>『私は、身にとって三度の幸せを感じております。
① 私は昔、物理、科学、数学というようなものの研究に没頭しておった時代、初代の会長とともに、私はこういう体験を持っております。原子爆弾を作られた世界的物理学者、アインシュタイン先生が、今こそ世界の大学者であることは誰人も認めるときでありますが、今から三十有余年前、慶応大学に講演せられたときに、その講演に連なった人はわずかに二、三百人に過ぎません。その時に連なって、初代の会長とともに相対性原理の教えを受けた覚えがあります。身にとって一生の幸せと感じております。数学や物理に精進する身としてアインシュタイン先生の教えを親しく受けたということを以って誇りとするものであります。
② 次に初代の会長、牧口常三郎先生と歳21の時から指導を受け、44歳にして牢獄に入ったその日まで、○○(すばらしい?)、近く仕えてあの○○(いせ?)の哲学者から教えを受けたことを以って私の誇りとしているものであります。
③今一つは、今度の大戦争に神様を拝んでも勝つわけがない。日蓮正宗の精神として神棚を外すべきものであると主張したがために、共産党の一味のごとく思われ、不敬罪の罪に問われて2年間、牢獄の中に暮らしてまいりました。これを以って私は身の名誉とするものであります。然らば、おまえは二年間の牢獄生活を得て到るものは何物ぞや。』