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効果的な害獣駆除について

1レオ:2008/07/02(水) 00:22:10
酪農と農業では害獣対策が常につきまといます。
みんなの知恵を集めて、より効果的な方法を考えてみましょう。

2レオ:2008/07/02(水) 12:15:12
ほぼ一週間も続いた雨が上がり、きょうは太陽が顔をのぞかせ、爽やかな風が吹い
ています。
太陽が出ると地面が殺菌されるので、牛舎と養鶏場だけでなく農作物も伝染病に
かかりにくくなります。
牛舎と鶏舎が一度でも、一頭一羽でも、伝染病に感染すると、すべての取り引きが
即日に停止され数ヶ月は業務が行えなくなります。
牛舎での搾乳作業も牛のおっぱいを消毒するのはもちろん、基準以上の手をかけて
いるのは全国どこの酪農家でも共通しています。
酪農と農業は高齢化が進み先細りの業態ですが、より良い品質で生産できるように
努力を続けています。
努力を一瞬でも怠り、危険な商品を一つでも市場に流してしまえば、雪印のような
大企業でも解体されてしまうのはみなさんご存じのとおりです。

3レオ:2008/07/02(水) 16:47:29
牛の出産が近づいているため目が回るような忙しさが続いています。
晴れている間に草刈りも行わなくてはいけませんし、牛舎の牛全頭に予防接種も
しなければいけません。
昨夜は養鶏場に仕掛けた自作捕獲器に害獣が一匹入っていましたが、今夜は
その害獣をオトリにして新たな害獣を呼び込むつもりです。
次から次へとオトリ役を交代させていけば、活きのいい鳴き声で仲間の害獣を
呼び込んでくれるのではないかと思います。
先ほど組合の集まりがあり、いつものことですが害獣に関する話題も出てきました。
伝染病の予防と農作物の被害を防止させる観点からは害獣駆除をもっと積極的に
行おうという全会一致の結論でまとまりました。
仲間の車には、ついさっき道ばたで拾ったという段ボールが積んであり、中を見ると
20センチくらいの子猫が四匹と親猫らしいのが2匹の、合計六匹入っていました。
またもや捨て猫です。
酪農をしている多くの人達が経験していることですが、捨て猫と捨て犬がものすごく
多いのです。
酪農は動物と接する仕事ですが、捨て犬と捨て猫を引き取るのが仕事ではありません。
さきほどの六匹は保健所に連絡してから処分場へと運ばれました。

4酪農大好きさん:2008/07/02(水) 22:18:28
牛の出産が目前になっているのですが、どうも今夜は生まれそうにありません。
時間ができたので養鶏場で配合飼料の準備をしてからあしたに備えることに
しました。
あしたは昼間に牛の出産となるかもしれませんが、そうなると今晩に害獣を捕獲したと
すれば、処分場への害獣の運搬はあさってになるかもしれません。
いずれにしろあしたのことは分かりませんから、オトリとなる害獣の首と前足にヒモを巻き、
オリの中でバンザイ状態にさせました。
オトリの鳴き声を聞きつけた新たな害獣が捕獲されることを期待しています。
昼間に捨て猫を発見した人が保健所に連絡してから処分場へ運びましたが、
自宅に帰るとまたもや捨て猫が五匹もいたとのことです。
猫飼いの人達の道徳心はいったいどうなっているのでしょうか?
酪農家が動物の扱いに慣れているのは事実ですが、捨て猫と捨て犬の世話をするほどの
余裕はありません。
無関係な動物を自宅で発見すれば、私の場合は保健所に連絡するだけです。

