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災害に強いまちづくり 三鷹市

7太宰治@走れメロス:2010/01/17(日) 12:19:51 ID:9y21vdks0
災害時「頼る住民」決めておく 手助け必要な世帯見守り体制 三鷹の3町会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20100116-OYT8T00134.htm?from=navr

 大地震の時、高齢者や障害者をどう手助けするか――。三鷹市で、独居老人などの災害弱者を近隣住民が支援するためのモデル事業が進められている。あらかじめ支援する住民を決めておく仕組みで、住民から「地域の結びつきが強くなった」という声が上がっている。

 この事業は2007年、市の主導で、井の頭地区の玉川、井之頭両町会と、深大寺地区の東野会の計3か所で始まった。

 町会役員や民生委員が、65歳以上の高齢者だけの世帯と障害者がいる計1104世帯を回り、災害時に第三者による支援の必要性を尋ねるアンケートを実施。その結果、215世帯が支援が必要と答えた。これを基に、各町会が近所の住民などに安否確認や避難所への誘導を依頼、すべての世帯で支援者が見つかった。

 「いざという時に頼れるのは、顔の見える関係」と、玉川町会会長の鈴木弘七さん(73)は強調する。同町会の要支援者は49人。町会を4区域に分け、それぞれの区域内に住む町会の役員と、回覧板を回す際などに利用する単位で、町会内に55ある「班」の各班長を支援者に指定した。

 班長の任期は1年だが、「班長をした人は、退任後も要支援者を気にかけてくれる。そうした人が増えることで、地域で見守る体制が強化される」と鈴木さん。実際、08、09の両年、町会で車いすの要支援者を避難所まで連れて行く防災訓練をしたところ、過去の班長経験者も参加してくれた。

 「街で声を掛け合う人が増えた」と話すのは、井之頭町会で約50世帯を回った民生委員の小林美代子さん(62)。同町会は、140人の要支援者の支援を、原則、隣や向かいに住む住民に依頼した。町会長の岩崎菊男さん(69)は「普段交流はなくても、近くに高齢者や障害者が住んでいるのを知っていた人がほとんどで、快く引き受けてくれた」と話す。

 支援を希望した女性(88)は近くに娘夫婦が住むが、共働きのため日中は1人でいることが多い。「何かあった時に頼れる人がそばにいるのは心強い」と話す。

 市は来年度、別の町会も事業を始められるようマニュアル作りに取り組む。市高齢者支援室は「普段から見守る姿勢が、災害時にも生きる。他の町会にも広げたい」としている。


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