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英語帝国主義に反対するスレッド
438
:
研究する名無しさん
:2014/12/19(金) 11:19:22
やっぱり日本の翻訳家はスゴイ!『翻訳問答』
HONZ 10月24日(金)8時51分配信
「音引きには、かすかに憧憬の念のようなものをかきたてる働きがある」(鴻巣)
「音引きひとつで、どこかちがう場所、なにかちがうものを、あらわすことができます」(片岡)。
==
音引きにさえ、神経を行き届かせていることにあらためて驚く。
さて、本書では、あちこちで印象的な言葉が飛び出してくる。例えば以下のようなもの。
==
「言葉は貨幣とおなじように、誰がいつどのように使っていい」
「(英検は)『絶対英語を使えるようにはさせないぞ』という固い決意のもとに作られているのではないか」
「be動詞を『てにをは』で捉えたら世界は終わっちゃう」
==
なかでも特に印象的だったのは、片岡義男の次の言葉だ。
==
「仮に百パーセントの翻訳というものがあるとしたら、自分は何パーセントくらいの翻訳でいくのか、と態度を決めるのです。伝えられるのは七十五パーセントだと決めたら、残りの二十五パーセントは意に介さないことにするのです」
==
手抜きをしているように聞こえるかもしれないが、考えてみれば、すべてを直訳・逐語訳したらその文学作品は台なしだ。翻訳で表現できない25パーセントに対し、翻訳家ただ一人が孤独に、誠実に向き合い、自らの責任で敢えて飲み込む。そのことによってより作品の価値はより高まるということなのだろう(なお、このようなルールは、あらゆる文章を書くときに有用なものだろう。少なくともHONZでレビューを書く際には大いに役立つ考え方だ)。
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