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【夢への】競合作品スレ第二十四楽章【旅路と共に】

162数を持たない奇数頁:2022/09/11(日) 19:31:33 ID:Cj1w4Ncc0
>>161 例によってというか『書けないと誰かに言うと書けるようになる』という現象が起こった(多分だが他人に伝わるよう問題点を言語化する工程が役に立ってる)ので、
自分の中で解決手段はもう見えているんだけど、その上で言うとニラヤマに関して必要なのは当人やその行動原理への共感ではないな、という気がしてきている

>>158で書いたが貴作で一話前半のアンジェラは、既に開示された組織の歪さに気付かない幼さ、ストレスに対して真っ先に薬物を使用する不健康なポジティブさに関して、
朝日殿が『道化』と解釈したような『ニュアンス』が文中に散りばめてあったから、彼女の言動について作者の意図通りに受け取れているという安心感があったわけで
穿った言い方ではあるが、共感できないキャラクターも状況や行動描写の中に、役割の『ニュアンス』を含ませることで、プラスにならずともマイナスは消せると思う

或いは逆に、そういう登場人物の背景となる思想や意図をちゃんと開示することで、ヴィランに限らず『共感の余地がない存在』なんだと納得できれば気持ち悪さは減るはず
全ての登場人物に共感することは不可能で、ならば読書体験のノイズとなるのは『共感されることを期待しているような書き方の登場人物の行動に全く共感できない時に、
作者と前提知識の隔絶を感じてしまう』ことであり、それを避けるためには『共感を期待している』と誤解されないようなニュアンスを含めることも選択肢になるかも


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