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戦わなきゃ、現実と

1095研究する名無しさん:2022/07/07(木) 11:40:42
「ここなら第一線で研究ができる」。中国の最高研究機関「中国科学院」で宇宙分野を研究する男性(68)は話す。定年退職を控えていた3年前、次の就職先を探す中で、中国を新天地に選んだ。十分なポストと待遇を約束してもらえたのが理由だ。

 これまで京都大や大阪大などに身を置き、探査機はやぶさのプロジェクトを率いた経験もある。ただ、日本では定年後、同じ条件で研究を続けられるケースはほんの一握りという。現在は立命館大教授も務め、二つの国を行き来して実感することがある。「人と物への投資をためらわない。この先、中国の研究力はさらに伸びるだろう」

 科学技術立国を掲げる日本。その研究力の低下が指摘されて久しい。水面下では、よりよい研究環境を求めて海外に拠点を移す人も後を絶たない。

 文部科学省の科学技術・学術政策研究所の調査によると、日本の研究開発費は2019年に18兆円(OECD推計)で、世界の主要国で3位だった。しかし、1位の米国(68兆円)、2位の中国(54・5兆円)に加え、ドイツや韓国なども右肩上がりに予算を伸ばす中、日本は長らく横ばい傾向が続いている。研究力を示す指標となる論文のシェア数も、ここ20年間で低迷し、他国に次々と追い抜かれているのが実情だ。


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