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山中伸弥(やまなかしんや)
32
:
iPS細胞とは
:2011/09/27(火) 18:38:23
イチから分かる「iPS細胞」 - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/science/news/110921/scn11092107340001-n1.htm
さまざまな臓器や組織の細胞に分化する能力を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、夢の再生医療の実現に道を開き、医療や創薬に革命的な進展をもたらすと期待される。京都大の山中伸弥教授がマウスの皮膚細胞からのiPS細胞作製を発表してから5年。実用化に向けた研究は世界的に活発化している。ノーベル賞候補としても注目されるiPS細胞の基礎をおさらいしよう。(中本哲也)
ヒトの体は約60兆個もの細胞でできている。たった1個の受精卵が、さまざまな種類の細胞に分化・増殖を繰り返して、臓器や神経、骨、筋肉がつくられる。受精卵に近い未分化な細胞は、あらゆる細胞に分化できる能力(万能性)をもっているわけだ。
山中教授らが開発したiPS細胞は、皮膚などに分化した細胞に特定の遺伝子を導入し、未分化の細胞と同等の万能性と無限の増殖能力を併せ持った細胞を人工的に作り出したものだ。細胞分化の時間を逆戻りさせる「生命科学のタイムマシン」のような技術といえる。
同じ性質を持つ万能細胞には胚性幹細胞(ES細胞)があり、iPS細胞が登場するまでは再生医療研究の主流だった。しかし、受精卵からつくるES細胞は生命の萌芽を壊して利用するという倫理的な問題があり、研究は厚い壁に突き当たっていた。
皮膚などのありふれた細胞から作れるiPS細胞は、こうした倫理的な問題を回避できる。また、自分の細胞から作ったiPS細胞なら、移植後の拒絶反応も防げる。iPS細胞が世界的に注目されたのは、それまでの再生医療研究の課題を一挙に解決しうる技術だからだ。
山中教授はどうやってiPS細胞を作ったのか。
まず、研究が進んでいたES細胞だけで働く遺伝子を探し出した。「この中に、万能性をもたらす遺伝子があるはず」と考えたからだ。100以上の候補の中から4つの遺伝子に絞り込み、これをマウスの皮膚細胞に導入するとES細胞に似た細胞の塊が形成された。これが最初のiPS細胞で、4つの遺伝子は「山中因子」と呼ばれる。
個々の遺伝子の働きを解明するのではなく、複数の遺伝子の組み合わせに着目したことが成功につながるカギになった。
マウスでの成功と同時に、世界的な研究競争がスタート。約1年後の2007年には、山中教授らと米国チームが同着で、ヒトiPS細胞作製を発表した。
iPS細胞の臨床応用に向けた最大の課題は、安全性の確保だ。無限に増殖する能力は「がん化」と背中合わせで、山中因子の中にも発がんに関与する遺伝子が存在する。レトロウイルスを使う遺伝子の導入方法も発がんの要因になる。
各国の研究者ががん化のリスクを回避する方法の開発に取り組み、安全性向上につながるさまざまな成果が報告されている。しかし、安全性と作製効率を兼ね備えた決定的な手法はまだ確立されていない。
iPS細胞の名称は「誘導された多能性を持つ幹細胞」を意味する英語の頭文字からとった。マウスiPS細胞を発表した2006年にはそのまま「誘導多能性幹細胞」と訳していたが、「誘導」の意味が一般には伝わりにくいという理由で、「人工多能性幹細胞」と改めた。
「i」を小文字にしたのは、当時流行した米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod」にあやかったから。世界に浸透させたいという山中教授らの意欲が、名称にも込められている。
山中教授らが開発したiPS細胞の基本技術は今年8月、京都大を権利者として米国での特許が認められた。取得済みの日本や欧州での特許権とあわせ、世界の主要市場をほぼ押さえたことになる。京都大は技術を広く公開する方針を打ち出しており、研究の加速が期待される。
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