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災害に強いまちづくり 三鷹市

26太宰治@走れメロス:2010/09/15(水) 11:34:41 ID:Gb380Yi.0
安心・安全ナビ:市区町村単位で出されるようになった気象警報。その効果は。
http://mainichi.jp/life/today/news/20100915ddm013100177000c.html

 市区町村単位で出されるようになった気象警報。その効果は。

 情報活用、行政の意識次第
 地域の実情踏まえ基準 「緊張感に変化」

 大雨や洪水などの気象警報・注意報すべてについて、気象庁が5月27日に市区町村単位の発表を開始してから3カ月。気象庁は「情報の細分化により、警報と避難行動との関連性を深めたい」と導入の目的を説明していたが、実際に効果が上がっているのか。

 8月19日午後7時48分、東京都八王子市、町田市、青梅市など都内西部の複数の自治体に大雨警報が出された。しかし、従来であれば「多摩南部」として一括して警報が出された多摩市と稲城市には同じタイミングで警報は出なかった。多摩市防災安全課の金井信司郎主査は「警報が出れば、地域防災計画で防災担当職員が招集されることになっている。市区町村別の警報になる前であれば、招集されるケースだった」と振り返る。

 気象庁の横山博・気象防災推進室長は「大雨が降らないのに、分け方の関係で道連れのような形で警報が出される地域が減った。また、警報が出たとしても、解除が市区町村別なので、自治体からは『防災態勢を解くまでの時間が短くなった』との意見をもらっている」と話す。多摩市の金井主査も「これまでは八王子市で降る雨で警報が出され、多摩市では全く降らないケースもあった。市区町村別であれば、警報が出された時の受け止め方や緊張感も変わってくる」と好意的だ。

 ただ、実際に行政が情報を活用できているかには、疑問が残る点もある。7月3日午前6時ごろ、宮崎県都城市高野町の中山行雄さん(70)方の裏山で土砂崩れが発生した。中山さん方は土砂が流れ込んで半壊し、中山さんが行方不明となった。都城市には2日午後11時49分、大雨注意報が出され、3日午前1時31分に大雨警報(浸水害)、同2時24分に大雨警報(土砂災害)がそれぞれ出されていた。大雨警報を、短期的な大雨が原因となる浸水害と、長時間の大雨が原因となる土砂災害の2種類に分けたのも、市区町村単位の発表と同時に導入した新方式だった。

 都城市は、最初の警報から約30分後の3日午前2時に情報連絡本部を設置し、土砂災害警戒情報が出された同3時過ぎに災害警戒本部を設けた。しかし、避難勧告を出したのは、中山さんが被災した後の同7時だった。この間、同市は情報収集などに努めたが、同市の新地利光・危機管理課主幹は「未明で職員がスムーズに集まらなかったこともあり、なかなか思うようにいかなかった。市区町村別の警報は明確で分かりやすいが、梅雨時は頻繁に警報が出る地域なので、警報に慣れきっている部分もある」と話す。

 横山室長は「過去の災害履歴などを踏まえ、市区町村ごとに警報を出す基準を設けている。今まで以上に地域の実情に応じた情報となっているので、警報が出たときは注意を払ってほしい」と呼びかけている。


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