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白書さん
:2009/06/26(金) 17:30:25 HOST:eAM1-118-111-232-19.tky.mesh.ad.jp
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白書さん
:2009/06/26(金) 17:30:57 HOST:eAM1-118-111-232-19.tky.mesh.ad.jp
米FRB、信用緩和策の代わりに資産買い入れ計画拡大すべき=地区連銀報告
2009年5月27日(水)11:50
[ワシントン 26日 ロイター] 米リッチモンド地区連銀の調査部門責任者、ジョン・ワインバーグ氏と出版部門ディレクターのアーロン・スティールマン氏は26日、連邦準備理事会(FRB)は金融引き締め政策を講じることなく信用緩和策を縮小したければ、資産買い入れ計画を拡大すればよいとの見解を示した。
両氏は同地区連銀の年次報告で「FRBの信用緩和措置の縮小は、短期的であっても、通貨収縮にはつながらない。これらのプログラムは資産買い入れ計画で代用できる」と指摘した。
FRBは米経済支援のため、信用状況の緩和に向けた一連の措置を講じており、バランスシートの規模は2兆ドル超と倍に拡大している。
FRBはまた、最大3000億ドルの長期国債と1兆4500億ドルの政府機関が保証するモーゲージ担保証券(MBS)と政府機関債の買い入れを発表。4月28―29日の連邦公開市場委員会(FOMC)でこの計画の拡大を協議した。
リッチモンド地区連銀の両氏は、景気低迷により短期的にはインフレは問題ではないとしながらも、FRBが信用緩和策から手を引くことは、インフレを抑制するというFRBの任務への信頼を確保するために重要だと指摘。
「経済が回復したときにはFRBは通貨供給量の伸びを抑制し、インフレが高進するのを防ぐための柔軟性を持っていなければならない」との見解を示した。
FRBによるクレジット市場への介入をめぐっては、米政府がコントロールすべき財政政策の分野に踏み込んでいるとの批判の声が上がっている。
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白書さん
:2009/06/26(金) 17:31:39 HOST:eAM1-118-111-232-19.tky.mesh.ad.jp
〔FEDフォーカス〕ラッカー委員が反対票、FRBの財政政策踏み込みを警戒
2009年 01月 29日 10:51 JST 記事を印刷する | ブックマーク[-] 文字サイズ [+]
[ワシントン 28日 ロイター] 27─28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁が唯一、反対票を投じた。
連邦準備理事会(FRB)が財政政策の領域に踏み込むことへの警戒感が背後にあるとみられ、一部の専門家の間では、現行の政策を続ければ、FRBの独立性が脅かされかねないとの懸念も出ている。
ラッカー総裁は、民間信用市場に対象を絞った現行の信用緩和策よりも、米国債買い入れを通じたマネタリーベースの拡大が望ましいと主張、FOMC声明に反対票を投じた。
この日発表された同声明は、モーゲージ証券(MBS)を引き続き大量に買い入れると表明。消費者・中小企業向けの融資拡大を促す「ターム物資産担保証券ローンファシリティー(TALF)」を開始する方針もあらためて示した。
さらに「状況の進展により個人向け信用市場の状況改善に特に効果的であることが示された場合」長期国債を買い入れる用意があるとした。
MBS買い入れやTALFと、国債買い入れの違いは、後者が様々な種類の借り入れコストに影響を及ぼし得る点だ。
FRBが継続の意向を表明した前者の政策は、特定の市場を狙い撃ちにしたものであり、勝ち組と負け組が生まれる。
こうした民間への直接介入に対して、一部の専門家からは、FRBが産業政策の領域に踏み込んだ、との懸念の声が出ている。
議会がこれをFRBの越権行為とみれば、FRBの政策に議員から反発の声があがる可能性もあるという。
スタンフォード大学のジョン・テイラー教授は、今月発表した論文で「広範な産業政策を導入するなら、議会の承認が必要だ。目的の明文化と透明性のある議論が必要になる」と指摘。
「(FRBの)政策が金融政策の枠組みに戻らないようであれば、FRBの基本的な役割、独立性、統治構造に疑問が生じることになる」との認識を示した。
FRBの資産買い入れで損失が発生し、財務省への納付金が減れば、議員の間で何らかの対策を求める声があがる可能性もある。
FRBは、公開市場操作で得た利益を毎年財務省に納付しており、納付金が減れば、事実上税金で補てんすることになる。
今回反対票を投じたラッカー総裁は、タカ派の急先鋒として知られるが、信用緩和策への反対は、他のFOMC委員の間にも広がる可能性がある。
テイラー教授が論文を発表した会議に出席していたブラード・セントルイス地区連銀総裁は、ロイターに「(FRBの政策で)制度的な取り決めがあいまいになる」と語っている。
ラッカー総裁が反対票を投じたこと自体に意外感はない。
同総裁は13日の講演で、バランスシートを膨張させるFRBの信用緩和策は、経済の資源配分に直接影響を及ぼす財政政策に等しいと指摘。
「金融政策と財政政策の融合はリスクをはらむ」とし、「過去の金融不安の多くは、中銀が財政政策の目的でバランスシートを使うよう促された結果、インフレ制御能力が低下したたために起きた」と述べていた。
(Alister Bull記者;翻訳 深滝壱哉)(kazuya.fukataki@thomsonreuters.com; 03-6441-1865; ロイターメッセージング:kazuya.fukataki.reuters.com@reuters.net)
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