されている。

米軍特殊部隊出身のガウドローは、作戦の首謀者だったことを認め、「主たる任務はベネズエラの解放とマドゥロの身柄拘束だったが、失敗に終わった」とブルームバーグ通信に語った。

シルバーコープのウェブサイトによれば、同社の設立は2018年。50カ国以上の政府と企業に危機管理サービスを提供している。トランプ米大統領の集会でも警備を請け負っているが、トランプはクーデター未遂事件への米政府の関与を否定した。

<グアイド側がマドゥロ打倒を依頼?>

グアイド率いるベネズエラの野党勢力も、シルバーコープとの関係を否定している。だが、ベネズエラ人政治コンサンルタントのJ・J・レンドンは、グアイドからマドゥロ打倒のための選択肢を探るよう依頼されたと、ワシントン・ポスト紙に語った。

それによると、ベネズエラの野党勢力は2019年10月、シルバーコープとの間で2億1300万ドルの契約を結んだ。契約書にはグアイドの署名があるが、野党側は偽造の疑いがあると主張している。

「グアイドの代理人は複数の民間警備会社に接触したが、なかには5億ドルもの高額な報酬を要求するところもあった。予算的にガウドローが最適だったということだ」と、アメリカの非政府組織ラテンアメリカ・ワシントン事務所のジェフ・ラムジーは言う。

212taro:2020/05/13(水) 05:16:13
<攻撃材料を手に入れたマドゥロ>
契約署名後、ガウドローに奇矯な行動が目立ちだした。さらに150万ドルの追加費用を要求したため、野党勢力側はガウドローの作戦遂行能力を疑い始めた。レンドンらは、契約は破談になったと考えていたが、ガウドローは構わず準備を続けた。自分は「自由の戦士」だから無報酬で働いたと、ガウドローは言った。

この作戦の失敗により、マドゥロは野党勢力とアメリカに対する攻撃材料を手に入れた。「明らかにマドゥロ政権は事前に情報をつかんでいた。何らかの手段で(作戦を強行するように)仕向けたのではないか」と、アメリカ評議会のエリック・ファーンズワース副会長はフォーリン・ポリシー誌に語った。

一方、グアイドら野党勢力の信頼性は傷ついた。ラテンアメリカ・ワシントン事務所のラムジーはこう指摘する。「(グアイドは)この契約と自身との関係をきちんと説明し、平和的な政権交代に向けた現実的なプランを示せるか、それが最大の問題だ」

From Foreign Policy Magazine

<本誌2020年5月19日号掲載>

エイミー・マッキノン

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200512-00010004-newsweek-int&p=2

213taro:2020/05/16(土) 04:57:05
ベネズエラ、「脱走兵」39人逮捕 政権転覆未遂関与で

【AFP=時事】ベネズエラは14日、コロンビアとの国境で脱走兵39人を逮捕したと発表した。

 ブラディミル・パドリノ(Vladimir Padrino)国防相は国営テレビに対し、逮捕者らは2週間前に発生したニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)政権転覆を狙った、海からの侵攻未遂事件に関与したと述べた。

 ベネズエラ政府は事件について、米国とコロンビアが支援していると主張している。事件に関連した逮捕者は、今回の39人を含め91人となった。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000025-jij_afp-int

214taro:2020/05/16(土) 04:58:01
マチュピチュ遺跡、7月1日に再開 新型コロナ受け閉鎖 ペルー

 【サンパウロ時事】南米ペルー政府は14日までに、新型コロナウイルス感染拡大を受けて閉鎖している世界遺産のマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵など55遺構と22の自然公園を7月1日から再開することを決めた。

 未成年者や高齢者らは年末まで入場が無料となる。

 ペルー政府は3月15日に非常事態を宣言。国境は封鎖され、観光地も閉ざされた。同国の観光協会によると、新型コロナによる今年の損失は40億ドル(約4300億円)が見込まれており、貿易・観光省は「再活性化するには、観光の新たな形に対応しなければならない」と危機感をあらわにしている。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000031-jij-int

215taro:2020/05/17(日) 03:21:50
チリ、首都で外出禁止 新型コロナが再拡大

【メキシコシティ=宮本英威】南米チリ政府は15日、首都のサンティアゴ市全域などで外出の禁止措置を始める。15日午後10時から7日間を予定している。一時は新型コロナウイルスの感染のピークを越えたとされていたが、新規の感染者が急速に増えており、厳しい規制を導入することになった。

これまではサンティアゴ市内の地区ごとで、全体に制限はかかっていなかった。食料品や医薬品の買い出しなど、必要不可欠な理由を除き、外出は禁止となる。全国では75歳以上の高齢者が外出禁止の対象となる。

新規の感染者数は13日以降、1日あたり2500人超が続いている。マニャリッチ保健相は13日に「5月は我が国にとってとても厳しい」と述べた。

チリ保健省によると、15日時点で累計感染者数は3万9542人、死者数は394人となっている。米ジョンズ・ホプキンス大の調べでは、チリの累計の感染者数は、中南米ではブラジル、ペルー、メキシコに次ぐ規模だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59208980W0A510C2NNE000/

216taro:2020/05/18(月) 03:54:36
アマゾンにコロナ専門病院急設へ、ペルー政府発表

【5月17日 AFP】ペルー政府は15日、先住民族の間で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広まっている緊急事態を受け、アマゾン(Amazon)地域に専門病院を急ピッチで建設すると発表した。

 ペルー社会保険庁(EsSalud)によると、ブラジル国境に近いアマゾン地域ウカヤリ(Ucayali)州の州都プカルパ(Pucallpa)に、ベッド数100床の病院を建設する。運営は3週間以内に開始されるという。


 ペルーのアマゾン地域は、同地域の最大都市イキトス(Iquitos)の病院がCOVID-19の患者であふれ、遺体安置所もその多さに対処しきれないなどの危機的状況にすでに直面している。政府は同地域に医療従事者220人を急きょ派遣する方針を示している。

 アマゾン一帯は道路がほとんどなく、主要な交通路は河川だ。ビセンテ・セバジョス(Vicente Zeballos)首相は、「陸・空路で」人工呼吸器用の酸素など不可欠な医療物資を届けると表明した。また政府は、首都リマからの支援物資輸送機を増便すると約束した。

 当局によると、アマゾン地域の病院では酸素不足が原因でCOVID-19の患者が亡くなっている。イキトスがあるロレト(Loreto)州の保健当局トップはAFPとのビデオ電話で、「世界の肺(に住む人々)が、酸素がないために死んでいくというのがわれわれの悲しい現実だ」と述べた。

 ペルーの公式統計によると、ロレト州で確認された新型コロナウイルスの感染者はこれまでに2250人を超え、うち95人が亡くなった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3283460?cx_part=top_topstory&cx_position=2

217taro:2020/05/19(火) 05:17:36
仏へ引き渡し確定 筑波大生行方不明―チリ最高裁

 【サンパウロ時事】フランス東部ブザンソンに留学中の筑波大生、黒崎愛海さん(東京都出身)が2016年12月に行方不明となった事件で、チリ最高裁は18日、ニコラス・セペダ容疑者(29)の異議申し立てを退けた。同容疑者のフランスへの身柄引き渡しが確定した。
 仏検察当局は、黒崎さんが消息を絶った直後に帰国したセペダ容疑者が、感情のもつれから黒崎さんを殺害したとして国際手配した。チリ最高裁は4月2日、仏当局の引き渡し要請を認めたが、セペダ容疑者は同7日、異議を申し立てた。

 黒崎さんの遺体は見つかっていない。容疑者側は「黒崎さんが死亡した、あるいは殺害された証拠は示されていない」と主張し、決定撤回を求めていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051900046&g=int

218taro:2020/05/19(火) 05:24:25
チリ、第2波襲来で外出規制再び強化

 【サンティアゴAFP時事】南米チリの首都サンティアゴで15日夜(日本時間16日午前)から新型コロナウイルス対策の厳しい外出規制が再導入された。チリは3月から外出規制を行って効果を上げた。4月は1日の感染者が500人以下で推移していたが、安心して営業再開など緩和を始めた結果、感染第2波が襲来。5月に入り1日2000人の水準に悪化した。

 規制再導入で、首都の住民は食料か薬の購入、短時間の運動以外、外出できない。マニャリッチ保健相は16日、上空から首都を視察し「道から人が消えた。幸先が良い」と表明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00010003-jij_graph-int

219taro:2020/05/21(木) 04:37:17
ヴェネズエラ、英中銀に金準備の放出を法的請求 経済ひっ迫

ヴェネズエラの中央銀行は、イングランド銀行(英中央銀行)に対し9億3000万ユーロ(約1兆9600億円)相当の金準備の放出を求める法的請求を英ロンドンの裁判所に提出した。

アメリカによる経済制裁下にあるヴェネズエラは、金を新型コロナウイルス対策に充てたいとしている。

裁判資料によると、ヴェネズエラの中央銀行は食料や医薬品といった支援物資を購入するため、「緊急を要する問題」として国連機関への送金を望んでいる。請求は14日にされた。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、日本時間20日午後14時時点で、ヴェネズエラでは749人が感染し、10人が死亡している。