5レオ:2008/07/03(木) 14:51:01
おはようございます。
ウクライナの牛乳がすごくおいしいという話は私たちの業界内ではけっこう知られていると
思います。
東欧圏は全般に農作物の品質が良く(逆に見た目は少し良くない)、中でもウクライナは
良い評判ばかり聞きます。
私もまじめに酪農を営んでいますが、残念ながら日本の牛乳はヨーロッパよりもおいしくないと
の評判です。
日本では高温殺菌が普通となっおり、これが成分の変質を引き起こすことから風味にも
悪影響を与えているのでしょう。
しかも、日本の大企業による牛乳の製造現場では大量に取り扱うことから温度管理が高めに
なっており、中小企業の牛乳の方がこまめに管理されやすくなっています。
ちなみに酪農家が牛乳を飲むときには、当然ですが何も手を加えずそのまま飲みます。
普通に温めるか、あるいは冷やすなどして飲むのが一番おいしいです。
ただし、慣れない人が飲むと脂肪分を調整していないことから、お腹がグルグルになるかも
しれません。
ウクライナでは農作物全般に味が良く、これは厳しい自然環境により作られた土壌が好影響を
もたらしているのでしょう。
ウクライナの自然は厳しく、生活するのはたいへんだとの話を聞いたことがありますが、
世界有数の恵みにあふれた土地であるのは確かだと思います。

昨夜も捕獲器には害獣が一匹掛かりました。
ところが、養鶏場でも被害が出ており、たいへん悔しい思いをしています。

6レオ:2008/07/03(木) 15:23:42
昨夜もまた鶏舎が害獣により被害を受けたため、周辺の消毒を行いました。
万が一にでも伝染病が発生したら養鶏場全体の出荷ができなくなってしまうからです。
一部のペット愛好家は動物を家の中で飼っている場合もあるらしいですが、
私の場合はそのように非衛生的なことは絶対にしません。
ペットといえども動物を寝室の布団の中に入れたりすることなど、私にはできません。
ましてや、台所に動物を入れるなど論外です。
大事にしているペットを擬人化してかわいがるのは個人の自由ですが、動物を
どれだけかわいがろうとも、家に入れれば衛生状態が悪くなる事実は消えません。
酪農は動物を取り扱う仕事ですから、衛生面ではことのほか気を遣います。
ペット愛好家の中には家の中が悪臭で充満している場合がありますが、悪臭の中で
暮らせる人の「常識」とはどのようなものなのでしょうか。
悪臭が充満している家屋に住んでいる人が、職場などで良い人間関係を維持できるはずが
ないからです。


捕獲箱を販売するというのはとてもおもしろいですが、製作時間と発送の手間を考えると
一つ当たり1万円以上はもらわないと魅力を感じません。
一般的な金属製の捕獲器は7千円くらいから販売されていますから、価格競争で
あっけなく敗れ去ってしまいます。
なにかアイデアがあれば、またよろしくお願いします。
ああだこうだと話しているうちに、大ヒットが生まれるかもしれません。

7レオ:2008/07/03(木) 22:02:17
いろいろと興味深い話をありがとうございます。
昔、アメリカみやげでもらった牛乳瓶のペットボトルはガロンサイズだったので、腰を抜かしました。
私はアメリカの牛乳を飲んだことはありませんが、日本と共通する加工技術を使用していれば
同じような味になるはずです。
ただ、アメリカでは加工乳が主流で、ビタミンとカルシウムが添加されています。
日本でも加工乳になると栄養素を添加されていますが、「牛乳」と表記されていれば、
水分と脂肪分の調整くらいしかされていません。
ほとんど知られていませんが、在日米軍の基地ではアメリカ規格の「牛乳」が流通しており、
日本で搾乳した牛乳にビタミンとカルシウムを添加しています。
私が以前に横田基地で見たときには、C5Aというものすごく大きな輸送機で、アメリカ本土から
牛乳を運んでいました。
アメリカ人の子供の学校給食に使われていたそうです。
そして、現在も稼働中ですが、在日米軍基地にはアイスクリーム工場も併設されています。
この工場のアイスクリームは極端に脂肪分と糖度を高くして作られていて、日本人だと
とてもじゃないですが食べられません。
アメリカ人はとても優秀な人達なのに、どうして食べ物はあんなに濃厚なのでしょうか。
不思議です。


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