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白書さん
:2009/11/01(日) 21:31:06 HOST:wcache2.waseda.ac.jp
本演習では,修士論文作成の研究指導を行う.テーマは,経済行動および政策効果の数学モデルに基づく計量経済分析である.したがって,グラフ,図・表,および記述的な方法のみによる修士論文の作成は一切認めない.また,本演習では日本経済の発展過程(流れ,歴史)や単なる経済(産業,企業,貿易,金融)事情を追うといったような内容の指導は一切行わない.演習の水準は高く,かつハードであるから学術研究と論文執筆に没頭する学生のみ受講を認める.
【修士課程 2年生】
毎週,各自の修士論文の研究報告会を行う.Journal論文の解説(先行研究のレビュー),理論モデルの導出,定理の証明,計量分析の結果等について報告してもらい,徹底した質疑応答と議論を繰り返す.
【修士課程 1年生】
修士論文作成に向けて経済モデルの理論研究を行う.本年度の研究テーマは,Dynamic Macrosystems である.連立方程式体系で経済モデルを構築し,政策ショックの波及効果を理論的に研究することが目的である.
【受講に当たっての注意】
1. 微分方程式,差分方程式,数理計画法,対数,級数,行列,ベクトル,集合論,位相,確率論等の数学,および変分法や最適制御理論といった動学的最適化理論,世代重複理論等についての知識は必須である.
2. 確率分布,仮説検定,GLS,VAR,Distributed LAG Model,単位根,共和分,操作変数法などの十分な計量経済学の知識が求められる.
3. 平常の演習では,JournalのPaperを読む.また,夏季休暇中の課題研究レポートにEconomic Growthに関する論文のレジュメ作成を課す.したがって,相当程度の英語力が常に求められる.
4. 本演習では,数学モデルを用いた計量経済学的研究を行うため,TSPまたはEviews(計量経済学のPCソフト)が必要となる.また,MathematicaやSPSS等も適宜使用する.各自購入して使えるようによく準備をしておくこと.英語版のAcademic Versionがある.
【演習の進め方】
1. 春期と秋期の初回演習日に数学と理論経済学の筆記試験を実施する.
2. 夏季休暇と年度末の2回,課題研究レポートを課す.また,課題研究レポートに対する口述試験を行う.課題研究レポート(修士論文も含む)は数学モデルに基づく計量経済学的な実証分析でなければ単位は不可となる.
【修士課程 2年生】
JournalのPaper
【修士課程 1年生】
Macrosystems - The Dynamics of Economic Policy - , Elias Karakitsos, BlackWell, 1992.
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