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客側がわきまえるマナーについて

25名無しのエコダニアン:2007/04/07(土) 15:50:55
長文になります。

こうした問題の多くは、客が一言店員に確認する、
または確認されるまでもなく店側が客に「店が求める条件、ルールを明示する」のいずれかによる
コミュニケーションが図られていれば解決できる問題です。
基準不確かなマナーを根拠にするべきではありません。

では、店員に一言確認できない客が罪を問われるべきでしょうか?
客に事前に説明を促さない店側が罪を問われるべきでしょうか?
いずれも「罪」や「罰」に相当する言葉を使うに値する問題ではありませんが、あえてこの言葉を使います。

近年、PL法の普及のせいもあるのでしょうが、店側が事前に「こうしたことは困るのでしないでほしい、こうしてほしい」
ということを提示するようになりました。結果、店側の対応のマニュアル化が進んだのだと思います。
もちろん、マニュアルでは対処しきれない問題も多数ありますから、「何かお困りですか」「おたずね下さい」
というバッファが用意されているわけです。
究極的には店側はカタログと提供可能なサービスを文字情報で提供し、店員はそれを音読する形になっていきます。
ファストフード店のサービスマニュアルはこうした対応に合わせて作られているのはお察しの通りです。

逆に言えば、そのテキストにない行動については、客の善意と常識に委ねられることになります。
禁煙と書いてある席で煙草を吸うのは、店側に手落ちはなく客側の善意・意識の問題になります。
禁煙と書いていなければ、客側は自分の基準で判断することになります。

尾籠な話ですが、「店内客席での糞便排泄行為は他のお客様の迷惑になります」と書いていなければ、
店内での糞便排泄はしても許されるでしょうか?
これは、その他の法律条例(迷惑条例や威力業務妨害)に抵触するなら禁止行為ですが、
それらがなければ実は特段取り締まることができません。常識としてはやらないだろう、と思うのは、
自分の常識=自分の基準に過ぎません。

「美味しいものを食べる前に、それまでに食べたものを排泄して空腹を表現してから新しいものを食べるのがマナー」
という社会で生活してきた人間が、自分の常識に照らし合わせてそれを行う場合、罰則を伴う法律の禁止がないなら
それはマナーでは禁止することができません。
その行為はマナー違反である、または迷惑な行為であるということは、違うマナーの世界から来た人に教えなければ、
彼はずっと「自分の中の常識」に従って、善意としてそれを行い続けるでしょう。

マナーであれルールであれ、特定の秩序や基準を他人と共有したい、させたいと思うならば、
その理由と必要性を説明した上で、同意を求める努力をする必要はあると思います。
世の中には「言われなければわからない」ことは多く、「言われなければわからない」人もまた多いのです。


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