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衰退途上国日本を科学的に分析する
3004
:
研究する名無しさん
:2021/03/26(金) 15:15:49
台風並みの風雨でも「絶対に消えない聖火」との触れ込みだった東京オリンピックのトーチ。聖火リレー初日の25日、トーチの火が消えるアクシデントに見舞われた。大会組織委員会は「調査中」として原因究明を急いでいる。
「えっ、消えた?」。福島県富岡町で25日午後1時半ごろ、ランナーが持つトーチの火が消える場面があった。並走していた実行委員会スタッフが無線で連絡。追走する車から別のスタッフが降りてきて、ランタンの種火を使って再点火した。約30秒間消えた聖火。再び赤くともった火を見つめる人々。リレーは一時ストップしたものの、大きなトラブルにはならず続行された。
ランナーの女性は終了後、「トーチ(の火が)消えちゃってびっくりしました。心臓が止まるかと思いました。すぐについてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
広野町では聖火を次のランナーに引き継ぐ「トーチキス」の際、聖火が消えたように見えた。聖火を次のランナーに点火しようとした際にうまく移らなかったようだ。
全長71センチ、重さ1・2キロのトーチ。桜色がかったピンクゴールドに仕上げられている。組織委はこのトーチの構造に、自信を持っていた。歩いて前に進むのも困難な秒速17メートルの風、バケツをひっくり返したような1時間に50ミリの雨……。そうした状況でも消えない性能が求められ、強度を高める技術を結集していたはずだった。
聖火が消えたアクシデントに大会関係者は、「まさか」と絶句した。福島地方気象台によると、25日の福島県沿岸部での風は強いとまでは言えず、最大で5メートルほどだった。121日間の長丁場となる聖火の旅は初日から予想外の出来事に遭遇した。組織委担当者は「聖火が消えては機運醸成に水を差しかねない」と心配そうな表情を浮かべる。
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