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1674
:
研究する名無しさん
:2015/01/29(木) 10:31:13
国内航空3位のスカイマークが28日、自力再建を断念し、民事再生法の適用を申請したのは、格安航空会社(LCC)などとの競争で業績が悪化したことに加え、事態打開を目指して進めた航空機の投資失敗が重なったためだ。
投資ファンドが当面の資金繰りを支えるが、本業の再生に向けては全日本空輸を中心とするANAグループが支援に加わる案が有力とみられる。
スカイマークが苦境に追い込まれた背景には「二つの失敗」がある。
一つは、国際線への参入を目指し、年間売上高の約2倍に相当する1900億円をかけて、欧州航空機大手エアバスの巨大旅客機「A380」6機の購入を計画したことだ。
30%超の株を持つ筆頭株主で、社内で圧倒的な存在だった社長の西久保慎一氏が強行して決めたとされる。しかし、支払いが滞り、エアバスから7億ドル(約830億円)の違約金を求められる事態に発展した。
もう一つは、従来機である米ボーイング社のB737(177席)より座席が広いが、燃料などに2倍の費用がかかるエアバス社のA330(271席)を導入した点だ。LCCに押され、大手との差別化を図ろうとしたが、想定していたほど利用者が伸びず、さらなる業績悪化を招いた。「(過大投資が)経営体力に見合わなかった」(関係者)との指摘が出ている。
.
最終更新:1月29日(木)7時17分
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