日本脱出したらスロバキア人と友達になった - 1525897258

1：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 05:20:58 ID:uw60QI6o0: 立ちますように
2：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 05:27:00 ID:uw60QI6o0: 立った!!
勝手に語っていきます。

まず日本を脱出した理由ですが、元夫の暴力から逃げてきたのが一番の理由。
あんまり詳しくは書きませんが、５年間暴力を受けて来て、ある日相手の隙を見計らって友人宅に逃げ込みました。
3：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 05:34:13 ID:uw60QI6o0: そんでもって夫の追跡が怖いのと、海外への憧れや関わりが以前からあったのも相まって、日本を脱出しよう！と決意。
行き先はドイツ。少しドイツに関係ある仕事をしてたから、言語的な知識は多少あった。
思い立ってすぐに、まずは言語をと思いドイツでは信用のある語学学校をネット予約。
学校は一ヶ月後からだったので、その間にビザに関することとか調べたりしてた。
4：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 05:43:00 ID:uw60QI6o0: 誰かここ見つけてくれるかな
まあいいや

そしてかくまってくれた友人にお礼と別れを告げ、いざドイツへ。
実際には入学当日よりも一週間ほど前にドイツの地を踏んで、知り合いに会ったりしてたんですが、特に面白いことはなかったので割愛。
入学前日の夜に学校付属の寮に到着すると、ダニエル・ラドクリフに黒髪緑眼のイケメンが受付をしてくれた。その日はいい気分で寝た。
5：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 05:54:08 ID:uw60QI6o0: 入学当日は、クラス分けテストをして終わり。ハリポタ繋がりで組分け帽子が出てきたらよかったけど、普通に面接をして終了。
んでその日の夕方に寮にクラスが張り出された。
私はB2というクラスだった。ドイツ語のレベルって、A1,A2,B1,B2,C1,C2という順番にレベルが上がってくんだけど、B2は私のなかではちょっと高いんじゃないのかなあと思った。でも嬉しかった。
明日が楽しみだ！ワクワクしながら就寝。
6：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 06:02:35 ID:uw60QI6o0: 誰も見てないがめげないぞ

いよいよ授業初日。
教室に到着すると、すでにちらほら生徒たちが。
「ハロー」とか挨拶してみたけどなんか話が進まん。まあ、まだみんな揃ってないしね？ちょっと待ってみようか
7：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 06:12:52 ID:uw60QI6o0: 時間になると、メガネをかけたふくよかな女性の先生が登場。サバサバして、でも優しそうなとっても印象のいい先生。まずは先生が自己紹介をし、そしていよいよ私たち生徒が自己紹介。
10人ちょいのクラスなんだがほんとにいろんな国から来てた。
スイス、フランス、イタリア、スペイン、ブラジル、インド、台湾、そして…スロバキア。
8：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 06:26:46 ID:uw60QI6o0: 19歳から33歳くらいまでの年齢層で、みんなすごい生き生きしてた。なんか絶対いいクラスになると思った。
あとやっぱイケメンがたくさん！女の子も美人！目の保養になるわーとか思いながら最初の授業を受けてた
その日にひときわ目立ってたのがインド人のアニル。前学期からいる生徒で、ムードメーカーだった。
その彼が授業後、「今日学食行くんだけどくる？」と誘ってきてくれたんだ。実はこの誘いに乗ることによって、私の運命が大きく変わった。
9：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/10(木) 06:30:16 ID:uw60QI6o0: と今日はここまでにします。続きは明日。
誰か見てくれてると嬉しいな。
10：名無しさん：2018/05/10(木) 18:55:12 ID:IVkqTwAA0: 早く続きが読みたい！！！！！！
11：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/11(金) 03:28:46 ID:amJpvEKU0: わ!　読んでくれてる人いた、ありがとうございます。

友達が早く欲しかったし、学食がどんな感じか知りたかったので二つ返事でOk。
あとはどんな人が来るのかなーと思ってたら、ペルー出身の男の子と、そしてここで登場スロバキア。ミヒャエルとします。
ミヒャエルはヨーロッパ人男性としては標準の180cmちょっとくらいの身長で、茶色の髪を短めに刈っていて、目はこれまたとんでもなく澄んだ青。私から見たらかなりかっこよく見えるんだけど他の人がどう思うかは知らん
12：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/11(金) 03:56:53 ID:amJpvEKU0: その四人で学食へ。アニルの話も面白かったんだけど、ミヒャエルとはなんだか話が盛り上がった。その中で記憶に残ってる会話。
ミ「玉口って知ってる？」
私か
13：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/11(金) 04:06:52 ID:amJpvEKU0: 間違って書き込みボタン押してしまった…

私「玉口？誰それ知らない」
ミ「違うよ、大分前に日本でブームになったでしょ、こんくらい(親指と人差し指でわっかを作る)の大きさでさー」
なんだそりゃちっさ！
ミ「なんか育てるやつだよ！分かんない？あんな世界的ブームになったのに…」
そこでやっとわかった
私「たまご○ちのことか！」
ミ「え？だからそういってるじゃん…」

いや知り合いの玉口さんが頭から離れなくてね？

そんなこんなで初日から意気投合してしまい、連絡先も交換した。
14：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/11(金) 04:15:14 ID:amJpvEKU0: 学校の授業もいちいち面白かった。なんか海外ドラマを見てる気分。

私は電子辞書を使ってた(今はもうあんま使われてないのかな？)んだけど、あるときそこに載ってた例文に疑問がわいて、授業中に先生に質問してみたんだ。そしたら
先生「その用法は間違ってるわ」
私「えっじゃあ私の辞書が間違った例文載せてるってこと？」
アニル「大丈夫、俺金づち持ってるから」
みたいなノリで、笑いの耐えない、でもみんな意欲的に学んでた。
だから私のドイツ語の上達も、むかーし学んだ頃に比べると早かったと思う。
15：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/11(金) 04:35:03 ID:amJpvEKU0: 私たちは四人でよく行動してたんだけど、お察しの通り私は初日からミヒャエルに好意を抱いてた。向こうも私に好意的に接してくれてたんだけど、彼は女の子みんなにすごい優しくて、まーそんなものかと思った。
ちなみにここまでだとなんかすごく好青年な感じがするけど、ミヒャエルはクラスのなかではアホキャラだった。まず宿題は絶対やってこない。なにそれ美味しいの状態。授業中の回答もなんだかすっとぼけていて、みんなの笑いを誘う。
けれど、彼のドイツ語レベルはクラスの中でもひときわ高かった。先生の質問には即答するし、意見もはっきりとのべる。
そんなギャップもあって、私はどんどん彼に惹かれてった。
16：kuku ◆Bp3CeoGqyA：2018/05/11(金) 04:38:56 ID:amJpvEKU0: 今日はここまで。
長すぎて読みづらいかな。
もっと会話入れたり、ペースあげていきます。
17：名無しさん：2018/05/11(金) 06:59:13 ID:NTYhmHOI0: 　　大丈夫、ドンドン続けてくださいね。