歴史学研究会(れきしがくけんきゅうかい、英名 The Historical Science Society of Japan、略称歴研)は、日本の代表的な歴史研究の学術団体である。
「歴史の大衆化」、「歴史の科学的研究」の発展を目的として、1932年に設立された。前年に結成された「庚午会」という東京帝国大学文学部史学科出身の若手有志による会が前身である。
特に歴史教育などに関して積極的に声明活動を行っており、近年では2003年に「民族学校出身者に大学受験資格を認めよ」[1]、2007年には「沖縄戦の事実を歪める教科書検定の撤回を求める歴史研究者・教育者のアピール」[2]、2011年には「育鵬社版・自由社版教科書の教育現場での採用反対」等を表明している[3]。 主たる事業として月刊雑誌『歴史学研究』[4] (1933年創刊)の編集が挙げられる。2013年度現在の委員長は久保亨、事務局住所は東京都千代田区神田神保町2−2千代田三信ビル。