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専業非常勤よ。職安へ、行こう

83研究する名無しさん:2015/02/16(月) 18:55:54
「路上脱出」図書館から 昼間過ごすホームレスにガイド    2015年2月16日17時08分
 ホームレス向けにまとめた「路上脱出ガイド」を置く図書館が増えている。行き場がなく、図書館で日中を過ごす人が多いのに目をつけた試みだ。ガイドを見て自立へのきっかけをつかんだ男性は、この取り組みがホームレスの立ち寄り先全体に広がるよう願う。
 緑にあふれた日比谷公園内。区立日比谷図書文化館(東京都千代田区)は、2階図書フロアのトイレの個室内にガイドを置く。約50ページ。仕事の相談先や生活保護の申請方法がわかる。
 2012年秋から書棚やラックに置いてきたが、昨年の夏にトイレに置くと、最初の2週間で100部がはけた。これまでに配布したのは計約500部。図書フロア企画担当の樋口万季さんは「従来の分類に従って『社会福祉』の棚に置いても取りづらい。トイレなら、人の目が気にならないと考えました」と話す。
 昨夏、フロア受付に若い男性が来た。「近くにご飯を食べる場所はありますか」。応対した職員は飲食店の場所を聞いているのかと思って説明したが、様子が違う。もしやと思い、炊き出しの場所も紹介しているガイドを渡すと、男性は礼を言って出ていった。
 新宿区立角筈(つのはず)図書館も、11年から出入り口近くにホームレス向けの生活支援情報のコーナーを設け、ガイドを置いている。「10年前、図書館は本の貸し出しと返却だけの場所だった。今は問題解決の場所にもなってきた」。同館を所管する新宿区立中央図書館の藤牧功太郎館長は話す。
 ガイドは09年1月から、ホームレスの自立を支援するNPO法人「ビッグイシュー基金」が編集。これまでに札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、熊本の全国6都市で6万部以上配ってきた。
 基金は当初、ホームレスが寝泊まりする公園や河川敷などでガイドを渡した。若者を中心に路上離れが進んだ10年には深夜営業のファストフード店やネットカフェにガイドを置いてほしいと頼んだが、引き受けたのは大阪市内のカフェ2軒だけ。そこで、日中を過ごすことが多い図書館にも声をかけると、少しずつ協力先が増え、今では東京23区内の計40図書館、大阪市の全24市立図書館に広がった。


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