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カーボンナノチューブ 掲示板
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カーボンナノチューブ 掲示板
:2011/04/29(金) 22:21:53
日本は中国をライバル視し過ぎ 清華大学・鄭泉水教授にインタビュー
ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110331/219246/
鄭教授は、「夢の素材」である「カーボンナノチューブ」の量産技術を確立した信州大学の遠藤守信教授とも深い親交がある。日本と中国で世界をリードする先端分野の研究者がいかに協力すべきかなどについて聞いた。
(聞き手は佐藤紀泰=日本経済新聞産業部次長)
―― 信州大学の遠藤教授と共同で執筆された論文が最近、注目されています。
鄭 非常に軽くて強度の強い素材である「カーボンナノチューブ」は製造技術や様々な製品への応用できます。
この分野の技術で遠藤教授はノーベル賞級の研究をされていると思います。最近ではそのカーボンナノチューブをゴムに添加して、それを高温高圧の海底油田の掘削装置の重要な部品として実用化しました。
これは原油の可採埋蔵量を大きく増やすような技術であり、非常に重要なものです。私も、遠藤先生や、信州大学の野口徹・特任教授らと一緒に研究をしてきました。その論文における理論面で貢献できたと思います。
―― 鄭教授は信州大学との共同研究をされているのでしょうか。
共同研究というよりは、個人的な関係から一緒にやっているものです。遠藤先生が進められているプロジェクトは国際的に研究者を集められています。
ただ、全体として見れば、日本のプロジェクトでは中国がなかなか入れない。このナノテクセンターでも現在は米国や欧州との共同研究が圧倒的に多いのです。企業で言えば、米IBMや米ボーイングなどと共同研究をしています。
はっきり言えば、日本は中国を競争相手だと思い過ぎているのではないでしょうか。もっと長い目で見て、ウィンウィンの関係を築くべきです。中国の有力大学にしても、日本と協力できなければ、他国との関係を優先させます。現時点で、日本は戦略的なパートナーになっていません。
特にナノテク分野では中国は米国との関係を非常に強めています。米国と中国の政府系の研究資金援助組織が協力しています。両国でナノテク分野の有力研究者を集めた会議を開いたりしています。
重要なのは100元のケーキを1万元で売れるように日本も中国と協力することだと思います。そうすれば、お互いの取り分も大きくなります。中国との戦略的な提携関係を強化することで、日本の世界的な優位性をさらに強く発揮できるのではないでしょうか。
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