ニコラス・マドゥロ政権下のヴェネズエラ経済は崩壊状態にある。イギリスやアメリカを含む十数の国は、マドゥロ氏を大統領として承認していない。

近年、数百万人もが国外に逃亡しているほか、必需品の不足が国内に広がっている。

国際社会からの厳しい経済制裁を受けるマドゥロ政権にとって、金準備の売却は経済的生命線となっている。

ヴェネズエラの中央銀行は、医療機器などの必需品の購入を管理するため、資金を国連開発計画(UNDP)に送金したいとしている。

「人命が危険にさらされている今、政治的な点数稼ぎを試みる時ではない」と、ロンドンを拠点とする弁護士で、ヴェネズエラの中央銀行の弁護人を務めるサロシュ・ザイワラ氏は声明で述べた。

国連はBBCに宛てたメールでの声明で、ヴェネズエラの中央銀行からそのような仕組みを探るよう打診されたとだけ明かした。

多数の発展途上国の金の保管役を担うイングランド銀行は、ロイター通信からこの件について問われると、コメントを拒否した。

今回の法廷争いは、ヴェネズエラの古い医療制度が新型ウイルスの深刻なアウトブレイク(大流行)に対処する上で機能するかどうか懸念される中で起きた。

ヴェネズエラでは3月のマドゥロ氏の非常事態宣言以降、封鎖措置が敷かれている。

(英語記事 Venezuelan bank files claim over gold in UK vaults)

(c) BBC News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-52734698-bbc-int

220taro:2020/05/22(金) 04:58:12
ボリビア保健相、人工呼吸器購入めぐる汚職容疑で逮捕

【5月21日 AFP】ボリビア当局は20日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療に必要な人工呼吸器を同国政府が不当な高値で購入していたことをめぐり、マルセロ・ナバハス(Marcelo Navajas)保健相が汚職の疑いで逮捕されたと明らかにした。これを受け、ナバハス保健相はジェアニネ・アニェス(Jeanine Anez)暫定大統領によって更迭された。

 警察によるとアニェス氏は購入の経緯について捜査を行うよう命じ、その翌日、ナバハス氏が拘束された。また、保健省の職員2人も逮捕された。

 アニェス氏は昨年11月、前職の左派エボ・モラレス(Evo Morales)前大統領が辞任した翌日に暫定大統領に就任。しかし、新型コロナウイルスへの対応で激しい批判を浴びており、今回の保健相逮捕により就任以来最大の汚職スキャンダルに直面している。

 ボリビアは米州開発銀行(IDB)から資金供給を受け、スペインのメーカーから人工呼吸器179台を1台2万7683ドル(約300万円)、総額およそ500万ドル(約5億4000万円)で購入した。

 ところが後日、この会社は通常およそ半額の1台9500〜1万1000ユーロ(約110万円〜130万円)で人工呼吸器を販売していたことが判明。また、取引の仲介は別のスペイン企業が務めていた。

 アニェス氏はツイッター(Twitter)に、ボリビアは人工呼吸器の対価としてすでに200万ドル(約2億1000万円)を送金しているが、「これ以上は1セントたりとも払わない」と投稿。また、今後は「ボリビア国民の税金を取り戻す」ことに全力を尽くすとしている。

 集中治療に当たる医師らが先週末、問題の人工呼吸器はボリビアの集中治療室には適さないと不満を表明し、スキャンダルが表面化した。

 アニェス氏がナバハス氏を更迭したことについて、イサベル・フェルナンデス(Isabel Fernandez)政府報道官は「司法への介入を防ぐため」と説明している。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3284216?cx_part=top_latest

221taro:2020/05/22(金) 05:11:24
アルゼンチン、債務再編交渉で合意に至らず 期限迫る

[ブエノスアイレス 19日 ロイター] - アルゼンチン政府による対外債務650億ドルの再編に向けた債権者との協議は若干の進展を見せているが、双方の意見の隔たりはまだ埋まっていない。22日の期限までに合意がまとまらず、同国が史上9回目のデフォルト(債務不履行)を引き起こす可能性がくすぶる。

協議の進展を受けてアルゼンチン国債価格は前週、10%超上昇し、18日も上げたが、19日は小反落した。アルゼンチン政府は22日を協議の期限としており、同じく同日が期限の5億ドルの利払いを実施しなければデフォルトに陥る。

債権者団は政府が当初提示した3年間の返済停止や利払いの62%減免、償還時期の2030年以降への先送りなどが盛り込まれた再編案を拒否し、前週に代案を示した。

政府側は,いかなる合意も政府および国際通貨基金(IMF)が持続可能だと判断できる内容であるべきとの立場を崩していない。

協議に詳しい関係筋は「代案は進展を意味する」としながらも、双方の意見には「センチメートではなくメートル単位」の隔たりがなおあると語った。

「債権者団の案を額面通り受け取れば、政府が受け入れ可能と判断できるものではなく、IMFの枠組みにも適合しない」とした。

グスマン経済相は19日のオンラインイベントで、持続可能な合意をまとめる時間を確保するため、22日の期限が延長される可能性は高いと述べた。

双方の隔たりがどれだけ大きいかについては、コメントしなかった。

債権者団の代案は、利払いの猶予期間(グレースピリオド)を政府案より大幅に短縮し、債務にかかる平均金利の引き上げを求める内容となっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000057-reut-s_ame

222taro:2020/05/23(土) 04:05:49
南米、コロナ流行の「新たな中心地」に WHO

【5月23日 AFP】(更新)世界保健機関(WHO)は22日、新型コロナウイルス感染者が急増している南米について、新型ウイルス流行の「新たな中心地」となったとの見解を示した。

 WHOの緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン(Michael Ryan)氏は、インターネットを通じて開いた記者会見で、「南米はある意味、新型ウイルスの新たな中心地となった。南米諸国の多くで感染者数が増加している」と表明。「こうした国々の多くで懸念があるのは明らかだが、特に現時点で被害が大きいのはブラジルだ」と述べた。

 ブラジル保健省の統計によると、同国では21日、新型ウイルスによる1日の死者が過去最多の1188人を記録し、累計死者数は2万47人へと増加。死者数は過去11日間で倍増し、世界で6番目に多くなっている。

 ブラジル国内の感染者数は31万人を超え、米国とロシアに次いで世界で3番目の多さとなっている。だが専門家らは、検査体制が不足していることから実際の感染者数はさらに多いとみている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3284465?cx_part=top_topstory&cx_position=2

223taro:2020/05/23(土) 04:08:54
アルゼンチン債務交渉、6月2日まで延期

 【ワシントン=塩原永久】アルゼンチン政府が21日、22日を期限とする債務再編交渉を6月2日まで延長する方針を表明した。ロイター通信によると、650億ドル(約7兆円)規模にのぼる対外債務の扱いについて、同国の国債を保有する欧米債権者との交渉は進展していたが、条件面で溝が残っていた。

 アルゼンチンが22日までに利払いを実行できなければ、史上9回目のデフォルト(債務不履行)が確定する可能性があった。

https://www.sankei.com/world/news/200522/wor2005220016-n1.html

224taro:2020/05/23(土) 06:51:05
アルゼンチンがデフォルト

 【サンパウロ共同】南米アルゼンチン政府は、米機関投資家などと行ってきた約650億ドル(約7兆円)に上る債務の再編交渉が期限の22日までにまとまらず、事実上のデフォルト(債務不履行)状態となった。

https://this.kiji.is/636679377968006241

225taro:2020/05/24(日) 04:11:27
アルゼンチン、9度目のデフォルト 経済の立て直し難航
5/24(日) 0:07配信朝日新聞デジタル
 南米アルゼンチン政府は22日、期限を迎えた約5億ドル(約540億円)の国債の利払いをせず、2014年以来、9度目となる債務不履行(デフォルト)となった。一方、米機関投資家を中心とした債権者団との債務再編交渉は6月まで継続するとしている。

 今回は、支払い能力はあるのに債務を履行しない「選択的デフォルト」とされる。昨年12月、4年ぶりに政権に返り咲いた左派のフェルナンデス政権は当初から債務の支払いを延期すると表明。このため、市場は織り込み済みで、影響は限定的との見方が強い。

 フェルナンデス政権は、経済再建が債務支払いの前提だとしている。だが、原油価格の下落に加え、新型コロナウイルスによる世界的な景気低迷が鮮明になり、経済の立て直しはさらに難しくなっている。(サンパウロ=岡田玄)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200524-00000002-asahi-int

226taro:2020/05/26(火) 04:24:38
新型コロナ、新たな「震源地」中南米 ブラジル、ペルー、チリ… 冬に向かう南半球で懸念拡大
https://www.sankei.com/world/news/200525/wor2005250009-n1.html

 【ニューヨーク=上塚真由】ブラジルを中心とした中南米諸国で、新型コロナウイルスの感染ペースが増加している。日米欧などではペースが鈍化する中で、世界保健機関(WHO)は22日「南米が新たな震源地になった」と警告。南半球が冬に向かう中、ブラジルやチリ、ペルーなどの感染対策が、パンデミック(世界的大流行)の収束時期に影響を与えかねないとの指摘も挙がっている。

 ブラジルでの感染拡大を受けて、トランプ米政権は24日、ブラジルに過去14日間に滞在した外国人の入国を禁止すると発表した。中国やイラン、欧州に続く措置で、29日以降の到着便から適用される。

 ブラジルの感染者数は22日にロシアを抜いて世界2位に。最多の米国(約164万人)とは大きな開きがあるが、24日時点で36万3221人、死者は2万2666人となっている。

