投資哲学 (とうしてつがく, Philosophy of Investment)投資哲学とは、投資でもっとも大切なことです。何を拠り所に判断するのか、という指針です。損失は、知識よりも感情から生まれます。ですから、感情をコントロールする“憲法”を持とうということです。シェアーズは、「自分の応援したい会社に投資をする(お金を預ける)」という指針で投資をします。時々、「株価が上がりそうな会社に投資をしたい」という気持ちが出てきますが、これをやるとたいてい失敗します。なぜなら欲望をその投資根拠としているからです。投資で大事なことは、結果にもプロセスにも“良い”感情を伴わせることだと思います。良い感情とは、投資の結果である収益だけでなく、投資すること自身が誇りに思える会社に資産を預けるということです。そうすることによって、株価暴落の時にも、その会社(と経営陣)を信じ持ち続けることができ、相場に踊らされるのを防ぐことができます。投資をプロセス・結果の両面から捉えるほうが、感情的にも健康的で、判断も合理的になるのです。バフェットも言います。「大きく儲けるよりも、すばらしい経営者達と一緒にビジネスがしたい」と。