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Sayoku サヨク心理を研究する
848
:
研究する名無しさん
:2014/12/23(火) 16:05:01
女性自衛官は「国防女子」だそうだ。
メジャー感。近年の自衛隊にぴったりの言葉だ。自衛隊はメディアで堂々と自らを語り、世間も描かれた自衛隊像をからりと消費する。自衛隊はメディアにとって優良コンテンツだ。
集英社は今年、若手海上自衛官の写真集『国防女子』『国防男子』を発売。さまざまな部署の隊員の働く姿と休日を写し、計1万5千部以上売れた。
華やかなイメージは、リクルートにも役立つ。神奈川県内の隊員募集の担当者によると、自衛隊広報室が舞台のドラマ「空飛ぶ広報室」や、新入隊員のドキュメンタリー番組を見て、入隊を希望する若者もいる。
ユーチューブの自衛隊のチャンネルでは、装備品や攻撃への対処方法をスタイリッシュに紹介している。
防衛省広報室は、「国民一人ひとりの支持を得るため、広報誌やドラマ、ソーシャルメディアなどを使い分け、ありのままの姿を届けようとしている」。
そんな現状とは隔世の感があるが、防衛省はかつて、防衛白書の発行さえためらうほど発信に慎重だった。初の白書が出た1970年に防衛庁長官だった中曽根康弘元首相は、今年の白書で「国会で野党の追及を受け、不必要な疑心を国民の中に招きかねない」と、刊行がタブー視された往時を回想する。
60年代末には高田渡が皮肉をこめて「自衛隊に入ろう」と歌った。70〜80年代の白書では、大学による自衛官入学拒否や、自治体による自衛官の住民票不受理といった、風当たりの強さが嘆かれている。
転機は90年ごろ。冷戦が終わり、自衛隊は改めて存在意義を問われた。89年から92年に防衛庁広報課長を務めた柳沢協二氏は、「メディアで自衛隊員の本音をさらすことで、『普通の人間なんだ』という共感を得ることを目指した」と振り返る。映画撮影などへの協力も増えた。
折しも91年に雲仙普賢岳大火砕流、95年に阪神大震災が起き、注目された。「災害で自衛隊は新しい生き方を見つけた」
内閣府の調査では、この20年間、自衛隊の好感度はおおむね上昇傾向だ。東日本大震災後の12年の調査では、「良い印象を持っている」が前回を10ポイント超上回り、質問を始めた69年以降最高の91・7%に達した。
ちなみに、今年の新語・流行語大賞を受賞したのは、「J婚」ではなく「集団的自衛権」だった。
自衛隊についての著書がある米カリフォルニア大のサビーネ・フリューシュトゥック教授(現代日本文化論)は、「震災での活躍もあり、自衛隊自身もメディアも自衛隊を語ることにより積極的になった。しかし焦点が当たるのは『人』。自衛隊がどんな軍事組織で、これからどうなるのかは、あまり語られていない」と指摘する。(高重治香)
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