人助け - 1248000807 - したらば掲示板

1：ｊｊ：2009/07/19(日) 19:53:27 ID:Qr6grCMA0: 　ボランティアとは何か？　あれこれのことをしなければならないと勝手に思い込んでいる人が多い。確かに他人のために何か役に立つ事をしようという心は、とてもすばらしいし、貴重なものだ。殺伐とした現代社会においては大切である。弱肉強食社会とされ、とかく強い者だけがはびこり、弱者は虐げられるのが当然とされている。そういう状況で、他人を助けようとするのはすばらしい。だが、そのように何かをすることだけがボランティアではない。必要な事をするのも大切だが、してはならないこと、やるべきでないことをしないのも、ボランティアであると私は思う。本当は、ボランティアというよりも普通の事なのだが、今の世の中は普通ではないので、そういうことも必要になってきた。それは何かというと、陰口悪口、いじめ、嫌がらせ、暴言を吐くこと、他人を貶め、弱者を虐げ、とにかく迫害する事だ。差別も不正である。こういうことは、現代の未熟で未整備で、未完成な法体系では裁けない。各個人の自己判断に任せられている。しかし、自己判断に任せると、極端に悪用する人間が出てくるのも古今東西共通のものである。法律を守るかどうかは、ボランティアとはいえないが、少なくとも、差別をしないという事は立派な事だと思う。人は知らない間に、差別をしやすい。何か命がけの人だけをするとか、人命救助をするとか、そういうことも確かに重要なのであるけれども、ただ日常的に他人の陰口悪口を言わない、いじめに参加しない、他人を差別したり嫌がらせをしないということだけでも立派なボランティアだと思う。そういうことをしても、別に他人からは褒められたりはしないが、そういう人間は明らかに貴重な存在である。そういう人間は、すぐさま立身出世をしたり、有名になったり、大金持ちになったり、何かしら目立つ、得になるような事は何もないかもしれないが、とにかく貴重な存在だ。そういう人の周囲には、常に友人が、取り巻いているはずだ。不良グループの集団というのは、健全な友人関係ではない。それは邪悪なものであり、恐怖と緊張状態にあるものだ。好ましい友情のようなものはなく、常に制裁の恐怖が支配している。上下関係が厳しく、自由はなく、完全に束縛されていて、ボスの命令で動く。それは暗黒集団である。健全な友好関係を構築している人の周囲には、健全な自由さがあり、制裁による恐怖などで、拘束していない。結束力は、自発的な友情から生まれている。だが、普通の内気で、内向的なボランティアの場合にはまだそこまではいかないだろう。他人は常にあなたの性格を吟味しており、言動を注意深く観察している。それが悪意に満ちたものか、それとも友好的なものかはさておき、とにかく言動は常に観察されている。すでに堕落した人間には期待はされていない。未知の可能性を秘めた者に注意が向けられている。日頃の発言内容だけで、人をひどく落ち込ませる事もあるし、逆に励ます事もある。普通はそれだけでも意味がある。金とか、時間とか、人命救助とか、高度な医療とか、そういうものも確かに重要ではあるが、普通はそれを他人に求めたりはしない。毎日他人の陰口悪口ばかり言い続けている人は、数々のものすごい栄光に輝く活躍をしたとしても、必ず悲惨な結末を迎えるだろう。逆に特別に何か役に立っているような事は何もしない人でも、そういう悪い事をしない努力をしているだけで、非常にすばらしいボランティアをしている事になる。そういう人は、例えまったく何もすることができなくても、存在そのものが楽しい。そういう人は大切にされる。
2：＜削除＞：＜削除＞: ＜削除＞