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その他

13名無しさん:2022/11/17(木) 18:16:41
しかし、衝撃はそれだけではなかった。
解散のきっかけとなったHIBIKIさんが、まさかのソロデビュー。
D-SHADEの後期のシングルが、インディーズ時代の再録ばかりだったということもあり、"新曲を作れない状況にあったのでは"と憶測を呼ぶ結果となりましたね。
結局、このシングル1枚のみのリリースとなったものの、賛否両論巻き起こったのも無理はないかと。

表題曲である「Till The End〜終わらない愛を〜」は、爽やかなアルペジオとボーカルのみのスタートから、徐々にバンドサウンドへ移行する前向きなアッパーチューン。
アニメのタイアップが付くだけあって、キャッチーで聴きやすい。
わかりやすくサビで盛り上がる構成になっており、バンドでもここまでは見せていなかったポップ要素を強く押し出してきたのが面白かったです。

もっとも、15年前の作品。
しかも、外注のコンポーザーによるタイアップが前提となった作曲。
良くも悪くも、古臭さを感じはしますな。
歌詞にしても、アレンジにしても、90年代の匂い。
シンセの入れ方が、いかにもベタなJ-POPといった印象で、D-SHADEとは別物と捉えたほうがいいでしょう。

カップリングの「Let me groove」は、よりファンキーでノリの良さを押し出したナンバー。
こちらも、アレンジセンスは当時のものといった部分が否めず。
演奏がハイテンションなわりには、ボーカルが淡々としているので、なんだかミスマッチな気がしてしまいます。
HIBIKIさんにはハマっていないというか、何というか。
得意とするビートロック系の楽曲を持ってきたのが、かえって"これじゃない"感を高めてしまったのは皮肉である。

個人的には、ソロ活動だからこその曲調に割り切った表題曲のほうが好み。
アレンジに新鮮さはないものの、メロディのパンチはあります。
3トラック目には、アコースティックバージョンも収録。
もともと、表現力で勝負するタイプのボーカリストではないので、やや感情表現に物足りなさは感じてしまいますが、普遍的なアプローチで、ストレートにメロディをぶつけているので、総括的に見るとこちらのほうが色褪せていないのかも。
聴き比べをしてみるのも、楽しみのひとつでしょうか。


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