 ブラジルでは5月に入ってから、サンパウロやリオデジャネイロなど大都市で感染が急増。ファベーラと呼ばれる貧困街の被害が深刻で、検査数が少なく「実際の感染者数は10倍の可能性がある」(米メディア)。また、経済再開を重視するボルソナロ大統領が、新型コロナ対策で対立した保健相を相次いで更迭し、格差や政治的混乱といった積年の課題が表面化している。

 懸念されているのは、冬の到来とともに感染が拡大することだ。特に南部では6〜7月に平均5〜6度と気温が低くなる。新型コロナの「季節性」は不明だが、他の呼吸器系の感染症は冬場に流行する傾向があり、インフルエンザの予防接種を奨励。新型コロナとの合併症を予防し、重症化を防ぐ取り組みが進む。

 このほか、チリとペルーも被害が深刻だ。両国は10万人当たりの感染者数がブラジルの2倍で、世界でも最悪規模。感染者数はペルーが約12万人、チリが約7万人でいずれも4月末〜5月初めにかけて急増した。

 ペルーの首都リマでは、貧困層が暮らす地域の市場で「クラスター」(一大感染地)が発生。欧米メディアによると、ある卸売市場では、働く人の約8割の感染が確認されたという。

 チリでも貧困層を直撃。昨年10月、地下鉄の運賃値上げを発端に首都サンティアゴで格差是正デモが始まったが、新型コロナで食料品の価格が高騰し、「食料品を買えない」と訴えるデモが再燃している。同国では冬に突入すると、薪ストーブの利用が急増し、大気汚染が深刻となる。米大学の研究では大気汚染のひどい地域では新型コロナの致死率が高まると指摘されるが、「医療危機が目前で、冬場のコロナ対策まで追いついていない」(現地情報筋)という状況だ。

 米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は、英紙フィナンシャル・タイムズの取材に、インフルエンザのように南半球に感染が移っているとし、「南半球で終わると、北半球に再び上陸するのではないかと思う」と指摘している。

227taro:2020/05/26(火) 04:29:34
医療崩壊近い チリ大統領

 【サンティアゴ・ロイター時事】南米チリのピニェラ大統領は24日、新型コロナウイルスの感染者が急増しており「医療崩壊が近づいている。集中治療室(ICU)の病床も人工呼吸器も足りない」と警告した。首都サンティアゴの病院を視察した際、訴えた。

 チリは3月に初の感染者を確認後、急激な増加はなかったが、5月に入って激変。先週中に累計5万人を突破したばかりだが、今は7万人に迫っている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052500094&g=int

228taro:2020/05/26(火) 04:33:41
ブエノスアイレス封鎖6月7日まで延長、コロナ感染増加止まらず

[ブエノスアイレス 23日 ロイター] - アルゼンチンは23日、ブエノスアイレスで行なっているロックダウン(都市封鎖)を6月7日まで延長するとともに、一部の移動規制を強化した。市内では最近、新型コロナウイルス感染確認が増加している。

フェルナンデス大統領は記者会見で、首都と、感染レベルが2番目に高いブエノスアイレス州地域の間における交通規制を強化すると述べた。

また、前回の封鎖延長時には一部業種の再開が許可されていたが、今回は、首都の高人口密度地域の一部における商業行為と、公共交通機関へのアクセスの規制が再度強化されるという。

3月20日に実施された前回の封鎖期限は24日だったが、一部地域では規制が緩和されていた。一方、商用航空便は9月1日まで運行が禁止で、世界で最も厳格な規制となっている。

23日に確認された感染者は704人と、1日当たりとしては感染拡大開始以来、最高水準の増加幅となった。

政府統計によると、累計感染者数は1万1353人で、大半がブエノスアイレスに集中している。特に低所得地域の被害が最も深刻という。死者数は445人。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53b21a59ea24ffc184598d9ccb922ab863389286

229taro:2020/05/27(水) 04:37:29
ブエノスアイレス州、債務再編交渉期限を6月5日まで延長
5/26(火) 9:01配信

ロイター
[ブエノスアイレス 25日 ロイター] - アルゼンチンのブエノスアイレス州政府は25日、5月26日に設定されていた債務再編交渉の期限を6月5日まで延長したことを明らかにした。

州政府が発表した声明は「この期限延長は、まだ提案を受け入れていない債券保有者との間で行われている誠実な協議を反映している」と説明した。

格付け会社S&Pグローバルは22日、同州の信用格付けを「CC」から「SD(選択的デフォルト)」に引き下げた。約1億1000万ドルの債務返済が期日までにできなかったことを受けた。

同州の債務再編案の実施には75%以上の債権者の承認が必要となる。

同国では中央政府も約650億ドルのソブリン債務について債権者と再編交渉を行っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/38bfe67da216c5fd86f27da94086f8adb21429db

230taro:2020/05/28(木) 04:00:03
南米スリナムで政権交代か 議会選で与党不振

 南米スリナムで25日、議会選(51議席)が実施された。スペイン通信によると、26日までの開票の結果、ボーターセ大統領の与党・国民民主党(NDP)は獲得議席が15にとどまる見通しとなった。野党の進歩改革党(VHP)は21議席と躍進。NDPが他党との連立交渉に失敗すれば、10年ぶりの政権交代が実現する。

 ボーターセ氏は1980年と90年に相次いでクーデターで政権を掌握した。2010年に国会で大統領に選出され、現在2期目。昨年11月には、軍幹部だった1982年に反対勢力15人を殺害した罪で裁判所から禁錮20年を言い渡され、上訴している。(共同)


https://www.sankei.com/world/news/200527/wor2005270011-n1.html

231taro:2020/05/28(木) 04:12:04
フィッチ、アルゼンチンを格下げ 利払い不履行で

[26日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは26日、アルゼンチンの長期外貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を「C」から「RD(部分的デフォルト)」に引き下げたと発表した。

格下げは、今月22日が期限だったアルゼンチンの3つのソブリン債の利払いが不履行となったことを受けたとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0cace0660ab668f999f8a9f0e91ee9917446f0a

232taro:2020/05/29(金) 04:30:42
地区長、摘発に死体のふり? 外出禁止破り知人らと酒盛り―ペルー

 【サンパウロ時事】ペルーからの報道によると、南部のアンデス山中の小村タンタラ地区でこのほど、地区長が新型コロナウイルス対策のために実施されている夜間外出禁止令を破って仲間らと酒盛りをした上に、摘発から逃れるためひつぎに隠れて死体のふりをする事件があった。

 RPPラジオなどによると、ハイメ・ウルビナ地区長は18日夜、禁令を無視して自宅外で飲酒していたが、取り締まりの警察が来たため手近にあったひつぎに飛び込んだ。死体のふりをしたが、すぐにばれて連行されたという。目をつむってひつぎに横たわった地区長の写真はインターネットを通じて拡散し、笑いを誘っている。
 当の地区長は禁を破ったことを謝罪した上で、「朝と昼に何も食べておらず、おなかがすいたので何か食べようと出掛けてしまった」と弁解。ただ、写真については同じ日の昼にひつぎ工場を視察した際に撮影されたもので、摘発の場所とは違うと主張。「太った人でもひつぎに入れるかどうか試した」と横たわっていた理由を説明している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052800739&g=int

233taro:2020/05/30(土) 04:44:59
ベネズエラでプロパン燃料の改造自動車横行、ガソリン不足で

[マラカイボ(ベネズエラ) 28日 ロイター] - 慢性的な燃料不足に悩むベネズエラで、ガソリンの代わりに調理用のガスを使って自動車を走らせる人々が現れ、専門家は極めて危険な行為だと警告している。少なくとも1件、爆発事故が報告されている。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国で、原油の埋蔵量世界一のベネズエラだが、製油所がほとんど稼働していない上に米国の制裁によって燃料の輸入が困難なため、深刻なガソリン不足に見舞われている。ガソリンスタンドには長蛇の列ができ、ガソリンを買うために何日も待たされることもある。

こうした中、調理に使うプロパンガスボンベを取り付けた改造車が走るようになった。

自身の自動車を調理用ガスで走らせているというマラカイボ在住の25歳の青年は、燃料システムは安全だが、液化ガスの匂いがきついと話した。自動車の改造は違法であるため、警察に見つかったら没収されないように賄賂を支払う必要があることを心配しているという。

しかし、自動車の改造は違法であるだけでなく、危険も伴う。

同国東部のプエルトラクルスで今月、調理用のガスボンベを取り付けて走行していた自動車が爆発したという。同市の当局者がロイターに明らかにした。

マラカイボ市の市民安全課の責任者はロイターの取材に対し、自動車を調理用ガスで走らせることは「極めてリスクが高く、禁止されている」と文書で回答した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc5a46c9426bd9fea1b913fd57300a3a63140969

234taro:2020/05/30(土) 04:48:16
ベネズエラ国会、グアイド氏を議長に承認 最高裁判断を「違法」と非難

【AFP=時事】ベネズエラの国会は28日、暫定大統領を自称する野党指導者フアン・グアイド(Juan Guaido)氏を国会議長として承認した。これに先立ち同国最高裁は27日、グアイド氏の政敵でニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領寄りのルイス・パラ(Luis Parra)氏を議長として承認する判断を示していた。

