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2074
:
研究する名無しさん
:2015/10/22(木) 13:38:07
米スタバに最高41億円追徴も=「租税回避」容認せず―EU
時事通信 10月21日(水)20時1分配信
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は21日、米コーヒーチェーン大手スターバックスなどがEU加盟国から適用されていた優遇課税について、違法な国家補助に該当するとの判断を示した。
欧州委は優遇を認めていたオランダに追徴するよう命令。欧州委の試算では2000万〜3000万ユーロ(約41億円)に達する見込みだ。
また、米欧自動車連合フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)にはルクセンブルクが優遇措置を実施した。欧州委は調査の結果、両国が2社に対し人為的に低めの課税制度を適用し、違法な「選別的な税制上の優遇」を提供したと判断。FCAへの追徴額も同程度になると試算している。
EUは、多国籍企業が低税率の国に利益を移転する「租税回避」の動きを容認しない強い姿勢を示した。米アップルや、米インターネット小売り最大手アマゾン・ドット・コムなどを対象としたEUの同様の調査にも影響しそうだ。
ただオランダは「国際標準に沿った取り決めだ」と反発。スタバも法的手段に訴える可能性を示唆した。
ベステアー欧州委員(競争政策担当)は「大企業であろうと多国籍企業であろうと、すべての企業は公正に税を負担すべきだとの明確なメッセージだ」と強調した。
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