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立教大学助教授・教え子殺人事件

45研究する名無しさん:2015/03/14(土) 20:52:17
 教職大学院の現在の定員800人程度では、修了生が配置された学校において、教職大学院の教育が評価の対象になることはほぼなく、修了生の属人的な評価に解消されてしまうだろう。
 しかし、国立大学のミッションの再定義にもとづき、今後数年間に国立大学の教員養成系学部のほとんどに教職大学院が設置される計画があり、それ以外にも教員養成の修士化の議論は各所でなされている。学士号教員と修士号教員とは何が異なるのか。それを明確に意識した教育プログラムが専門職大学院には求められているように思う。
 それとともに、もう一つ考えるべき問題がある。「教職は現行の4年間の養成で十分である」という考え方に賛成の学部新卒者は24.8%、現職教員は53.8%に上る。現職教員の半数が大学院教育の必要性を認めていないのだ。そこにストレス解消の場としているか否か、各種の能力の獲得の程度による違いはない。
 採用試験のリベンジをねらう学部新卒者には大学院はインセンティブの意味がある。しかし、元の職場に戻る現職教員にとっては、大学院学歴を取得したところで、その後の処遇には結びつかないという状況がある。
 モチベーションのみに依存しインセンティブなしの再学習がどこまで機能していくのか、これも考えるべき問題である。


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