 国会の本会議はテレビ会議形式で行われ、野党議員らは最高裁の判断を「違法」と非難。最高裁そのものについても「独立性、自主性、公平性に欠ける」と批判した。

 グアイド氏は本会議終了後、記者団に対し「私は職務を果たし続ける」と語った。グアイド氏はかねてパラ氏を「独裁政権の共犯者」だと批判している。

 ベネズエラでは野党が国会の多数派を占めている一方で、マドゥロ政権与党の統一社会党(PSUV)はパラ氏を支持する構図となっている。

 パラ氏は今年1月、グアイド氏が治安部隊によって議場から閉め出されていた間に国会議長への就任を宣言。野党側はこれを「議会クーデター」と強く非難した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/35364321aa168abf94105c084f67c5d2c41d0e61

235taro:2020/06/02(火) 04:47:32
中南米、コロナ感染100万人 経済は停滞、医療も崩壊

 AFP通信の5月31日時点の集計によると、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの「新たな震源地」と名指しした中南米諸国における感染者は100万人を超えた。累計で101万6828人となった。感染者数が米国に続いて2番目に多くなったブラジルを中心に、ペルーやチリ、メキシコなどでも感染拡大が目立つ。

 米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)によれば、世界全体の感染者数は日本時間6月1日時点で約610万人を超えた。米国が180万人に近づき世界最多。これにブラジル、ロシア、英国の順で続く。中南米で見るとペルーが約16万4000人、チリが約10万人、メキシコが約9万人と、いずれも最初の感染拡大国、中国の約8万人を抜いて急激に増加している。

 世界の死者数は約37万1000人。約10万4000人の米国が突出しており、メキシコでは約1万人、ペルーでは約4000人、チリで約1000人が亡くなった。
 3月から感染拡大が止まらないペルーのビスカラ大統領は、それでも新規の感染者確認のペースが弱まりつつあると訴えている。しかし「最悪の状態から脱出したという兆候は全くない」と認め、危機感は強いままだ。


 ロックダウン(都市封鎖)が続くペルーは経済への打撃が深刻だ。さらに、病院の受け入れ体制が整わず、医療崩壊の瀬戸際にある。こうした状況は、中南米では経済力のあるチリも同様で、一般的に感染症が広まりやすい冬を迎えつつあることから、北半球以上に今後も苦しい闘いを各国が強いられることになりそうだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060100307&g=int

236taro:2020/06/03(水) 04:25:13
チリ、新型コロナ感染者10万人突破 中南米の感染状況悪化

[サンティアゴ 1日 ロイター] - チリ保健当局は1日、新型コロナウイルス感染者が10万人を突破したと発表した。中南米ではチリのほか、ブラジルやペルーなどでも感染者数が急増し、新たな流行の震源地となっている。

チリの感染者は累計10万5159人、死者は1113人。

https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/06/278375.php

237taro:2020/06/04(木) 04:41:29
チリ北部でM6.8の地震 津波の心配なし

日本時間の6月3日(水)16時36分頃、南米西部で地震がありました。震源地はチリ北部で、地震の規模はM6.8と推定されます。この地震による津波の心配はありません。

※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。
震源近傍では“日本での震度4”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅥ程度の揺れがあった模様です。日本の気象庁震度階級の震度4程度相当の揺れだったとみられます。

https://weathernews.jp/s/topics/202006/030195/

238taro:2020/06/04(木) 04:47:52
ボリビア大統領選、9月6日実施へ 新型コロナで延期
6/3(水) 8:15配信

時事通信
 【サンパウロ時事】南米ボリビアの中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)は2日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期されていた大統領選挙を9月6日までに実施することで各政党と合意した。

 国会の承認を得て、9月6日に確定する見通し。同国では感染者が1万人を超えている。

 ボリビアでは2019年10月の選挙で左派のモラレス前大統領が4選されたが、開票不正が発覚。モラレス氏は辞任に追い込まれてアルゼンチンに亡命しており、女性のアニェス氏が暫定大統領を務めている。やり直し大統領選は当初、5月3日に予定されていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d0c0d07d38d44b540905761f2bb2f10de0e7fc5

239taro:2020/06/05(金) 04:57:39
エクアドル元大統領逮捕 新型コロナに乗じ横領疑惑

 【サンパウロ時事】エクアドル検察当局は3日、銃器不法所持などの疑いでブカラン元大統領(68)を逮捕した。

 元大統領は新型コロナウイルス流行に乗じ、病院への医療用品納入に絡む公金横領に関与した疑いが持たれており、家宅捜索で銃や大量の新型コロナ検査薬などが見つかったという。

 元大統領は1997年2月、緊縮財政に反発するゼネストに伴う混乱の責任を問われ、在任わずか半年で政権の座を追われた。エクアドルでは新型コロナで医療崩壊が起こっており、これまでに4万人以上が感染、約3500人が死亡している。 

http://www.tenki.jp/amedas/7/37/67326.html

240taro:2020/06/06(土) 03:13:06
アルゼンチン、ブエノスアイレスなどで都市封鎖延長 6月下旬まで

[ブエノスアイレス 4日 ロイター] - アルゼンチン政府は4日、首都ブエノスアイレスなど、新型コロナウイルス感染者が多い一部地域について、ロックダウン(都市封鎖)を3週間延長し、6月28日までにすると発表した。

フェルナンデス大統領は記者会見で、感染者が特に多い首都やブエノスアイレス州、他の一部の地域でロックダウンを延長するとし、それ以外の地域は、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保しながら予防対策にあたる段階に移行すると説明した。

4日の新規感染者は929人で、過去最多を記録した。国内の感染者は2万0197人で、大半が首都ブエノスアイレスやブエノスアイレス州に集中している。国内の死者は608人に達している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d42265bb36d796821c98f7220ca43180e256913

241taro:2020/06/11(木) 04:34:14
ペルーの新型コロナ感染者数が20万人突破、中南米で2番目に

[リマ 9日 ロイター] - ペルー保健省は9日、同国でこれまでに確認された新型コロナウイルス感染者数が20万3736人となり、死者は5738人に達したと発表した。

同国最初の感染は3月6日に確認され、その後検査体制が大幅に強化されたが、貧困と政府が把握できていない労働形態が自主隔離政策の弊害となり、感染が拡大している。

現在同国の感染者数は、中南米ではブラジルに次いで2番目、世界では8番目に多い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2cfaca9e1092679e998f0f753c8c796ee053ad2b

242taro:2020/06/15(月) 03:58:38
チリ保健相が交代 コロナ死者数めぐる疑惑で

 南米チリからの報道によると、ピニェラ大統領は13日、マニャリッチ保健相を交代させる人事を発表した。新型コロナウイルス感染者の急増に加え、保健省が死者数をごまかしていたのではないかとの疑惑が持ち上がり、交代圧力が強まっていた。後任は前医師会会長のエンリケ・パリス氏。

 チリ国内での公式発表の死者数は約3100人にとどまっている。しかし地元ネットメディアが13日、保健省が世界保健機関(WHO)に5千人以上の死者数を報告していたと報道。保健省は、WHOに検査で感染が確定した死者以外に感染疑いの数字も報告していたと説明するが、野党からは「信頼が失われた」と保健相交代を求める声が出ていた。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/200614/wor2006140010-n1.html

243taro:2020/06/15(月) 04:05:17
「5Gアンテナでウイルス拡散」村人が技師8人を拘束する騒ぎ ペルー

【6月14日 AFP】ペルーの農村で、ブロードバンドのプロバイダー企業の技術者8人が次世代通信規格「5G」アンテナを設置していたところ、アンテナが新型コロナウイルス感染症の原因になると考えた村民に拘束された。その後8人は解放されたと、地元警察が12日、明らかにした。

 8人のメンテナンス作業員は、首都リマから南東に500キロ以上離れたアコバンバ(Acobamba)郡の村民に今月10日から拘束されていた。



 地元の警察署長はペルーのテレビ局TV PERUに対し、「8人の作業員らは通信会社から派遣され、教育施設などの公共の場所に設置したインターネット用アンテナのメンテナンスを行っていたが、村民はこのアンテナは5G用であり、新型ウイルス感染症を引き起こすという理由で8人を拘束している」と説明していた。

 ワンカベリカ州警察のレニ・パラシオス(Leni Palacios)氏はAFPに対し、「全員が解放された」と話すとともに、体調も良いと明かした。

 同氏によると、運輸省および地元自治体、プロバイダー企業のジラット・ペルー(Gilat Peru)の当局者らで構成された代表団が村民らと協議を持ち、その後に作業員らが解放されたという。

 運輸省の報道官はラジオ局RPPに対し、ペルーには5Gのアンテナはなく、アンテナと新型コロナウイルスの間に関連性はないと説明。

 村民らは作業員らに対し、解放されたければ、これまでに設置したアンテナを取り外すよう要求していたという。

 ジラット・ペルーの広報担当者は、8人は村を去ろうとしたときに拘束され、10日の夜から連絡がつかず、「村民は、新型ウイルスが電波で広がると誤解しているが、私たちの技術はワイヤレスであり、ウイルスは電磁波では広がらない」と述べていた。

 住民たちの窓口となった男性はラジオ局に対し、「彼らは拉致されたわけではない」と主張。技師らは自由に移動し、食事も与えられていると話し、8人が同地域に入ってきたのは夜間外出禁止令が出された後で、外出規則に違反していたために拘束されたと説明していた。

 ペルーは、中南米ではブラジルに次いで新型ウイルスの深刻な被害に見舞われており、6月13日の時点で感染者は21万4000人を超え、6000人以上が亡くなっている。ただ、海抜4000メートル近い高度にあるアコバンバ郡は感染率が非常に低い地域の一つだという。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3288175

