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祈りで変えたい

191沖浦克治:2011/03/31(木) 20:23:45 ID:AJ3hr85o0
 大聖人の時代は、既成宗教が国家権力によって保護され、新興宗教を権力で弾圧しておりました。
 伊豆流罪、竜口、佐渡流罪。
 松葉ケ谷、小松原。
 これらの法難は、大小の権力によるもので、影には他宗の僧侶の力が働いていた。

 宗教と権力が結びついて民を支配する構図。

 一凶です。

 大聖人はこれを責められた。
 現在は、憲法で国家権力が特定の宗派を保護する事を禁じています。
 ですので、祈りは権力の意志とは無関係に、民衆の自発行為です。
 これを禁じる事は、仏法を否定する事なんです。

 ご理解いただけますでしょうか?

 そしてですね、大聖人は一切の教えを認めておられたお方です。

 『まことのみちは世間の事法にて候、金光明経には「若し深く世法を識らば即ち是れ仏法なり」ととかれ涅槃経には「一切世間の外道の経書は皆是れ仏説にして外道の説に非ず」と仰せられて候を』
 (白米一俵御書)

 この通りです。
 一切の法が、全て南無妙法蓮華経に帰結するのです
 ですから、同苦によるあらゆる宗派の祈りは、私共の同苦の題目に帰結します。
 私共が題目を唱える。
 他宗の方々が、それぞれの神仏に同苦の祈りをする。
 その祈りは、全て私共の題目の祈りの後押しを致します。
 御本尊を御覧なさい。
 そうなっているでしょう。

 『此の御本尊の中に住し給い妙法五字の光明にてらされて本有の尊形となる是を本尊とは申すなり。』
 (日女御前御返事)

 堤婆達多までが、南無妙法蓮華経 日蓮。にてらされて、御本尊の一部になっているじゃないですか。
 同じですよ。

 私共が唱題する。
 宇宙に南無妙法蓮華経の宝塔が建つんです。
 目に見えませんが、建つと御書にあります。
 ですから、信受して唱題すればいいのです。
 そして、他の宗派の同苦の祈りはね、その南無妙法蓮華経の宝塔に照らされて、本有の尊形となり、宝塔の一部になって、私共の祈りを助けるんです。
 諸天になって助けます。
 御書に書かれてあります。

 信受する以外ないじゃないですか。


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