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政治経済を語りましょう!

615名無しさん:2021/03/22(月) 12:07:09 ID:???0
中国国家統計局によると、農民工は20年末に2億8560万人と19年より1.8%少なかった。統計で遡れる09年以降、初めての減少だ。年6〜7%伸びていた農民工の平均月給も20年は2.8%増にとどまった。

新型コロナによる経済の混乱が直接的な原因だ。昨年初に感染が始まった頃は工場が一斉に止まった。飲食業をはじめサービス業も外出制限で需要がなくなった。20年1〜3月の実質経済成長率は、1992年に公表を始めた四半期ベースで初のマイナスだった。

農民工は都市部での仕事を失い、帰省を余儀なくされた。農民工のうち古里を離れて大都市で働く農民工は20年、2.7%減った。地元で農業以外の仕事に就く農民工(0.4%減)より落ち込みが大きかった。

中国経済はコロナ禍からいち早く持ち直したが、農民工の待遇改善は遅れた。北京大学国家発展研究院は、都市部で働く農民工らの新型コロナ後の収入を調べた。20年3月時点で、19年平均を58%下回った。6月の下落率は20%まで縮まったものの、都市戸籍を持つ労働者(10%減)と比べて収入の回復はもたついている。

大都市では家賃や食費など生活費がかさむ。賃金が減るなかで無理して大都市に行かず、地元で仕事を探す農民工が増えた。中国農業農村省によると、20年に帰省して地元で仕事を見つけた農民工は1900万人超に上った。農民工全体の7%に相当する。

少子高齢化も農民工が減少した背景にある。統計局によると、農民工の平均年齢は19年時点で40.8歳となり、08年より約7歳上がった。50歳超は全体の24.6%を占め、初めて21〜30歳(23.1%)を逆転した。

中高年の農民工は、給料が少し安くても地元の町で働くことを選びやすい。大都市に行かず地元で働く農民工の数が全体に占める比率は10年の36.7%から、20年には40.6%まで高まった。


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