244taro:2020/06/17(水) 04:27:45
種を絶滅から救った絶倫ガメ引退、故郷で余生 ガラパゴス諸島

【6月16日 AFP】南米エクアドル領ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)で、自分の種を絶滅から救うため数十年にわたって繁殖に励んできた雄のエスパニョーラゾウガメ「ディエゴ(Diego)」。よわい100を超えるというディエゴが15日、種ガメとしての役目を終え、故郷の島へと戻っていった。

 ディエゴはサンタクルス(Santa Cruz)島にあるガラパゴス国立公園(Galapagos National Park)の繁殖センターから、無人の離島エスパニョーラ(Espanola)島へと移送された。


 エクアドルのパウロ・プロアノ(Paulo Proano)環境相はツイッター(Twitter)に、国立公園の運営における「重要な一章を閉じようとしている」と投稿。精力的な働きを見せたディエゴを含むエスパニョーラゾウガメ25匹が「数十年間にわたる繁殖によって自分たちの種を絶滅から救い、故郷へと戻ることとなった」とツイートし、労をねぎらった。

 サンタクルス島の繁殖プログラムにおけるディエゴの功績は、とりわけ特筆に値する。公園の管理者らは、島内のカメ2000匹のうち少なくとも4割はディエゴの子孫と考えている。

 およそ半世紀前、エスパニョーラ島には雄2匹、雌12匹しかエスパニョーラゾウガメがおらず、また、おのおのが離れて生息していたため、繁殖は困難だった。

 1960年代半ばに繁殖プログラムが立ち上げられ、種の保存のためディエゴが米カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)の動物園から連れて来られた。

 ガラパゴス国立公園の関係者らは、ディエゴが20世紀前半に科学調査を行なっていた探検隊によってガラパゴス諸島から持ち出されたと考えている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3288605

245taro:2020/06/19(金) 05:19:15
アルゼンチン債務交渉、政府が譲歩拒否 債権者側は「失敗」と非難
6/18(木) 8:29配信

ロイター
[ブエノスアイレス/ニューヨーク 17日 ロイター] - アルゼンチン債務再編交渉で、政府当局者は17日、これ以上譲歩しない意向を示した。これに対し主要債権者団体は、交渉は失敗したとの認識を示した。

同国政府は約650億ドルの対外債務について債権者と再編交渉を進めている。交渉は進展しているものの、双方ともまだ作業が残されていると主張。様々な債権者団体が政府に対案を示している。

ある政府当局者は匿名を条件に「政府は債権者の提案がアルゼンチンにとって持続不可能な負担になると認識している」と発言。「大統領はこれ以上譲歩しないだろう」と述べた。

政府が現在提示している案は、額面1ドル当たり50セント前後で、輸出に連動する証券もついているという。

<政府側、秘密保持契約の更新を拒否>

同国政府は17日、交渉を進めるために債権者と合意した秘密保持契約の更新を見送った。債務再編交渉の期限は今月19日に設定されているが、期限は何度も延長されている。

フィデリティやアライアンス・バーンスタイン、ブラックロックなどで構成する主要債権者団「アドホック債権者グループ」は声明で、アルゼンチン政府が同グループによる対案の協議から「立ち去った」と非難し、協議は「失敗」したと述べた。

アルゼンチンのフェルナンデス大統領はテレビインタビューで、合意を目指して債権者側と協議を続ける考えを示したが、支払い能力を超える額は払わないと明言。「払える額を払う。それを1ミリも超えることはない。この点においては私は柔軟ではない」と述べた。

債務交渉や政府の考えについて知る関係者は「政府は限界まで譲歩したが、債権者は満足していない」とし、政府が提案した輸出に連動する証券では不十分だと債権者側は考えているようだと語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0732a705d5c75eccc818be0f57b97058d93f37ed

246taro:2020/06/19(金) 05:20:34
チリ、首都でロックダウン強化 国内の感染者数20万人突破

[サンティアゴ 17日 ロイター] - チリ政府は17日、国内の新型コロナウイルス感染者が20万人を突破する中、首都サンティアゴで都市封鎖(ロックダウン)を強化すると発表した。市民に許可される外出回数を週5回から2回に制限する。

国内の新型コロナ感染者数は22万0628人。死者は3615人。

政府の都市封鎖を巡っては、首都の一部で感染防止効果が表れていないとの批判も上がっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c96478cf1dae3e49ff949c8de442f489c8bd38a9

247taro:2020/06/19(金) 05:22:42
100歳のゾウガメ、繁殖の役割終えて故郷へ
6/17(水) 17:14配信

ロイター

100歳前後のゾウガメ「ディエゴ」と14匹のゾウガメが15日、数十年に及ぶ繁殖の役割を終えて、生まれ故郷であるガラパゴス諸島エスパニョーラ島に戻された。

どこか故郷のヒーローのような存在の「ディエゴ」。自分の種を絶滅の危機から救った15匹のうちの1匹だ。

ガラパゴス諸島の繁殖プログラムで生まれた2000匹のうち、800匹ほどがディエゴの子孫だという。

ガラパゴス国立公園のレンジャー、フレディ・ビラルバ氏はこう話す。「ディエゴと一緒に、ここに来て17年。彼のおかげで絶滅の危機に瀕していた種を復活させることができた」

ガラパゴスのゾウガメは200歳まで生きることができる。ダーウィンの進化論に貢献した種の一つとしてもよく知られている。

ユネスコは1978年にガラパゴス諸島を世界遺産に登録。

ディエゴは、生まれた場所であるエスパニョーラ島に80年ぶりに戻る。

ガラパゴス国立公園ダニー・ルエダ氏は「たった15匹で、ここまで回復させることができた。これは間違いなく成功したプログラムだ。エスパニョーラ島での自然繁殖が確認され、繁殖プログラムを終了させることができる」という。

船でエスパニョーラ島に運ばれたゾウガメ。レンジャーは180キロもあるゾウガメを背負い、島の中で自然に戻した。

ゾウガメを見守るため、レンジャーはモニターを続ける。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6381196cd1cdafc13ad932315b82cf31f9a605

248taro:2020/06/19(金) 05:24:37
ペルー7番目、チリ9番目 感染者数ワースト10に南米3カ国 新型コロナ
6/18(木) 10:47配信

時事通信
 【サンパウロ時事】ペルー保健省は17日、新型コロナウイルスの感染者が累計24万908人、死者が7257人に達したと発表した。

 感染者数はイタリアを超えて世界で7番目になった。隣国チリも同日、計上漏れが判明した3万人以上を加えて感染者が22万628人、死者が3615人に増え、イランなど3カ国を上回って9番目となった。

 新型コロナの新たな感染の中心地となっている中南米では、世界で2番目に多いブラジル(感染者95万5377人、死者4万6510人)とペルー、チリの3カ国がワースト10に並んだ。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a19efdf91941d5f0c6a085636f2860e828d09d9c

249taro:2020/06/19(金) 05:25:24
ベネズエラでガソリンを手に入れるには
6/18(木) 7:02配信

Bloomberg

Bloomberg

「朝には給油できることを期待して、ひと晩、車列に並びました」。世界最大の石油埋蔵国であるベネズエラの首都で、タンク1杯のガソリンを手に入れることがほぼ不可能なのはなぜか。アレックス・バスケス記者が動画で報告する。



https://news.yahoo.co.jp/articles/65ab0846c82d478a6683e4e499a53c5e895f21cb

250taro:2020/06/21(日) 05:37:59
左翼ゲリラ拉致の外国人救出、ペット犬2匹も コロンビア
6/20(土) 14:30配信

CNN.co.jp
(CNN) 南米のコロンビア軍は20日までに、左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)の一派により今年3月16日に拉致されていたスイスとブラジル出身の男性2人をそれぞれのペット犬2匹と共に救出したと発表した。

拉致犯は、2016年に政府と和平で合意したFARCから離反し、武装闘争の再開を宣言した分派とみられる。

解放されたスイス人男性は、拉致されている間、待遇は良かったと説明。犬のえさは長い間もらえなかったが、最後には村落で乾燥食品を調達してくれたとも述べた。

ポメラニアンなどのペット犬は、「自由に外に出て、荒れ果てた山岳を満喫していたため」に飼い主とは違って苦難を強いられてなかったとも語った。

コロンビア軍の声明によると、2人は18日、同国南西部コリント町の民家に拘束されているところを助け出した。拉致後、2人はこの民家に連れてこられたとみられる。救出作戦では、FARC分派の構成員1人も拘束した。

FARCは1964年、キューバ革命の成功に触発され、コロンビアでの富分配などを掲げて結成された。主流派は2016年の和平合意を受け、武器を放棄し、政治参加の道を選んでいた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2007e2b0f48b610693395ce1960008336e62dde1

251taro:2020/06/22(月) 05:07:15
拉致の外国人2人をペット犬とともに救出、コロンビア軍

南米のコロンビア軍は20日までに、左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)の一派により今年3月16日に拉致されていたスイスとブラジル出身の男性2人をそれぞれのペット犬2匹と共に救出したと発表した

https://www.cnn.co.jp/video/19500.html

252taro:2020/06/22(月) 05:10:48
ジャガー違法取引はトラの代わり? 中国の南米投資の影も
https://news.yahoo.co.jp/articles/767e98d8f285b9270d3bb69c309fbaa456aab740

