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経済学

183研究する名無しさん:2014/12/03(水) 19:03:41
再増税延期、そのとき舞台が動いた  2014/12/3 7:00
 消費再増税の延期はどのようなタイミングで決まったのだろうか。安倍晋三首相の決断に決定的な役割を果たしたのは、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏である。
 内閣官房参与である本田悦朗氏(静岡県立大教授)は、ブルームバーグのインタビューに答え、そう語っている。11月6日、首相とクルーグマン・プリンストン大教授の会談をセットし、自らも同席したうえで、教授に再増税延期を進言してもらったという。
■歴史的な11・6会談
 再増税延期のためには海外の著名経済学者の助けが必要。本田氏はそう考え、帝国ホテルから官邸に向かう車のなかで、首相との会談がいかに重要なのかを、クルーグマン氏に説明した――。
 首相が延期を発表した直後の11月20日のインタビューである。本田氏の語り口には自然と熱がこもっているが、話に偽りはないはずだ。
■財務省への主導権を狙う首相
 あに図らんや、11月17日発表の7〜9月期の実質GDPの速報値はマイナス成長となった。GDPが出てみると、再増税延期の判断に表だって異を唱えるエコノミストはめっきり減った。
 そして衆院解散と総選挙である。11月30日のテレビ番組で語ったように、首相は財務省による多数派工作で、再増税に向けた党内世論が形成されることを懸念していた。総選挙は再増税延期への民意を取り付けて、財務省に対する主導権を確立するのが大きな狙いだろう。
 その代償は少なくない。財務次官経験者は11月に入っても「再増税は確実だ。賭けてもいい」と語っていた。黒田東彦日銀総裁は安倍・クルーグマン会談の仕掛けを知るよしもなく、同じころ訪問客に追加金融緩和の意義を熱っぽく語っていた。財務省と黒田日銀は首相によって、はしごを外されたともいえる。その心中、いかばかりなりや。
 首相の賭けが国民の支持を得られれば、増税を延期した17年4月まで、首相は成長路線に全力を傾ける。反対に否定されれば、アベノミクスには幕が引かれる。選挙結果は神のみぞ知る。賽(さい)は投げられた。


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