そして僕は途方に暮れた

5：自転車小僧</b><font color=#ff0099>（mI/K76EY）</font><b>：2003/09/28(日) 01:48: 燕京号で天津港に降り立った時、たまたま交流団体と一緒の船だったので団体以外の
乗客は10数人しかおらず、税関の審査はいいかげんだし、港の両替所は空いていないし
港からバスか列車があるとタカを括っていたのに交通機関がほぼ皆無。
タクシーは居るけどお金が無い。思わず途方に暮れました。

一緒に船に乗った人民大学の先生がお金を貸してくれて天津市街まで何とか出たものの
銀行に着いたのが5時ちょうど。目の前でシャッターがガラガラガラ～と…。
銀行前にたむろしているブラック両替屋は公安の目があるので換金に応じてくれず、
再び途方に暮れました。
で、またまた人民大学の先生にお金を借りて一緒に北京まで行ったところでちょうど全人代
に重なったためにホテルが取れずまたまた途方に暮れました。
何とか人民大学の先生が連絡を入れてくれて夜中に郊外のホテルにチェックイン。
翌朝、お金を揃えて先生に返しました。

同行者の一人が「日本円がいくらあっても使えないと言うのは辛いなぁ。」
全くその通りでした。15年ほど前の外匯華やかなりし頃の思い出ですた。

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