ジャガーの違法取引の背景に迫る最新研究。中国からの労働者増が事態を悪化させているという

 ジャガーの違法取引が増加している。最新の研究によれば、中南米への中国からの投資増加が関連しているようだ。ジャガーは国際自然保護連合(IUCN)により近危急種(near threatened)に指定され、個体数は約17万3000頭と推定されている。牧場主がウシを襲うジャガーを射殺することも個体数が減る一因だが、大きな要因は森林破壊だ。以前と比べて、ジャガーの生息に適した土地は50%も失われているのだ。


 近年、それに加えて、ジャガーの体の部位の国際的な違法取引が増え、個体数の減少に拍車をかけていると見られている。2020年6月2日付の学術誌「Conservation Biology」に発表された論文によれば、中南米では2012〜18年前半、800頭以上のジャガーが命を奪われ、歯や毛皮、頭蓋骨が中国に密輸されたとしている。いずれも、法執行機関が押収した件数とメディアで報じられた件数によるもので、実際に奪われたジャガーの命はもっと多い可能性がある。

 論文の主執筆者で、英国オックスフォード・ブルックス大学の博士課程に所属するタイース・モーキャティー氏は「違法取引の存在は知っていましたが、増加していることは知りませんでした」と話す。「本当に憂慮すべきことです」

 モーキャティー氏らは比較的新しい動きである違法取引の背景を理解するため、ジャガー、ピューマ、オセロットの中国への密輸に関する報告を収集、分析した。すでに、自然保護団体が密輸は、中南米に古くから定着している中国人コミュニティーではなく、道路敷設やダム建設の巨大プロジェクトに携わってやって来た中国人労働者と関係している、と訴えていた。論文でも、この仮説を裏付けるように、中国から中南米への投資が、この10年間で10倍になったことが指摘されている。

 論文の執筆者で、野生生物取引を研究する人類学者のビンセント・ニジュマン氏は「中国との結び付きが強く、統治力が弱く、汚職がはびこる国。野生生物の違法取引が増加する条件と言えます」と語る。研究チームが調べた結果、この条件を満たすのがブラジル、ボリビア、ペルーだった。

 野生ネコ科動物の保護団体「パンセラ」で南米地域ジャガープログラムディレクターを務める生物学者のエステバン・パヤン氏は、研究チームはこれらの相関関係を見事に導き出したと評価する。「手に入るものは何でも把握しておく必要があります。ジャガー保護に関する方針や管理手法を決定する際の根拠になるためです」

253taro:2020/06/22(月) 05:11:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/767e98d8f285b9270d3bb69c309fbaa456aab740?page=2
https://news.yahoo.co.jp/articles/767e98d8f285b9270d3bb69c309fbaa456aab740?page=3

ジャガーはトラの代用品なのか?
 2010年ごろ、自然保護団体はジャガーの密猟の増加に着目し、希少になっていくトラの代用として、ジャガーの体の部位が中国でもてはやされているのではないかと考えた。

 中国では長い間、トラは商品として扱われてきた。それをあてに、トラを繁殖する飼育場もあるほどだ。そして、野生のトラは今も高値で取引される。希少価値があり、効果が高いと信じられているからだ。トラの骨は古くからある軟膏、虎骨膏(ここつこう)の材料として使用される。毛皮は家具や衣服、アクセサリーになる。そして歯はジュエリーになり、禁止されている希少品を入手できるという理由で、財力と影響力の象徴とされている。

 論文によれば、中国への密輸が発覚して一番押収されているのがジャガーの歯だという。2012〜18年前半に、2000近くの歯が当局に押収された記録が残っている。ジャガーの中国への密輸出はトラの骨の代用品のためだけではないと論文は結論づけている。代用が目的なら、南アフリカから持ち出されるライオンの骨と同じように、もっとジャガーの骨の密輸が見つかってもいいはずだからだ。

「論文が提示しているのは取引の一部であり、全体像ではありません」と、ジャガーの取引について調べる野生生物犯罪の専門家ポーリーン・バーヘイジ氏とパヤン氏は、押収品のデータだけから論文が結論を出している点について注意を促している。

 中南米の警察をはじめとする法執行機関は「伝統的に、銃と麻薬の取り締まりに力を入れてきました」とパヤン氏は説明する。つまり一方で、骨や毛皮を含む野生生物由来の違法な輸出品が見過ごされてきた可能性が高いというのだ。その通りであれば、ジャガーがトラの代用になっているとする仮説を裏付ける。「動物の部位の輸出にも目を光らせるよう、税関をトレーニングする理由になります」(バヤン氏)

 南米北部の国、スリナムからジャガーの骨の軟膏が密輸された事例のように、ジャガーがトラの代替となっていることを示唆する証拠もある。パヤン氏によれば、粉末状のジャガーの骨を粉ミルクと偽って、国際便に搭乗しようとした中国の女性を税関職員が見つけた例が複数あるという。

 ただ、中国に運ばれたジャガーの体の部位が、実際にどう使われているかに関しては分かっていない。「この点については、理解を深める必要があります」とモーキャティー氏は話す。モーキャティー氏は調査を継続しており、違法取引を消費者の側から解明するため、経済データを調べたいと考えている。

違法取引との闘いはこれから
 中南米諸国への中国からの投資は今後も増加する可能性が高い。そのため、違法取引がエスカレートする前に、ジャガーの保護に動くべきだと、研究チームは提言している。

「今後の展開が分かっていたら、適切な対策を講じることができます」とニジュマン氏は話す。ジャガーは「おそらく前菜にすぎません。メインディッシュはこれからです」

 ニジュマン氏とモーキャティー氏は、違法取引を阻止するには、中国と中南米諸国の政府の協力が不可欠だと考えている。

 パヤン氏は、汚職と闘い、ジャガー由来の商品に対する中国の需要を減らし、ジャガーの生息地の近くで暮らす地域の貧困問題を減らしていくことが重要だと付け加えた。

「トラが地球上から減少した歴史から学ぶなら、ジャガーを守る闘いも過酷だということです」。中南米ではすでに、麻薬密輸のネットワークが構築されており、「骨が詰まったコンテナを1つ追加することなどたやすいはずです」とバヤン氏は話している。

文=RACHAEL BALE/訳=米井香織

254taro:2020/06/22(月) 05:14:16
中南米の感染者200万人に ブラジルが半数 新型コロナ
6/21(日) 16:19配信

時事通信
 【モンテビデオAFP時事】新型コロナウイルスの中南米の感染者が20日、AFPの集計で200万人を超えた。

 ブラジルが100万人超と半数以上を占め、中南米全体で感染拡大が加速している。

 メキシコの感染者は17万人。メキシコ市は22日に市場やレストランの営業を再開する予定だったが、感染拡大が続いていることを踏まえ、1週間延期した。

 チリの新型コロナの死者数は20日、新たな集計方法に基づきそれまでの倍近くの7000人超に膨らんだ。ペルーの感染者は25万人を超え、死者は7800人超。同国の1日の死者数は201人で、3月に保健上の緊急事態が宣言されてから2番目に高い記録となった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c05e127f06efaf6f13c89ac20228d54b3b49cda

255taro:2020/06/23(火) 04:07:28
トランプ氏、ベネズエラ大統領との会談検討も 現時点では拒否=メディア

[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米大統領は米ニュースサイトのアクシオスが21日に掲載したインタビューで、ベネズエラのマドゥロ大統領との会談を検討する用意があると述べ、野党指導者のグアイド国会議長を暫定大統領として認めたことを重要視しない姿勢を示した。

19日に行われたインタビューでトランプ大統領は「(会談を)検討するかもしれない。マドゥロ氏は会談したがるだろう。私は反対しない」と語った。実際に会談すれば、マドゥロ政権に「最大限の圧力」をかける方針を大きく転換することになる。トランプ氏はその上で「現時点では拒否した」と述べた。

トランプ大統領は2018年にマドゥロ大統領との会談を検討する姿勢を示し、マドゥロ氏側も意欲を見せたが、会談は実現せず、米国は圧力を強化する方針に転じた。

トランプ大統領は、グアイド国会議長に対する自身の支持が弱まっていることも示唆した。米国や大半の西側諸国は、マドゥロ氏が再選された2018年の大統領選で不正があったとし、昨年1月以降グアイド氏をベネズエラの暫定大統領として承認している。

しかし、マドゥロ大統領は依然として軍を掌握しているほか、ロシアやキューバ、中国、イランの後ろ盾も得ている。

グアイド氏を支持したことを後悔しているかとの質問に対し、トランプ大統領は「とりわけ後悔しているということはない」と答えた後、「どちらでも良かったが、ベネズエラで起きていることに私は強く反対していた」と続けた。

さらに、グアイド氏支持を決めた時点で「私は必ずしも(支持に)賛成ではなかったが、賛成の人もそうでない人もいた。私は支持してもいいと思った。どちらでも大きな意味はなかっただろう」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff4d7e4c3510a8befa572ea8fcb0331841c8e01f

256taro:2020/06/23(火) 04:12:21
ペルーのマチュピチュ遺跡、7月の再開見送り コロナ懸念で

【AFP=時事】南米ペルーの観光名所、古代インカ(Inca)帝国の城塞(じょうさい)都市マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡は、新型コロナウイルスに対する懸念から、当初7月に予定されていた観光客受け入れ再開を見送ることになった。現地メディアが21日、伝えた。


 マチュピチュの管理団体UGMは、同遺跡が位置するクスコ(Cusco)県当局の報告に基づき、観光客受け入れ再開の見送りを決定した。

 観光客受け入れ再開の正式な日程は未定。マチュピチュ地区の区長でUGMのメンバーでもあるダーウィン・バカ(Darwin Baca)氏は記者団に対し、同地区では検査をはじめとする一連の対策がまだ整っていないと説明した。

