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完璧認定2

887幸せな名無しさん:2025/06/21(土) 20:43:26 ID:tn1GuQGI0
怒り、不安、焦り、寂しさ、、、 その感情たちが訪れたとき、私たちは無意識にその感情から逃れよう、戦おうとします。

たとえば、不安を感じたとき、 この不安をなんとかしなければと音楽を聞いてみたり、映画を見たり、 時には心が楽になる言葉はないかとネットを探したり、メソッドしたり…。

しかし、 不安を起こす思考、 それを何とかしようとする私は、 どちらも同じ「過去を元にした思考」の移り変わりです。

まるで、舞台の上で一人きりでノリ&ツッコミを繰り返しているようなものであり、 不安思考が「不安や、、、」とボケれば、「何とかしなきゃ!」と私思考はツッコむ。 その無自覚なノリ&ツッコミの繰り返し。

苦しみの正体とは、 この「思考の独りコント」に他なりません。

そこから抜け出すためにどうしたら?そう考えるのも独りコント継続となります。

もしいつものコントが始まるならば、無自覚から自覚的な目を持って、「この不安も完璧である」と宣言してみて下さい。

怒っているなら、怒っているままで。
焦っているなら、焦っているままで。

ただ、そのままを「完璧だ」と認めてあげる。

この瞬間、 「感情」と「それをどうにかしたい私」の二重構造が溶け、 主観と客観の境界が崩れていきます。

思考が私を演じ、 私が思考を責め、 そうして始まっていた独りコントが、ふと静まり返る瞬間。

このとき訪れる静かな「統合」。

ボケとツッコミ
感情と私
観察者と体験者
内側と外側
そのすべてが別々ではなく、 たったひとつの出来事として、ひとまとまりの「今」に戻ってくる。

完璧認定は、 それらを再び「一つ」に還す、ごくごく静かな入り口であると感じます。

完璧認定を重ね、思考の独りコントがふと静まるとき、 そこに広がるのは、何かを「どうにかしよう」としない、ただの「在る」という静けさ。

その静けさ、「余白」。 その余白に、望みは静かに注ぎ込んできます。

そこで気付くのは、叶えようとする私が分離の視点に立ち、「独りコント」を延々と続けていたからコントが終わらなかったんだ、と。

完璧認定とは、その分離をやめて舞台を降りること。

そしてこう言うのです
ーー「もうええわ!ありがとうございました(完璧!)」と。

コントが終わり舞台は暗転し、暗闇の中で本当に見たかった次の演目の準備が始まります。

ただ思うことを完璧と認めたその瞬間、 世界は静かに形を変えはじめています。


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