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明知と解脱

14和井恵:2014/02/24(月) 21:58:39 ID:/qZ2M5.20
最初は、別々に、それぞれ分けて行ないます。

☆アーナパーナサティ(出入息に集中する訓練) → 呼吸に意識を合わせてチューニングする。→ 同期したら、徐々に静めてゆく。

☆如理作意(正見解に基づく正思惟) → 釈尊の教えを理解して、無常想、不浄想などを育て、確立させる。憶念の訓練。

この如理作意(真理に基づく思索)によって、五蓋の「欲貪(五妙欲への囚われ)」を滅してゆくのです。

「瞋恚」と「疑」に対しては、「四梵住(四無量心の瞑想)」を使います。

「昏沈睡眠蓋」に対しては、光明想を意識し、それを育成して使います。
「掉挙悪作蓋」に対しては、寂止の瞑想を行ないます。

これらは、瞑想を妨げる働きをするもので、これらを滅することにより、安定した深い瞑想に入れるのです。

そして、これらの五蓋が滅する、あるいはそれに近い状態が確立すると、「苦受」が「不苦受」へと転変します。
それが、日常生活において「煩悩にのたうち回らない境地」を得たと言える意識状態の確立を示すサインなのです。

この「苦受」からの解放によって「喜」→「軽安」→「楽」が現われてきます。

そしてこれが「四禅定」の入口となる「初禅」への扉を開くことになるのです。


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