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今日の不祥事

9537研究する名無しさん:2019/08/18(日) 15:05:05
山梨学院大学で異常事態…「非常勤講師切り捨て」とモラルの崩壊
ttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190818-00066497-gendaibiz-soci

 甲府労働基準監督署は今年1月28日、学校法人山梨学院に対して立ち入り調査を実施し、
ただちに是正勧告を行った。

 問題となったのは、2018年4月に山梨学院が作成した非常勤講師の就業規則。慣例で70歳だった定年を65歳に引き下げ、
65歳以上の講師は今年度末に退職してもらう、というものだ。しかし、在籍する約150人の非常勤講師たちは、
このような就業規則が新たに作られていたことを知らなかった。

 山梨学院には、労働者の過半数が所属する組合がなく、就業規則を作成もしくは変更する場合には、
すべての労働者の中から過半数代表者を選んで意見を求めることが労働基準法で定められている。
違反すれば、30万円以下の罰金が課される。

 ところが山梨学院は、労働基準法で定められた手続きをとらずに、勝手に就業規則を
作成していた。その上で非常勤講師の雇い止めを始めたのだ。

 労働基準監督署は、就業規則に盛り込まれた、非常勤講師にとって不利益な変更内容の取り扱いを
検討するとともに、法律に沿った手続きをやり直すことを求めた。労基署がこれだけ明確に指導し、
是正を勧告するケースは、全国的にも珍しい。それほど悪質だったといえる。

 にもかかわらず、山梨学院の就業規則の内容は、半年以上が経った現在も変わっていないのだ。


 山梨学院が指導と是正勧告を受けたことを明らかにしたのは、非常勤講師として約15年勤務する
高橋明弘さんと、同じく10年以上勤務している柴崎暁さん。2人が労基署に山梨学院の違法行為を申告した。

 高橋さんと柴崎さんが異変に気づいたのは去年10月。同僚だった40代の非常勤講師の女性が、
大学から突然雇い止めを告げられた。

 2013年に改正された労働契約法では、非正規労働者が5年以上勤務した場合、無期雇用への
転換権を得られるようになった。この講師は山梨学院に5年以上勤務していたことから、すでにこの権利を得ていた。

 ところが、講師が無期雇用への転換を申し込もうと思っていた矢先、大学の人事課から突然
「あなたは今期限りです」と告げられた。学科を改編するためという理由だったが、
実際は学部と学科の名前が変わっただけで、中身は変わっていなかったことがのちに判明している。

 つまりは無期雇用転換を逃れることが目的の、脱法行為が疑われる雇い止めだったのだ。

 この講師は大きなショックを受けて、告げられた通りに大学を辞めてしまった。しかし、
この他にも雇い止めされそうになっている講師がいることが判明。高橋さんらは調査を進め、
職員も知らないうちに学院の就業規則が作成されていたことを突き止めた。

 つまり、山梨学院は、無期転換権がある非常勤講師を雇い止めすると同時に、就業規則を作って
65歳以上の非常勤講師を切り捨てる計画を立てていたのだ。

 高橋さんと柴崎さんは今年1月24日に労基署に申告。労基署がわずか4日後に大学に対して指導し、
是正勧告したことから、2人は山梨学院に就業規則の撤回と手続きのやり直しを求めた。




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