【2月25日 AFP】主に中東で80人近い死者を出している中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)を引き起こすウイルスがラクダにまん延しており、ラクダからヒトへ直接感染が起こっている恐れがあるという研究結果が25日、専門誌のオンラインジャーナル「mBio」で発表された。
リプキン氏は米国立アレルギー感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases、NIAID)の研究員ら、さらに研究論文の主執筆者であるキング・サウード大学のアブドゥルアジズ・アルアガイリ(Abdulaziz Alagaili)氏と研究を行った。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、2012年9月以降、MERSウイルスへの感染が確認されたのは182人で、うち79人が死亡している。感染源やヒトへの感染経路については、これまで解明がほとんど進んでいなかった。(c)AFP/Kerry SHERIDAN
マレーシア航空によると、MH370便は離陸から約2時間後のマレーシア時間午前2時40分(日本時間同3時40分)ごろ消息を絶った。ベトナム政府の発表によると、カンボジアと国境を接するベトナム南端のカマウ(Ca Mau)省の空域で、ホーチミン市(Ho Chi Minh City)の航空管制に引き継ぐ準備をしていたときに同機と連絡が取れなくなったという。
マレーシア航空は近年、マレーシアに拠点を置き急成長しているエアアジア(AirAsia)などの航空会社との競争で厳しい経営状況に陥っており、事故が起きれば大きな打撃を受けるのは必至だ。専門家たちは、経営の悪さに加え政府の介入、改革に抵抗する労働組合などを経営難の理由に挙げている。(c)AFP/Thang Long LE
捜索救助活動を組織しているネパール・トレッキング業者協会(Trekking Agencies' Association of Nepal、TAAN)のケシャブ・パンデイ(Keshav Pandey)氏は、「ドルポ(Dolpo)とムスタン(Mustang)の境界でネパール人9人の遺体を発見した。また、トロンラ(Thorong La)の山道で日本人2人の遺体を収容した」と語った。