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3096犬ババ猫ジジ:2023/01/27(金) 03:03:48
地域文化研究会公開研究会「平戸・出島 オランダ商館員の日本語習得とその禁止・許可をめぐって―17 世紀を中心に―」
長崎大学附属図書館地域文化研究会では年に1度公開研究会を行います。
今年度は多文化社会学部のルディ・トート先生による講演です(日本語)。一般の方も歓迎いたします。
ぜひご参加ください。




■日 時:2023年1月27日(金)13:30〜15:30

■場 所:長崎歴史文化博物館1階ホール(入場無料)

■講 師: ルディ・トート(長崎大学多文化社会学部助教)

■演 題:
平戸・出島 オランダ商館員の日本語習得とその禁止・許可をめぐって
―17 世紀を中心に―




*クリックして拡大
<概要>
ポルトガル船で長崎に来ていたイエズス会士たちは、『日葡辞書』を始め、1600年前後に質の高い日本語資料を出版した。一方で、平戸・出島のオランダ商館員たちは、ケンペルの語彙集などを除き、トゥーンベリやティチングが登場する1770〜1780年代まで現在に伝わる日本語学習・研究資料が全くない。
その理由の一つとして、「外国人の日本語学習の禁止」が挙げられることがあるが、ケンペルは、自身の著書『日本誌』によれば将軍の前で堂々と日本語を話していた。商館員たちの日本語学習は本当に禁止されていたのか?
日本語が上達し過ぎた商館員のバタヴィア(ジャカルタ)への送還や、日本語習得の公式な許可、オランダ東インド会社による「オランダ人通詞」の派遣の試みなど、史料に丹念にひも解いてその真相に迫る。有名なじゃがたらお春も意外な形で登場する。

www.nagasaki-u.ac.jp/ja/event/event1458.html


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