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【疫病】 鳥インフルエンザ  食品衛生・公衆衛生・医学情報

1...:2004/01/25(日) 11:45
脅威がだんだん現実化してきたので、
食品衛生・医学・疫学・公衆衛生などの情報をまとめたいと思います。

つまり消毒、予防、治療などの方法・価格・副作用などです。
よろしくお願いします。

93鳥フル疑い例患者に対する医療機関での対応:2004/02/15(日) 08:03
■ 高病原性鳥インフルエンザが疑われる患者に対する医療機関での対応

  国立感染症研究所 感染症情報センター 2/10

94鳥フル疑い例患者に対する医療機関での対応:2004/02/15(日) 08:03
>>93 http://idsc.nih.go.jp/others/topics/flu/24idsc.html

95鳥フル疑い例患者に対する医療機関での対応:2004/02/15(日) 08:08
>>93-94
[1][感染経路] 現在までのところ、感染した鶏等と一緒に暮らしている等の濃厚接触者がほとんどである。しかしながら、鳥との接触歴のはっきりしない例も報告されており、効率は悪いもののヒトーヒト感染もありうると考えられている。その場合は飛沫感染と接触感染の両方が考えられる。
[2][潜伏期間] 通常のヒトのインフルエンザの場合は1-3日間程度であり、鶏での高病原性鳥インフルエンザの感染は3-7日間と考えられる。ヴェトナムの例での鳥の接触から推定するとヒトでの高病原性鳥インフルエンザ感染の潜伏期間は3-4日程度という報告もある。また、感染性のある時期については発病前日から最大発病後7日間程度と考えられるが、重症例においては更にのびる可能性がある。

96鳥フル疑い例患者に対する医療機関での対応:2004/02/15(日) 08:09
[3][臨床症状]現在までのところ高病原性鳥インフルエンザのヒト感染時の初期症状としては通常のインフルエンザと同じように発熱、咽頭痛、咳等の呼吸器症状、全身倦怠感等が主要な症状であると考えられる。1997年の香港や2003-04年のヴェトナム等では高病原性鳥インフルエンザのヒト感染事例において急速な呼吸不全や全身症状の悪化、多臓器不全の合併が報告されている。また、2003年のオランダでの事例では結膜炎症状も多く観察されている。
[4][検査]病原性鳥インフルエンザは基本的にA型インフルエンザであり、通常のインフルエンザの迅速診断キットで検出可能であると考えられる。しかしながら、感度はもともと70-90%であり、感染していても陰性である場合がある。迅速診断キットによってA型インフルエンザが陰性であっても他の感染症に関する所見がはっきりしない場合、または臨床経過、疫学的関連性により高病原性鳥インフルエンザが強く疑われる場合には、出来るだけ再検することが推奨される。

97鳥フル疑い例患者に対する医療機関での対応:2004/02/15(日) 08:20
[5][治療]A型インフルエンザに有効な薬剤であれば高病原性鳥インフルエンザへの効果があると考えられるが、今回分離されているH5ウイルスの中にはアマンタジンに耐性のあったウイルスとの相同性が指摘されているものもあり、アマンタジンに耐性である可能性が否定できない。現在のところ、ノイラミニダーゼ阻害剤は、高病原性鳥インフルエンザに対して実験室レベルでは有効であると考えられる。


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