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63白書さん:2009/11/01(日) 21:29:25 HOST:wcache2.waseda.ac.jp
 本年度は,Optimal Dynamical Systems for Biology and Economics を研究する.主たる講義内容として以下を予定している.
  
1. First Order Differential Equations Systems
2. First Order Difference Equations Systems
3. Nonlinear Systems
4. Lagrangean and Hamiltonian Systems
5. Chaos and Catastrophes in Dynamical Systems
6. Optimal Dynamical Systems
7. Dynamical Systems in Biology
8. Bioeconomics and Optimal Management of Natural Resources

 本講義では,生物学および経済学のための動学システム研究を行う.日本経済の発展過程(流れ・歴史)や単なる経済(産業・企業・貿易・金融)事情を追うといったような内容の講義は一切行わない.本講義は,応用経済学研究と位置付けているため水準は高く,かつハードであるから学術研究と論文執筆に没頭する学生のみ受講を認める.なお,理論経済学および数学や計量経済学を十分習得していない学生は必ず前もってそれらの大学院コースの研究講義を履修してから受講すること.

【受講に当たっての注意】
 1. 微分方程式,差分方程式,数理計画法,対数,級数,行列,ベクトル,集合論,位相,確率論等の数学,および変分法や最適制御理論といった動学的最適化理論,世代重複理論等についての知識は必須である.

 2. 確率分布,仮説検定,GLS,VAR,Distributed LAG Model,単位根,共和分,操作変数法などの十分な計量経済学の知識が求められる.

 3. 講義ではJournalのPaperを読む.また,夏季休暇中の課題研究レポートにDynamic Macroeconomic Theoryに関するレジュメ作成を課す.したがって,相当程度の英語力が常に求められる.

 4. 本講義では,数学モデルを用いた計量経済学的研究を行うため,TSPまたはEviews(計量経済学のPSソフト)が必要となる.各自購入して使えるようによく準備しておくこと.英語版のAcademic Versionがある. 
 
【演習の進め方】
 1. 春期と秋期のそれぞれ初回講義日に数学と理論経済学の筆記試験を実施する.

 2. 夏季休暇と年度末の2回,課題研究レポートを課す.また,課題研究レポートに対する口述試験を行う.課題研究レポートは,数学モデルに基づく計量経済学的な実証分析でなければ単位は不可となる.


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