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雑談

848AFUSAKA2/2:2013/02/15(金) 21:58:06
先日のnhkニュースwatch9(nine)では、アベノミクスの効果「例」として、インターネット株のみならず,不動産取引市場についての、リート指数ですか、コレが堅調になり、「一時的とはいえ」活性化しているんだ、という報でした。
一方、例のグアム( 米国領自治州 )での一件は、どうやら、報道調査によれば、覚醒剤または合成麻薬の使用が濃厚になってきたということで、今後は「責任能力」についても現地当局がFBIの支援を受けながら調べてゆくだろうとの報が出ていますね。


___森公判・特別番外編〔情況証拠論(二)〕兼・書評. 百六氏「単独」著作に則して_____

<2012/06/01発売 徳間書店
<ISBNコード: 978- 4-19-863413-1 <<ttp://www.tokuma.jp/book/tokumabooks/67285d8b4f7382d75371967a306a611b306e59657fa9

本書は、所謂さいたま地判平成21年わ1809号「等」事件について、公判廷での被告人質問を中心に、若干の証人尋問の法廷メモを加味して まとめられた著作物である。
著者は、本事件については、被告人の「人物像」と「事案の要点」を簡易.迅速にまとめた 共著本 をも出版しているttp://www.big.or.jp/~t-shun/evening/gal_bd/wm_gbd/dlight.cgi が、本書は、法廷での「質問」「尋問」の詳 細に、著者として「 可能な限り 」触れたものである。
おもえば、本事件については、「 そもそも 」(今や紀藤正樹弁護士先生らからも「悪名高い」と名指しされている)某インターネット匿名掲示板などでは、情況証拠だけで有罪、しかも死刑にできるのか、といささか 情緒的 な反応「数」が 多かった とされているが
本書は、マキノ弁護士(元検事)らとの「一定の」助言の下、そのような「 情緒 」を、わかりやすい文体で 一蹴 している。

そもそも、渡部保夫・元最高裁調査官による『無罪の発見』{一九九二年初版刊行・頸草書房(>>493)参照}でも、刑 事事件につき,「直接証拠を重視”し過ぎる”裁判官は、目撃証言やら自白調書・共犯者の供述などに信頼を置きすぎる傾向が有り」「かえって、①目撃証言,②共犯者供述,③自白調書の信用性をチェックするには、間接証拠のほうが優位ではなかろうか」と英国やEU諸国の立法例などをひいて論説をされている。
( 自白調書や共犯者供述、そして「 誤った 」目撃証言が えん罪にツナガルことは、【森公判】や、相馬さんらが鋭意、自主調査されている各種刑事事件などに 象徴 されている。 )

そういった意味で、本件は、【質の高い】情況証拠とは何か、ということを、まさに「裁判員時代」に、「やわらかい文章」で うったえかけてくれる著作物、といえよう。なお、阪神間某エヌ市などでは公共図書館に本書を入荷する等しており、そういう意味でも、本書は、「単なる」床屋政談やら「単なる」風説の流布とは 明らかに一線を画している。
また、佐野眞一氏の 本事件.著作を「文系」目線とすれば、本書は、正に、「理系目線で」刑事訴訟法第1条を「みつめた」作品とも 評し得るのかも、しれぬ( AFUSAKA記 )。。

(なお、若干、ワタクシの「偏見」を記しておけば、共著本についてはつい先日、文庫化処理がされたということだけれども、ワタクシ個人は、「本書」の方が好きである。けだし、本書は、事案を「可能な限り、細かい事実カンケイに注目して」まとめられた 力作 だから、である。もちろん、共著本のような「わかりやすい図版」「簡易迅速な要点把握」とは、ちょっと縁遠いワケだけれども。)




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