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雑談
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昭和27年に、検察官が再審を申し立て、
無期懲役が確定していた2名が再審無罪判決を受けたことがあるのをご存知の方はいらっしゃいませんか?
再審のニュースがあるたびに「死刑や無期で再審開始決定が出た件数」が報道されますが、この事件は含まれていません。
官報第7568号、昭和27年4月1日に公示されています。
昭和23年4月21日、当時の茨城県蚕飼村で69歳の男性が殺害された強盗殺人事件で、
O.SさんとK.Sさんの2名が逮捕され、無期懲役が確定しました。
(一審水戸地裁下妻支部、二審東京高裁はともに無期懲役判決。昭和25年10月上告棄却)
その後、真犯人を名乗る人物(少年?)が現れたんだったでしょうか(全国紙にそんな記事があった気がします)。
私も経緯はあやふやなのですが、ともかく受刑者ではなく検察官が再審を申し立てました。
そして昭和27年2月20日、東京高裁はOさんとKさんに無罪を言渡しました(別件の窃盗は有罪)。
地元の茨城新聞でも記事が見当たらず、官報で知った次第です。
再審無罪を調べるには官報が役に立ちます。
土田邸事件で先に有罪が確定していた人の再審も、申立時に小さな記事が出たくらいで、判決の報道は確認できませんでした。
この判決も官報で知りました(本人は平穏な生活を送っており、騒がれることを嫌ったようです)。
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