 マチュピチュの各組合は、観光客の受け入れを再開すれば、感染者数が急増するとして、15日から抗議運動を展開していた。

 クスコ県のジャンポール・ベナベンテ(Jean Paul Benavente)知事によると、7月に予定されていた観光客受け入れ再開は、3月16日から実施されている全土の外出制限解除に合わせたものだった。

 ペルー国内の空港は現在も閉鎖されており、多くの店舗が休業している。しかし、中南米でも早期に特に厳しい対策に踏み切ったにもかかわらず、ペルーの新型ウイルス感染者は中南米で2番目に多い25万人となっており、死者は8000人に迫っている。【翻訳編集】 AFPBB News



https://news.yahoo.co.jp/articles/4da53868b6285748474f880115a7253c15083208

257taro:2020/06/24(水) 04:51:12
コロナで帰国便なし…自力で大西洋横断、両親と再会 アルゼンチン

【AFP=時事】「任務完了!」──小さな帆船でアルゼンチンに到着した船乗りのフアン・マヌエル・バレステロさんは思わず叫んだ。

「やった、やった、やったぞ!」。先週、故郷のマルデルプラタに到着した瞬間、バレステロさんは波止場で大声を上げた。

 普段はスペインで働くバレステロさんだが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の最中、年老いた両親に会いたいと帰国を思い立った。しかし、ウイルス流行の影響で空の便は無く、ポルトガルから単独、大西洋を渡ることを決意した。

 バレステロさんは全長約9メートルの小型船「スクア」号に乗り、総距離1万2000キロ、85日間の旅を完遂した。ブラジルのビトリアまではどこにも寄らず、最後の寄港地はウルグアイのラパロマだった。

 到着後の新型ウイルス検査で陰性が確認され、上陸を許可されたバレステロさんは、母ニルダさん、父カルロスさんと再会。

 バレステロさんは当初、カルロスさんの90歳の誕生日だった5月15日までにアルゼンチンに着きたかったという。予定より遅れてしまったが、6月21日の父の日は家族と一緒に過ごすことができた。

 大航海を終えたバレステロさんは、AFPの取材に対し「とにかく家族と会いたかった。だからやって来たんだ」と話した。 【翻訳編集】AFPBB News


https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3289847.html

258taro:2020/06/24(水) 04:55:17
ブエノスアイレス:夜のジョギング解禁
6/23(火) 7:01配信

Bloomberg

Bloomberg

ブエノスアイレスの市民が、3月20日以来初めて外を走れるようになった。しかし午後8時からという条件付きだ。パトリック・ギレスピー記者が動画で伝える。

https://news.yahoo.co.jp/articles/726ce55d8596cea18beb963ea6bfe1647cf8f87d

259taro:2020/06/25(木) 05:14:56
4千万匹のバッタ、アルゼンチンを南下 農作物に被害


アルゼンチン政府機関の職員が18日にツイッターに投稿した、同国北部のバッタの大群の様子=ツイッターから

 南米アルゼンチンの政府機関は23日、バッタの大群が同国北部に押し寄せ、農作物に被害が出ていると発表した。地元紙によると、大群は4千万匹ほどで、1日で牛2千頭分、3万5千人分の食料に相当する農作物を食い荒らしているという。

 アルゼンチンの農畜産品衛生管理機構(SENASA)の発表によると、バッタの大群は隣国パラグアイで発生、その後アルゼンチン北部に侵入し、風に乗って南下を続けている。地元農業専門紙によると、大群の帯は長さ10キロ、幅8キロほどに及び、毎日100キロほど移動。キャッサバ、サトウキビ、トウモロコシなどを食い荒らしている。

 今後、周辺国のウルグアイやブラジルでも広がる恐れがあるといい、警戒感が広がっている。

 アフリカでも数千億匹とも言われるバッタが大量発生。収穫前の農作物を食べ尽くし、食料危機の懸念が高まっている。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/41edb8ac016bb2ae54ca039e3c40b3dbf61aff5e

260taro:2020/06/25(木) 05:16:02
中国大使館に車突入 アルゼンチン

 【サンパウロ時事】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある中国大使館の正門に22日夜、車が突っ込んで大破した。

 門も破損したが、けが人はいなかったという。

 地元報道によると、運転手はアルゼンチン人の24歳の男で、「大使と話をしたかった。大事なメッセージがある」と警察に話している。

 車の中からは「新型コロナウイルス(の流行)は米中央情報局(CIA)のせい。中国大使の助けが必要だ」などと書かれた紙が見つかった。男が中国亡命を希望していたとの情報もある。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc2f4222daea5e0705ee1b34779841b341b571bf

261taro:2020/06/26(金) 04:27:38
中南米の新型コロナ死者、10月までに約39万人に=米研究所

[メキシコ市 24日 ロイター] - 米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)は24日、中南米地域の新型コロナウイルス感染による死者数が10月までに38万8300人に急増するとの見通しを示した。ブラジルとメキシコが3分の2を占める見込みという。

同地域では感染が急拡大しており、今週、死者が10万人を突破した。[nL4N2E113N]

IHMEによると、死者はブラジルで16万6000人、メキシコで8万8000人を超える見通し。

アルゼンチン、チリ、コロンビア、エクアドル、グアテマラ、ペルーの予想死者数は、それぞれ1万人超。パラグアイ、ウルグアイ、ベリーズを含む15カ国では、それぞれ1000人未満の死者が見込まれている。

IHMEのクリストファー・マレー所長は「一部の中南米諸国が爆発的な増加に直面する一方、効果的に感染を封じ込めている国もある」と指摘した。

IHMEは、マスク着用と社会的距離の確保を義務付ける措置が緩和された場合、死者数はさらに増加する可能性があると警告。最悪のシナリオではブラジルの死者数は34万0476人、メキシコは15万1433人に達する可能性があるとした。

一方、マスクの使用が95%に増加すれば、ブラジルの死者数は14万7431人、メキシコは7万9652人にとどまる可能性があるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab673cb23d186e634e9f2e338291fbdded1ff61b

262taro:2020/06/26(金) 04:31:12
《南米》雲のごとく押し寄せるバッタ4千万匹 パラグアイ、アルゼンチンに被害


 南米パラグアイで発生したバッタの大群は、すでにアルゼンチンに到達し、ブラジルやウルグアイとの国境地域に移動し始めたと23日付ブラジル国内サイトが報じた。

 アルゼンチン農務省や農家によると、パラグアイから南下したバッタの群れは先週末、同国に到着。サンタフェ州やチャコ州、コルドバ州では、サトウキビやマンジョッカ、トウモロコシなどに甚大な被害が出ている。

 バッタの群れは4千万匹とされ、雲のごとく押し寄せる。アルゼンチンの農業技師エクトル・メジナ氏によると、この群れは1日で牛2千頭分の牧草(人間なら35万人分の植物)を食い尽くすという。

 バッタの群れの移動距離は1日20〜30キロだが、風次第では100キロ近く移動する。アルゼンチン政府によると、バッタの群れは市街地も飛ぶが、被害が及ぶのは植物や牧草のみで、人に被害が及ぶ危険性はないようだ。

 バッタの群れによる被害はサンタカタリーナ州やリオ・グランデ・ド・スル州の西部にも及ぶ可能性があった。だが、アルゼンチン農務省は23日夕方、ブラジル農務省に、バッタの群れはリオ・グランデ・ド・スル州との国境付近まで進んでいるが、ウルグアイに向かうだろうとの見通しを伝えた。

 リオ・グランデ・ド・スル州農業拡張・技術支援公社(Emater)の農業技師ダニエル・ダ・コスタ・ソアレス氏によると、これほど大量のバッタ襲来は、農家にとっても同氏のような専門家にとっても初めてだという。群れが本当に襲来するかやどの程度の被害が出るのかは、想像不能だという。Ematerや農務省は、バッタ襲来に目を光らせ、警戒するよう、農家に求めた。

 リオ・グランデ・ド・スル州農務局は、寒冷前線接近に伴う風向き次第で、同州北西部のミッソンエス地方やウルグアイ川流域にバッタが到来する可能性ありと見ており、アルゼンチン農務省の通達でも安心できずにいる。

 バッタの大量発生は南米だけの事ではなく、1〜2月にはアフリカ東部のエチオピアやケニアなどで過去70年間で最大とされる被害が発生。国連も国際協力や緊急支援を呼びかけた。5月にはインドでも、過去30年間で最大の被害が出た。6月はパキスタンでも軍を派遣して駆除を行うなど、各国が対策に追われている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9ec431ca5ff2aaf8af16fab6f7c5a82e75a59e29

263taro:2020/06/26(金) 04:35:32
アンデス住民、コロナに強い耐性か 少ない感染に専門家ら注目

【AFP=時事】中南米は現在、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の中心地となっているが、アンデス山脈(Andes)に住む人々はその他の地域の人々より抵抗力が強いようだ。

 アンデス山脈は世界最長を誇り、北はベネズエラとコロンビアから、南はチリとアルゼンチンのパタゴニア(Patagonia)に至るまで7000キロにわたり広がっている。山脈の標高は平均4000メートル、最高峰のアルゼンチン・アコンカグア(Aconcagua)は標高およそ7000メートルだ。

