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「バー、クラブ、カラオケ」研究室
4
:
餌釣師
:2008/09/08(月) 21:30:40
2008.01.10 20:58 4 餌釣師(14)
中国は冬の東北地方のとある都市(笑)にて、上海ほど土地勘のない私めと同行の後輩同事の物語(2)
※(1)からお読み下さい
−ウイスキーいらない
『初めてのお客さんは最初にボトルキープしてください』
なのでウイスキーもきちゃいました。
結局、ビールなんて全然飲まず。
もう、絶対アウチですね(笑)
でも、後輩同事、楽しそうに女の子と話してます。
ホテル教えてるよ。
『持ち帰りOKでした〜』
−お前一回死ね!この状況見てなんとも思わんのか?
『へぇ?』
寒さとアルコールで脳死しているようです。
小1時間で程して
−もう帰るぞ
『OKです〜 あ、餌釣師さんも”お持ち”ですか?』
−いや、いらない。でも君も持ち帰りできないね。
『???』
さ〜マイタンです。
小姐は先にチップよこせと言ってます。
100元渡したら、『300元!』と言ってます。
後輩同事は、『後でホテルで』とか言ってますが、先に1回払えといわれ渋々。
で、素直300元渡しました。
−お前!300元なんて払うな!
とき既に遅し、ここは中国、1人が300元で1人が100元なんてありえません。
小姐もうるさくなってきたので、300元仕方なく渡しました。
『私達、着替えてくるですね』
小姐は消えました。
暫くしたら、さっきのおっちゃんとは違うガタイの良い兄さんが伝票持って来ました。
8000元(笑)
当然、そんな金ありません。
なければカードで払えと、まぁ当然ですな。
で、同じく当然ですが私めカードはホテルにおいておきました。
後輩同事くんはようやく事の次第が飲み込めた様子。
『マズイですね』
−言わなくてもわかるって、この兄ちゃんそんなに日本語得意じゃないから早口で聞くぞ、”お前行くら持ってる?”
『2000元』
−俺は1000元、仕方ない3000元で手を打つぞ。
『でも、僕カード有りますけど』
−俺の後ろで有り金確認する振りして、パンツの中に隠せ。
早速財布を開ける後輩同事くん。
事もあろうか、カードを背中から俺のパンツの中にすべり込ませてます(笑)
でもって、兄ちゃんに
−二人併せてこれしかない。
『足りないですね(怒)』
−なら仕方ない、公安でもどこでも連れて行ってくれ。
それともホテルに戻るとカードあるけど、残りはカードで払うからホテルに行こう。
『OKホテルいくね、でもあなた達お金ないか確認するね、ポケットと財布調べるね』
簡単なボディチェック、幸い後輩がもぐりこませたカードも発見されず。
その後は、兄ちゃんが用意した車でホテルの車寄せに。
(歩きじゃなくて良かった)
『ここで車止めて待つ、お前カードとって来い』
後輩同事は車に残され、私めはホテルの部屋に。
実は車の中で早口で、『ホテルに着いたら気持ち悪いからロビーに行かせろと頼めフロントに行ったら公安を呼べ』と言っておきました。
私ですか?
当然、部屋に帰ったらロビーに戻る気なんてさらさら有りません。
10分後、後輩同事が戻ってきて私の部屋に来ました。
開口一番
『私のカード返してください』(笑)
尻で暖めたカード返してやりました。
後輩同事くんによると、気分悪いと言ってもロビーに行かせてくれなかったので、速攻で車の窓を開けて飛び降りたんだと、で走ってロビーに駆けこんだとの事。
(ドアはチャイルドロックなんだかで内側から開かなかったそう)
追いかけてこなかったそうです。
で、はい見事に2名で3000元+600元ボッタクリに遭いました。
私め、落ち着いているように書いてますが、とってもビビッてました。
でも頭はフル回転、とにかくこの難局を乗り切るために必死でしたね(笑)
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