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白書さん
:2012/08/13(月) 23:50:10 HOST:s1106138.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
財政金融政策の経済分析
中澤 正彦(経済研究所)
授業形態:講義
期間:2012年度 後期
水4
授業の概要目的
この講義は、政策を企画立案する上で把握すべき財政金融政策の論点について、経済理論から得られる視点を踏まえて多面的に考察することを目的とする。具体的には、デフレや少子高齢化など日本経済が直面する短期及び中長期の課題を踏まえ、財政金融政策に関して現実に行われている議論や、政府・国際機関等の報告書、主要論文等に基づき検討する。さらに、90年代前半から世界金融危機に至るまでの財政金融政策と日本経済の動向との関係について検証を試みる。
シラバス
[授業計画]
授業では、以下のテーマを取り上げる予定である。
1 プラザ合意以降の日本経済と今後の見通し
2 マクロモデルによる財政金融政策の効果の把握と課題
3 デフレーションと財政金融政策
(1)歴史と理論的な整理
(2)日本の90年代以降のデフレーションとその政策対応
4 世界金融危機と財政金融政策
(1)世界金融危機と日本および諸外国の財政金融政策による対応
(2)提示された論点
5 高債務国の経済分析
6 日本の高齢化の進展と財政・経済の将来展望
授業の進め方は、講義とディスカッションにより授業を行う。国際機関等の報告書や主要論文については、概要を受講生が発表し、質疑応答・ディスカッション形式による授業を行う。
[成績評価の方法]
授業への出席、授業の中での質疑・コメント・発表と、最後に提出するレポートによって評価する。
[予備知識]
必須ではないが、前期に「日本の財政政策」を受講していることが望ましい。
参考文献
[教科書]
特になし
[参考書]
動学的コントロ−ル下の財政政策 ― 社会保障の将来展望, 上田淳二, (岩波書店、2012年 (トピック6)),
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