 しかし、中南米においてブラジルに次いで感染者の多いペルーでは、古代インカ(Inca)帝国の首都だったクスコ(Cusco)など、標高3000メートル以上の地域で確認された感染者は国内全体のわずか10%にすぎない。

 ペルー医科大学(Medical College of Peru)の公衆衛生委員会代表のアウグスト・タラソナ(Augusto Tarazona)氏は、「クスコやワラス(Huaraz)、カハマルカ(Cajamarca)といった都市で感染者を確認しているが、実際に数は(他の地域よりも)少ない」と指摘。「高地に位置するこれらの都市では感染が最小限に抑えられており、致死率もゼロに近い。これに私たちは注目している」と述べた。

 また、同様のことが隣国ボリビアでも言え、感染者の多くはサンタクルス(Santa Cruz)やベニ(Beni)県といった東部の低地に集中している。

 ボリビア保健省の当局者も「ラパス(La Paz)などの高地では、感染率は大幅に低い」と述べている。

 また、ペルー・ボリビア両国の公式統計からもこの傾向が裏付けられる。

 密林地域に位置するペルーのロレト(Loreto)州の感染者はおよそ8000人、死者は321人である一方、同州より人口が1.5倍多いクスコでは感染者数はわずか1500人、死者は13人にとどまっている。致死率はロレト州で4%であるのに対し、クスコでは0.87%だ。

 ボリビアでもサンタクルスの感染者は1万3000人である一方、ほぼ同じ人口のラパスの感染者は1400人以下にとどまっている。

■低酸素が影響?

 現時点において、アンデスに住む人々が新型コロナに対して強い免疫を持っているということを科学的に証明するものは一切ないが、一部の専門家は、低酸素の環境で暮らす人々の呼吸器系が鍵であると主張している。

 ペルーの感染症専門医であるエドゥアルド・ゴトゥソ(Eduardo Gotuzzo)氏は、酸素の不足した状態にある人々にはウイルスの侵入口として作用するアンジオテンシン変換酵素(ACE)が少ない可能性があると指摘。酸素濃度の低い環境に住む人々の体内では、ウイルスが「入り込めるポイントが少なく、感染を抑えられる」可能性があるという。

 タラソナ氏によれば、アンデスの高地に住む人々は異なるACE受容体を持っており、また低い酸素濃度に適応した呼吸器系が体内に何らかの形で影響を与え、体内にウイルスが潜伏しないようにしているという。

 一方で、紫外線が高地において自然殺菌の役割を果たしている可能性を示唆する研究結果もある。

 ペルーの呼吸器専門医、カルロス・イベリコ(Carlos Iberico)氏は「紫外線量は高地で確実に増えるため、ウイルスが生存しにくくなり、ウイルス量が少なくなると言える」と述べている。

 だが、こうした説に誰もが納得しているわけではない。ボリビア保健省の当局者は、紫外線に効果があるとする仮説によってウイルスがさらに拡散されることになりかねないと懸念を示している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd30d32b7079234578c2978338acecd3269483c5
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd30d32b7079234578c2978338acecd3269483c5?page=2

264taro:2020/06/27(土) 05:03:43
アルゼンチン、コロナ感染向こう数週間でピーク 病院逼迫の恐れ
6/27(土) 4:02配信

ロイター
[ブエノスアイレス 26日 ロイター] - これから冬を迎える南米アルゼンチンで新型コロナウイルス感染拡大が向こう数週間でピークを迎え、病院の対応能力が逼迫する恐れが出ている。

アルゼンチンは中南米では他に先駆けてロックダウン(都市封鎖)などの厳しい感染拡大抑制策を実施し、当初は感染は制御されていたが、ここに来て感染者が急増。25日の新規感染者数は2600人を超え、5月中旬の約5倍の水準となった。これまでに確認された感染者数は約5万人、感染による死者は約1150人に上る。

政府は感染拡大抑制策の一部を緩和したが、首都ブエノスアイレスと周辺地域ではロックダウン措置を維持。26日中にも外出制限の強化など新たな措置が発表されるとみられている。

ブエノスアイレスの病院関係者は「向こう20日間は感染者数の増加は続く」と予想。ブエノスアイレス市内では貧困層が住む地域などで感染拡大が特に深刻になっており、病院関係者は感染増加が7月半ばにピークを付け、9月まで収束しないとの見方を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e3e82e87b977243ca0c4657cbc942387e0be959

265taro:2020/06/28(日) 05:00:26
チリから仏移送は7月23日 筑波大生不明の容疑者

 2016年にフランス留学中の筑波大生、黒崎愛海(なるみ)さんが行方不明になった事件で、チリ最高裁は26日、殺人容疑でフランスへの引き渡しが決まった元交際相手のチリ人、ニコラス・セペダ容疑者(29)が7月23日に移送されると明らかにした。最高裁はそれまでの間、容疑者を自宅軟禁措置とすることを決めた。(共同)



https://www.sankei.com/world/news/200627/wor2006270016-n1.html

266taro:2020/06/29(月) 03:58:29
ロンドンの地下金庫に眠る金塊 ベネズエラ「2人の大統領」の争奪戦は司法の場へ

英国の中央銀行であるイングランド銀行の地下金庫には、各国が預ける膨大な金塊が眠る。その一部、19億米ドル相当(約2000億円)の延べ棒を巡り、ベネズエラの2つの陣営が争っている。

マドゥロ大統領は、同政権下にある中央銀行の資産だと主張する。一方、米国などが大統領に認定する野党指導者グアイド氏は、この資産を管理すべきは自分であると言う。英政府がベネズエラの正統な指導者として認めているのは、グアイド氏だ。

どちらの主張に正当性があるか、英国の裁判所がこのほど審理を開始する。ベネズエラ中央銀行が、この資産へのアクセスを認めるよう英中銀を提訴したことを受けてのものだ。裁判官が5月28日に示した決定によると、何かしらの結論が出るのは8月あるいは9月になりそうだ。

マドゥロ側は金を売却してコロナ対策費と言うが......

減少を続けるマドゥロ左派政権の海外資産のなかで、この金はかなりの部分を占める。ベネズエラ中銀の弁護士によれば、金の大半は売却して新型コロナウイルス対応の資金に充てられる予定だという。6年間にわたる経済危機で揺らぐベネズエラの医療システムは、新型コロナで崩壊の危機に瀕している。

しかし、野党側は中銀の主張を否定する。マドゥロ政権はこの資産を友好国に売却するつもりなのだと、グアイド氏陣営は指摘する(政権側の弁護士はこれを否定)。過去2年間、マドゥロ政権が必要な外貨を調達するため、ベネズエラ国内の金約30トンを国外に売却していることが、関係者と中銀のデータから明らかになっている。

2018年5月の大統領選を違憲と主張し、19年1月にマドゥロ政権の正統性を否定して暫定大統領就任を宣言したグアイド氏側は、今回有利な判決が出れば他国にも影響を与え、諸外国の銀行口座に凍結されている50億ドルを含め、より多くのベネズエラ資産を掌握できるようになるものと期待している。

グアイド氏の主任弁護士(海外担当)を務めるホセ・イグナシオ・エルナンデス氏は、「裁判所からの承認が得られれば、非常に重要な前例となることは疑いの余地がない」と話す。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/2-256.php

267taro:2020/07/02(木) 04:21:02
中南米はコロナ警戒維持を、10月までに死者4倍も=WHO幹部

[ブラジリア/メキシコ市 30日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は30日、中南米地域では新型コロナウイルスの感染予防対策が維持されなければ、感染による死者が10月までに43万8000人に達する可能性があると警告した。

ロイターのデータによると、同地域での死者は現在11万3844人で、世界の約5分の1を占める。

事務局長は、米州が世界での新型コロナ感染の震源地となっており、同地域全体では死者は10月1日までに約3倍の63万7000人に上る可能性があるとした。その上で、このモデル分析を文字通りに受け取るのではなく、計画策定の指針とするよう促した。

現在の状況下では、チリとコロンビアで7月半ばまでに感染のピークが見込まれるとする一方、アルゼンチン、ブラジル、ボリビア、ペルーでは8月まで、コスタリカは10月までピークは見込まれないとした。

事務局長は、感染拡大抑制に向けた規制の緩和を急ぐ国や州、都市は新規感染者の急増に見舞われる恐れがあると警告。「新型コロナとの闘いにおいては油断が大敵だ」と述べた。

米国については、ワシントン州とニューヨーク州で新たな感染者と死者が少なくなっているが、27の州で急増していると指摘。

また、一部のカリブ諸国地域は感染拡大を完全に封じ込め、新規感染者が数週間報告されていないものの、今後数カ月は警戒を続ける必要があるとした。

経済の再開は単に渡航制限と外出禁止措置を停止するという問題ではなく、十分な検査と濃厚接触者の追跡が必要になると強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/106c0e462755fda5108714e4d9e4e3376b100fe5

268taro:2020/07/02(木) 04:25:00
チェ・ゲバラの生家、アルゼンチンで売り出し中 当時の内装も
7/1(水) 15:20配信

AFPBB News

(c)AFPBB News

【7月1日 AFP】アルゼンチン・ロサリオ(Rosario)にある、キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラ(Ernesto Che Guevara)の生家が売りに出されている。生家内の壁にはゲバラの写真が飾られている他、生家内の複数の品々がゲバラがこの家に住んでいた当時のままのものだ。6月29日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e6a351f9de94261157ac138f8373c62731f0db




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