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【設定】評価スレ 2nd【作品】

11数を持たない奇数頁:2017/02/19(日) 21:38:51 ID:UF6EngUs0
【宝具】
 『聖なる神の鮮血(ブラッド・オブ・クライスト)』
 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ロンギヌスによりキリストの脇腹を突き、神の血を受けた槍。その槍に染み付いた血液による奇跡。
 槍の穂先から染み出した血液を対象に与えることにより、あらゆる傷・病・呪いを治癒させる。
 神の奇跡の現れであるこの宝具で治癒できないものは同ランクの神から受けたものに限られるため、実質治癒できないものは存在しないと言っても過言ではない。
 但しこの宝具では欠損した部位を生やすことや死者を蘇生させることはできない。

 『神殺しの槍(ランス・オブ・ロンギヌス)』
 ランク:A 種別:対神宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 キリストの脇腹を突き、死亡確認をした槍。死亡確認の逸話から転じてキリストを殺した槍として語り継がれる最高ランクの聖遺物。
 神殺しの概念そのものとさえ言えるこの槍は、概念と信仰により形作られる神格にとって即死級の猛毒となる。
 真名を開放した場合、対象の神性スキルが高いほど与えるダメージが増える能力を得、仮に対象が神そのものであった場合、数箇所の傷を負っただけでも致命傷となり得る。
 ただし神性を持たない純粋な人間の英霊には何ら効果を発揮することはない。
 なお、これは蛇足であるが、本来は何の変哲もない普通の槍の形をしているものの、日本国内で召還された場合のみその形状は二股のフォークのような形状になるという。

【解説】
 現代においても破格の知名度を誇るローマ帝国の百卒長。磔にされたキリストの脇腹を槍で突き刺し、死亡確認をした人物として知られ、その際に使用した槍は聖遺物として名高い。
 キリストの脇腹を突いた際に槍を血が伝い、目に落ちたことにより患っていた白内障が治癒し、その奇跡を体感したことにより改宗。後に聖人として数えられるに至った。
 と、いうのが現代におけるロンギヌスの逸話である。

 しかし『この』ロンギヌスは本人曰く、百卒長でありキリストの死亡確認をした本人ではあるが、聖人となったロンギヌスとは別人であるという。
 元々はただの百卒長であり、死亡確認の際キリストの血に触れたものの健康体であったため奇跡も起きず、改宗もしなかった青年なのだが、いつからか白内障が治癒したことにより改宗して聖人になった別のロンギヌスと同一人物として語り継がれたため、現在語り継がれているロンギヌスに合致した在り方に捻じ曲げられて召還された。
 そのため、彼の価値観は聖人とは思えないほどに現実的であり、誰にもキリスト教への改宗を要求せず、キリストの奇跡を語らない。例えキリスト以外の神であろうとも、他人の信仰に口出しすることもない。
 宗教なんて心の平穏のための道具なのだから、自分が信じる神を好きなように信じたらいい、と臆面もなく言う彼を見たら、教会関係者は泡を吹いて倒れることだろう。

 このアンバランスな召還は触媒の違いによって引き起こされる現象で、仮に現在教会に伝わっている聖遺物ロンギヌスの槍を触媒に使ったならば、更に現在の信仰に合致した、敬虔な信徒である聖人ロンギヌスとして召還される。
 しかし触媒なしで召還主との相性により選ばれた場合や、聖遺物ではない、彼が使っていたただの槍を触媒にした場合、この百卒長としての側面が色濃く出たロンギヌスが召還される。
 もし聖人であるロンギヌスが召還された場合は宝具が死者蘇生さえ可能なほど強化されるのだが、信仰が強すぎて同じ敬虔なキリスト教徒でない場合はろくに信頼関係が結べないほどだと、本人は語る。


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