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四句否定
13
:
和井 恵
:2013/06/04(火) 04:19:06 ID:GE8fIX9k
mixi日記にも書きましたが、私たちの「心」は、筋肉とよく似ているのです。
つまり、それを毎日使い続ければ、その機能は維持され、使わないようにすれば、退化します。
そして、現在、退化してしまっている筋肉を使えるようにするには、リハビリが必要なのです。
不必要な筋肉〈心の働き・煩悩〉を使わずに退化させることと、
必要な筋肉〈煩悩を滅するのに有効な厭逆想と不厭逆想〉を鍛えること。
「観法〈ヴィパサナー〉」には、大きく分けて、このような二つの修行法があるのです。
中部19経「二種考経」では〈 不必要な筋肉を使わない 〉という方法〈有尋有伺定〉が説明されています。
そして20経「考相経」では、上記を含めた、五つの方法が提示されているのです。
一番目が19経の内容〈 不必要な筋肉を使わないという方法 〉。
二番目が「危難」つまり厭逆想を使った方法。
三番目が「思考の停止」つまり、無尋無伺定。
四番目は、新しいパターンの無尋有伺定。
〈 彼は、粗い思考順路を徐々に回避して、細かい思考順路を順々に行ないます 〉
※ 粗い思考回路 … 尋 ※ 細かい思考順路 … 伺
五番目は、ヨーガによる力技。
「有尋有伺定」「有尋無伺定」「無尋無伺定」、それぞれに三パターンくらいの意味があります。
> リクエストなのですが、
> 「中部10経 念処経」の和井さん流の訳と解説をUPして頂けないでしょうか・・
了解しました。
ただ、今日(4日)から三泊四日で、東京逓信病院に「抗がん剤治療」の短期入院をします。
7日(金)のお昼には戻る予定なので、それまでお待ちください。
ただ、「中部10経 念処経」を含め、どの経典もそうなのですが、
そこで「説かれている内容」を把握すると同時に、
そこでは「説かれていない内容」も把握する必要があるのです。
── つまり、その経典の説明には「何が欠落しいるのか」を推察して、
その「足りない説明部分」を、他の経典から「探し出す」作業が、経典を解読する方法なのです。
「念処経」の場合は、身念処は、幾つかの観想法〈矯正法〉が提示されているので善いのですが、
受念処と心念処に関しては、その方法が欠落したまま、ただ「観察しなさい」と説かれているので、
その点において、四念処そのもの〈全体像〉を説明している経典にはなっていないことを、
予め承知しておいてください〈もちろん、説明で補足はしますが…〉。
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