したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

文科没用

1125研究する名無しさん:2020/04/19(日) 20:19:58
さらに過酷なミッションを教員に押しつける文科省
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc228e38a7346e6ceb6b52c0120b6089f0ec73ec

 4月14日の記者会見で萩生田光一文科相は、「昨今の状況のなか、学校において臨時休業等が
続いた場合であっても、児童生徒が授業を十分に受けられないことによって、学習に著しい
遅れが生じることがないようにすることは大変重要です」と述べた。
 萩生田大臣が「学習に著しい遅れが生じることがないように」と述べた最中でも、
新型コロナウイルス感染症における事態は深刻さを増していた。それにも関わらず、
学習に遅れが生じてはならない、と号令を発していたのだ。14日の記者会見で萩生田文科相は、
次のように続けている。

「学校教育は、教師から児童生徒への対面指導、児童生徒同士の関わり合い等を通じて行われるものであり、
臨時休業等が行われている場合であっても、その趣旨を踏まえて、汚染拡大防止に十分配慮しながら、
教師がさまざまな工夫を行いつつ、児童生徒の学習を保障していくことが重要であると考えております」

 密閉・密接・密集の、いわゆる「3密」を避けよと言っておきながら、「対面指導」や
「児童生徒同士の関わり合い」を行えと言っているのだ。これを教育現場に理解・実施しろと言っても無理な話である。
 その無理難題を押しつけるために、文部省は4月10日付で、丸山洋司・初等中等教育局長名による
「新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の
学習指導について(通知)」を出している。14日の萩生田文科相の発言は、この通知の趣旨を
説明するというものでもあった。「通知」には、学習指導に関する「基本的な考え方」として次のように書かれてある。

「家庭学習と、登校日の設定や家庭訪問の実施、電話の活用等を通じた教師による学習指導や
学習状況の把握の組み合わせにより、児童性との学習を支援するための必要な措置を講じること」

 家庭訪問は密接状態にならざるをえない。しかし積極的に推奨しているのだ。「感染防止に
十分配慮しながら」の文言はあるが、建前にしか聞こえない。
 問題は、「家庭訪問の実施、電話の活用等を通じた教師による学習指導」である。
通常の家庭訪問に要する時間は平均10分程度と言われているが、移動を含めればかなりの
時間を割かなければならない。教員にとっては大きな負担となっている。また「学習指導のための家庭訪問」となれば、
10分で終わるわけがない。しかも担任する児童生徒の数は1人や2人ではないのだ。
どれだけの時間と労力を教員が割けば、「家庭訪問での学習指導」ができるというのだろうか。
電話にしても同じことで、そもそも電話で効果的な指導が望めるとは思えない。


 それでも、文科相をはじめとする文科省はこれらの指導を推奨する。しかも、10日付の通知には、
「指導計画等を踏まえながら家庭学習を課し、教師がその学習状況や成果を確認し、
学校における学習評価に反映することができる」とも記されている。つまり、休校中の
家庭学習の成果を学習評価に加えろ、と言っているのだ。
 その成果の把握の「方法例」として、通知は次のことを挙げている。

 ●ワークブックや書き込み式のプリントの活用
 ●レポートの作成及びそれに対する教師のフィードバック
 ●ノートへの学びの振り返りの記録
 ●登校日における学習状況確認のための小テストの実施

 これだけでも、教員の仕事量は格段に増える。そして、その結果が悪ければ教員の責任とされ、
「家庭訪問の実施、電話の活用等を通じた教師による学習指導」が効果的に行われていなかった
ためだと非難されるのは火を見るよりも明らかだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板