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2020年 日本は発展途上国に転落が確定しました
177
:
研究する名無しさん
:2021/09/03(金) 11:44:30
光触媒「発見者」藤嶋昭氏と研究チーム、中国・上海理工大に移籍
ttps://mainichi.jp/articles/20210902/k00/00m/040/261000c
光で化学反応を起こす「光触媒」を発見し、ノーベル賞候補にも名前が挙がる藤嶋昭・
東京大特別栄誉教授(元東京理科大学長)が8月末に、自ら育成した研究チームと共に
中国の上海理工大に移籍した。同大は今後、藤嶋氏を中心とした研究所を新設する。
財源不足などにより日本の研究環境が悪化する中で、産業競争力にも直結する応用分野の
トップ研究者らの中国移籍は、日本からの「頭脳流出」を象徴する事例とも言えそうだ。
上海理工大の発表によると、藤嶋氏と研究チームは専任職として勤務する。同大は今後、
藤嶋氏のチームの研究を支援するプラットフォームとして、光触媒に関連する国際的な
研究所を学内に設置する計画だ。
日中の学術交流関係者によると、この研究所の新設・運営費用については、上海市政府と
同大が共同で拠出する方向で準備が進められてきた。その規模は日本円で数十億円になる見込みだという。
上海理工大は発表で、藤嶋氏の移籍について「我が校の人材確保事業における重要な成果であり、
我が校の力量を強めるものだ。質量共に高い成果を生み出すことを期待し、全力で藤嶋氏と
その研究チームの仕事を支えていく」と語る大学幹部の言葉を伝えた。
藤嶋氏は、経済産業省の「イノベーション拠点立地支援事業」の支援で東京理科大内に
2013年に設置された光触媒国際研究センターのセンター長も務めてきた。現在はスペースシステム
創造研究センターに改組され、藤嶋氏は特別顧問となっている。今回の藤嶋氏の移籍や
研究所の新設について、東京理科大は関与していないという。
藤嶋氏は、世界各国からの留学生の育成にも力を入れてきた。そのうち3人は中国の学術界を代表する
「中国科学院」の院士に選ばれた。19年には、こうした日中間の科学技術交流への貢献から、
中国の発展に貢献した外国人専門家に授与される「中国政府友誼(ゆうぎ)賞」を受けている。
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